5/28 コーヒーレシピ日記「YANAKA COFFEE トラジャ・ワリサン」

 コトノハーズフェスタ2023にてお会いしたぶいめろ様より、YANAKA COFFEEの豆を3種プレゼントしていただき、そのうちの一つの豆を使用してコーヒーを淹れました。

  • 5/23 にYANAKA COFFEE のトラジャ・ワリサンを入れたときのレシピ
    • 豆の量:20.1
    • 豆の挽き方:中挽き
    • お湯の温度:80度
    • 抽出器具:HARIO の陶器の円錐のドリッパー、ペーパードリップ(リンスあり)
  • ドリップ
    • 蒸らし
      • お湯を入れ始めるときから秒数を数え始めて40秒
      • お湯の量は50g程度
    • 2回目
      • 中心から小さい円を描くように40秒(計1分20秒)ほどかけて70g(計120g)程度のお湯を入れる
      • 5秒待つ(計1分25秒)
    • 3回目
      • 中心から少し大きな円を描くように55秒(計2分20秒)ほどかけて180g(計300g)のお湯を入れる
      • 10秒待つ(計2分30秒)
      • ドリッパーを外し、軽くスプーンでかき混ぜる

 YANAKA COFFEE さんのオススメの淹れ方という資料が入っておりまして、そこには「温度を低めにして淹れる」と書かれていましたので、お湯の温度を意識的に低めにして淹れました。ロースト8という、深煎りに近いような焙煎度合いなので、1杯あたりの豆の量が多くなり、コーヒーの粉の体積も増える。そのため、お湯の温度を高くしなくての、お湯とコーヒーの粉が触れるタイミングが多く、十分に成分が抽出される、といったものなのだろうと考えています。実際、上記の淹れ方は、温度が低く、またドリップ時間も比較的短いものなんですが、しっかりとした苦味のコクがあり、それでいて甘みを感じさせるフローラルな風味も感じられました。淹れた直後に広がる、花を連想させるような香りがとても印象的でしたね。

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5/23 コーヒーレシピ日記「YANAKA COFFEE マンデリン・バリサン」

 コトノハーズフェスタ2023にてお会いしたぶいめろ様より、YANAKA COFFEEの豆を3種プレゼントしていただき、そのうちの一つの豆を使用してコーヒーを淹れました。

  • 5/23 にYANAKA COFFEE のマンデリン・バリサンを入れたときのレシピ
    • 豆の量:20.1
    • 豆の挽き方:中挽き
    • お湯の温度:82度
    • 抽出器具:HARIO の陶器の円錐のドリッパー、ペーパードリップ(リンスあり)
  • ドリップ
    • 蒸らし
      • お湯を入れ始めるときから秒数を数え始めて40秒
      • お湯の量は50g程度
    • 2回目
      • 中心から小さい円を描くように35秒(計1分15秒)ほどかけて70g(計120g)程度のお湯を入れる
      • 5秒待つ(計1分20秒)
    • 3回目
      • 中心から少し大きな円を描くように50秒(計2分10秒)ほどかけて160g(計280g)のお湯を入れる
      • 10秒待つ(計2分20秒)
      • ドリッパーを外し、軽くスプーンでかき混ぜる

 果実系の風味を主としたような甘い香り。最初口にした瞬間にやさしい酸味が広がったかと思ったら、徐々に苦味が舌にじんわりと広がる。雑味はなく、ほどよく苦味が残る感じ。非常にいい風味のコーヒーが淹れられたなと思ったんですが、2階の作業部屋に持っていく途中の階段で、足を引っ掛けてしまって半分ぐらいこぼしてしまった。新築の階段を汚したこと、うまく淹れられたコーヒーをこぼしてしまったこと、つまずいたときに腕や足をぶつけて軽症をおったこと、そして仕事の会議にも遅れそうになったということが重なりげんなりしてしまったのが非常に残念だった。

 少し時間が経過すると苦味が強くはなってくるので、1/3ぐらい残ったタイミングで牛乳を混ぜて飲んだ。これも申し分ない。コーヒーの風味を強く残しつつ、主体は牛乳といった感じで、非常に飲みやすい。

 まだ豆は残っているので、今度はちゃんと1杯丸々きちんと味わいたいものです。

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ニコニコ超会議に行ったよ

4/29-30にかけて幕張メッセで開催されていたニコニコ超会議に行ってきました。もともと行く予定はなかったのですが、友人がチケットを余らせていると聞いたので、せっかくならと手を上げて参加することに。

 京葉線の海浜幕張駅から強風が吹き荒れるなか、スポンサーからと思われるエナジードリンクを手渡され、人の波に従い歩道橋などを渡りついで会場に到着。海浜幕張駅からの幕張メッセまでの道程は長いということを初めて知った。

 友人と合流し、いざ会場入り!とりあえず物販に並んでスプラの応援タオルとパーカーを購入。チケットを譲ってくれた友人とはここで分かれて、ボイロ勢の方と合流。小学生の部門をメインステージの前に並べられた椅子に座って観戦。いろんな武器が出ていいですね。準決勝あたりまで来ると、強い武器が固まりますが。小学生の部門で印象的だったのは、隣の席に座っていた親子です。参加しているお子さんがいたみたいで、その子がメインステージに現れたら、カメラを構えてより近くで取ろうと悪戦苦闘されており、試合が始まると、倒した倒されたで一喜一憂するのが見てて非常に楽しそうだなと、ゲームよりそっちに目が行ってましたね。年少のお嬢さんと思われる子供も連れていて、その子が席で泣いちゃったりもして、ステージで戦ってる子供を見たいが、泣いてる子供も見ないといけないとなって、めっさ大変そうでしたね。応援していた子供がいるチームは負けてしまい、その後すぐに席から離れていってしまいました。小学生部門はこういったご両親の盛り上がりも特別感があっていいですね。

 小学生部門の試合が進む中、ボイロ勢チームの予選の試合が近づいたので、メインステージから予選会場へ。現環境ブキと比較して、なかなか尖った編成をしているボイロ勢チームでしたが、初戦でまさかの回線落ちというトラブルを引きながらも(再試合されました)、2勝3勝と勝ちを重ね、あと2勝すればメインステージ、というところで敗退。非常におしかった。ここまでの試合も逆転するような試合も多く、非常に見ていて楽しかったですね。悔しがるボイロ勢チームと合流。初めて直接お会いする方ばかりで挨拶など交わしつつ、メインステージでは決勝トーナメントが始まった。

 決勝トーナメントが準決勝あたりまで進み、メインステージのボルテージは高まっていくばかり、しかしそんな会場をあとにしなければならない。なんとサーモンランチャレンジの抽選にあたったのです。メインステージの盛り上がりが伝わる距離で、サーモンランチャレンジの待機列に並びます。並び始めた時点で15時半、そしてこのあと超歌舞伎も控えており、これが16時となかなか時間がない。内心焦りながら、遠くの歓声を横目に自分の番を待っていた。

