荒野のコトブキ飛行隊 大争奪戦の戦い方

荒野のコトブキ飛行隊で新しく実装された同盟同士の戦闘システム「大争奪戦」

今回のイベントはなんといっても情報量が多く、すべてのテキストを読むのを諦め、始まってから考えるというのを選んだプレイヤーも多いのではなかろうか。

このページでは、1回目の前哨戦を踏まえ、大争奪戦ではどのように戦うかについて考察する。あくまで個人的な考察なので正しくないこともかいている可能性があることはご了承ください

前提

考察するにあたり以下の状態を前提として話をすすめる。これらに沿わない状況の場合は参考程度に見ていただければと思います。

  • 所属同盟には25~30名が所属しておりその9割ほどがアクティブアカウント
  • 対戦相手となる他の2同盟が結託していない
  • 同盟内のやり取りはゲーム中の掲示板のみ

結論

テキスト読むのしんどいよという方向けに、個人的な戦い方の結論を先に箇条書きにしておくので、ここだけ読んでもらっても大丈夫です。このように考えた経緯も知りたいという方はそのまま読み進めてください。

  1. イベント終了2時間前からはできるだけ自同盟内でコミュニケーション取れる状態を保つ
  2. できるだけAPは60の状態を保ち柔軟に行動できるようにしておく
  3. イベント終了1時間前までに、相手同盟の防衛拠点までの経路となる、相手中継拠点をいつでも落とせる状態にする(1編隊だけをわざと倒さない状態にする)
  4. イベント終了1時間前以降に防衛拠点を落とす
  5. イベント終了30分以降に中継拠点を落とす
  6. 防衛拠点有利色より中継拠点有利色を優先して編成を組む
  7. 相手同盟の中継拠点と隣接する自同盟の中継拠点に積極的に編成配置をする(NPCをできるだけ戦わせない)
  8. 相手同盟の中継拠点を攻めるときは自同盟中継拠点が2つ隣接しているところから攻める
  9. 終盤までは1位にならず2つの相手同盟から狙い撃ちにされないようにする
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大争奪戦の争奪ポイントについて整理

他のイベントに比べ説明テキストの量が多く、加えて実際に試さないと不明であった点もあるため改めて大争奪戦の勝利条件となる争奪ポイントについて整理する

勝利条件について

3同盟と争う大争奪戦は争奪ポイントによって同盟の順位が決められる。この争奪ポイントが変動するタイミングは以下の2つある。

  1. プレイヤーの行動による争奪ポイントの加算
  2. 拠点獲得による争奪ポイントの移動

この2種の争奪ポイントで相手同盟を上回ることができれば見事1位を獲得することができる。1. のポイントは都合よくいけば90,000ポイント得ることはでき、ここまで獲得することは非常に困難であるものの、自同盟からの攻撃で8割勝つようにいどめば50,000ポイントは十分に狙える

また、拠点獲得による争奪ポイントはすべての拠点を確保した場合、初期ポイントに加えて76,000ポイント獲得できる。この内半分以上(4,0000ポイント)を4つの防衛拠点のポイントが占めるため、防衛拠点を確保した状態でいかにしてゲーム終了に持ち込むかというのが戦略のポイントとなる

プレイヤーの行動による争奪ポイントについて

プレイヤーの行動による争奪ポイントは、以下のような3種のポイントが合算されたもの

  • 自同盟のAP消費の行動により獲得できるポイントは多くて約63,000ポイント
  • 自同盟の編成配置により獲得できるポイントは最大で750ポイント
  • 相手同盟の行動により獲得できるポイントは多くて約30,000ポイント

相手同盟の行動については制御ができないため、自同盟のAP消費による行動でできるだけ負けないように振る舞うというのがセオリーになってくるだろう。同盟内で強いプレイヤーは、相手同盟の中でも強い相手をできるだけ倒し、他のメンバーが倒しやすい相手を残してあげることで、同盟全体の争奪ポイントの向上が見込める

