『小春六花とコーヒーブレイク【ヤマフクコーヒー・ペルー・マチュピチュ(中浅煎り)】』を投稿したよ

 「毎月6日は六花の日」ということで、3/6 中になんとか投稿しようと頑張りました。

 一通りセリフを打ち込んだあと、自分なりに見返したとき「この動画あんまりコーヒーのこと喋ってないな」と、ふと思ったんですよね。豆を挽く前は身だしなみがどうのとか、最後の方は布巾がどうのとか。ペルー・マチュピチュは世界遺産がどうのとか、ここの豆は無農薬のものが多いとか、もっと今回の豆ならではの話題があったろうに。次回はもうちょっと話題が変な方向にいっていないか気をつけよう。

 まぁそれはそれとして、支援絵のご紹介が早めにできたのは良かった。いき様が描いてくださったバ六花ちゃんをみたときの、視聴者の皆さんの反応が気になるんですよね。気にいってくれることは問題ないとして、普段あまりみられない雰囲気の六花ちゃんに、どんな印象を抱くのか楽しみでなりません。

 投稿したあとであれなんですが、コーヒーの風味について、少々言葉足らず、知識不足から、伝えるべき部分を今回の動画ではあまり伝えられていないような気がしています。次の動画では、もう少し調べたり、言葉して動画にしたいものです。

 ヤマフクのコーヒー豆はもう1種あるので、次回はその豆を使ってコーヒーをいれたいと思います。今回使用したペルー・マチュピチュ(中浅煎り)の豆は、もう少し味覚が育った状態で、改めて味わってみたいですね。そしてまた動画にして、以前との違いについて話せればと思います。

動画投稿冥利に尽きるできごとがあったよ

 朝起きて、ふとスマフォをのぞいてみると Twitter から新しくフォローしてくれた人がいるとの通知が届いていた。どんな人からのフォローなんだろうかと、フォローしてくれた人の Twitter をのぞいてみると、固定ツイートのところに六花ちゃんのイラストがのせてあり「小春六花関連でフォローしてくれたのかな」とか思いながらよくよくそのイラストがのせてあるツイートのテキストを見てみると「小春六花とコーヒーブレイク」の文字がみえる。

「おや?おやおやおや?」

改めてイラストの六花ちゃんをよく見てみると、赤いフレームの眼鏡をしてて、手にはコーヒーポット、テーブルの上にはドリッパーがのせられたマグカップ、その隣には Kalita のハンドミル。そしてツイートの最後には「支援絵」の3文字。

「うわぁぁぁぁ!これ自分の動画の支援絵か!」

眠気が一瞬で消し飛んだ。ベッドから飛び起きて、フォローバックといいねと引用リツイートして、次回の動画で紹介させてくださいという依頼のDMを投げて。朝ごはんをそっちのけで Twitter の操作をひたすらしていた。

 改めて、いきさんの描いてくださったイラストの六花ちゃんをまじまじと眺める。公式などが公開している資料やイラストの六花ちゃんは、活発な子というか、先輩後輩からもからかわれる笑顔の似合う女の子といった印象があり、六花ちゃんのイラストは、そういった性格が現れた物が多いという印象です。いきさんの描く六花ちゃんはそういった印象とは対象的に、眼鏡もあってか、とても知的で大人びた印象を受けます。めちゃくちゃ好みです。外で元気な子が見せる落ち着いた一面というのは、ギャップもあってか、より魅力的に感じますね。眼鏡に反射するほんのりとした光や、眼鏡の奥の瞳が宝石のようにきれいで、思わず見惚れてしまいます。制服の上からかけるエプロン姿というのも、まだ学生ということを認識させながら母性があるようにみえ、惹かれる要因となっていると思います。そして仕事の細かさを表しているのが、小さく描かれているマグカップに、小春六花が描かれていることです。このマグカップは、動画でも使用している小春六花と小樽のコラボグッズで、樽により掛かる六花ちゃんが描かれています。マグカップの絵も細かく再現してくださっていることに気づいたときは、その丁寧さに本当に感動しました。

 いきさん、支援絵を描いてくださり、本当にありがとうございます。次回の動画でご紹介させていただきますので、今しばしお待ち下さい。今後も動画を楽しんでいただけますと幸いです。