 サーモンラン自体の難易度は、ブキ選択が自由ということもあり高くないはずなんですけどね、グリルのウェーブに出くわしたときは危なかったです。ボールド2枚という編成だったからかな?まぁでもなんとかWAVE3までクリアし、参加賞をいただきました。めちゃくちゃ小さいシール。クリアしてもしなくてももらえるものは変わらないみたい。まぁ会場でサーモンランをするということ自体がプライスレスな体験だからね。このシール、すぐ無くしそうで怖い。

 サーモンランチャレンジを終えて、いそいそと超歌舞伎の会場へ。すでに16時を超えて、入口に並ぶ客の姿はない。入れなかったりするかなと心配しましたが、問題なく入ることができ、歌舞伎も始まっていなかった。どうやら少し遅れているらしい。自分が席について10分と経たないうちに会場が暗くなった。本当にタイミングが良かった。

 歌舞伎自体ちゃんと見るのは初めてで、初音ミクとのコラボというのも全然イメージができていなかった。がっつりとつかわれる映像技術。映画のオープニングかなと思えるような派手な幕開け、タイトルが出たときは映画のコナンのような印象を抱いた。わりと遠目の席から見ていたので、演者や初音ミクの映像を、目を凝らしながらみたりしてましたね。席自体は自由席となっていたので、少しでも前に陣取るべきだったなと少し後悔したものです。ひとつひとつのセリフ、やりとりというのが、独特の言い回しもあり、コンテンツとして昇華されているんですよね。たびたび拍手していて、終わったときには軽く両の手のひらが張っているような感じがしました。5歳くらいの子供も演じていたりして、張り詰めた空気とほのぼのした空気が混じり合い、笑顔であふれるようなタイミングもありましたね。〇〇屋という屋号を呼ぶという歌舞伎独自の掛け声をする観客、これを大向う(おおむこう)というんですね、これを体感したのも初めてです。よく歌舞伎を見ている人なんだなということがわかります。活気があって非常に面白かったです。観客と一緒に作り上げるという感じがしましたね。そして最後は初音ミクのライブでエンディング。歌舞伎の演者とペンライト振っているというかなり異質とも思えるのですが、これが「超歌舞伎」ということなのでしょう。盛り上がりが凄かったですね。全体で2時間ほどの内容でしたが、あっという間という感じです。めちゃくちゃおもしろかった。12月に東京歌舞伎座でも公演するという発表も同時にあり、今回とても面白かったのでちょっと見てみようかなとも思ったり。これも沼りそうだなぁ。

 急遽決まった超会議参加でしたが、丸一日かけて面白いコンテンツを受け止め続け、とても楽しかったですね。歌舞伎込みのチケットを譲ってくださった友人には、本当に感謝しかありません。本当にありがとう。

2023.04.01 領将王争(テ勢麻雀)記録

年度初の領将王争。ざっくりと覚えているできごとについて記録していく。

序盤は大きな点数移動がありましたね

  • しっぽらさんの大三元
  • 自分の運ゲーのような3倍満(一発ツモドラ3裏ドラ3含む)

他にも珍しいものだと、あらさんが嶺上開花をあがったり、自分が一発ツモ裏ドラ含んだ運要素の強い倍満をあがったりしてた。ほかにもつっしーが緑一色を目指せるような手配になっていたり、自分も四暗刻や国士無双を狙えそうな手配が来たりなど、役満の気配を感じる1日だった。カンチャンやペンチャン待ちが多くなるような手配が多いなと感じると同時に、悪待ちでもなんかあがれたなぁという印象も強かった。特に筋引掛けなど仕掛けたわけでもなく、この日は「よくアガれたなこれ」と感じることが多かったと思う。まぁ運が良かったのだろう。

この日のつっしーの発言にもなかなかキレがありましたね

個人的にはこの得点報告詐欺が好き。トイレから戻ってきた勢いそのままに、得点を聞かれて「+40です!」と答えたら周りから「2位で!?」って総ツッコミくらってたのおもろかったわ。

特に「切ってた(切ってない)」は最高でしたね。かなり長い時間おんなじ様な問答を繰り返してたのがなかなかおもしろかった。

この日の得点は以下の通り

  • あらさん:-160
  • しっぽらさん:-26
  • つっしー:+158
  • オダジュン:+28

いろいろ気になる発言をたくさんしつつも、つっしーの勢いがすごい1日やった。全体を通して、誰かのテンパイが早いという感じがあり、アガリ牌のつかみ合いといった勝負が多かった印象がある。そんななかでつっしーが勝ち切るという場面が結果的に多かったのかもしれん。最近のつっしーの勢いが止まらない。後半の流れはつっしーにとって良くはなかったものの、それでも1日で三桁超えのプラス。次回もこの勢いを続け、総合収支プラスへの希望が見えてくるのかが見ものです。自分も今年はまだマイナスになっていないので、これを続けていければと思う。

3/13 コーヒーレシピ日記「GLITCH COFFEE&ROASTERS Colombia Huila La Loma Tropical Washed」

 スノーボード関連の用事で神保町あたりまで行く機会があったので、GLITCH COFFEE & ROASTERS でコーヒーを飲み、浅煎りの豆を購入しました。その豆を使用した際のレシピです。

  • 3/13 にGLITCH COFFEE & ROASTERS のColombia Huila La Loma Tropical Washed を入れたときのレシピ
    • 豆の量:19.9
    • 豆の挽き方:中挽き
    • お湯の温度:85~90度
    • 抽出器具:HARIO の陶器の円錐のドリッパー、ペーパードリップ
  • ドリップ
    • 蒸らし
      • お湯を入れ始めるときから秒数を数え始めて35秒
      • お湯の量は30g程度
    • 2回目
      • 中心から小さい円を描くように20秒(計55秒)ほどかけて80g(計110g)程度のお湯を入れる
      • 5秒待つ(計1分)
    • 3回目
      • 中心から小さい円を描くように20秒(計1分20秒)ほどかけて80g(計190g)のお湯を入れる
      • 5秒待つ(計1分25秒)
    • 4回目
      • 中心から小さい円を描くように20秒(計1分45秒)ほどかけて90g(計280g)のお湯を淹れる
      • 15秒(計2分)待ちドリッパーを外し、軽くスプーンでかき混ぜる

 この豆の特徴として、かなり強い、ジャムのような甘みを感じさせる香りというのがあります。豆の入った瓶の容器を開けた瞬間に広がる香りは、コーヒーのそれというよりは、お菓子箱を開けたかのような印象に近いものと思います。ハンドミルで挽いたときに広がる香りも、非常に甘いものでした。お菓子作りをしているかのような香りでしたね。

 浅煎りの豆ということなので、意識的に短い時間でドリップするようにしたんですが、結果的にかなり短い時間でドリップすることになりました。そのせいかわかりませんが、酸味がかなり引き出されたものでした。香りは温かみを帯びた甘みを感じさせるものでしたね。コーヒーとしては酸味は強いものではありますが、嫌になるようなものではありませんでした。そしてこの豆の面白いところが、時間経過によって変化するこの酸味です。少し経過すると酸味は強くなるのですが、さらに時間が経過すると、感じる酸味は少し弱まり、飲みやすさが増します。香りも少しですが、変化したように感じました。時間をかけてコーヒーを飲む自分にとって、比較的長い時間経過に合わせた風味の変化というのは、これまであまり感じたことのないものだったので、新鮮でしたね。