以下は数値の根拠であるが、未確認の部分もあるため正しい数値と異なるかもしれません

1プレイヤーあたり獲得できるAPは最大210, 30名で6,300AP
 初期値30 + 6時間毎に30 × 6回(36時間) = 210AP

1つの相手同盟の中継拠点を確保するために最低限60AP必要として、すべての敵相手同盟の中継拠点(24箇所)を確保するために1440AP必要
1つの相手同盟の防衛拠点を確保するために最低限10AP必要として、すべての相手同盟の防衛拠点(4箇所)を確保するために40AP必要

40APで相手同盟のすべての防衛拠点を確保した場合に獲得できる争奪ポイント
(100ポイント + 60(撃墜数) × 2) × 4 = 880ポイント

残りのAPを使用し、すべての攻撃で勝利した場合に獲得できる争奪ポイント
6260AP ÷ 10(1回あたりの消費AP) × 100ポイント = 62,600ポイント

相手同盟からの攻撃に対して、すべて相手が敗北となった場合
6300AP × 2チーム ÷ 10(1回あたりの消費AP) × 30ポイント = 37800ポイント
ただし、自同盟の攻撃がすべて勝利とするためには、相手同盟に中継拠点を取り返してもらわないと攻撃対象がなくなるため、相手同盟の攻撃がすべて敗北となることはありえない

一度確保した相手同盟の防衛拠点を相手同盟に取り返され、再度取り返す場合に加算される撃墜数によるポイントは複雑になるため今は考えない

自同盟で配置が可能な編成数
  30人 × 5編成 = 150編成
すべての相手同盟の中継拠点、防衛拠点に配置可能な編成数
  24中継拠点 × 6編成 = 144編成
  4防衛拠点 × 7編成 = 28編成
すべての相手同盟の中継拠点、防衛拠点に配置することは不可なので、
配置により獲得できるポイントの最大値は
  150編成 × 5ポイント = 750ポイント

NPCの自動配置によりポイントが発生しないものとしている
配置の変更のたびにポイントが発生しないものとしている

拠点獲得による争奪ポイントの移動について

プレイヤーの行動によって得られる争奪ポイントの加算とは異なり、相手同盟拠点の確保はポイントの移動となるため、相手の争奪ポイントを減らす事ができる。また、1拠点あたりのポイント変動が大きいため、ゲーム終了時にどのように拠点を確保した状態にするかが重要になる

特に、防衛拠点は1つで6中継拠点を超える点数が移動するため、相手同盟の防衛拠点を、ゲーム終了時にいかにして確保するかが大争奪戦の大きなポイントとなる

仮に、相手同盟のすべての拠点を確保できた場合のポイントは76,000ポイントとなる

24中継拠点 × 1,500ポイント = 36,000ポイント
4防衛拠点 × 10,000ポイント = 40,000ポイント

イベント終了2時間前は張りつけ!

イベント終了時の拠点の状態がポイントに大きく関わるため、終了間際が最も攻防が激しくなるタイミングとなる。できるだけ同盟内でコミュニケーションを取れる状態としておくことが望ましい。ここで注意しておきたいのは、 防衛拠点と中継拠点の確保タイミング と自同盟内の残りAPとなる。

防衛拠点確保はイベント終了1時間前以降

10,000ポイントが変動する防衛拠点は、イベント終了時には1つでも多く確保した状態でイベント終了を迎えたい。そのためには、イベント終了間際に相手同盟が防衛拠点を攻撃できない状態にすればよい。防衛拠点のステータスの中で、相手同盟からの攻撃を受けない時間帯「準備中」があるので、これを最大限利用する。

防衛拠点を確保したあと1時間は準備中のステータスとなり、相手同盟からの攻撃を受け付けない状態となる

イベント終了の1時間前以降(前哨戦1の場合3/15 23時以降)に確保することができれば、防衛拠点は確実に確保した同盟のものとなる

ちなみに、自同盟が確保した防衛拠点に隣接する中継拠点すべてを相手同盟に確保されたとしても、防衛拠点は自同盟が確保した状態のままなので、防衛拠点周囲の中継拠点を確保し続ける必要はない

同様に、中継拠点も確保したあと30分の準備中ステータスがあり相手同盟からの攻撃は受けないので、イベント終了の30分前以降(前哨戦1の場合3/15 23時半以降)に確保することで確実にポイントに繋げられる