 いただいた支援絵を眺めつつ、昨日投稿した動画はどうなったかなと、ニコニコ動画を開いた。動画投稿したあと数日は、自分の動画の再生数とかコメント数とか気になって、自分で自分の動画のページを開いてしまうってこと、動画投稿者ならわかってもらえると思う。動画を確認しようとしたとき、通知があることに気づいた。動画に対するいいねや広告の通知かなと、特に考えずに通知一覧を開いてみると、運営からのメッセージが1件あることに気づいた。アップデートか何かの通知かなとおもい中を確認してみると・・・

ファッ!?( Д ) ゚ ゚

 動画の紹介とな!?対象の動画はなにか確認してみると、12月に投稿した「小春六花の小樽冒険記 Part1【小樽スタンプラリー】」とのこと。

実際どういうところで紹介されるのかなといろいろと調べてみると、公式の Twitter やニコニコ動画のトップ、そして動画旅マップにも掲載されるということで、動画旅マップのトップからも表示を確認。自分の動画が、他の人の言葉によって紹介され、思いも寄らない場所で再生されているということに、妙な高揚感が高まってきた。他にもなにかないかとエゴサしたりして、しばらくPCの前から動けなかった。

 動画旅マップでは、動画の内容から GoogleMapで移動経路を再現してくれており、当時自転車で走り回った範囲を視覚的に知ることが出来ます。

 時間が経過するに連れ「小春六花の小樽冒険記Part1」の再生数が伸びていき、いいねの通知も増えてきた。1000ぐらいの再生数だったものが、もしかしたら2525再生に届くんじゃないかと思うほど半日で伸びている。影響力すごいな。まさか数ヶ月前の動画がこんな形で取り上げられるとは、本当に驚いた。最初は本当に「小春六花の動画を作るきっかけに丁度いいイベントやってんな!」ぐらいの軽い気持ちで、しかも2週間くらい前から予定を立てるという突発的なきっかけだったが、3日間歩き回り、集めた情報をブログ、動画にして残しておいて本当に良かったと今では強く思う。

 実は雪山にスノボーをしにいった時の記録も録画してはいるのですが、なかなか動画化する踏ん切りがつかないなと悩んでいました。しかしこういった旅動画として誰かの目に留まるといった事があるかもしれないと思うと、やっぱり形にしておきたいなと今は考えている。ボイロトゥーン動画、コーヒー動画と、すでに手にあまるんじゃないかと思うほど趣味を抱えているが、どうせならやりたいこと全部やってみるかという、今回も軽い気持ちをきっかけに行動に移していきたい。

「ヤマフクコーヒー ペルー・マチュピチュ(中浅煎り)」でコーヒーを淹れたよ

 「木炭焙煎 珈琲豆 飲み比べ セット」を飲みきり、他のコーヒー豆を試します。取り出しましたコーヒー豆は「木炭焙煎 珈琲豆 飲み比べ セット」と同時期に購入していた「ヤマフクコーヒー ペルー・マチュピチュ(中浅煎り)」です。

消費期限としては 2022.07.23 となっておりますが、焙煎してからあまり時間をおかないほうが良いといった話もきくので、購入してからしばらく経っていることが少し心配しています。念のためこの袋の状態で冷蔵庫に入れてはいましたが、保存方法としてよいのかどうかは自分もはっきりしません。袋を開けて、香りをかいでみましたが、変な匂いというのは特になく、コーヒー豆の芳しい香りが広がります。この段階で、それほど特徴的な香りを持っているような印象は持っていないです。袋から開けて、キャニスターに音を立てて注ぐ瞬間って何故か楽しくなってしまいます。

 この量で150gあるそうなのですが、最近の自分は1日に2杯飲むので、40gを1日に消費しています。つまり4日もあれば消費しきってしまうんですよね。飲み過ぎかなぁ。

 お湯を沸かしている間に分量を計って、静電気対策をした状態でコーヒー豆を挽き、今回はここで茶こしを使ってみました。以前ブログのコメントでも頂いていたアドバイスなのですが、茶こしによって微粉を落とすことで味わいがよりクリアになるとのこと。お家にある茶こしを使って、実際に微粉を落としてみました。あまり落としすぎると全体の粉の分量が減りすぎてしまうので、トントントンと数回叩いて落とす程度に留めます。