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使用している道具

小樽天狗山スキー場で滑ったよ

 1月下旬に小樽旅行をした際に、せっかくならと旅程に小樽のスキー場で滑る予定を突っ込みました。2泊3日の小樽旅行で半日ほどゲレンデで過ごすとなると、かなり忙しい旅程になるのですが、こういう機会でもなければ、小樽天狗山スキー場で滑るということもないだろうと思い、無理やりねじ込みましたね。まぁ結果として寒波とぶつかり、スノーボードが滑る当日の昼にゲレンデに届くという、ギリギリのスケジュールに追い込まれてました。当日滑ることができたのは本当に幸運でした。

 13時頃にきた宅配便に自分のボードが含まれていたので、ゲレンデの受付からそれを受け取りまずは着替えです。着替えのスペースは広くはないですが、他に人がいなかったので余裕がもてました。ロッカーも大きくはなかったので、着替え後の荷物を入れることができず、更衣室に置きっぱなしの状態になりました。貴重品は常に身につけて滑るようにしているので盗難による被害は大きくはないですが、それでも心配にはなりましたね。まぁこの日は特にこういった被害に合わなかったので一安心です。

 着替えてまずロープウェイに乗り込みます。展望台とそこのカフェが有名で、ゲレンデを滑る人だけではなく、ここからの景色を楽しむために来る人もいて、ウェア姿の自分とずいぶん雰囲気がちがったのが印象的でした。展望台からの景色は天候に恵まれたことで絶景でしたね。見晴らしがいいことで、石狩湾向かいの石狩市あたりの陸地も見えます。街中が雪化粧しており、日差しを跳ね返すような白い輝きと、雲の影が町に広がる様はとても幻想的でした。街全体が空を映すキャンバスのようです。

 ロープウェイを上って降りたすぐ先にあるリフトは一人乗りで、このとき初めて一人乗りのリフトに乗りました。座るスペースが少ないというのはなんとも不安になりますね。バーをこれでもかと力強く握っていたのを覚えています。

 頂上からの滑走がこの日の最初の滑走になります。というのも、小樽天狗山スキー場の初心者コースは、頂上からのコースしかないんですよね。ゴンドラを降りてすぐ見えるコースは、最大傾斜40度の急斜面をもつ上級コースです。降りれる気がしません。頂上からはなだらかな傾斜が続くので、景色としては、ゴンドラから降りてすぐのところのほうがきれいに見えるものでした。初心者コースは非常に横幅が広く、悠々と滑り降りることができました。練習したりするような場所としてうってつけですね。ただ、初心者がいきなり一人乗りのリフトに乗らないといけないというのが、なかなか酷かもしれません。

 しばらくファミリーコースで足慣らしをしてから次に向かったのは、頂上から麓のゴンドラ乗り場のあたりまで滑り降りることができる、初心者コースのロングラインコース。小樽天狗山スキー場の中で1キロを超えるコースは、こことダイナミックコースという上級者コースがありますが、この日はダイナミックコースは閉鎖されており、滑れるコースの中では一番長いコースとなっていました。山の側面にそって滑るようなコースで、左側が開けており右に曲がる際に眼下に広がる石狩湾と小樽の街並みを眺めながら滑ることができます。景色に加えて、風を切って滑ることができ、非常に気持が良かったですね。肋骨にヒビが入っているので、あまりスピードは出せませんが、人が少ないことで、左右に大きく蛇行しながら滑ることができたのは楽しかったです。

 「小樽天狗山スキー場を滑れればどこでもすべることができる」

そんな話を何処かで聞いたことがありました。その言葉の意味を、中級者コースの旧コースで知ることになります。最大傾斜38度。足がすくみます。これが中級者コースだと?さらに驚いたのは、スクール生がここを滑っていることですね。レベルが高すぎる。たしかにここを滑れるなら、どこのスキー場の傾斜も滑れるような気がします。動画を取りましたが、傾斜にビビって動けなくなってます。

 38度の傾斜をなんとか生きて降りたあとも、なかなかの傾斜が続きます。コース幅はそれなりに広いのですが、まっすぐ下に伸びるコースで、傾斜が緩むようなタイミングがないのです。ひたすらブレーキを踏んでました。滑り終わったあとの疲労感が尋常じゃなかったですね。

 

 小樽天狗山スキー場はナイター営業もしています。頂上への一人乗りのリフトは止まってしまうんですが、ロングラインコースは滑ることができます。ただ、一人乗りのリフトが止まったことを知らずに、一人乗りのリフトの乗り場まで滑ってしまうと、稼働しているリフトへの道のりは、最大斜度38度の中級コースか、最大斜度40度の上級者コースを経由しなければなりません。滑らずにゴンドラで降りるというのもあります。自分はゴンドラで降りました。一人乗りのリフトが動かないときの選択肢が限られてるのが厳しいなと実感しましたね。ふるい落とされたという気分です。傾斜40度をさっそうと滑れるようになりたいものです。暗がりのファミリーコース、ロングラインコースは、山の木々の闇に加えて、奥に見える海も徐々に黒くなり、雪の白さとの縞模様が視界に広がるのが幻想的でしたね。

 リフト券は4時間のものを買っており、滑り始めたのは13時半ごろ。ナイターを滑って、夜景を見てからゴンドラを降りようと思っていたのですが、17時半ごろでは暗くなりきっておらず、北海道の3大夜景の1つをきちんと見る前に降りる形になったのが口惜しかったです。

 小樽天狗山スキー場は、各設備が新しいというわけではないですが、コース内容などに対しては十分な設備を備えているといった印象です。とにかく急斜面が多いコースなので、上級者向けのゲレンデと思います。スノーボードを宅配で送り、荷物を少なめにした状態で自分は向いましたが、宅配の対応を普段からあまりしていないようで、事前に連絡することが求められますね。1日あたり保管料として500円かかるというのも、他のゲレンデでは聞いたことがなかったので驚きました。宿泊先からの移動手段によっては、準備をした状態でゲレンデに向かうような形にするほうがいいかもしれません。コースの数は多くありませんが、それでも4時間しっかりと楽しめるゲレンデでしたね。ナイターも楽しもうとした場合、6時間のリフト券を買うのがいいかもしれません。またスタンプラリーが冬に開催された際には、滑りに来ようかなと思います。

2/18 コーヒーレシピ日記「南蛮屋 バレンタインブレンド」

 ハンドドリップコーヒーをはじめてこれまで、シングルオリジンを中心にいろいろと試してきました。豆選びで楽しめる風味の幅の広さというのを体感し、コーヒーの奥深さを思い知らされたものです。そして同時に思うのは、豆だけでこれだけバリエーションが有るなら、ブレンドというものはさらに無限の可能性があるのでは?という疑問。沼ですねこれは。無限に広がるブレンドという可能性。お店毎に限らず、シーズンごとにさまざまなブレンドが提供されています。最初はブレンドの良し悪しといったものがわからない状態でしたが、今は多少なりとも豆の特徴を知っているので「このブレンドはこの地域の豆のブレンドなのかな?」といった考えもできるかもしれません。クイズのように楽しむのもいいかもしれませんし、こういった思考そのものを楽しむのも楽しそうです。ワクワクがとまりません。

