2024.03.22-23 領将王争(テ勢麻雀)合宿記録

 月1にやってる領将王争。今回は場所を大きく移して合宿という形で2日にわたり実施される。2023年8月以来の合宿で宿泊先が新しく試すところ。今回は何が起こるかと期待に胸膨らませ、平日の通勤列車に揺られながらまずは集合場所に向かう。いつもの麻雀でもそうなのだが、集合場所近くで朝食を取りながら時間を待つようにしている。電車の遅延など想定外の出来事を避けるという目的なのだが、つっしーの車が渋滞によって遅れることもあり他の面子も同じように、自分がいた喫茶店(DOUTOR)でコーヒーをしばきながら待つことに。平日の午前の都内は車が多いね。

 まず向かったのはお食事処の「あいあい」。ここでお魚メインの定食をいただいた。写真には載っていないが、ここにサバの味噌煮、アジのフライ、ご飯と汁物もついてくる。焼き魚から身を取り出すことに集中していて黙々と食べてた。このあたりの刺し身はどれも身と味がしっかりしていて、かみごたえがあると同時に広がる旨味が芳醇。こういった魚の身をどれぐらい食べるかとか、刺し身のしそやつまといったものをどれぐらい食べるかとか、個人差が出ておもしろいよね。自分はわりと食べてしまう方だと思う。お店に貼ってあった、定期的にこういう魚料理が食いたい。

 あいあいでエネルギーを補充したあとは軽く買い物をして目的の地へ。買い物のときは自分やつっしーがチョイスしたものが却下されるといった一悶着も。麻雀してるとあんまり感触とか飲みものついだりといったことはしづらいから、少なめにしとくのが無難ではある。観光客であふれる歩道に挟まれた箱根の山道を進み、途中道を間違える実績を解除しつつ宿泊先へ。今回の開催地はおなじみのグリーン荘ではなく大平台温泉の箱根嶺南荘。部屋の広さと窓からの開けた景色がとても好印象な宿。ベッドは2つだが夕食時に畳のところに布団が敷かれる。寝る場所の選択権は1日の麻雀の成績上位から優先的にということになり、成績の重要度合いが増した。部屋の散策もそこそこに、荷物をおいて、前日までに入念にチェックした録画機器をセッティングしいざ領将王争開始。自動卓や牌自体もグレードの高そうなもののようで、テ勢雀士たちはことあるごとにはしゃいでいた。新しいおもちゃを与えられた子供の様相。

 数局やったらもう夕飯の時間。渋滞などでチェックインが少し遅れたのが少しもったいなかった。さすが箱根。夕食も豪華だったのだけれど、メインが豚ロースの鉄板焼でお肉だったのが意外ではあった。小鉢が段々になった膳(でいいのか?)にのっていて、アフタヌーンティーのケーキスタンドを想起させる。小鉢には桜餅もあり、こんな小さな桜餅があるのかと驚いたりもした。白魚の磯辺揚げの塩加減も絶妙で美味しかったのを覚えている。お昼におかわりもしたことでお腹の心配をしていたものだが、料理を見た途端にその心配は綺麗サッパリなくなり、ここでもご飯2杯を平らげていた。

 夕飯を済ませて麻雀を再開。あらさんが1位を維持するかと思いきやここから急ブレーキがかかり、逆にしっぽらさんが猛追。ベット争奪戦も混戦を極めてきたところでお風呂休憩。ここのお風呂は広く、露天風呂もあり、さらに人がちょうどはけたタイミングだったことでのびのびと入ることができたのは幸運だった。お風呂前の半ちゃんが長引いたことで開いている時間に入れるかと心配にもなったりしたが、これが結果的に混み合う時間を避けることになったのかもしれない。

 お風呂からあがり全員浴衣になって眠たくなるまで麻雀を続ける。結局3時ぐらいまでやってたかな。録画を見返すとこのあたりのテ勢雀士たちは眠気と戦うことにエネルギーを割いてて、他の時間と比べて覇気がないのがまたおもしろい。自分は起きている事自体はつらくないのだけれども、運転をしていて起きるのも早いつっしーにとってはこの時間帯まで引っ張るのはけっこうつらかったりするのかな?この時点での点数としては、しっぽらさんが一人勝ちし、自分とあらさんがマイナスで下に並ぶといった順位。ベット争奪戦も2位のつっしーが布団を選んだことで結局自分とあらさんにもベットを選択できるような感じになり、あらさんが譲ってくれて自分がベットで寝ることに。鳴っても起きないとわかっている目覚ましをかけるつっしーにみんなが総ツッコミをいれつつその日は就寝。