当然、相手同盟も同様のことを狙ってくるはずなので、防衛拠点に隣接する中継拠点、防衛拠点までの経路は重要な攻撃・防衛のポイントになる

相手中継拠点をいつでも落とせる状態でキープ

1つでも空域を奪われた中継拠点は「争奪中」のステータスとなり、防衛編隊の配置ができなくなります。特に時間制限もないため、防衛側は確保されてしまうまで手が出せなくなります。

これを利用し、相手同盟の防衛拠点までの経路となる相手同盟の中継拠点を、イベント終了1時間半前(前哨戦1の場合3/15 22時半)ごろまで残り1編隊の状態で維持して、いつでも落とせるという状態を作り出します。そしてイベント終了1時間半前に中継拠点、イベント終了1時間前に防衛拠点と立て続けに確保することが狙えます。

ただし注意点として、争奪中の相手同盟中継拠点に隣接する中継地点がすべて相手同盟に確保されてしまった場合、争奪中のステータがなくなり回復してしまうので、あまり長い間争奪中の状態にするのもAPの無駄打ちになりかねません。

相手同盟の中継地点を争奪中のステータスにした場合は、その周囲の中継地点の動向にも気を配る必要があります。右図の例でいうと中継C2を黄色が確保すると中継C5の争奪中のステータスがなくなり回復した状態になります

AP60の状態を保つ

イベント終了間際2時間ぐらいは上記のような中継拠点、防衛拠点の奪い合いが激しい状態となります。相手の出方次第でとるべき戦略も変わるので、できるだけ行動できる回数を多く残しておきたいです。特に終盤は、APは60の状態をできるだけ保つようにしておき、取れる選択肢が多い状態を保つことをおすすめします。

終盤で自同盟のAPが充分に残っており手数で圧倒できるという状態であれば、防衛拠点の確保も難しくはないでしょう。

中継拠点有利色を優先して編成を組む

編成において悩まされるポイントとしては、中継拠点と防衛拠点の有利色、5編成の戦力配分になるかと思います。前哨戦1で自分は防衛拠点の有利色(緑)で固めた編成1つ、中継拠点の有利色(赤)で固めた編成1つ、ほかは残りの隊員で良さげな組み合わせを用意して5編成を組み立てましたが、比較的優勢な状態が長く自同盟の防衛拠点を確保されることがなかったので、防衛拠点の有利職で固めた編成はほぼ使用しないという状態となりました。相手同盟との交戦や拠点配置によるポイントを考えるとあまり良くない運用状態だったものと思います。

相手同盟との交戦によりポイントが入るということを考えると、自身の編成はできるだけ相手同盟の中継拠点と隣接する自同盟の中継地点に配置することが望ましいです。そのため、用意する5編成はできるだけ中継拠点の有利色を優先したものが良いと個人的には判断しています。

また戦力配分ですが、分散させるよりは防衛として強力な編成を1つ用意するほうが効果的と思います。防衛拠点を確保しようと思えば、その隣接する中継地点は必ず確保しなければなりませんが、倒しにくい編成が1つあれば相手もむやみに攻撃はできないうえに、相手を倒した場合の争奪ポイントも大きくもらえます。

相手同盟の中継拠点と隣接する自同盟の中継拠点に積極的に編成配置をする

上の話と重複しますが、中継拠点の有利色を考慮した編成を5編成用意したら、積極的に相手同盟の中継拠点に隣接する自同盟の中継拠点に配置していきましょう。

相手同盟からの攻撃でたとえ敗北したとしても、争奪ポイントは加算されます。NPCが配置されていた場合、自同盟の合計には争奪ポイントが入るかもしれないですが、個人の争奪ポイントには加算されないでしょう。任務や同盟内貢献度ランキングと言った仕組みもあるので、できるだけ配置をおこない、争奪ポイントを獲得しておくと良いと思います。

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序盤・中盤にどう動くか

終盤は防衛拠点を中心とした激しい攻防が予想されますが、それまでの時間はどのように振る舞うべきでしょうか。自分は前哨戦1ではわからないことだらけだったので、とにかく攻めてみようということでAPを消費していたものです。

可能であれば、相手同盟の複数の中継拠点をいつでも落とせる状態に持っていくのが良いと思うのですが、防衛拠点から離れた中継地点では効果がありません。そのため、序盤から中盤にかけては、相手の防衛拠点の2つ手前辺りまで自同盟の領域を広げておくことが望ましいと自分は考えます。