 旅先で見つけた喫茶店のブレンドというのもいいですが、今回は近場にある南蛮屋のバレンタインブレンドを試してみます。特定の時期限定のもの。甘いのか苦いのか、バレンタインというワードからはどちらでも連想できそうです。

  • 2/18 に南蛮屋のバレンタインブレンドを入れたときのレシピ
    • 豆の量:20.2
    • 豆の挽き方:中挽き
    • お湯の温度:83度
    • 抽出器具:kalitaの陶器の台形のドリッパー
  • ドリップするとき
    • 蒸らし
      • お湯を入れ始めるときから秒数を数え始めて30秒
      • お湯の量は30g
    • 2回目
      • 中心から小さい円を描くように50秒(計1分20秒)ほどかけて80g(計110g)のお湯を入れる
      • 10秒待つ(計1分30秒)
    • 3回目
      • 中心から小さい円を描くように30秒(計2分)ほどかけて80g(計190g)のお湯を入れる
      • 5秒待つ(計2分5秒)
    • 4回目
      • 中心から小さい円を描くように20秒(計2分25秒)ほどかけて80g(計270g)のお湯を淹れる
      • 10秒(計2分35秒)待ちドリッパーを外し、軽くスプーンでかき混ぜる

 少し最初に時間をかけすぎたかもしれない、香りはほんのりスモーキーさを残し、風味としてはコクのある苦味というのが特徴的ですね。チョコなど甘いものと合わせるのがいいのかもしれません。ただ、コーヒー単体の中にほんのりと甘みににた風味といいますか、ビターチョコを思わせる、甘みの残り香のようなものもあるように思います。まろやかさというのが近いでしょうか。単なる苦味だけにとどまらない風味をほんのりと感じます。おそらく甘いものと一緒に飲んでいると、苦味が際立ち調和を取るのに対し、単体で味わうとコーヒーの中にある甘みに気づく、そんな楽しみ方の違いがあるのかもしれません。

 まぁ、バレンタインに甘いものを食べれるといいんですけどね。

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2/16 コーヒーレシピ日記「Coffee House CHAFF (CHAFF BLEND)」

 小樽に旅行をした際に立ち寄った「Coffee House CHAFF」という喫茶店でいただいたコーヒーが美味しかったので、豆を購入し持って帰ってきました。個人経営の喫茶店というのは色んなところにあるので、旅行とあわせて喫茶店を巡り、コーヒー豆を思い出とともに持ち帰るというのを、一生の楽しみにしていきたいものです。

  • 2/16 に Coffee House CHAFF の CHAFF BLEND を入れたときのレシピ
    • 豆の量:20.7
    • 豆の挽き方:中挽き
    • お湯の温度:83度
    • 抽出器具:kalitaの陶器の台形のドリッパー
  • ドリップするとき
    • 蒸らし
      • お湯を入れ始めるときから秒数を数え始めて35秒
      • お湯の量は30g
    • 2回目
      • 中心から小さい円を描くように40秒(計1分15秒)ほどかけて80g(計110g)のお湯を入れる
      • 5秒待つ(計1分20秒)
    • 3回目
      • 中心から小さい円を描くように25秒(計1分45秒)ほどかけて80g(計190g)のお湯を入れる
      • 5秒待つ(計1分50秒)
    • 4回目
      • 中心から小さい円を描くように25秒(計2分15秒)ほどかけて80g(計270g)のお湯を淹れる
      • 15秒(計2分30秒)待ちドリッパーを外し、軽くスプーンでかき混ぜる

 ブレンドの割合はブラジル50%コロンビア25%エチオピア25%とのことで、全体的に尖った印象はなく、とてもバランスの取れた風味となっています。お店でいただいたときはもっと香りが強くでていたようにも思うんですが、ちょっと淹れ方に差があったかもしれません。コクもありながら、後味もスッキリするような、程よい酸味も感じられますね。お店では自家製のデザートと合わせて飲むことを想定してたからか、甘いものとの相性も非常に良さそうに思います。主張しすぎず、それでいて安定した美味しさというのでしょうか。自分は仕事をしながらゆっくりとコーヒーのみで楽しんでいました。時間が経っても大きな味の変化はなく、長い時間美味しさを保てていたのも自分にとっては良かったです。また小樽に行く際は立ち寄りたいものですね。今度はデザートと一緒に楽しみたい。

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小樽スタンプラリー3に参加したよ(3日目)

 全身が重い。さすがにここまでの2日間の疲労は、いくらトリフィート小樽運河やグリッズプレミアムホテル小樽の環境が良いといっても、自身の回復速度で抑え込めるようなものではなかった。しかし目覚めはいいのだ。ベッドに入ってから気絶するように寝て、おそらくそのまま、レム・ノンレム睡眠というサイクルを無視して、ひたすら深い眠りを続けたのだろうというような感覚。6時頃には起きて行動を開始してたと思う。この日の朝食はスタンプラリーとは関係のない場所、「鱗友朝市」に向かいます。早々にチェックアウトをし、グリッズプレミアムホテル小樽を出ると、ハートに固められた雪が並んでた。こんなにきれいに固められるんやなと感心しカメラを構えてた。

 「鱗友朝市」はなんと朝の4時から空いているという驚きの営業時間。グリッズプレミアムホテル小樽から少し距離はありますが、「鱗友朝市」のある方角には、この日の目的地、貴賓館やおたる水族館があるので、バス数駅分の雪道をのっしのっしと歩きます。まだ誰の足跡もない、夜中に降った雪を踏みしめながら、日が上がりきっていない寒空の中を20分ほど歩いて、「鱗友朝市」に到着。大きな商いの声があがっているということはなかったですが、お店の前を通るときは、お勧めの魚介を買わないかと、居酒屋のキャッチのような声のかけられ方をしたのも印象的でした。

 「鱗友朝市」の中には定食屋が2店舗あり、その1店舗「いち乃家」に入りました。カウンター席のみで、決して広いお店ではないですが、他にお客さんは1人だけだったので、狭さを感じることはなかったです。入って座ってメニューを眺め、何を食べようかとけっこう悩みましたね。海鮮系の丼は昨日食べているが、また食べるのも悪くない、ザンギの定食も美味しそうなんだけどここまで来て海鮮を食べないのもなんか違う。悩んだ末に選んだのは色んな種類の品目が食べれそうな「三点セット」を選びました。ヒレカツ、刺し身、天ぷら、こんなわがままな選択肢があるなんて。めちゃくちゃ美味しかったです。やはり刺し身の食べごたえがあるのがいいですね。一切れの厚みが大きく、歯ごたえを感じるほど身がしっかりとしています。そしてお味噌汁の出汁がいい。海鮮の出汁最高です。

 朝食を済ませ再度雪道を少し進み、バス停で祝津方面に向かうバスを待ちます。風で舞い上がる屋根の雪なんかを見ながら、晴れ間の寒空に震えつつ、やってきたバスに乗り込む。この日もバスを何度も乗ることが予想されたので、1日券を購入しておきます。

