『【#毎月6日はTOKYO6の日】小春六花とコーヒーブレイク【深煎りの珈琲 Basic グァテマラ】』を投稿したよ

 次はボイロトゥーン動画を予定していたんですけどね。毎月6日はTOKYO6の日というのを失念してまして、急遽ハンドドリップの動画を作りました。わりと急ピッチで作成したので、細かいミスがあるかもしれないですが、まぁ投稿時期を優先した結果だから仕方ないということで許して。

 深煎りのグァテマラを使用したハンドドリップの動画を作成しましたが、今回のものは販売元のお店や豆についての説明がほぼなかったですね。豆の購入の経緯というのが印象的だったので、そのセリフを打ち込んだことで満足してしまったらしい。といっても、自分の分かる範囲では深煎りのグァテマラというだけで、農園の情報や発酵手段、焙煎の詳細などの情報は手に入れられなかったんですよね。こういったところの情報が負いにくいのは通販のつらいところですね。まぁ有名な品種ではあるので、コーヒーが好きな方であれば知っている、あるいは聞いたことがあるでしょうから、特別説明などは不要かなと今となって思い始めています。

 手際が良くなったことで撮影した動画の時間が短くなり、結果として編集した動画の時間も短くなり、そして1本の動画内で話そうとしていたものが入り切らなくなるということが発生し始めています。以前の誕生日話のようなことをやろうとすると確実に録画データの時間を超えますね。なので、話が長くなってしまう場合は、糖分魔王さんのイラストを配置するとか、使えそうな録画データを撮りためておくとか考え始めています。とはいっても、全体の時間が15分を超えないようにしたいなと思っているので、上手くバランスを取っていかねばなりません。セリフの量を減らしつつ、伝える内容を絞って加減していかないと。動画づくりの難しいところですね。

 次の動画はスプラの動画になると思うので、コーヒーの動画は少し間があくと思います。それでも今月中にコーヒーの動画は2本ほど上げたいなと思うので、気長に待っていただけると嬉しいです。

ハンドドリップ関連動画

 

『小春六花とコーヒーブレイク【HARUSORA coffee・ピンクブルボン(ミディアムロースト)】』を投稿したよ

 思いのほか難産でした。コーヒー豆やその関連する情報をちりばめるということは特に問題ないのですが、ドリップの仕方とかについては前回のスウィートベリーとほぼ同様だったので、話すことがないんですよね。まぁ悩んだポイントとしては、六花ちゃんとあの人の話しあたりの部分。最初、迷惑をかけていると思った六花ちゃんがすごい落ち込む、みたいな妙な展開のセリフを書いてしまったがために、終盤の着地点を見失いました。あぁでもないこうでもないとしばらく悩んで、セリフを書き換えるといったことをしました。その結果、部分的にではありますが、作り変えるといった作業をしたために時間がかかってしまったのです。劇場とか書いてる人の凄さを思い知らされましたね。話がまとまらん。

 そうして悩んだ間に録画したデータが増える一方でして、加えて、スプラの動画をまず出そうと思っているためにさらにドリップする録画データが増えそうです。やりたいことが多すぎて、編集に時間を割けられていないというのが原因ではありますが、もっと無駄な時間を減らしたり、こういった記事を書くにしてももっとスピーディーに自身の思うことをアウトプット出来ればとか思ったりしています。

 やりたいことがたくさんあって時間がないと言いながら、新しくこういうのやってみたいなというのを考えたりしてしまうんですよね。ウィンタースポーツのシーズンが終わったので、最近友人に誘われて始めた登山とコーヒーを絡めて、山頂でコーヒーを淹れるということに興味を持っていたりします。加えて、遠出するのが好きなので、ふらっと遠くのカフェとか行ってみたいなとか。さらにその光景を動画で撮って編集して投稿するというのができないかなとか考えています。もしも今後形に出来れば、そちらも合わせて見て楽しんでいただけると嬉しいです。

 

 

「深煎りの珈琲Basic グァテマラ」でコーヒーを淹れたよ

 前回のモカマタリと合わせて注文させていただいたグァテマラを淹れてみました。

 深煎り特有のコーヒーオイルの滲みやすさ、密度が小さいといった特徴はモカマタリと同様で、非常にスモーキーな風味とブラックコーヒーらしいコクのあるしっかりとした苦味が印象的でしたね。レシピについてもモカマタリのときと同様のものでよさそうです。

  • odajun が思う「深煎りの珈琲 Basic グァテマラ」を美味しく淹れるレシピ
    • 豆の量:14 ~ 15g
    • 豆の引き方:細か目
    • お湯の温度:80度程度
    • 抽出器具: 陶器の円錐ドリッパー(2~4人用)、Abaca円錐形コーヒーフィルター白 2~4杯用
    • ドリップするとき
      • 蒸らし
        • お湯を入れ始めるときから秒数を数え始めて40秒程度、お湯の量は50g
        • さっとお湯を入れる
      • 2回目以降できるだけゆっくりと中心から小さい円を描くようにお湯を入れる
        • 以下の1, 2 の手順を300g淹れきるまで繰り返すフィルターとコーヒーの粉の境目辺りにお湯が見えてきたら注ぐのを止めて少し待つ
        • 全体的に水位が下がり始めたらまた注ぎ始める
        • 徐々にお湯を入れるペースを早めていく
      • ドリッパーのお湯が落ちきる前にドリッパーを外す

