HARUSORA Coffee で購入した最後の1つ、ピンクブルボンを試してみました。こちらも前回と同様に、中浅煎り(ミディアムロースト)になります。そのため比較的酸味があり、この酸味を美味しいと感じられるように何ができるのかというのが、試行錯誤のポイントになります。すでにデンカラムナチュラルとスウィートベリーで、ある程度は浅煎り向けのレシピができているので、レシピの内容は前回のスウィートベリーとほぼ変わりません。お湯の量を少し増やした程度です。先にレシピを載せておきます。
- odajun が思う「HARUSORA Coffee ピンクブルボン」を美味しく淹れるレシピ
- 豆の量:20g
- 豆の引き方:細か目
- お湯の温度:92度程度
- 抽出器具: 金属製のドリッパー
- ドリップするとき
- 蒸らし
- お湯を入れ始めるときから秒数を数え始めて50秒程度、お湯の量は50g
- さっとお湯を入れる
- 2回目
- お湯の量は70g(計120g)で30秒(計1分20秒)ほどで入れる
- さっとお湯を入れる
- お湯を入れ終わったら軽くドリッパーを揺すって、ドリッパー内のコーヒーの粉とお湯を混ぜる
- 3回目
- お湯の量は170g(計290g)で50秒(計2分10秒)ほどで入れる
- さっとお湯を入れる
- お湯を入れ終わったら軽くドリッパーを揺すって、ドリッパー内のコーヒーの粉とお湯を混ぜる
- 50秒(計3分)ほど抽出を待つ
- ドリッパーのお湯を落とし切る
- 蒸らし
ピンクブルボンの味わいは、紅茶や果実を思わせるような舌触りの良い甘みを含んだ酸味。微粉を落として短時間で淹れていることもあってか、スッキリとした飲み心地で、ゴクゴクと一気に飲み干してしまいそうなほど。雑味といった嫌な要素も感じることはありません。自分は比較的時間をかけてコーヒーを飲むのですが、ピンクブルボンのときは減りが早かったですね。香りも非常に豊かで、こちらも果実を思わせるような印象です。
HARUSORA Coffee の3種の豆を中浅煎りで試してきましたが、酸味に対してどのように調整するかというのは非常に勉強になりました。挽目は細かめに、短時間でさっといれることで、酸味に豆の持つ風味をたくさん含ませるような方向性での調整がよさそうと気づけたことが一番の収穫と言えそうです。また、酸味とともに甘みのある味わいを知ったことで、自分の知るコーヒーの風味に幅ができたように感じます。逆に、こういった酸味、甘みの比較的強いコーヒーには、どういったものと一緒に食べるのがよいのだろうかといった新たな疑問も湧いてきました。このあたりについては、今後別の豆で検討することとしましょう。
しばらく浅煎りの豆が続いたので、今度は深煎りの豆を試してみたくなりますね。