 開場前のおたる水族館に到着。水族館の飼育員さんと思われる人たちの流れにしばらく身を委ね、水族館前で一人別の道に。そこそこ傾斜のある、雪で覆われた道を疲労の残る足をなんとか持ち上げて登っていき、流刑地と名高い場所が拝める、祝津パノラマ展望台に到着です。展望台の足場は一面真っ白なんですが、新雪と踏み固められた雪がまだらな状態で広がっており、足が埋まったかと思ったら、次の一歩はまるで氷の上に足を載せたように滑りやすかったり、非常に歩きにくい。軽く膝をついてしまうくらいにはバランスを崩したりしました。

 祝津パノラマ展望台からの眺めも良いのですが、主目的はトド岩。六花ちゃんのヨーグルトを食べてしまったり、名前の読み方や漢字を間違えた罪深い人たちが送られてくる場所ですね。遠くから眺めて見える範囲では、トドは見られませんでした。季節的にこの辺りにこないのかもしれません。

  おたる水族館の開場まではまだ時間があるので、先に入れるようになる別のスタンプのポイントに向かいます。雪に埋まった祝津3丁目のバス停から歩いて10分ほどの場所にある、国登録有形文化財の「鰊御殿小樽貴賓館旧青山別邸」が目的地です。

 おたる水族館の近くにある鰊御殿を1回目のスタンプラリーのときに見学しており、その大きさや、ニシン漁で使われた道具など歴史的な資料の数々に驚いたんですが、旧青山別邸の鰊御殿は、それを遥かに凌ぐ広大さでした。レストランがあると事前の調査で知ってはいたんですが、門をくぐってから目的の建物にたどり着くまでの道のりで、漫画に出てくるような豪邸の外観そのものというのを見せつけられましたね。花梨先輩がここに住んでるといった設定になっているんですが「本物のお嬢様やん」と思わずにはいられませんでした。歴史ある建造物なので、もうすこし風化した情景をイメージしてましたが、厚い雪をかぶりつつも威厳を放つその佇まいは、逆に力強さを感じさせます。

 貴賓館の中にあるレストランでは、スタンプラリーのコラボメニューを食べられるのですが、レストランの受付は10時からで、自分はこのとき9時半頃に貴賓館を訪れていました。予定よりも早く来すぎたというわけではなく、旧青山別邸の鰊御殿を見て回ることができるのは9時からだったので、先に鰊御殿を見て回ってからコラボメニューを食べる算段だったのです。30分ぐらいで見て回れるやろうと思ってたんですけどね。規模が思っていた以上に大きく、1時間ほどはゆっくりと見て回ってたんじゃないでしょうか。入場料が1100円とお高い印象を最初は持ちましたが、満足感がゆうに超えていきました。おたる水族館近くの鰊御殿とは異なり、旧青山別邸の鰊御殿は、柱の1本に至るまで、贅沢の限りを尽くしているというような作りで、梁などの主要な柱は高級な木材が使われていたり、各部屋で使う材質を変えて違いを出したり、飾られている一つ一つの展示が、当時から高価なものであり重要な歴史的価値のあるものばかり。というかひとつひとつが大きいものが多い。部屋を囲むような屏風とか、ふすま全体に描かれた絵画とか、それひとつにいったい職人がどれだけの歳月をかけたんだと考えさせられます。芸術の分野を広く、そして歴史も知っているとどれだけ貴重であるかということがわかるのかもしれませんが、自分はあいにく芸術には疎く、そういった方面で目を輝かせるということはありませんでした。しかしそれでも魅了されるものは多かったです。そして同時に目立ったのは、作品を守るために書かれているであろう注意書きの多さです。やはり展示というのは破損のリスクを抱えるようで、手の届く位置に、遮るようなものもない空間に鎮座しているものが多く、故意でなくても傷つけてしまうといったことは起こりそうだなと感じましたね。自分も大きめのカバンを持っていたので、ぶつけてしまわないかというのは心配でした。受付で預けてくればよかったと後悔したものです。旧青山別邸の館内は撮影が禁止されていますが、以下の写真は、唯一撮影が許可されているもので、龍に見える赤松です。縁側など足元が非常に冷えるのですが、入館時に厚手の靴下を寒さ対策として渡してくれます。これがあっても終盤は冷え切ってしまいました。

 ゆっくりと鰊御殿を見て回ったことで、すでにレストランはオープンしています。まだ早い時間ということもあってか、自分がテーブルに付いたときは他にお客さんはいませんでした。窓際の景色がよく見える席を陣取り、コラボメニューをいただきながら、朝の活動で疲弊した下半身をいたわります。貴賓館で提供されているコラボメニューは4種あり、すべてをいただくにはボリュームがあったので「オニオングラタンスープ」と「マシュマロハイビスカスラテ」を頂きました。鰊御殿を回ったことで冷えた体に、スープの暖かさがしみる。濃いめのコンソメ風味のスープと柔らかくなったオニオンが食欲を誘い、熱いながらも短時間で平らげてしまっていました。次にマシュマロハイビスカスラテを頂いたのですが、オニオンスープの塩味のあとで、ラテの甘みが非常に際立ちましたね。オニオンスープとラテの無限ループができそうなほど、塩味と甘味の振り幅が大きいと感じます。疲れた体が糖分を求めているというのもあったのかもしれませんが、非常に美味しかったです。ハイビスカスの酸味もほんのりあり、くどい甘さというわけではなく、思いのほかスッキリとしていたというのも意外でしたね。

 

 コラボメニューに満足し、貴賓館をあとにしようとした直前に缶バッジを購入していないことに気づき、慌てて売店に向かいました。今回のスタンプラリーで追加となった缶バッジは4つだけだったので、完全に油断してました。無事に缶バッジを取得し、再度おたる水族館に向かいます。今回は時間があまりないので、水族館のスタンプを押すだけとなります。鰊御殿の見学に予想以上に時間を費やしてしまったのが原因でもありますが、泣く泣くエントランスまでで引き返すことになりました。ペンギンの散歩とか見たかったです。次回また来る時の楽しみとしておきましょう。