 微粉を落としたコーヒーの粉をドリッパーに移し、沸かしたお湯でマグカップを温めます。そしてお湯をコーヒーポットに移すのですが、今までは一度計量カップで量り移していたのを、今回は直接コーヒーポットに移します。前回の動画のコメントでもありましたが、今回はドリップをしながら量を量るようにしてみます。ドリップ時に電子はかりにのせて重さをはかりながら、お湯をコーヒーポットからドリッパーに淹れるイメージです。また、コーヒーポットに移したお湯の温度を料理用の温度計を使って量ります。92度程度の温度であることを確認し、ドリップしていきます。

 まずはコーヒーの粉が浸るぐらい、40gほどでしょうか、お湯を入れて40秒待ちます。そして60gほどのお湯を注いで待ち、次に100gほど注いで待ち、最後に100gほどそそいで、ドリッパーを外します。このあたりの分量の配分は他の資料を参考にしたつもりではいますが、実際にやって見ると気づいたときに超えてるといったことがあり、感覚を掴むことがすぐには出来なかった。

 そして出来上がったコーヒーはどうかというと、立ち上る香りにはほのかにですが、フルーツのような甘さを感じさせるような香りがするような気がします。なんとも言葉で表現することが難しいですね。そして味ですが、酸味、苦味、ともに感じるのですがどちらも大きく主張せず、いい塩梅でバランスが取れた風味を感じます。舌に長く残るような後味もさほどなく、どちらかといえばスッキリという表現が合うのかもしれません。もしくはキレがあるというのでしょうか。いっけん濃度が薄いような印象を与えながら、しっかりとした風味がすっと舌に馴染んでくる、そしてじんわりと酸味、苦味を味わったあと、雑味を残さずすっと引いていく。これもまた面白い味わいです。感覚の表現を試されているようでなんとも歯痒い気持ちもありますが、これまでのコーヒー豆とはまた違った風味を楽しませてくれます。

 なんというか、今の自分のコーヒーに対する感覚では、まだこの豆の良さを理解できていない、そんなふうにすら感じます。とても良いものを味わっているのにその味の良さがわからず飲み干しているような、そんな感覚。もっとたくさん味を知り、知識を得た状態で、改めてこのコーヒー豆を味わってみたいなと思います。

ハンドドリップ関連動画

使用している道具

【Splatoon2】ボールド茜の奮闘記【VD杯決勝リーグ】を投稿したよ

 ようやく、私のVD杯5が終りを迎える。自分にとって思い入れの強い大会であるため、試合動画を流して音声を乗せるだけで済ませたくないなと思い、オープニングというかなにかBGMにのせていろいろやってみました。BGMでいいのがみつかってよかった、ニコニ・コモンズさすがです。まぁメンバー紹介のところはVD杯5のPVから流用しているので、その点は助かった部分でもある。

 Aviutl の編集でよく困るのが、発行、閃光といったアニメーションを与えた部分のオブジェクトの表示の際、プレビューがめちゃくちゃ重くなるという点。確認するためにメモリにプレビューを作成するプラグインを使用しないといけなくなるのしんどいね。Aviutl を高速にするプラグインとかあるけど、プレビューの負荷をへらすこともできたりするんやろうか。今度編集するときにでも試してみよう。

 オープニングの部分はPVも使用できたことで、思いのほか悩まずに作ることが出来た。音声波形を使って色々と試している中で、極座標変換を使用した渦を巻くような表現が出来たことは個人的に気に入っている。今後も別の動画で流用しそう。あまり乱用するとワンパターンになるので、決勝戦前の映像部分では、わりと単純なヒストグラムのような音声波形を使用している。球の状態で波形を表示させることで、表示されている文字が平面なんだけどちょっと歪んで見えたりしないかなと思ったけどあんまり効果なかったね。まぁ試行錯誤を繰り返していきましょう。

 たつこさんが作曲された「SquidFantasista」も使用したいと思って、どの部分をどう使うか、曲を聞きながら考えていたんですが、最終案が固まるまで数時間かかったような気がする。最初は暴徒製薬のメンバー紹介のような、PVを流用した形でのビストロソリッドのメンバー紹介を考えてはいたものの、曲の節目とシーンチェンジのタイミングが合わず、結果的にビストロソリッドのメンバー紹介はナワバリバトル中の文面のみとなってしまった。動画編集慣れとる人やったらどうしたんやろなぁ。

