前回と同様に「ヤマフク」の豆を使いました。まとめて2種買っていたので、そのうちの1つになります。コーヒーのことをいろいろと知ってくると、コーヒー豆の産地となる国名だけではなく、その国のどの地域の豆かということまで書いてくれるお店は親切なんだなと知り、買ったあとではありますが、このお店はいいお店なのかもしれないとなんとなく感じています。今後も他の豆を買ってみたりしようかな。
ブラジルの豆ということで、オーソドックスなコーヒーの風味というのを期待して、封を開けて香りをかいで、期待通りだなと安心してた。オーソドックスなコーヒーだからこそ、道具の変更を試す良い機会となった。これまでのコメントなどで、ペーパードリップにしたらというアドバイスを受けており、自分も気になったので今回試してみた。
ドリッパーとして購入したのは Kalita の陶器製のもので、1~2人用のものを購入。ペーパーは「おいしい珈琲屋のコーヒーフィルター」を購入。このへんは近くのコーヒーショップにあるものから選んだのだが、どうせならペーパーもKalita のものにそろえればよかったかな。
今回動画として録画しているのは、すでにこの豆で何回か淹れたあとのものになる。これまで封を開けた時に淹れたものを動画にしているが、どうせなら「自分なりに考えたこの豆を美味しいく飲むレシピ」というのを話せないかなと思ったのだ。また、この豆で色々試したことが話のネタになったりもするので、動画も作りやすそうだとも考えていた。まぁ動画を作るのはこれからなので実際どうなのかはやってからのお楽しみという感じではある。
使用する豆はブラジルのものということもあり、バランスの取れた味わいなのかなと思い最初淹れてみると、思っていたよりも苦味が強い。中深煎りということもあると思うが、自分の淹れ方が、お湯の温度が高めだったりと、苦味をより引き出すような淹れ方をしているなと気づいた。これまで使用していた金属のドリッパーも試したが、こちらも必要以上に風味を抽出してしまっているような印象を持ったんですよね。ドリップするときの時間、お湯の量も変えつつ自分なりに出したこの豆を美味しく頂くレシピは以下の通り。
- odajun が思うヤマフクコーヒー ブラジル サントス(中深煎り)を美味しく淹れるレシピ
- 豆の量:20g(できれば20.5g~21g)
- 豆の引き方:細か目
- お湯の温度:85~90度
- 抽出器具: Kalita の陶器製のもので、1~2人用のもの、おいしい珈琲屋のコーヒーフィルター
- ドリップするとき
- 蒸らし
- お湯を入れ始めるときから秒数を数え始めて50秒程度、お湯の量は60g
- 気持ち勢いよくお湯を入れる
- 2回目
- お湯の量は60g(計120g)で30秒(計1分20秒)ほどで入れる
- 気持ち勢いよくお湯を入れる
- 3回目
- お湯の量は170g(計290g)で1分(計2分20秒)ほどで入れる
- ゆっくりとお湯を入れる
- 30秒(計2分50秒)ほど抽出を待つ
- 蒸らし
上記に書いた内容を完璧にこなしたわけではないが、意識して淹れたコーヒーは冷めても美味しいと感じられるものだった。独自の風味があるとか、個性を感じるようなものではないが、必要以上に苦味が強いわけでもなく、クリアという表現が良いかもしれない。癖があるようなものでもないので、多くの人が飲みやすいものなのかなと思う。
5種類目の豆であるが、ここに来てようやく、試行錯誤する方法といったものが少しわかってきたような気がする。ドリッパーの器具もそうだが、試すための手段が揃ってきたので、環境が改めて整ったと感じる。これまでの豆もいいものではあると思うのだが、いまいち良さをきちんと知ることが出来ないまま他の豆に映ったと感じているので、もう少ししたら改めて試してみたいと思う。