 モカマタリのときにいろいろ試したことがそのまままるっと活かせるというのと、新しく追加した道具や、密度のような新しく気づくものも特になったので、改めてここで書くことがないんだよなぁ。豆自体もとてもメジャーなもので、深煎りのおすすめの豆としてよく紹介されているようにも思います。

 そこで、少し苦味をガツンと強めにした淹れ方も試してみました。

  • odajun が思う「深煎りの珈琲 Basic グァテマラ」の苦味、コクを引き出すレシピ
    • 豆の量:14 ~ 15g
    • 豆の引き方:細か目
    • お湯の温度:90度程度
    • 抽出器具: Kalita の陶器のドリッパー、ペーパーフィルター
    • ドリップするとき
      • 蒸らし
        • お湯を入れ始めるときから秒数を数え始めて50秒程度、お湯の量は40g
        • さっとお湯を入れる
      • 2回目以降できるだけゆっくりと中心から小さい円を描くようにお湯を入れる
        • 以下の1, 2 の手順を280g淹れきるまで繰り返すフィルターとコーヒーの粉の境目辺りにお湯が見えてきたら注ぐのを止めて少し待つ
        • 全体的に水位が下がり始めたらまた注ぎ始める
        • 徐々にお湯を入れるペースを早めていく
      • ドリッパーのお湯が落ちきる前にドリッパーを外す

円錐のものでは早めにお湯がコーヒーの層を通りきってしまうので、Kalita の陶器の台形型のドリッパーで、ペーパーフィルターを使用します。また、お湯の温度を上げ、蒸らし時間を伸ばし、ゆっくりとドリップさせます。こうして出来上がったコーヒーのひと口目、ガツンと舌にのしかかるような苦味にはただただ驚きしかなかったですね。ここまでになるのかと、自分で試しておきながら感心したものです。これならいくらミルクや砂糖を入れたところで、絶対に風味は消えない。むしろカフェオレでありながら、コーヒーのブラックのような存在感のあるコーヒーの風味を残すことすらできると思います。実際にミルクをマグカップの半量ほど淹れたのですが、苦味は多少マイルドになるものの、風味の存在感は不思議と残り続けていました。

 深煎りの豆をしばらく試してみて一番興味をいだいたのは、アイスコーヒーやカフェオレなど、ハンドドリップしたコーヒーにさらに一手間加えたようなものを作ってみたいなということです。深煎りの豆を使用したハンドドリップ単体では、スモーキーさや苦味というものに対して、薄めるといった手段を模索しましたが、この強烈な風味を生かした飲み方というのを、もう少し試すべきだったなと今となっては感じています。

ハンドドリップ関連動画

使用している道具

『【#小春六花誕生祭2022】小春六花とコーヒーブレイク【HARUSORA coffee・スウィートベリー(ミディアムロースト)】』を投稿したよ

1つ前の動画をあげたのが5/13で、投稿後の余韻に浸っているときに気づいてしまった。

「3日後に小春六花の誕生日やがな!!!」

デンカラムナチュラルの動画を5/16に出せばよかったと後悔しつつ「まだ3日ある!」と自分を奮い立たせて、5/13の投稿日のうちに Aviutl を起動できた数日前の自分を褒めてやりたい。

 スウィートベリーの豆でコーヒーを淹れる録画自体はできていたので、テンプレートにのせてセリフを打ち込んでいく。そして途中であることに気づいた。

「誕生日要素をどうしよう・・・」

何の記念日でもないけどまずはケーキを購入し画像を確保。近くにケーキ屋があってよかったとその日ほど感じたことはありません。そしてケーキの画像を出す話の流れを考えて、「コーヒーを淹れてくれるお礼も兼ねて」という発想がすぐに出てきたことも僥倖でした。あとはタイミングですが、コーヒーを淹れている途中で「あの人」が現れてケーキの話をし始めても、コーヒーを淹れるのに邪魔になると思ったので最後にもってくるしかない。しかしあの終わりの定番「コーヒー淹れましたよー」という音声も残したい、と悩んで投稿した動画の形に収まりました。動画の終盤で少し長めのやりとりをする感じ。セリフを打ち込んでいながら自分でもなんともこそばゆいような感覚におそわれつつも、こんなやり取りを実際にしてみたいななどと妄想を爆発させていました。そして終盤のセリフをうち終わったとき、Aviutl のプレビューには、背景画像と立ち絵とセリフしか映っていない状態でした。何が起こったのかすぐに理解できずしばらくフリーズしていたと思います。録画ファイルの長さがセリフの長さに対して足りておらず、動画のオブジェクトが途中で止まってたんですよね。苦肉の策として講じたのが、動画の最後の1フレームの映像を画像で残し、最後の糖分魔王様のイラストが表示されるまで、足りない動画の時間をその画像でやり過ごすというものです。動くものが映っていないので、たぶんバレないはず。