 ガチホコの編集自体は、前回の動画と変わらず、対面を全然しない立ち回りなので、あんま見栄えはない。だからこそ他のところで編集色々したってのもあったり。まぁでも自分の動きをみてみると、目についてしまうものが多々あるなと感じる。何をするのか迷ってしまい、目的を見失って行動してる時間帯があるのが非常にもったいない。相手陣地まで乗り込んだとき、もっと相手にとって嫌な立ち回りができたらなと思うばかり。それでも勝てたのはやはり心強い味方のおかげ。まだまだ後ろから味方をみる立ち回りしか出来ないが、いつかは横並びの立ち位置になって、互いの戦いを近くでサポートできるような立ち回りができたらと想像するばかり。

 そして運命のナワバリバトル。このバトルの編集がつらかった。編集に手こずったというのもなくはないが、何より長時間見ることが心にくる。悔しい気持ちが思い出され、終盤の方は半べそかきながら編集してた気がする。時間がある程度経ってもう大丈夫かなとも思ったが、そんなことは全然なかった。途中表示されるノイズのような赤い文字。見返すたびに思う「ああしておけばよかった、こうしておけばよかった」という具体的な場面を表していて、時を戻してやり直したい、事前に注意を促してあげたいという想いに駆られ、目頭が熱くなってくる。これを書いている最中もちょっと涙目になってきているのだから重症だ。これほどまでに熱く、のめり込むことが出来た大会というのはもしかしたら初めてかもしれない。

 動画の終盤、どうしても気持ちが滅入ってくることもあり、暗い流れからどうやってエンディングに向けて上向きに持っていくか結構悩んだ。そんなときに助けとなったのは、糖分魔王様のイラスト。これの紹介に合わせて、一気に喜びへの感情移行が出来た気がする。糖分魔王様のイラストはただ素晴らしいというだけではなく、動画編集者の精神をも救ってくれる、護符のような役割を果たしている。仏様のようやな。親バカのような感想になるんやけど、ボールド持った茜ちゃん、可愛いことに加えてめっちゃかっこええと思うんや。パイロットゴーグルもそうやけど、襟付きのスミヌキシャツの白黒のカラーリングで、中性的なかっこよさがでてると思う。パイロットゴーグルはボールドマーカー7を使ってるときも使用してるものではあるんやけど、スペシャル増加を積みたいってなったときによさげなんがスミヌキシャツしかなかったんよな。選択肢のない中でのコーデやったけど、結果的にめっちゃ好みの茜ちゃんを書いてもらえたんが嬉しくてしかたがない。糖分魔王様、本当にありがとうございます。

 糖分魔王様のイラストのおかげで、エンディング周りはさほど迷わず、そして特に編集に時間もかけることなく進められ、全体を通しての見直しも済まして出力。動画ファイルにするのに1時間以上かかるかと思ったんやけど、30分ほどで出来たんは驚いたな。そのおかげで 3/4 の夜に投稿できたってのもある。動画ファイルが出来た時間が22時を超えてたりすると「明日にするか」ってなってたと思うわ。

 「動画投稿までがVD杯5」と個人で勝手に思い込んでやってたので、ようやく大会が終わったなと実感し始めています。大会に出て毎回思うことは「もっと強くなりたい」ということばかり。いろいろとやりたいこと、やるべきことが山積みではあるけれど、時間を作ってボールドマーカーを握って、また動画を作っていきたいものですね。

 

最後に、暴徒製薬のサムスンさん、ループさん、吹雪縁さんへ

「nice暴徒!」

 

『小春六花とコーヒーブレイク【木炭焙煎珈琲コロンビア】』を投稿したよ

 2月の最終日に投稿した翌日に、3月から「合成音声ソフトウェア文化の祭典」なるものが始まるというのを見つけてしまい複雑な気持ちになっています。まぁ3月も動画上げればええんや。

 コロンビアの豆を使用したハンドドリップコーヒーの動画をあげました。ハンドドリップの内容については以前書いたブログをご参照いただくとして、動画を作る上でのよもやま話ができればと思います。