 

 翌日、7時には全員が目を覚ましていたように思う。あらさんとしっぽらさんは朝風呂にいったのかな。自分は2度寝してた。体を起こし、身なりを整えて朝食へ向かう。朝食は小鉢を含むたくさんの一口サイズの一品が並んでいた。写真にのっているものに加え、焼き魚と汁物もある。このときもご飯をおかわりしていた。直近の3食で普段の2日分以上食べているような気がする

 チェックアウトまで時間があまりなかったので、朝食後にできたのは1半荘のみ。しっぽらさんとつっしーが前日の順位を維持し、自分とあらさんが3位と4位に。あらさんいしてはめずらしく不調な合宿だった。最下位は回避したものの、自分は未だに合宿適性がないままのようだ。最後にテンパった四暗刻があがっていれば逆転できたのだけれども、その奇跡はこのときは起きなかった。役満ダービーの順位付けも変わらず。

 箱根嶺南荘をあとにしたあと、もともと美術館に行く予定だったのだけれど、悪天候のため行き先を変更。しっぽらさんと自分がコーヒーを趣味にしているということもあり、小田原にある自家焙煎珈琲店「クラウディア」を訪れることに。このお店では、美味しいコーヒーと、写真映えするパフェやシフォンケーキのセットが提供されている。これらに加えて、焙煎度合いの違いによる飲み比べなど、コーヒーのいろいろな風味を感じやすい飲み方を提供しているとともに、フィリピンのロブスタ種の豆などわりと珍しい豆を揃えていた。自分が頼んだコーヒーは、季節限定のパフェとの食べ合わせがよさそうなコクのある苦みをもつマスターピースブレンド。みんなが頼んだほかのコーヒーと飲み比べながら楽しむことができ、普段喫茶店に1人で訪れることが多い自分にとって、複数人で行く楽しさを改めて実感した。飲み比べのメニューを提供しているお店って限られるので、そういう意味でも良い発見だった。

 海老名のサービスエリアによりつつ、帰路につく。「海老名のサービスエリアはよく行くからなぁ」と、箱根嶺南荘を出る前に候補から外したりしたものの、コーヒーを飲んだことでトイレが近くなり、都合良く行けるのが海老名のサービスエリアだった。パフェを食べたあとだったこともあり、ソフトクリームを食べる気にはならなかった。つっしーの車の中ではしっぽらさんのもってきた話題のネタカードをひきつつ、これまでにwikiに書いた内容について話したり、今回の合宿で発生したつっしーの筋引っ掛けについてだったり、いろいろと話すうちに東京に帰還。昼過ぎにはついたかな、かなり早めの解散になった。疲れ果てていたつっしーが帰り道で事故らないかと内心心配だったりした。駅でみんなと別れてから、本を読みつつ1人で電車に揺られていると、最寄り駅を1つ乗り過ごすといったこともあり、疲れているのだなと実感。

 早めに解散したこともあり、その日のうちに録画データをPCに移し切り抜き作業を始めたが、動画ファイルの数を見て少し手が止まる。まぁ席を立っているときも録画しっぱなしだったこともあり、長めに録画されていたというのもあるので、実際に目を通す部分は普段の麻雀の録画データと変わらないだろう。

 この記事を書いているときにはすでにすべての切り出しが終わっている。最後の1半荘が撮れていないのが悔やまれたが、それでも90本もの切り抜き動画ができたのは驚いた。内容の濃さの幅はあれど、なかなか見過ごせない場面が多い合宿だったなと感慨深く思っている。今後何度も見返すことになるだろう。録画を見たみんなの反応が楽しみだ。

 とにかく今は肩こりがひどい。この記事もこのあたりで区切ろう。次回の領将王争も楽しみだ。