 時間が限られた中で制作したので、詳細な確認などはすっ飛ばしていたりします。そのため、投稿後しばらく時間がたった今でも気づいていない誤字脱字というのが残っている可能性が高いです。一度出力させた動画を投稿前に確認してはいるので、たぶん致命的なミスはないと思うのですが、「ミスがありませんように」と自分が願いすぎて、ミスをミスではないと自分に錯覚させ気づかせないようにしているかもしれません。もし何か見つけたら、笑いながらコメントで指摘してやってください。

 兎にも角にも、小春六花の誕生日である5/16中に投稿ができて本当に良かった。投稿時間を優先しすぎたために、投稿動画の内容について、特にコーヒーに関する話は少ないと思います。前回結構話したというのもありますが、コメント返しや台所の電球話とか、コーヒー以外の話が多くを占めており、よくみてくださっている方の期待を裏切るような内容になってるんじゃないか、という不安も抱えていたりします。次回の動画ではもう少しコーヒーに関することを話したいものです。

 しおばな祭のやりとりを盛り込んでからというもの、小春六花とあの人の関係性の話題が増えましたね。まぁこういう話って皆さん好きですよね。私も好きです。想像するのも好きなので、セリフを打ち込んでいるときに妙に興が乗ったりします。当初はあまり考えていなかった部分ではありますが、今後もところどころで、小春六花とあの人の関係性の要素は盛り込んでいけたらなと考えています。見ていて楽しくなりつつも、じれったいなと思えるような距離感、いいですよね。自分でセリフを打ち込むとなると、それはそれで楽しいのですが、読んでみて楽しくできるかというのはなかなか自信が持てないものです。まぁ好きなように描いていくとは思うんですけどね。

 まずは、六花ちゃんお誕生日おめでとうございます。小樽観光で使い始めてから、自分にとって、動画投稿が楽しくなる大きなきっかけになったと今では感じています。六花ちゃんをはじめ、小樽潮風高校Project が大きく成功することを、動画を作りながら応援したいと思います。

ハンドドリップ関連動画

「深煎りの珈琲Basic モカマタリ」でコーヒーを淹れたよ

 ボイロトゥーン仲間から「札幌の深煎コーヒー豆専門店から通販しようと思ってるんですが、便乗します?」とお声をかけていただいた。ちょうど浅煎りの豆がなくなる手前だったので、即座に「便乗させてください!グァテマラ200g!」と豆と量を添えて返信してた。タイミングが良すぎてコーヒー豆残量を見張られているのではないかと思うほどだった。同時に、知り合いで実は豆から挽いて飲んでるという人が新たに見つかった瞬間でもあった。コーヒーは結構な人が嗜んでらっしゃるのね。

 後日直接お会いして手渡しでいただいたときに「浅煎りを飲んでいるようだったので深煎りの濃いやつを飲んでほしかった」という胸の内を伝えられた。まったく予期していなかったコメントに「フェッ!?」と変なリアクションを取っていたと思う。いやなんというか、しばらく浅煎り(中浅煎り)の豆を挽いて飲んでいたのは、HARUSORA Coffee さんに依頼したときに、たまたま浅煎り向けの動画を見ていたとか浅煎りのブームについて知ったという影響を受けただけであって、浅煎りの豆しか選んでいないわけではなかったんですよ。むしろいろいろ試したいなと思っており、HARUSORA Coffee さんから購入した豆がちょうどなくなるので、次は深煎り試すかと考えたりもしてました。だからこそ深煎り専門店への注文をご提案いただいたことは、自分にとって渡りに船だったので、ご提案に対して食い気味に返信してました。

 手渡しで頂いた袋には3つの豆の袋が入っていた。2つは自分が注文したグァテマラ100gの袋が2つで計200g。ではもうひとつは?先方に伺ってみると

「おすすめのモカマタリ100gを入れときました」

神かな。ありがたく頂戴し、後日まずはモカマタリの方からいただいてみた。

 封を開け、ブワッと広がる香りはコーヒーの香りというよりも、焙煎による炭に使い香り。豆は自身の油をまとっており黒光りしている。深煎りってこんなにも黒く、コーヒーオイルがこんなにもにじみ出るものなのかと初めて知った。豆同士が油でくっついたりしてる。キャニスターにうつし、計量スプーンですくって量を測る段階で感じた。あっ、これ密度低いやつだ。「YANAKA coffee ブラジル産 モンテショコラード」のときの経験が活きた。というかモンテショコラードよりも密度低いんでないかこれ?17gぐらいにしたけど、それでもハンドミルのホッパーは2回とも満パンになるような量だった。ホッパーに豆を入れた後にハンドルを回すわけだが、非常に手応えがない。豆を入れていない状態で回しているのとほぼ変わらない抵抗感。これ本当に挽けてるのか?と不安になるほどだった。粉になったコーヒー豆の量はやはり多い。これは過抽出になるかもなと不安になりながら、まずはモンテショコラードと同じレシピを試してみる。そして出来上がった初の深煎りの豆で淹れたハンドドリップコーヒーは、まるで炭を食べているかのような、口の中にスモーキーな風味が一杯に広がった。やはり豆の量が多かったかようだ。缶コーヒーのブラックよりもさらにブラックさを追い求めたような風味。ただ、エスプレッソをそのまま飲むような濃い苦味ではなく、焙煎によって生まれるスモーキーな風味が全面に押しだされた風味であった。ミルクや砂糖を混ぜても生き残り続けるこの風味は、深煎りの力強さを象徴するようであった。この豆をどう淹れるのが良いかという試行錯誤の戦いが始まった。