 小樽駅近くまでバスで戻ってきて、コラボメニューを提供している龍鳳さんに今度は向かいます。これまで2日続けて入店できていなかったので、今度こそはと意気込んで雪道を進み、そして3度目にしてようやく入店できました。妙に感動しましたね。まぁ書き入れ時のランチタイムにやっていないというのはさすがにないですね。すでにお客さんがそこそこ入っており、あんかけ焼きそばをつついている姿がちらほら見えます。噂のコラボメニューである真っ赤なあんかけ焼きそば食べている人はいなさそう。席につくやいなや、店員さんにコラボメニューについてお聞きし、そのまま1人前を注文します。注文してから気づいたんですが、隣の席で食べている人の前に置かれている、あんかけ焼きそばの皿がでかい。相撲の優勝杯としてみるような大盃ぐらいの大きさがありませんか?お店の壁に貼ってあるメニューを見てみると、その中に「1人前2玉」という文字を見つけ、ぎょっとしたものです。ここまでかなり歩いてはいるものの、朝食から3時間ほどしか経っておらず、さらに貴賓館でコラボメニューもいただいている。食べきれるかという不安が溢れるなかで目の前に出されました、コラボメニューの「六花専用焼きそば」。見た目のインパクトに後退りしてしまいそうでした。赤い。そしてやはり多い。辛くはないと伺っていたので、その点について心配はしていないものの、どういった味なのかを見た目からは全く想像できませんでした。中心にのっているのは水気を切ったヨーグルトらしく、これを混ぜるとピンク色になります。ただこのときはヨーグルトの量が少なかったようで、色の変化はさほど大きくはなかったです。意を決して食べてみると、程よい酸味が混じったあんかけ焼きそばの風味なんですよね。見た目と味のギャップに脳が混乱するという良い事例だと思います。酸味のもとはトマトやビーツといった、あんかけ焼きそばの具としてはあまりみかけないものによって生まれているようですね。油っぽいだけならしんどいかなとも思ったんですが、酸味があるから2玉ぐらいいけそうだ!そう思い食べ始めて6割ほど進んだところできつくなってきました。麺よりも具のほうがけっこう多いんですよね。ボリュームの大半を占めるのは麺ではなく、野菜を含んだ餡の方でした。麺はむしろズルズルと食べ進められ、早々になくなったのですが、配分を完全に間違えましたね。それでもなんとか時間をかけ、完食することはできました。お客さんが多くなる時間帯なんですが、すぐに動けず申し訳ない気持ちになってました。

 龍鳳のコラボメニューを頂いたことで、スタンプラリーに関連する場所はすべて回りきりました。あとは電車に乗るだけではあるのですが、ここまでバスを待つといった時間がほとんど発生しなかったこともあり、思っていた以上にスムーズに回れて、1時間ほど余らせてしまいました。おたる水族館をみておけばよかったなという後悔を頭の片隅で感じつつ「時間があったら寄る場所リスト」を眺めます。龍鳳の焼きそばによってお腹の余白はありませんが、コーヒーを飲むぐらいなら大丈夫だろうと、小樽駅と運河プラザの間辺りにある「Coffee House CHAFF」にお邪魔しました。

 コーヒーを飲みながら、ゆっくりと本を読む。そんなゆったりとした時間が流れる空間が店内に広がります。本棚においてあるコーヒーに関連する書籍の数々も個人的には興味深かったですね。今後読む書籍の候補として、書籍の一覧を写真におさめたりしていました。注文したのはオリジナルブレンドの「CHAFFブレンド」。メニューにどの国の豆がどの程度入っているのかといった配分まで書いてあります。ブラジル50%コロンビア25%エチオピア25%、非常に親切。厨房が見えるカウンター席に座っていたので、店主がドリップする姿も見え、どんなふうに淹れるのかなと無意識にまじまじと見てしまっていました。出されたコーヒーの香りは非常に芳醇で、エチオピアの豆が25%と比較的少なめではあるんですが、もっと含まれているのではないかと思うような香り具合でした。味においては酸味が少し感じるぐらいなので、もしかしたら香りのもとはブラジルの豆が握っているのかもしれません。スッキリとした飲み心地でありながら、コクも程よくあるというバランスの取れた風味だと思います。そして同時に感じたのが、目の前にある自家製のデザートを食べてみたいという欲求。しかし胃袋に余裕がない。別腹もできないほど。デザートと合わせて飲むと絶対美味しいよこのコーヒー、と思いながら必死に我慢していました。電子書籍に逃げるようにデザートから意識をそらしつつ、電車の時間が来るまでしばらくゆっくりと過ごし、お店を出るときにいただいたブレンドの豆を100g購入した。家に帰ってゆっくり淹れつつ、これを動画で紹介しようと考えてましたね。出先でお気に入りのコーヒーショップを見つけて豆を購入する、旅行の個人的な楽しみだったりするのです。

 小樽駅に徒歩で向かい、改札をくぐって電車に乗り、長い長い帰路につきます。発車するまでの時間で小樽での3日間を振り返ってましたが、たくさん動きましたね。1回目のスタンプラリーでは自転車で広範囲を移動しましたが、今回は徒歩による移動も多く、スノーボードで滑ったりもしたことで、下半身の負担が大きいです。歩数計とかを確認してみると、1日15000歩以上歩いてました。雪道の中というのを考えると、普通の歩行以上のエネルギーを消費していることでしょう。数回派手にころんだことで、肋骨のヒビが悪化していないかだけが心配でなりません。

  新千歳空港までの電車で「この車両は指定席ですか?」と韓国の方から英語で質問を受けこたえたり、東京までの飛行機が1時間以上遅れていて、おたる水族館を回ればよかったとさらに後悔したり、鰊御殿を回るときに渡された厚手の靴下をずっと履いていて空港で気づいたり、東京から家までの電車でアジア系の20代ぐらいの男性陣に「この電車は浅草まで行きますか?」と英語で聞かれ、さらにブルガリアの人に「押上に止まりますか?」と聞かれたり、帰る間もやけに外国人に質問されるという体験をして、海外からの観光客が増えているんだなと実感したりしました。同時に自分の英語の拙さも明るみになり悔しくなってます。時間見つけて英語も復習しないとな。

 なんとか日をまたぐ前に家につくことができ、椅子に座ると疲労感とともに終わってしまったという喪失感が体を沈めていきます。動けない。これもまぁ楽しかったことの反動でしょう。冬の小樽というのは、北国の厳しさというのを垣間見ることができますね。寒さもそうですが、日常的な行動の制限に対していかに思い通りの行程を踏めるか、というのを試された気がします。そんな中で今回は、様々な幸運に恵まれたと感じています。1日目は鉄道が動かないトラブルもありましたがバスが動いていて小樽に到着でき、2日目のゲレンデでは滑る直前にボードが届けられたり、その他いろいろな方の優しさのお陰で、本当に楽しい3日間でした。第3回小樽スタンプラリーの旅、これにて終幕です。今回の旅の記録も今後動画にしようと思います。そしてまたスタンプラリーが開催された暁には、また小樽に舞い戻りたいものですね。

小樽スタンプラリー3に参加したよ(2日目)

 7時頃に起床して窓から外を見てみると、雪は変わらず一面を覆っているものの、日差しが見える。寒波の影響による悪天候を心配してたんですが、不安要素がなくなって助かります。特にこの日は、小樽天狗山スキー場でスノーボードも予定しており、展望台からの景色なども楽しみにしておりました。しかし寒い。気温を確認するとマイナス9度。この気温をみると、楽しみがあっても外に出るのをためらってしまいます。

 まずは朝食として、今回のスタンプラリーから追加されたスポット「北のどんぶり屋滝波食堂」に訪れました。好きな海鮮ネタを選んで乗っけられる海鮮丼が有名で、お昼どきだと並んでしまうといろいろなところで書かれていたので、行くなら朝と決めていました。また、朝の8時からやっていることもあり、1日をフル活用したい自分にとっては非常に助かる店舗なんですよね。朝食をどこでとるかというのは、旅行のたびによく悩んでます。