 動画を作る上で毎回悩んでいることが、GoProの置く位置と高さについて。風景を撮るわけではないので、カメラから近い距離での撮影となるのですが、どうしても作業スペースが狭くなってしまうのが難点ですね。モニターアームのような、上から吊るすようなものを用意すればいいのかもしれないのですが、今のところ良い手段が見つかっていないのが悲しいところです。台所のワークトップのいち部をカメラの置き場所としてスペースを割き、その上で映り方を気にしながらコーヒーを挽いてたりします。腕とかがカメラに当たって倒してしまわないか時々ヒヤヒヤするのですが、今の所事故は起こっていません。今のところは。。。

 動画編集を始めるとき、Aviutl を使用しているのですが、前回の動画の編集ファイルをテンプレート代わりに使用し、新しい編集ファイルを作成しています。前回の動画と同じテキスト、音声というのが何箇所か確認できると思います。手抜きではなく効率よくやっていると捉えてもらえると幸い。

 Youtube の方にも動画はあげていますが、もともとニコニコ動画の住人ということもあってか、再生数は圧倒的にニコニコ動画のほうが多いです。まぁ、VOICEROID、CeVIO の文化はニコニコ動画のほうが浸透していますから、市場の違いというものなのでしょう。そんななかでも Youtube の方で VOICEROID を使用しながら登録者数を集めている方とかをみると、とても感心してしまいます。その多くは、編集技術だけではなく、動画の内容も洗練されているものだったりするので、場所を選ばずに人を集めらる人なんだろうと思いつつ、自分もこのように人を集められるようななにか特筆なものがあればなぁと羨んでしまいます。まぁ趣味の度合いというのは人それぞれなので、そこまで深くは考えないですが。ほそぼそとやる中で、わかりやすい数字というものが結果としてついてくると、なお良いだろうなと思ったりはします。本業にするつもりはないですが。

 木炭焙煎珈琲の飲み比べセットは使い切ってしまったので、次は異なるショップのコーヒーになると思います。またちょっと道具を変えたり淹れ方を変えたりすると思うので、そのあたりについて話しながら、ゴリゴリと豆を挽いている動画を作れればと考えています。

 下書きの状態でほったらかしになってたの気づかなんだ。。。

ビブリア古書堂の事件手帖 1~7 を読んだよ

 ひょんなことから過去に読んだ小説の話になり、「ビブリア古書堂の事件手帖」を思い出し、同時に「そういえばこれって完結したのか?最後まで読んだっけ?」と気になり始めて読み直した。どこまで読んだかはっきりと覚えていなかったが、読み進めるうちに断片的な記憶と照らし合わせると6巻まで読んでたことがわかった。あと1冊だけ読んでなかったのね。

 この小説の好きなところはヒロインの篠川栞子がめっちゃ好きというのもあるんですが、本そのものについての歴史や背景といったものを知ることで、本に対する興味の幅を広げることができると気づかせてくれること。本の発行において発行時期の時代背景を受けて再編されているものがあったり、同じ内容の本でも種類がありその中には稀覯本としてあつかわれるものがあったり、雑学とひとくくりにいわれると否定はできないが、本が好きな人をさらに本好きにさせる魅力がこの小説にはあると感じた。また、小説の中で扱われる著者や書籍についてのエピソードがつらつらと書かれているだけならただの資料本なのですが、これらの要素を交えつつ、本筋はミステリーになっており、次の展開が気になって読み進めてしまうような小説となっている。この辺のバランスの良さが、この小説の魅力なのかもしれない。

 トリックなどがわかっている状態で読んでも楽しめるほど、どの巻の内容も好きなのですが、特に6巻の太宰治を題材にした話は特に印象深く、読み返す前から思い出せる記憶の多くは6巻の内容のものでした。昔からなじみのある有名な文豪というのもあるでしょうけれど、6巻で書かれる人情描写が強く記憶に残っていました。ここまでくると読書好きではなく読書狂と呼ばれてもおかしくない、そんな感情を抱いたことが思い出されます。好きの延長にたどり着く狂気というのは、誰にでも起こりうることでありながら、好きのベクトルが人によって異なるために理解されない、好きすぎるがゆえの孤独といったものを、この小説を通して考えさせられました。