 まず調整するのはやはり豆の量だろう。17gでかなり多いという印象で、徐々に減らして14~15g程度に。豆の量を減らすだけではまだスモーキーさが際立った状態だったので、今度はお湯の温度を変えてみた。温度が高いと比較的苦味などが抽出されやすいと伺ったので、お湯の温度を85度あたりから80度あたりまで下げることにした。この2点の変更でスモーキーさを残しつつもだいぶ飲みやすいコーヒーとなった。加えて、気になっていた円錐形のドリッパーを試してみました。これまで使用していたKalitaの陶器のドリッパーは、どのようにお湯を注いでもある程度ドリップされる速度が同じという特性を持ちます。これはあまり技術がいらないという意味では良いのですが、抽出速度を変えたいという人にとってはあまり向かない道具になります。抽出する時間が短くなればスッキリとクリアな味わいに、抽出する時間が長くなればコクのある苦味を含んだ味わいになるといった差があると考えていて、今回の深煎りの豆の場合は、できれば抽出時間を短くし、スッキリした味わいにしたいと思ったので、円錐形のドリッパーにして、短い時間で抽出するのを試そうと奮起。近くのコーヒー専門店に、円錐形のドリッパーを購入しに走りました。

 100gの豆で試した中で、ブラックで飲んで美味しいと思えるレシピは以下のとおりです。

  • odajun が思う「深煎りの珈琲 Basic モカマタリ」を美味しく淹れるレシピ
    • 豆の量:14 ~ 15g
    • 豆の引き方:細か目
    • お湯の温度:80度程度
    • 抽出器具: 陶器の円錐ドリッパー(2~4人用)、Abaca円錐形コーヒーフィルター白 2~4杯用
    • ドリップするとき
      • 蒸らし
        • お湯を入れ始めるときから秒数を数え始めて40秒程度、お湯の量は50g
        • さっとお湯を入れる
      • 2回目以降
        • できるだけゆっくりと中心から小さい円を描くようにお湯を入れる
        • 以下の1, 2 の手順を300g淹れきるまで繰り返す
          1. フィルターとコーヒーの粉の境目辺りにお湯が見えてきたら注ぐのを止めて少し待つ
          2. 全体的に水位が下がり始めたらまた注ぎ始める
        • 徐々にお湯を入れるペースを早めていく
    • ドリッパーのお湯が落ちきる前にドリッパーを外す

蒸らしのあとにお湯を注ぐ工程なのですが、これまでのように時間と量を決めて注ぐと2分ほどで抽出が終わってしまいました。風味は狙い通りスッキリしたものになったんですが、物足りないという印象を抱きました。抽出が足りないのだろうと考え、ドリップの仕方をいろいろ検討したところ、時間や量を決めて注ぐのではなく、お湯を注いだコーヒーの粉の状態をみながら、少しずつお湯を入れていくようにしました。ドリップの時間が長くなるかと思ったのですが、2分半ほどでだいたい注ぎきり、3分以内には全体の抽出が終わります。HARIOの円錐形のドリッパーは、思いの外抽出が早くなる傾向があるように思います。このようにして淹れたコーヒーは、コクのある苦味とスモーキーさは残しつつも、ブラックのままでスッキリと飲みやすい味わいになりました。

 個人的な好みではありますが、このレシピの豆の量を1gほど増やして濃くして、牛乳を入れてカフェオレにするのがお気に入りです。コーヒーの風味をしっかりと残しながら、マイルドになった苦味と牛乳のほんのりとした甘みの調和によって、ゴクゴクと一気に飲み干してしまいそうになるほど飲みやすいものになります。

 レシピもあらかた決まって、動画投稿のために録画をしていきます。道具を準備してお湯を沸かして、豆を量ってハンドミルで挽いていく。軽い力でくるくると回るハンドル、そしてそのハンドルから伝わる感覚が、豆の挽き終わりを示す馴染みのある感覚に変化したところで手を止める。そして引き出しを開けて香りを確認しようとしたとき、自分のミスに気付かされた。引き出しの中に入れっぱなしの乾燥剤。豆を挽く前に取り除くのを忘れていた。深煎り独特のスモーキーな香りを放つコーヒーの粉から、取り忘れた乾燥剤を取り除き、引き出しに残った粉をふるいにかけ微粉を取り除く。まぁ風味に影響があるわけではないので、これも動画にするときはネタになるからいいか、とか軽く考えていたのだが、今回のトラブルはこれだけにとどまらなかった。

 

