「ジョゼと虎と魚たち」をみたよ

あまり内容について踏み込まないつもりでいますが、念のためネタバレ注意です。

方言をしゃべる女の子って可愛いですよね。

だいぶ前にテレビCMで知って、気になってはいたものん劇場までは足を運ばなかったもの。まぁ Prime Video の作品一覧みていてたまたま見つけるまで完全に忘れてましたけどね。作品概要とかまったっ確認せずにみ始めた。絵柄とヒロインの足が不自由というのをみて、一瞬「聲の形」を思い出して不安になったのは内緒。

 海の中の描写をみると、スキューバダイビングに行きたくなりますね。たぶんCMで海の描写をみたことも、この作品が気になった要因と思われる。海とか海洋生物に関わる学問やお仕事には少し個人的なあこがれもあり、主人公の学生がダイビングショップでインストラクターかガイドのバイトをしているというのも、自分にとって縁があるようで印象が良い。舞台が関西ということで関西弁にも自分は馴染みがあるので、親近感みたいなものも感じていた。

 全体的に、ボーイミーツガールっぽい話で、目立った設定などはみられないものの、家で落ち着いて1人でみるにはちょうどいいかなと思えるような内容でした。大きな環状の起伏が多いわけではないですが、要所要所の関西弁の台詞回しが、何気ない一場面を特徴的なシーンに見えているようなきがする。関西弁に馴染みがない人がこれを見ると、話よりも、聞き馴染みないイントネーションや方言のほうに意識が行ってしまうかもしれませんね。ヒロインの言葉も、関西弁特有の強い表現に見えるかもしれないが、これを面白いと捉えることができれば、この作品は見ていてポジティブに捉えることができるんじゃないかなとも思う。

 強気な女性に振り回されたいといった、どちらかというと男性目線なヒロイン設定になっているような気もする。これを女性視聴者がどう感じるのかは個人的に気になる。ヒロインの性格がみていてつらいといった感想にならないかなとか考えていた。ちょっと主人公が不憫かなぁ。まぁヒロインが可愛いなら良し。

 シンプルなラブストーリーで、疲れたときとかにぼんやりと眺めるにはちょうどいい作品と思います。というかこういう作品しか自分がみていないような気もする。

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