合わせて守りについても考える必要があります。イベント開始時、青の同盟は赤の同盟の防衛拠点に攻めやすく、 赤の同盟は黄の同盟の防衛拠点に攻めやすく、 黄の同盟は青の同盟の防衛拠点に攻めやすいといった、3すくみのような拠点配置になっています。 相手の動向次第となりますが、自同盟の防衛拠点に近い相手同盟の中継拠点を叩いておき、終盤までに攻撃に徹することができる用に余裕を作っておくことも効果的かもしれません。

勝てる相手にだけ挑む

仮に自分のすべての攻撃で勝利している場合、争奪ポイントは2100ポイントにもなり、1中継拠点以上のポイントとなります。1戦負けると手に入るポイントが少ないだけでなく、相手に大きなポイントを与えてしまいます。大きく点数が動くのは終盤になりますが、それまでに負けがかさむと、防衛拠点が全同盟で確保できないような拮抗した勝負では負けてしまう可能性が高くなります。

そのため、AP溢れを逃れるための消費であっても、できるだけ勝てる相手を選んで戦いを挑みましょう。

相手同盟の中継拠点を攻めるときは自同盟中継拠点が2つ以上隣接しているところから攻める

相手同盟の中継拠点を叩いても、隣接するすべての中継拠点をとられ回復されてはAPを無駄に消費させられることになります。「相手中継拠点をいつでも落とせる状態でキープ」の項目でも話しましたが、右図の例では中継C5を攻撃しても中継C2をとられた場合、中継C5は回復してしまいます。

この中継拠点の回復をさせないようにするためには、自同盟の中継拠点が2つ以上隣接している場所を狙うべきです。

下の図を自同盟が青として見てみます。中継A3, 中継A5に攻撃を仕掛けていますが、中継A4を先に相手同盟(赤)にとられてしまうと、中継A3は回復してしまいます。そのため、先に中継A5を確保したあと、中継B4まで確保した状態で、中継A3を攻めるのが有効であると思います(そもそも戦力が分散している時点であまりよろしくない攻め方をしている)

どうしても攻撃先の相手同盟のすべての中継拠点が、自同盟の中継拠点1つしか隣接していないという場合は、短期間で確保しきってしまい、相手同盟に回復のスキを与えないという戦い方をするのが良いでしょう

逆に言えば、相手側が隣接する相手同盟拠点が1つしかない中継拠点を攻めているのであれば、積極的に中継拠点の回復を狙って相手同盟の攻撃元となっている中継拠点を叩くのが効果的と思います。

終盤までは1位にならず2つの相手同盟から狙い撃ちにされないようにする

3同盟による戦いではあるが、序盤で1同盟が大きくリードする状態が生まれると、他の2同盟はリードしている相手をまずはどうにかしようと動くのが定石です。2同盟を1度に相手にしようとすれば、戦力が分散し、APの多くを消費させられることに繋がります。

終盤まではできるだけ拮抗した状態を保ちながら、終盤に向けての準備を進めるのが良いでしょう。

よくわかっていない点

実際にプレイしてみたが解消しない点もあるので、箇条書きで列挙して今後のイベントで疑問を解消させるようにしていきたい。これらの疑問が解消された場合、これまでに話した内容から変更となる可能性があるので注意。知っている人がいれば教えて下さいm(_ _)m

  • イベント終了タイミングで準備中の拠点は争奪ポイントに考慮されるのか
  • 中継拠点への配備、防衛拠点への配備をするたびに争奪ポイントが加算(累積)されるのか
  • 2プレイヤーが同時に同じ相手に攻撃を仕掛けたとき、その行動によって発生する争奪ポイントの移動は重複するのか、APは消費されるのか

終わりに

書き出したら意外と長くなってしまい、内容もとっちらかったものになってしまった。もしここまで読み進めた方がいらっしゃったら、ここまで読んでいただき本当にありがとうございますという感謝の気持でいっぱいになる。ここから先は前哨戦1をやってみた個人的感想についてつらつらと書きます。