 自分が選んだのはカニ、いくら、そして季節のネタであるサーモンのねぎとろ。丼から溢れそうなネタが贅沢感を漂わせます。サービスとして昆布巻きもいただきました。いずれもめちゃくちゃ美味しいのですが、なぜかはっきりと覚えているのが「味噌汁おいしい」という記憶なんですよね。お魚の出汁が非常に濃くでており、それだけでも満足感に満たされます。海鮮を取り扱うお店の汁物というのはやはりひと味もふた味も違うものなんですかね。

 お腹を満たし、今日のスタンプラリーを開始します。今日はバス移動を基本とした、広範囲の移動を予定しています。そのためバスの1日乗車券を購入するため、小樽駅前バスターミナルの受付に行ったんですが、受付が空いているはずの時間にあいていない。まぁバスの運転手に話せば場所を選ばず購入できるので、乗り込んだバスで最初に乗車券購入をしました。4回乗ればもとが取れるのでスタンプラリー参加者はだいたい購入してるんじゃないかなと思います。この1日乗車券の仕組みは初めて見るものだったので、最初に見たときは驚きましたね。使う日にちに合わせて削るというもので、バスの中でせっせと2023/1/27を削っていました。ちなみにこの日は自分の誕生日でした。小樽で過ごせるとは、いい誕生日になりそうです。

 バスに揺られて訪れたのは、季節の色を全面にその景色に反映させ、素晴らしい景観を楽しめる、小樽総鎮守住吉神社です。この日は一面雪化粧した景色が拝めましたね。朝イチということもあり、新雪には足跡もほぼなく、ふかふかの雪を踏みしめながら本殿まで進みます。そしてフォトスポットでもある、本殿前から入り口に振り返って、鳥居からさらに奥に伸びる道路、そして海まで一望できるこの景色。これが見たかった。やはりこの景色は、人が少ない時間帯におがみたいものですね。まぁ早く来すぎてしまい、スタンプが置いてある社務所が開くまでしばらく外で待つことになったんですけどね。

 社務所が開いてからスタンプを押していると、巫覡(でいいのかな?)の方が「すみません、トイレの水が凍ってしまって」といいながらバタバタと通路を渡っていかれた。鍛え抜かれた北の国の設備でも、やはりこういった水道のトラブルはあるんですね。バタバタと忙しくしているところに、おみくじの購入とかお願いしてしまってすみません。小吉でした。今年はぼちぼち頑張ります。

 目的を果たして一度小樽駅までバスで戻ります。次の目的地はスタンプラリー最難関とも言える小樽商科大学。ただちょっと大学までのバスがすぐにでないので、駅構内のカフェ「可否茶店」で一休み。小樽で気になっているカフェがいくつかあり、時間があったら回るリストというのを作ってました。そのうちのひとつで、チェーン店ではあるんですが、日本で最初の喫茶店という歴史あるお店の小樽の店舗で、雰囲気を知っておきたかったんですよね。深煎りのスモーキーさを持ちつつも、すっきりとした後味で、ブラックでも飲みやすいコーヒーでしたね。

  コーヒーを飲み干して小樽商科大学行きのバス停に向かうと、すでに学生の列ができていました。午前中の登校時、地獄坂の先にある大学にバス以外の手段で向かう人などほぼいないでしょう。早めに並ばないとバスに乗れないかもしれないということは、考えれば容易に想像できますね。私は考えてなかったので乗れるかどうか不安になりながら並んでました。なんとか1本目のバスで乗り込むことができ、雪に覆われた地獄坂を登るバスに揺られ、小樽商科大学に向かいます。バスの座席で寝ていたり、友人と話したりする学生たちの中に異質な自分がいるということに、なんともいえない不安を感じたりしたものです。怪しまれたりしていないだろうか。妙な居心地の悪さを感じながらも目的地に到着。地獄坂の標識がすっぽりと埋まるほどの雪が路肩につまれてます。

 以前来たときは、スタンプのおいてある大学生協の場所がわからず、学生に聞いたりしましたが、今回はまっすぐと目的の場所に向かうことができます。午前中ということもあってかそこそこ人がいて、この中でスタンプを押して写真を撮るということにかなり抵抗感はあったものの、ここまできてやらいでかと自分を言い聞かせてスタンプを押し、写真を撮りました。スタンプを押せるのは平日の10時から14時半という限られた時間帯しかないこともあり、スタンプラリーの中でも最難関と言われていますが、メンタルが問われるという意味でもこの場所はなかなか試されるポイントだなと実感したものです。

 再度小樽駅に向かうバスにも比較的すぐ乗ることができ、スムーズに小樽商科大学をあとにします。そして本日のメインとなる、小樽天狗山スキー場に向かうのですが、不安要素をずっと抱えており気が気じゃないといった心境でした。というのも、小樽天狗山スキー場でスノーボードを楽しむつもりでいるのに、スノーボードの宅配がまだ到着していない。実は昨日、寒波による悪天候によってまだ北海道にはいれていないという連絡を受けており、いちおう滑るのは午後からだから午前中についてくれれば、といったお願いをしていたんですよね。今日は27日で、ボード自体は24日に宅配を依頼しており、26日に自分が無事に小樽に来れているので、荷物も問題ないだろうと思いこんでいました。10時半頃の段階ですでに小樽の営業所から出発しているといった状況を確認でき、ドライバーの方とも連絡が取れ12時半から13時の間で届けられるとお伝えいただいたので、全く滑れないといったことはなさそうということがわかり安心したりしたものです。

 小樽駅前からバスに乗り込み、小樽天狗山スキー場に到着。天候も非常によく、展望台からの眺望も期待できます。しかし到着したのは11時頃で、まだボードは手元にありません。そこで、近くにあるモリノカフェという喫茶店にお邪魔することにしました。

 開店直後ということもあり、モリノカフェにいる客は自分のみ。日本海に続く石狩湾を臨む景色を楽しめる席に座らせてもらい、自家製ケーキとコーヒーのセットをいただきます。非常に美味しいコーヒーで、ケーキとの相性もよく、お会計のときに少しコーヒー豆について伺いました。ニカラグアの豆で自家焙煎されているとのことなんですが、その焙煎方法がオーブンでやられているというのは驚きましたね。専用のオーブンとかではなく、ケーキを焼くのにも使用している一般のオーブンで焙煎しているとおっしゃられてました。煙がすごいからお客さんがいるときにはできないのと、一度にたくさんできないのが大変というのが難点なようです。オーブンでの焙煎について、今度もう少し調べてみようと思います。

 モリノカフェの店員さんにお礼を言ってあとにし、ゲレンデに向かうとちょうどクロネコヤマトのトラックが停まって、自分のスノーボードを抱えたお兄さんがゲレンデのチケット売り場に運び入れる姿が見えました。この時間にここまで運んで来てくれたことに感謝しかありません。本当にありがとう。

