2020.02.22 友人たちと日帰りでガーラ湯沢スキー場でスノボーをしに行ったのだが、当日の朝から現場は強風が発生しており、ガーラ湯沢スキー場が休業となった
しかも休業連絡を知ったのが現地に向かう新幹線の中だというのだから友人たちと大慌て
案内をよく見てみると振替スキー場というのがあるらしく、ガーラ湯沢からシャトルバスが出るとのこと
新幹線の中で振替についていろいろ調べた中では過去の記録などから以下の情報を断片的に確認
- ガーラ湯沢のリフト券が他のスキー場で引き換えられる
- レンタル自体はガーラ湯沢で実施
ガーラ湯沢駅について改札を出たところのすぐ横にリフト券売り場があり、そこで詳細について聞くことができた
- ガーラ湯沢でリフト券を購入し、このリフト券を振替先のスキー場のリフト券に交換してもらえる
- レンタルと着替えをガーラ湯沢で行い、荷物をガーラ湯沢のコインロッカーに保管
- ウェア、ボードなど滑れる状態でシャトルバスに乗って振替先のスキー場に向かう
スキー場の選択は当日の開場状態にも依存するが、この日はガーラ湯沢スキー場以外のスキー場は営業しており自由に選べる状態だった。そこで自分たちは過去に行った経験もある岩原スキー場へ行くことに決め、岩原スキー場行きのシャトルバスに乗り込んだ(過去に骨折をしたたんばらスキー場としばらく勘違いしてた)
ガーラ湯沢スキー場は最初にゴンドラに乗ってゲレンデに行くこともあり、休業の条件として風の影響を受けやすい制限がかかっていたものと思われる。そのため他のスキー場は通常通り営業しているという状態がうまれたのかもしれない。
岩原スキー場に到着しリフト券を交換、いざゲレンデへ
早朝は風も吹いていたらしいのだが、ゲレンデについて見ると雲が広がっているものの徐々に晴れてきて気温も上がり、リフトの上でも暑さを感じるほどの状態だった
雪が少ないことを心配していたが、軽く滑ってみると比較的滑りやすく転倒しても痛みを感じない程度にはふかふかとしている状態で、 雪のコンディションとしてはとても良い状態
天候や外出自粛の気運が出始めていた時期ということもあってか、人の数も少なく滑っている間も人と人の間には大きくスペースができるほど悠々とすべることができ、山の上に行くほどそれが顕著に見受けられた
骨折していたこともありしばらく運動から離れていたので、久々のスノボーでどうなることかと不安になっていたが、滑ってみるとわりと体が覚えてくれてた
滑り始めてみるとやっぱり楽しい。軽快に滑り降りていく疾走感、周りの景色もよく見え雄大な風景に気分も良くなる
たまに制御できずに転倒はするものの、雪のクッションが守ってくれるので怖くない。練習にはもってこいの状況なので、エッジを立ててきれいに曲がるという練習をしばらくしてたが、右から左に流れるターンの部分でどうもバランスを崩しやすい感覚がある。この課題を確認したところでお昼休憩
お昼に頂いたのはステーキ丼!
約1500円とメニューの中では少し値は張るが、動いたあとに肉を食いたい衝動に任せて注文し、これが大正解
お肉がめちゃくちゃ柔らかくそれでいて肉と香辛料の味がガツンとくる一品。タレのかかったご飯もおいしく量は大盛りぐらいあったものの問題なく完食
ドクターペッパーは見つけたら買ってしまう呪いのかかった友人とノリで購入したが、パッケージが何故か異なるというハプニングが発生。内容は特に問題なかったものの、都会に出てしまったイケイケなパッケージと田舎に残り続けた馴染みあるパッケージとして見た目の違いを楽しんだりもした
お腹も満たしたところで午後の滑りに
リフトに乗っている最中に経験豊富な友人にきれいに滑るにはどうするかについて訪ねてみると
「スノボーを習っていた人から、エッジを立てたときに返ってくる感覚があるという話を聞いた」
という他の知り合いから教授されたアドバイスを受けた
ボードのエッジを立てたとき、ボードがもとに戻ろうとする力が働きそれに従うときれいに戻れる。転倒する人はもとに戻ろうとする力とのバランスが取れず転倒してしまうのではないか、とのこと
何を言われているのかさっぱりだったものの、もとに戻ろうとする力というのを意識して滑ってみると、たしかに立てたエッジが戻ろうとする感覚が足から伝わってくるのを感じた
この力に従うようにボードを戻すと体制が自然ともとに戻る。重心がずれるなど起こるとこの力に従うことができずもとに戻せない
今まで自分は、自全身の状態を注意深く意識することでバランスを取っていたが、ボードの力のかかり方に従うようにと意識することで、重心が後ろに行き過ぎて倒れるといったことが少なくなったように思う。この感覚を知ることができたのが今回の大きな成果だ
しばらく滑っていると黒い雲が出始めてきたので混雑回避も含めて早めにガーラ湯沢スキー場に戻ることに
ガーラ湯沢スキー場は銭湯もあり、ロッカーで着替えなど必要なものだけをもって脱衣所に向かうことができる。ただこの銭湯、ロッカーと脱衣所の区別がわかりにくくなっており、ロッカーのところですべての服を脱ぐのかと最初は勘違いしていた。張り紙がありよく見ると脱衣所は更に進んだところと書いてあり、最低限の着替えとタオルなど以外はロッカーに置いておく決まりのようだ。このあたりはちょっと分かりづらい
銭湯の洗い場は10程度あり、自分たちが入ったタイミングは特に混むといったこともなかったが、30分違えば混雑しそうな人の混み具合だった。比較的少ない入場者だったことを思えば、ピーク時は地獄絵図となりそうだ
荷物をまとめて新幹線で帰路につく。すべての道具を持っているとレンタルでお金はかからないが移動時の負担がやはり大きい。次は荷物を宅配などに委ねることも検討しなければ。
久々のスノボーはめっさ楽しかったなぁ。ある程度滑れる感覚も取り戻したしもっと滑りたいと思うものの、新型コロナの感染拡大防止などを考えると今シーズンは難しそう。来シーズンは今シーズンで滑れなかった分も合わせてたくさん滑るぞい!∠( ゚д゚)/