 「ピンポ~ン」

 蒸らしが終わりお湯を回し入れている最中にまさかの来訪者。しかもこの対応にけっこう時間がかかってしまった。コーヒーポットのお湯だけでなく、すでに途中までお湯を注いだコーヒーも冷めてしまい、そして来訪者の対応をしている間に GoPro の電池が切れてしまい録画が停止。さすがにこうなってしまっては動画で使えないなと録画を断念。同時に、モカマタリの豆を使い切ってしまったことで、改めて録画することもできない。動画投稿でトラブルはつきものですが、ある程度準備ができた中でのトラブルというのは、なかなか心に来ますね。モカマタリ、リベンジのためにもまた今度飲んでみようと思います。

ハンドドリップ関連動画

使用している道具

『小春六花とコーヒーブレイク【やなかコーヒー・ブラジル・モンテショコラード(ロースト8)】』を投稿したよ

 前回のコーヒーの動画から、一ヶ月ぐらい経ってしまった。まぁ雪山の動画とかあげてはいたのですが、それでも投稿頻度はちょっと落ちていますね。いろいろと予定を入れていたというのもありますが、できれば週1ぐらいの頻度でコーヒーの動画を上げていきたいですね。コーヒーを飲む頻度を考えると、これぐらいの頻度で上げていかないと、録画ファイルだけがどんどん増えていくんですよね。すでに3種類分の録画データを抱えているので、動画をどんどん作っていきたいですね。

 今回の動画は再度、キッチンで六花ちゃんがハンドドリップをするという、いつもの動画のテンプレートにそったものになりました。友人から豆をもらった話や、前々回を含めた広告者様紹介やコメント返しといった、これは含めておきたいなと優先して思っていたものは大丈夫、入ってる。ついでにあれもこれもと含めていくと、六花ちゃんが喋っていない時間帯がほぼ無いといった感じになりましたね。そして豆についての話を含めていなかったことに、これを書いているときに気づきました。やなかコーヒーのお店についての説明をしたあとに、そのまま豆の話をすればよかったですね。豆の密度の低さが結構印象的で、これを話したことで満足してしまったのでしょう。仕方ない。

 コメント返しをしているときに感じたことですが「関係性」に関する返しにかかった時間が、他のコメント返しにかかっている時間に比べると長くなったなと。まぁなんというか、六花ちゃんが話すということになると、ぼやけた返答にしなければならず、文字数が多くなるのは避けられませんでした。特に悪いということはないのですが、他にも返すべきコメントがあるのでは?とか考えてしまいますね。というか、そもそも話したいことが多すぎるのかもしれません。

 このコーヒー豆を使用して淹れたときの記録はこちら。動画の編集は追いついていないですが、なんとかブログの形で記録することはできているので、動画編集時に自分のブログを読みながら思い出しつつ編集していたりします。自分のブログのセッションが一番多いのは自分自身だと思います。ブログ作成者あるあるだとは思いますが。

 GW中にもう1本、雪山の動画をまずはあげたいと思っています。その後できるだけ間を置かずに、コーヒーの動画を上げたいですね。今度は HARUSORA Coffee の中浅煎りのものを取り上げたいと思っています。編集時間をもっと短くできるように、集中してサクサク進めたいものですね。

 

ハンドドリップ関連動画

 

 

「HARUSORA Coffee ピンクブルボン」でコーヒーを淹れたよ

 HARUSORA Coffee で購入した最後の1つ、ピンクブルボンを試してみました。こちらも前回と同様に、中浅煎り(ミディアムロースト)になります。そのため比較的酸味があり、この酸味を美味しいと感じられるように何ができるのかというのが、試行錯誤のポイントになります。すでにデンカラムナチュラルとスウィートベリーで、ある程度は浅煎り向けのレシピができているので、レシピの内容は前回のスウィートベリーとほぼ変わりません。お湯の量を少し増やした程度です。先にレシピを載せておきます。

  • odajun が思う「HARUSORA Coffee ピンクブルボン」を美味しく淹れるレシピ
    • 豆の量:20g
    • 豆の引き方:細か目
    • お湯の温度:92度程度
    • 抽出器具: 金属製のドリッパー
    • ドリップするとき
      • 蒸らし
        • お湯を入れ始めるときから秒数を数え始めて50秒程度、お湯の量は50g
        • さっとお湯を入れる
      • 2回目
        • お湯の量は70g(計120g)で30秒(計1分20秒)ほどで入れる
        • さっとお湯を入れる
        • お湯を入れ終わったら軽くドリッパーを揺すって、ドリッパー内のコーヒーの粉とお湯を混ぜる
      • 3回目
        • お湯の量は170g(計290g)で50秒(計2分10秒)ほどで入れる
        • さっとお湯を入れる
        • お湯を入れ終わったら軽くドリッパーを揺すって、ドリッパー内のコーヒーの粉とお湯を混ぜる
      • 50秒(計3分)ほど抽出を待つ
        • ドリッパーのお湯を落とし切る