 着替えを済ませてチケットを購入しようとしたとき、上の施設で提供されるコラボメニューも目当てだったので、4時間のリフト券と1000円分の食事券がセットになったものを購入しようとしたんですが「水道のトラブルでコラボメニューが提供できない」と言われました。コラボメニューと、合わせてもらえるコースターが目当てだっただけに、この知らせは悲しかったですね。まぁコースターは他のコラボメニューでもらえるからいいかと割り切り、ひとまず4時間のリフト券を購入してロープウェイに乗りこみます。小樽天狗山スキー場ですべった話はちょっと別の記事に書くとして、展望台からの眺めは、天気も良かったこともあり最高でしたね。

 少し滑ってから休憩がてら、小樽で一番空に近いカフェといわれるTENGUU CAFEでメニューを見てみると、コラボメニューに対して特に「出せない」といった表記がない。もしかしてと思い注文してみると、なにも言われず注文が通った。どうやら滑っている間に復旧したようですね。これはラッキーとコラボメニューの2つを注文し、 TENGUU CAFEでしばらくまったり。最初にブルーベリーティーで体を温めます。ブルーベリーの酸味がつかれた身体に非常に効く。天狗山の夕映えソーダもすっきり飲みやすい酸味が美味しかったです。

 リフト券の時間いっぱい滑り、17時過ぎに写真を展望台から撮ったんですが、まだ少し明るさがあり、北海道3大夜景のひとつをしっかりとした暗さの中で納めることができなかったのが少し残念でしたね。もう少し早めに日が落ちきると思ったんですが予想外でした。このあたりから夜景目当ての観光客があがってきて、TENGUU CAFE は賑わいを見せます。ボードを持ってロープウェイを降りる自分がかなり浮いていたことでしょう。着替えを済ませて、ボードを再度預け宅配の依頼をし、帰りのバスを待ちます。この帰りのバスなんですが、夜景目当ての観光客と重なり、バスの時間があまり時間通りに発着しない状態で、いつ来るのかわからないバスをひたすら寒空の下で待つという状況になったのはつらかったですね。20分ほど冷たい風にさらされていたと思います。バスが来たときの感動はひとしおでした。

 小樽駅に向かうバスの中、観光客の多くは海外の人のようで、日本語以外の言語による会話がボソボソと聞こえます。もう少しで小樽駅前に着くかなというときに、ひとつ前の席に座っている女性が、霜ができた窓になにか日本語を書いているのに気づきました。携帯を見ながら、翻訳しながら書いている。「小樽に行く」といった文面をかいたところで、こちらをちらっと見る視線を感じたので、こちらから話しかけてみました。最初は日本語で話しかけてみましたが、日本語はわからないとのことだったので、拙い英語でなんとか相手のお困りごとを引き出すと、このバスが小樽駅に行くかどうかというのを知りたい様子でした。なので、このバスは小樽駅前に行くよというのを伝え、自分も同じ目的地だったので一緒にバスを降り、札幌に行きたいと次に言われたので、チケットの買い方と、どの番号の乗り場の電車に乗ればいいか、というのをなんとか伝え、改札をくぐるのを見送りました。観光客が多いなというのは昨日から感じていましたが、まさか自分が案内することになるとは思いませんでしたね。もっと英語ができていればスムーズだっただろうなと小さな後悔もしつつ、夕飯を食べに龍鳳に向かいます。向かったのですが、今日は19時前ですでに閉店しておりました。龍鳳チャレンジ本日も失敗で明日にかけるしかありません。

 閉店の龍鳳に背中を向けて、別のところで夕飯をと歩き始めるのですが、龍鳳以外の候補を考えていなかった。そのため、道中で良さそうなお店があれば入ろう、というなんとも行き合ったりばったりな妙案に頼ることにしたのです。場合によっては、小樽ビール小樽倉庫No.1にもう一度いってもいいか、ぐらいのことを考えていたと思います。しかし少し歩いたところで見つけたひとつのお店に目が止まりました。「丼 あて 酒 えだかん」

 海鮮丼の写真が胃袋を刺激します。朝食に滝波食堂で3種の海鮮丼を食べましたが、スノーボードと雪道を歩くのに疲弊した身体はすぐにでもなにか食わせろと内側から訴えかけているようでした。日本酒というのも気になったので、がらがらとお店の扉を開けて足を踏み入れました。すでにお客さんが数名おり、テーブル席に2組、カウンター席に1組。自分は扉近くのカウンター席に案内され、注文はQRコードで飛んだサイトからできると伝えられました。チェーン店というわけでもなさそうなお店ですが、こういった注文の仕組みを取り入れているのはこのあたりでは珍しいんじゃないかなと感心していた。お店に入る前から気になっていた海鮮丼と、日本酒ガチャというなんとも面白そうなものがあったのでこれを選び注文。最初にお通しとしてでてきたのは肉じゃがで、これひとつでメニューの一つになるんじゃないの?と思えるような1品が出てきたことに驚きました。日本酒ガチャでは「合名会社鈴木酒造店 秀よし」という秋田の日本酒を引き、肉じゃがと日本酒だけでも立派な食事になるなと満足気に箸を進めます。スッキリとした風味の秀よしは、肉じゃがの味を隠すようなこともなくお互いの旨味がちょうど混ざるような、何にでも合わせれると思わせる風味だったのが印象的です。疲れているのでお酒が回りそうだなと思ったので、一緒にお冷も頼みました。そして待ちに待った海鮮丼。キラキラと光っているのかと思えるような鮮やかな彩り、非常に綺麗です。食べるのがもったいないなと写真を撮ったときは思いましたが、食欲が先行しましたね。ガツガツとレンゲをつかってかきこんでました。一緒に出されたお味噌汁も、滝波食堂と同様に、海鮮のお出汁が聞いてて美味でしたね。あっという間に平らげてしまいました。

 再度寒空のもと、グリッズプレミアムホテル小樽にチェックインのために向かいます。朝にバス停に行くまでの間、荷物を預けるために立ち寄ってはいたのですが、朝早すぎたのでチェックインはまだしていません。20時をすでに超えていたので、電話がかかってくるんじゃないかと携帯の振動を警戒していましたが、特に電話がなることもなくグリッズプレミアムホテル小樽に到着。チェックインして内装とかをみると、なんとも既視感がある。パンフレットが置かれているところにトリフィート小樽運河の案内もあり、そこでようやくトリフィート小樽運河と同じ系列のホテルなのかと気づきました。このことをツイートすると、トリフィート小樽運河の公式Twitterアカウントからも反応が。

 こちらの浴場には露天風呂もあり、お風呂の時間を長めにとり、夜風に涼みつつ浴場を堪能しました。スノーボードのあとにトリフィート小樽運河やグリッズプレミアムホテル小樽の浴場施設があるところに泊まれるというのは、疲労を癒すことを考えると非常に頼りになるといいますか、アクティビティのあとの楽しみがあるというのが嬉しいですね。

この日集めたスタンプとしては、滝波食堂、住吉神社、小樽商科大学、小樽天狗山ロープウェイと、数としては少ないものの、スノーボードを楽しんだり景色を堪能したり、海鮮を楽しんだりと、昨日と同様に朝から夜まで充実した1日を過ごすことができました。1日天気に恵まれたことが大きいですね。しかしながら下半身の疲労感が非常に大きく、翌日の活動に支障が出ないかだけが気がかりです。