ネットで買えるコーヒー豆として探してて見つけたものを試してみた。
届いたものを確認してまず驚いたのが、パッケージに書かれている情報量の多さ。産地や焙煎日、焙煎度合いといったものはよく書かれていますが、風味、標高、加工、地域など、かなり細かい情報が書かれていました。BLUE TOKAI Coffee というお店は、インドの豆を取り扱っており、現地からの仕入れ、焙煎、販売まですべての工程を担っているようです。酸味が特徴的という事前情報だけはあったのですが、実際はどんな感じなのか、さっそく淹れてみました。
- 9/26 に BLUE TOKAI Coffee カレデベラプラ でコーヒーを淹れたときのレシピ
- 豆の量:20g
- 豆の引き方:中挽き
- お湯の温度:82度
- 抽出器具: HARIOの陶器の円錐形のドリッパー
- ドリップするとき
- 蒸らし
- お湯を入れ始めるときから秒数を数え始めて40秒、お湯の量は40g
- さっとお湯を入れる
- 2回目
- 中心から小さい円を描くように30秒(計1分10秒)ほどかけて80g(計120g)のお湯を入れる
- 5秒待つ(計1分15秒)
- 3回目
- 中心から小さい円を描くように25秒(計1分40秒)ほどかけて80g(計200g)のお湯を入れる
- 5秒待つ(計1分45秒)
- 4回目
- 中心から小さい円を描くように30秒(計2分15秒)ほどかけて80g(計280g)のお湯を入れる
- 5秒待ち(計2分20秒)、ドリッパーを外し、軽くスプーンでかき混ぜる
- 蒸らし
豆を挽いた直後の香りは、すでに酸味を思わせるようなトロピカルな香りがします。フルーツのような香りですかね。ドリップの時間についてですが、酸味を活かせるように、気持ち早めのドリップ時間にしています。昨日も2回ほどドリップを試しており、浅煎り向けの3回抽出の手順、苦味を少し引き出すような時間をかけたドリップといったことをしてみたのですが、風味がぼやけた感じになり、あまり良い風味を引き出せなかったんですよね。そして今回これらの反省点を踏まえ、改善して試したのが上記のレシピになります。淹れたコーヒーをひとくち飲んで最初に感じたのは、甘みのある酸味ですね。フルーツジュースを思わせるような酸味なのですが、非常に丸みのある優しい酸味で、刺激を伴うようなものではありません。そしてほんのりと甘みも感じます。苦味というのも当然あるのですが、それを感じさせない風味になっていますね。
少しきになったというか、このコーヒーを飲む際の注意点みたいなものになるかもしれませんが、このコーヒー豆を楽しむときは、コーヒー単体で楽しむのが良いかもしれません。惣菜パンと一緒に飲むといったことも試したところ、酸味以外の風味が惣菜パンの味に完全に消されてしまい、アセロラジュースを飲んでいるような感覚になったんですよね。一緒に食べたパンがたまたま合わなかったというのもあるかもしれませんが、風味の変わりようが非常に激しいものだったので、とても驚きました。もしなにか食べ物と合わせるという場合は、できるだけ淡白な味のものと合わせるのが良いのかなと思います。絶妙なバランスの中で美味しい風味が出来上がっているのだなと実感したものです。
ゆっくりとコーヒーを飲んでいると、参加してどうしても酸味が強くなってきます。しかしこのコーヒーの酸味は強くなっても丸みがあるといいますか、刺激と感じないんですよね。そういった点もひとつ驚いています。
ドリップの速度や挽目といった部分は今の状態で良さそうですが、温度については少しあげてもいいかもしれません。香りがより引き立つかどうかを試してみたいと思います。