 ピンクブルボンの味わいは、紅茶や果実を思わせるような舌触りの良い甘みを含んだ酸味。微粉を落として短時間で淹れていることもあってか、スッキリとした飲み心地で、ゴクゴクと一気に飲み干してしまいそうなほど。雑味といった嫌な要素も感じることはありません。自分は比較的時間をかけてコーヒーを飲むのですが、ピンクブルボンのときは減りが早かったですね。香りも非常に豊かで、こちらも果実を思わせるような印象です。

 HARUSORA Coffee の3種の豆を中浅煎りで試してきましたが、酸味に対してどのように調整するかというのは非常に勉強になりました。挽目は細かめに、短時間でさっといれることで、酸味に豆の持つ風味をたくさん含ませるような方向性での調整がよさそうと気づけたことが一番の収穫と言えそうです。また、酸味とともに甘みのある味わいを知ったことで、自分の知るコーヒーの風味に幅ができたように感じます。逆に、こういった酸味、甘みの比較的強いコーヒーには、どういったものと一緒に食べるのがよいのだろうかといった新たな疑問も湧いてきました。このあたりについては、今後別の豆で検討することとしましょう。

 しばらく浅煎りの豆が続いたので、今度は深煎りの豆を試してみたくなりますね。

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ハンドドリップ関連動画

使用している道具

「HARUSORA Coffee スウィートベリー」でコーヒーを淹れたよ

 最近は100gだとすぐになくなるなと感じています。前回と同じく、HARUSORA で購入したコーヒー豆を使用しました。その名も「スイートベリー」、名前からしてもすでに甘い香りがしてきそう。この豆も中浅煎り(ミディアムロースト)でお願いしました。

 まず初めて淹れてみた感想ですが、前回のデンカラムナチュラル同様、中浅煎りということもあり酸味の強さがやはり強い印象を残しますね。そして時間経過とともにその酸味は強くなり、なかなか飲みづらいものになります。酸味の強いコーヒー豆というのは、やはりいつも通りに淹れようとすると、なかなかおいしくできないものだなと考えさせられます。

 また、コーヒー豆の硬さなんですが、浅煎りのほうが硬いとデンカラムナチュラルを入れる際に知っていたわけですが、このスウィートベリーの豆は思っていたよりも固くはなかったですね。ゴリゴリと軽快にハンドミルのハンドルが回ってました。

 Youtube などに上がっているドリップに関する動画を見ながら、いろいろと試行錯誤して、自分の中で良さそうだと思ったレシピは以下の通り。

  • odajun が思う「HARUSORA Coffee スウィートベリー」を美味しく淹れるレシピ
    • 豆の量:20g
    • 豆の引き方:細か目
    • お湯の温度:92度程度
    • 抽出器具: 金属製のドリッパー
    • ドリップするとき
      • 蒸らし
        • お湯を入れ始めるときから秒数を数え始めて50秒程度、お湯の量は50g
        • さっとお湯を入れる
      • 2回目
        • お湯の量は70g(計120g)で30秒(計1分20秒)ほどで入れる
        • さっとお湯を入れる
        • お湯を入れ終わったら軽くドリッパーを揺すって、ドリッパー内のコーヒーの粉とお湯を混ぜる
      • 3回目
        • お湯の量は160g(計280g)で50秒(計2分10秒)ほどで入れる
        • さっとお湯を入れる
        • お湯を入れ終わったら軽くドリッパーを揺すって、ドリッパー内のコーヒーの粉とお湯を混ぜる
      • 50秒(計3分)ほど抽出を待つ
        • ドリッパーのお湯を落とし切る

 時間をかけてじっくり抽出したりすると酸味が強くなる感覚があったので、酸味以外の部分をできるだけ引き出すようなレシピになっていると思います。100gで試せる範囲なので、まだまだ改良の余地はありそう。

 まずドリッパーなんですが、紙のフィルターを使用したときと比べると、どうしても酸味以外の成分が引き出しきれず、酸味によって隠れてしまうような印象を持ちました。そのため、金属製のドリッパーを使用して、少しでも豆本来の甘みといった成分を抽出しようとしています。同時に、金属製のドリッパーのほうが早くお湯が落ちるため、早めに落としきりたい場合は紙よりも向いていると考えました。全体的にさっとお湯を入れ、3分以内に抽出が終わるようなレシピにすることで、酸味を含んだコクを引き出すよりも、よりクリアな味わいになるようにし、酸味が気持ちの良い程度に収まるようにしています。さっとお湯を入れると同時に、何度かドリッパーを揺すって撹拌ドリップをさせているのは、少しでもコーヒーの成分がお湯に溶け出るように促すためです。後半に抽出されるものはさほど雑味があるようには感じなかったので、最後までドリップしてお湯を落とし切るようにしています。

 こうして淹れたコーヒーは、酸味とともにほんのりと甘みを感じられ、紅茶のようなスッキリとした味わいになりました。コーヒーではあるのですが、ぐいっと一気に飲み干してしまいそうな、そんな飲みやすさがあります。チョコのような甘みとは違い、茶葉を彷彿とさせるような、上品な甘みを感じられると思います。お昼時にリラックスしたい時に飲むコーヒーとして向いていそうです。