総じて楽しかった

イベント開始当初は何をすればいいのかわからない、とりあえずは同盟のリーダーに意見を求めつつ徐々にやっていくといった感じではありましたが、時間が進むにつれて戦況が変わっていくのは、次の展開が気になる漫画をおうようで楽しかったです。

比較的イベントに対して積極的に参加した同盟ということもあり、今まで以上に掲示板でのやり取りを頻繁に行い、考えて意見を出し合うというのも、同盟の皆さんと近くにいるようで仲間意識がとてもできたなぁと感じています。確保できました!という報告に対して、ナイス!ありがとう!などのやりとりはこのイベントが有ってこそうまれたやり取りだなと実感しています。

結果的に同盟のランキングでは1桁に入るなど、想像以上の結果をえることができ、全体的に満足できたイベントだったと自分は感じています。

時間的な制約をどう捉えるか

満足したと感じることができたのは、時間をあてることができたためとも考えられます。もしもイベントの日に他の予定があった場合は、今回ほど達成感を得ることができなかったかもしれません。また、リーダーの立場だった方からすれば、責任感のようなものを強く抱いて、時間をとらざるを得ないという状況だったかもしれません。

今までオートプレイのみで、ゲームアプリを長時間見たり起動しっぱなしということをしなかった方からすれば、時間的拘束というのがネガティブに捉えられないかは心配です。

こんな機能があったらいいな

争奪戦イベントをやっている中で、こうできればいいなと感じた事があったので列挙しておきます。

  • 争奪戦用の専用掲示板
    • コミュニケーションが活発になったことで他のコメントもながれてしまったため
  • 拠点確保した、あるいはされたの通知
    • 編成の配置という同盟メンバーの重要な行動が必要になるイベントとなるため通知があると便利
  • 拠点マップの拡大表示
    • 全体を俯瞰してみたい、スクショがとりたいと感じたので

ここまで描いた段階で次の争奪戦は中止という知らせが来ました。まぁ考えること自体楽しめたので、イベントを用意してくださった運営の皆さんには感謝しかありません。争奪戦第2弾、楽しみにしてます!

ガーラ湯沢スキー場休業のため岩原スキー場に振替えで滑ってきた

2020.02.22 友人たちと日帰りでガーラ湯沢スキー場でスノボーをしに行ったのだが、当日の朝から現場は強風が発生しており、ガーラ湯沢スキー場が休業となった

しかも休業連絡を知ったのが現地に向かう新幹線の中だというのだから友人たちと大慌て

案内をよく見てみると振替スキー場というのがあるらしく、ガーラ湯沢からシャトルバスが出るとのこと

新幹線の中で振替についていろいろ調べた中では過去の記録などから以下の情報を断片的に確認

  • ガーラ湯沢のリフト券が他のスキー場で引き換えられる
  • レンタル自体はガーラ湯沢で実施

ガーラ湯沢駅について改札を出たところのすぐ横にリフト券売り場があり、そこで詳細について聞くことができた

  • ガーラ湯沢でリフト券を購入し、このリフト券を振替先のスキー場のリフト券に交換してもらえる
  • レンタルと着替えをガーラ湯沢で行い、荷物をガーラ湯沢のコインロッカーに保管
  • ウェア、ボードなど滑れる状態でシャトルバスに乗って振替先のスキー場に向かう

スキー場の選択は当日の開場状態にも依存するが、この日はガーラ湯沢スキー場以外のスキー場は営業しており自由に選べる状態だった。そこで自分たちは過去に行った経験もある岩原スキー場へ行くことに決め、岩原スキー場行きのシャトルバスに乗り込んだ(過去に骨折をしたたんばらスキー場としばらく勘違いしてた)

ガーラ湯沢スキー場は最初にゴンドラに乗ってゲレンデに行くこともあり、休業の条件として風の影響を受けやすい制限がかかっていたものと思われる。そのため他のスキー場は通常通り営業しているという状態がうまれたのかもしれない。

岩原スキー場に到着しリフト券を交換、いざゲレンデへ

早朝は風も吹いていたらしいのだが、ゲレンデについて見ると雲が広がっているものの徐々に晴れてきて気温も上がり、リフトの上でも暑さを感じるほどの状態だった

雪が少ないことを心配していたが、軽く滑ってみると比較的滑りやすく転倒しても痛みを感じない程度にはふかふかとしている状態で、 雪のコンディションとしてはとても良い状態

