カルダモンの消費という目的を含めた、カルダモンコーヒーの試飲スパンが始まった。最初に2房で試してかなりカルダモンの風味がつよかったので、1房にしたがそれでも強い。ということで、房から種子を取り出したあと、数粒だけ取り出して使用することにした。余った種子は密閉容器に入れて次のコーヒーブレイクに使用する。密閉容器に入れて冷蔵庫に入れてると、冷蔵庫の中がカルダモンの香りで充満するというのが目下の課題。コーヒー豆もこの匂いを吸収してしまわないか心配です。
- 8/9 にニカラグア ロス・ピノスからカルダモンコーヒーを淹れたときのレシピ
- 豆の量:25g
- 豆の引き方:中挽き
- お湯の温度:80度
- 抽出器具: HARIOの陶器の円錐形のドリッパー
- カルダモンの量:5粒
- 房から種子を取り出しすり鉢で砕いて、コーヒーの粉と混ぜてドリップする
- ドリップするとき
- 蒸らし
- お湯を入れ始めるときから秒数を数え始めて40秒、お湯の量は40g
- さっとお湯を入れる
- 2回目
- 中心から小さい円を描くように40秒(計1分20秒)ほどかけて85g(計125g)のお湯を入れる
- 5秒待つ(計1分25秒)
- 3回目
- 中心から小さい円を描くように30秒(計1分55秒)ほどかけて85g(計210g)のお湯を入れる
- 5秒待つ(計2分)
- 4回目
- 中心から小さい円を描くように30秒(計2分30秒)ほどかけて80g(計290g)のお湯を入れる
- 10秒待ち(計2分40秒)、ドリッパーを外し、軽くスプーンでかき混ぜる
- 蒸らし
ニカラグア ロス・ピノスの豆が残り少なかったので全て使い切ろうとしたら25グラムになりました。そのため、お湯の量を10グラムほど多くしています。そしてカルダモンの量も以前からは大きく減らしているのですが、香りや味としてのカルダモンは十分に残っている。それでもコーヒーの風味を味わいながらスパイスの風味も楽しむといったことができるバランスになったかなと思う。今回豆の量も多いという点は留意すべきポイントと思うので、次回は豆の量を20グラムとした上で、カルダモンの量を減らしてみようかなと思います。
- 8/9 にエスプレッソファイアーからカルダモンコーヒーを淹れたときのレシピ
- 豆の量:21g
- 豆の引き方:中挽き
- お湯の温度:80度
- 抽出器具: HARIOの陶器の円錐形のドリッパー
- カルダモンの量:6粒
- 房から種子を取り出しすり鉢で砕いて、コーヒーの粉と混ぜてドリップする
- ドリップするとき
- 蒸らし
- お湯を入れ始めるときから秒数を数え始めて40秒、お湯の量は40g
- さっとお湯を入れる
- 2回目
- 中心から小さい円を描くように40秒(計1分20秒)ほどかけて85g(計125g)のお湯を入れる
- 5秒待つ(計1分25秒)
- 3回目
- 中心から小さい円を描くように30秒(計1分55秒)ほどかけて85g(計210g)のお湯を入れる
- 5秒待つ(計2分)
- 4回目
- 中心から小さい円を描くように30秒(計2分30秒)ほどかけて80g(計290g)のお湯を入れる
- 10秒待ち(計2分40秒)、ドリッパーを外し、軽くスプーンでかき混ぜる
実はこちらの豆も同じタイミングで使い切り、豆の量が微妙に多いです。これまであまりエスプレッソファイアーについて書いてこなかったですが、豆自体が大きいもので、深煎りのため密度が小さいので、一度に挽く豆の量が多く、粉の量も多くなります。名前の通りエスプレッソや水出しなど、濃いめのコーヒーを作るには非常に使いやすい豆ですね。そしてそんな苦い風味が強いものにたいして、物は試しとカルダモンを加えてみました。スパイスコーヒーは比較的酸味の風味が強いものを使用することがおすすめされることが多い中で、エスプレッソファイアーを用いることはまさに邪道なのかもしれません。でもまぁ気になってしまったのだからしかたない。そして実際に淹れてみた風味ですが、カルダモンのスパイシーな風味とエスプレッソファイアーの濃厚な苦味とコクが口の中で爆発します。目が覚めるような、一口目から感覚に全力で訴えかける刺激。しかしながら、ミントやハッカのような、慣れていないと不快感を得るような刺激とは違い、二口目が自然とすすむ風味。カフェイン飲料として飲んでる人に試してもらいたくなりますね。カルダモンコーヒーとしての楽しみ方とは違ってくるのかもしれませんが、深煎りの豆でも試して良さそうと思えるものができたと思います。