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ハンドドリップ関連動画

使用している道具

「HARUSORA Coffee デンカラム ナチュラル」でコーヒーを淹れたよ

 コーヒーに関する動画投稿を始めてしばらくして、Twitter から思いもよらないご連絡を頂いた。

コーヒー豆を注文ごとに焙煎、販売しているものです。
興味がありましたらご連絡ください。

 フィッシング詐欺などを疑ったのだが、メッセージの送り主のアカウントとツイート内容をみる限り、特に怪しいアカウントには見えなかった。コーヒー豆の購入については、近くに専門店もなく、ネットからが購入が主となっている。それでも amazon のような総合的に取り扱っている販売元経由でしか手に入れていなかったため、他の経路による豆の購入、とくに個人で行っているような店舗からの購入ということに興味もあった。見知らぬアカウントという点で抵抗も多少はあったが、勇気を出して返信してみた。

 何度かやり取りをさせていただき、取り扱っている豆の一覧を見させていただいて、時期的なおすすめなども聞かせてもらい以下の3種をいずれもミディアムロースト(中浅煎り)で購入。

  • スウィートべりー
  • ピンクブルボン
  • デンカラムナチュラル

 他の豆の購入などと重なった影響もあり、購入から少し日はあいてしまったが、冷蔵庫で保管していたこれらの豆からまずはデンカラムナチュラルを取り出し淹れてみる。ミディアムローストということもあってか、豆の色は薄い茶色となっている。豆を挽くときに少し驚いたのは、ハンドミルのハンドルが重く感じたこと。他の豆と比べて硬いのか、ハンドミルがときおりなにかに引っかかって止まるような感触から、突然ガチンと金属同士がぶつかるような音を立ててハンドルの重みがなくなる、といったことを繰り返していた。ハンドミルの消耗が心配になった。後で知ったことだが、浅煎りの豆は深煎の豆に比べ、焙煎時に蒸発する水分が残っている影響で硬いということを知った。水分が抜けるときにできる隙間によって、深煎のほうが比較的脆いのだとか。「生焼け」というケースもあるらしいのですが、それは今回はないでしょう。さすがにこれを疑うのはコーヒー豆を売っていただいた販売店に失礼でしょうし。

 粉にしたときのフレーバーは、なんとなくバナナのような風味というのをイメージしました。ナッツのような風味に近いとも思うのですが、何故か自分の中ではバナナがしっくりきたんですよね。他のコーヒー豆ではあまり感じたことのない香りだったので、面白い香りだと感じました。そして初めて飲んだデンカラムナチュラルは、とても酸味が強く、コーヒーと思って受け取った自身の舌は少し驚いたような感触になっていました。梅干しをイメージしたかのような唾液の分泌が起こり、コーヒーでこんなに唾液が出るものなのかと驚きと面白さが半々といった感情が湧いていました。コーヒーをよく飲む人に提供して、この酸味で驚くリアクションを見てみたいなと考えたりしたものです。

 そのあとこの酸味をいい塩梅にしつつ美味しく淹れるにはどうしたものかなと考えつつ、できる範囲でいろいろ淹れ方を変えて数回ハンドドリップを繰り返します。金属のドリッパーで試すと、さらに酸味が強くなり、コーヒーというより梅昆布茶に近いのではないかと思いましたね。比較的短時間でドリップされることも影響しているのでしょう。また、ハンドミルで粉にしたときの粒度なんですが、いつもと設定を変えていない状態ではあるものの、いつもに比べて荒く挽かれているように見えました。もしかしたらコーヒー豆が硬いことで、細かくしづらい状況が生まれているのかもしれません。そのため、普段のハンドミルの設定をさらに細かい粉となるように調整。いろいろ試す中で、自分にとって良さそうだと感じたときのレシピが以下になります。

  • odajun が思う「HARUSORA Coffee デンカラムナチュラル」を美味しく淹れるレシピ
    • 豆の量:20g
    • 豆の引き方:気持ち極めて細か目
    • お湯の温度:90度程度
    • 抽出器具: Kalita の陶器製のもので、1~2人用のもの、おいしい珈琲屋のコーヒーフィルター
    • ドリップするとき
      • 蒸らし
        • お湯を入れ始めるときから秒数を数え始めて1分程度、お湯の量は60g
        • ゆっくりとお湯を入れる
      • 2回目
        • お湯の量は60g(計120g)で30秒(計1分30秒)ほどで入れる
        • ゆっくりとお湯を入れる
      • 3回目
        • お湯の量は160g(計180g)で1分(計2分30秒)ほどで入れる
        • 2回めよりも早くお湯を入れる
        • お湯を入れ終わったら軽くドリッパーを揺すって、ドリッパー内のコーヒーの粉とお湯を混ぜる
      • 40秒(計3分10秒)ほど抽出を待つ
        • ドリッパーにお湯が残った状態でドリッパーを外す

