これまで各コーヒー豆ごとに、自分にとって最も良さそうと思うレシピのみを記録してきましたが、いろいろ試しているそれぞれについても、覚えておきたいなと思えることがあったりするので、メモ書き程度でも今後は残しておこうと思います。
7/1 に試したのは2種、南蛮屋で購入した「世界珈琲漫遊記シリーズ”第39弾『東ティモール コカマウ生産者組合』」と、同じく南蛮屋で購入した「グァテマラハニー」。グァテマラハニーは、新しく購入した HARIO の水出しポットを使用して、昨晩のうちに仕込んでいました。
まずは東ティモール コカマウ生産者組合の豆の方から。数字はある程度の目安にすぎないので、このとおりきっちりと実施したわけではない。
- 7/1 に東ティモール コカマウ生産者組合の豆からコーヒーを淹れたときのレシピ
- 豆の量:20g
- 豆の引き方:中細挽き
- お湯の温度:82度程度
- 抽出器具: HARIOの陶器の円錐形ドリッパー
- ドリップするとき
- 蒸らし
- お湯を入れ始めるときから秒数を数え始めて40秒、お湯の量は50g
- さっとお湯を入れる
- 2回目
- 気持ちゆっくりと中心から小さい円を描くように30秒(計1分10秒)ほどかけて70g(計120g)のお湯を入れる
- 10秒待つ(計1分20秒)
- 3回目
- 気持ちゆっくりと中心から小さい円を描くように30秒(計1分50秒)ほどかけて80g(計200g)のお湯を入れる
- 10秒待つ(計2分)
- 4回目
- 気持ちゆっくりと中心から小さい円を描くように30秒(計2分30秒)ほどかけて80g(計200g)のお湯を入れる
- 10秒待ち(計2分40秒)、ドリッパーを外し、軽くスプーンでかき混ぜる
- 蒸らし
すでに数回この豆を使用して淹れていますが、今回の淹れ方が一番風味豊かな香りがし、味も様々な風味が時間をかけて舌の上でじっくりと広がるように感じ、美味しく淹れられたのではないかと思う。特に香りは、甘さを感じる風味や、柑橘系のような風味、淹れたてのコーヒーからは色んな種類の香りを感じたのが印象的だった。チョコやナッツのような風味とはまた違った、フルーツのような植物性の風味が少し近いかもしれないが、なんともいい表現ができずもどかしい。今のところは、このレシピがベースとなって、いろいろ試すときの比較対象になりそう。
お次は「グァテマラハニー」を使用した水出しコーヒー。1回の抽出に使用する豆の量が50gで、水の量も650mlと、ハンドドリップとはだいぶ感覚が異なる。こちらは準備をしたら後は8時間おいておくだけというので、細かなレシピなどはないが、念のため記載しておく。
- 6/30 にグァテマラハニーの豆から水出しコーヒーを淹れたときのレシピ
- 豆の量:50g
- 挽き方:細挽き
- 水の種類:いろはす
- 抽出開始時間:23時
- 抽出終了時間:8時
50gという量の豆を挽くことがまずは大変でしたね。自分が持っているハンドミルは1回で15g程度までしか挽けないので、豆をホッパーに入れて挽いてふるいにかけて、といった一連の作業を4回もする必要がありました。夜だったのでまだましですが、昼間にこの作業をすると汗が滲んできそうです。買ってきた水出しポットの説明に、挽くときはできるだけ細かくしたほうがいいと書かれており、南蛮屋のお店の方からも、お湯ではなく水で抽出するため、できるだけ粉と水が触れられるように、細かくするのがいいですよとアドバイスを頂いていた。細かくした分、微粉も多くでたので、豆の状態で50gと測ったものの、粉にしてポットに入れた量はだいぶ減っているかもしれない。
そして翌日、朝食に飲んでみたんですが、グァテマラにしては思っていたほどの苦味はなく、スッキリと飲みやすい、それでいて風味がしっかりとあるアイスコーヒーができました。苦かった場合は牛乳を混ぜてカフェオレにしようかなとも思ったのですが、その必要もなく、ブラックのまま楽しめましたね。一度にマグカップ2杯分できるので、お昼すぎにも手間なく味わうことができたのは、仕事をしている身としても嬉しかったですね。夜に仕込んで仕事のときに飲むといった流れが定着しそうです。
今日は総じて良いコーヒーを飲めたと思います。仕事は大変でしたが、コーヒーのお陰でいい1日でした。