天候や外出自粛の気運が出始めていた時期ということもあってか、人の数も少なく滑っている間も人と人の間には大きくスペースができるほど悠々とすべることができ、山の上に行くほどそれが顕著に見受けられた

骨折していたこともありしばらく運動から離れていたので、久々のスノボーでどうなることかと不安になっていたが、滑ってみるとわりと体が覚えてくれてた

滑り始めてみるとやっぱり楽しい。軽快に滑り降りていく疾走感、周りの景色もよく見え雄大な風景に気分も良くなる

たまに制御できずに転倒はするものの、雪のクッションが守ってくれるので怖くない。練習にはもってこいの状況なので、エッジを立ててきれいに曲がるという練習をしばらくしてたが、右から左に流れるターンの部分でどうもバランスを崩しやすい感覚がある。この課題を確認したところでお昼休憩

お昼に頂いたのはステーキ丼!

約1500円とメニューの中では少し値は張るが、動いたあとに肉を食いたい衝動に任せて注文し、これが大正解

お肉がめちゃくちゃ柔らかくそれでいて肉と香辛料の味がガツンとくる一品。タレのかかったご飯もおいしく量は大盛りぐらいあったものの問題なく完食

ドクターペッパーは見つけたら買ってしまう呪いのかかった友人とノリで購入したが、パッケージが何故か異なるというハプニングが発生。内容は特に問題なかったものの、都会に出てしまったイケイケなパッケージと田舎に残り続けた馴染みあるパッケージとして見た目の違いを楽しんだりもした

お腹も満たしたところで午後の滑りに

リフトに乗っている最中に経験豊富な友人にきれいに滑るにはどうするかについて訪ねてみると

「スノボーを習っていた人から、エッジを立てたときに返ってくる感覚があるという話を聞いた」

という他の知り合いから教授されたアドバイスを受けた

ボードのエッジを立てたとき、ボードがもとに戻ろうとする力が働きそれに従うときれいに戻れる。転倒する人はもとに戻ろうとする力とのバランスが取れず転倒してしまうのではないか、とのこと

何を言われているのかさっぱりだったものの、もとに戻ろうとする力というのを意識して滑ってみると、たしかに立てたエッジが戻ろうとする感覚が足から伝わってくるのを感じた

この力に従うようにボードを戻すと体制が自然ともとに戻る。重心がずれるなど起こるとこの力に従うことができずもとに戻せない

今まで自分は、自全身の状態を注意深く意識することでバランスを取っていたが、ボードの力のかかり方に従うようにと意識することで、重心が後ろに行き過ぎて倒れるといったことが少なくなったように思う。この感覚を知ることができたのが今回の大きな成果だ

しばらく滑っていると黒い雲が出始めてきたので混雑回避も含めて早めにガーラ湯沢スキー場に戻ることに

ガーラ湯沢スキー場は銭湯もあり、ロッカーで着替えなど必要なものだけをもって脱衣所に向かうことができる。ただこの銭湯、ロッカーと脱衣所の区別がわかりにくくなっており、ロッカーのところですべての服を脱ぐのかと最初は勘違いしていた。張り紙がありよく見ると脱衣所は更に進んだところと書いてあり、最低限の着替えとタオルなど以外はロッカーに置いておく決まりのようだ。このあたりはちょっと分かりづらい

銭湯の洗い場は10程度あり、自分たちが入ったタイミングは特に混むといったこともなかったが、30分違えば混雑しそうな人の混み具合だった。比較的少ない入場者だったことを思えば、ピーク時は地獄絵図となりそうだ

荷物をまとめて新幹線で帰路につく。すべての道具を持っているとレンタルでお金はかからないが移動時の負担がやはり大きい。次は荷物を宅配などに委ねることも検討しなければ。

久々のスノボーはめっさ楽しかったなぁ。ある程度滑れる感覚も取り戻したしもっと滑りたいと思うものの、新型コロナの感染拡大防止などを考えると今シーズンは難しそう。来シーズンは今シーズンで滑れなかった分も合わせてたくさん滑るぞい!∠( ゚д゚)/