つしよが数巡目に自らの少牌に気づいたとき、「いつ起こったんだ?」という疑問をしっぽらがシンフォニア屈指の名シーンになぞらえて問いただした・・・
しっぽら「おまえいつからだ!牌が少なくなってるじゃねえか!」
つしよ「そ、そんなことない・・・」
しっぽら「うそつけ!さっきツモったときにはもう牌が少なくなってたんだろ!」
つしよ「・・・それは・・・」
しっぽら「あんなに有効牌を引いてるのに、俺がど真ん中を切っても平気なんておかしいだろ!」
つしよ「・・・ばれちゃったんだ」
しっぽら「・・・何があったんだ?」
つしよ「わかんない」
つしよ「わかんないけど・・・最初におかしいと気付いたのは5巡目くらいだよ」
つしよ「どうしてもテンパイしなくなったの。面子が完成しても立直ができなくなった」
しっぽら「・・・立直ができない?」
つしよ「無理して立直するとチョンボになっちゃうから、ずっとダマっていたんだけど」
つしよ「でもいつまでたっても立直ができないの」
しっぽら「それ・・・それって」
つしよ「それでこのツモでとうとう数が合わなくなって」
しっぽら「どうして・・・どうして言わなかったんだ!」
つしよ「だってきっとこれがテイルズ雀士になるってことなんでしょ?」
つしよ「そしたらこれぐらいでうろたえてちゃダメなんだって・・・」
しっぽら「これがテイルズ雀士になる!?」
しっぽら「立直できなくなって、アガれなくなって、数が合わなくなることが!?」
しっぽら「ごめん」
しっぽら「・・・今まで、俺全然気づかなくて。・・・ごめん」
つしよ「みんなには・・・言わないでね」
しっぽら「どうして・・・!」
つしよ「だってせっかくいっしょに麻雀してるんだもん。楽しくしていたいから」
つしよ「だからしっぽらさんも気にしないで」
しっぽら「・・・バカやろう」
つしよ「ごめんね、しっぽらさん。せっかくしっぽらさんがぼくのために気づいてくれたのに」
つしよ「すごく悲しくて泣きたいぐらいなのに・・・ぼく、立直もできない」
つしよ「ごめんね・・・!」
2023.08.11 の領将王争においてつしよは上記の多牌版を披露した
元ネタ:TOS コーヒーシーン