 ドリップのしかたについて他の方の動画などを参考に、最初はゆっくりと淹れるようにしてみました。もともと酸味は強いので、それ以外の成分も引き出せたらなという考えからこのような淹れ方になっています。時間をかけずにさっとお湯を入れるような場合、コーヒーの成分の抽出度合いが低めになるようで、スッキリとした味わいになる反面、コーヒー豆の特徴が少し薄まる可能性があるらしいのです。最初にゆっくりと淹れることに伴い、全体の抽出時間も3分を超えるような形になっています。個人的にいい塩梅の調整ができ、王道のコーヒーとは違った、変わり種としての楽しみができる豆だなと感じています。とても良い風味、そして美味しいコーヒー豆です。

 酸味に対してどのように調整するかといった考え方は初めてだったので、いろいろと勉強になったなと感じたコーヒー豆でした。他の2種もミディアムローストなので、どのような風味、酸味が味わえるのか楽しみです。Twitter でお声掛けくださったお店の方には、感謝しかないですね。いずれ動画でも紹介したいと思います。ちょっといろいろ立て込んで、動画編集に時間をあてられていないですが、まずはブログとして情報を残しておき、ここに残した情報を元に動画化していく予定です。

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ハンドドリップ関連動画

使用している道具

「YANAKA Coffee ブラジル産 モンテショコラード」でコーヒーを淹れたよ

 

 友人からプレゼントとしていただきました。店舗でその日に焙煎したものとのことで、数日置くだけで飲み頃となるもの。200gと量も十分あり、いろいろなドリップのしかたが試せそうです。本当にありがとう。

 頂いた数日後、さっそく開封してコーヒーを淹れてみた。いつも通り20gを量ってみると、重さはたしかに20gなんだけど見た目がとても多く見える。ハンドミルのホッパーに豆を入れてみると、いつもよりホッパーが満パンで、2回に分けていつも挽いているのだが、2回で挽ききれないのではないかと感じるほどだった。さらに、ハンドミルで粉にしていくときの手応えが軽い印象がある。密度の低さというのが影響しているものと思われる。ハンドミルで粉にしてからの香りは、ビターチョコといった風味が一番表現としては近いかもしれない。甘みのあるような香りが少しあり、そしてしっかりとしたコーヒーの香り。ブラジル産ということもあり、オーソドックスな風味を期待し初めて要らた1杯は、非常に濃かった。

 マンデリンを彷彿とさせるようなするどい苦味。後味も苦味で支配されている。これはたぶんこの豆の風味ではなく、水の量に対するコーヒー豆の量が多かったのだとすぐ理解した。おそらくだが、コーヒー豆自体の密度が小さく、重さに対してかさが増したコーヒー豆を挽いたことで、水とコーヒー豆の接する面積が多くなり、過抽出を招いたものと思われる。初めて飲んだ味の濃さも驚いたが、単純に20gというのを基準にするだけではダメなのだと気付かされたという印象が強い。マグカップに入る量がある程度一定なので、水の量は大きく変更しづらい。減らすことはできるが「マグカップ1杯でおいしい珈琲を飲む」というのがひとつのハンドドリップへのモチベーションなので、水の量は変えたくない。そうなると1度に挽く豆の量を減らす必要がある。次のドリップからはコーヒー豆の分量の調整をしながら淹れることにし、15グラムから徐々に増やして、17~18gが適量だろうという結論になった。送られたコーヒーが100gだったらたぶん試行錯誤が足らず、納得のいくレシピはできなかったと思われる。個人的なレシピは以下の通り。

  • odajun が思う「YANAKA coffee ブラジル産 モンテショコラード」を美味しく淹れるレシピ
    • 豆の量:17~18g
    • 豆の引き方:細か目
    • お湯の温度:85 ~ 90度程度
    • 抽出器具: Kalita の陶器製のもので、1~2人用のもの、おいしい珈琲屋のコーヒーフィルター
    • ドリップするとき
      • 蒸らし
        • お湯を入れ始めるときから秒数を数え始めて50秒程度、お湯の量は60g
        • 気持ち勢いよくお湯を入れる
      • 2回目
        • お湯の量は60g(計120g)で30秒(計1分20秒)ほどで入れる
        • 気持ち勢いよくお湯を入れる
      • 3回目
        • お湯の量は170g(計290g)で1分(計2分20秒)ほどで入れる
        • ゆっくりとお湯を入れる
        • お湯を入れ終わったら軽くドリッパーを揺すって、ドリッパー内のコーヒーの粉とお湯を混ぜる
      • 30秒(計2分50秒)ほど抽出を待つ
        • ドリッパーにお湯が残った状態でドリッパーを外す

 上記のレシピで淹れたコーヒーは、香りもよく非常に爽やかで、ドリップにしかたが比較的短時間問こともあってか、非常にスッキリとした口当たりとなりました。コーヒー豆自体の旨みとでもいいましょうか、苦味の中に美味しさというものを感じられるような気がします。酸味はなく、コクのある苦味が非常に好印象なコーヒー豆です。特別な特徴を持つというよりは、王道の味といった感じ。カフェイン飲料としてコーヒーを飲むような人に一度試してもらえば、コーヒーがより好きになる1つのきっかけになるかもしれません。

ハンドドリップ関連動画

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