 小説の中で時折、登場人物が本の一節を暗唱する形で状況や思いを伝える場面が多くあります。テイルズオブシリーズが好きでよくなぞらえるといったこともしますが、こういうことができるほど、本を読み込み、反射的に結びつけて表現することができるという状態に、なんとなくではありますが憧れたりします。表現のしかたにバリエーションがでて彩られる感覚というのでしょうか、誰かに伝える手段として多くの言葉やフレーズで表現できる、あるいはこの言葉でしか表現できないといったような適切な言葉選びが都度できるようになりたいと常日頃思っていますが、こうやって文章として書き表される表現は常に似通ったものばかりになってしまうのが残念なところ。インプットばかりが多く、アウトプットで活かしきれていないなと実感します。

 ビブリア古書堂の事件手帖について改めて情報を追ってみると、その後の世界観ですでに小説が2冊でていて、さらに 2022.03.25 には3冊目が出版されると書いてある。いいタイミングで見直したのかもしれないという幸運を思う気持ちと、まだ続いており今後の楽しみが増えたという期待の気持ちが溢れてきます。しかしながら、7巻の巻末にはアニメ映画の話がでていたのですが、公式サイトでは全く情報がありません。ドラマは地上波でやったものと、映画で別の主演で放送されたものがありましたが、あまり評判はよろしくなかったようで、もしかしたらこれらの結果からアニメの話は頓挫したのかもしれないと思うと残念でなりません。地上波で放送されたドラマは自分も見たことがありますが、あまりにも設定が変更されもはや「ビブリア古書堂の事件手帖」という名の別物を見せられており、内容も今ひとつというのが正直な感想です。ヒロインに妹がいるはずなのに、ジャニーズが演じる弟に変更されていたり、ヒロインが黒髪ロングなのにくせっ毛のショートヘアになってたり、ホームレスのおじさんがおしゃれなおじさんになってたり、大人の事情があったんだろうなと邪推せずにはいられない内容でした。やっぱ実写版は地雷ですね。

 小説の話で思い出したものは他にも「珈琲店タレーランの事件簿」というのがあり、これも途中までしか読んでおらず、続きが気になったので改めて読み進めようと思っています。ビブリア古書堂の事件手帖の続編も気になるので、しばらくは読む本にこまることはなさそうです。珈琲店タレーランの事件簿は、ビブリア古書堂の事件手帖を読んだあとでは二番煎じという印象を抱くことは免れませんが、自分がコーヒーが好きということもあるので興味が続いているといったものになります。本以外の自分の趣味が重なる書籍というのは、魅力的に映るものですね。

 ひたすら本を読むだけで生活できたらと夢見つつ、今回はここらで筆を置こうと思います。

 

丸沼高原スキー場に行ったよ

 寝ぼけ眼をこすりつつ、布団に戻りたい欲求をなんとか抑え、今度は予定してた時間に起きることができ、予定通りに家を出ることが出来た。前みたいな寝坊をしてしまうと、予約したバス以外に乗ることが出来ないため、完全に詰みとなる。ボードやブーツといったスノーボードに必要なものが一通り入った、自分の身長ほどもあるバッグを抱えて、まだ日が出ていないうちから電車に乗り目的地へ。

 今回は、バスの日帰りツアーを試してみることにした。これまで新幹線で移動することが多かったが、やはり移動費が結構掛かる。それに引き換えバスの往復であれば、新幹線の片道の半額に近い値段で行けたりする。不安要素があるとしたら車酔いや、バスの本数の都合上、今回は15時ぐらいにゲレンデを降りなければならないといった時間的制約の厳しさがある。車酔いに対しては、酔止めの薬を服用することで不快感を感じることは抑えられたのだが、渋滞にハマってしまったことで予定到着時刻が1時間半も遅れてしまい、ゲレンデに着いたときには12時頃。急いで着替えなど済ませ、起きてから約8時間経ってようやく滑れるようになった。渋滞のことは考えていなかったので、手痛い誤算だった。

 天気は晴れ。太陽の光よりも、雪からの太陽光の照り返しのほうが眩しく感じるほど。すでにゲレンデには多くの人が滑っていたが、それよりもセンターステーションをでて目の前に広がるイエローコースのコース幅の広さに感心した。これは滑りやすそうだと期待感が膨らむ。肩慣らしも兼ねて、早速リフトにのってイエローコースを下ってみた。

 初心者コースのイエローコースは、横幅が広く、緩やかな下り坂が続くコース。2分もせずに滑りきれる短いコースでもあるが、リフトに沿って周回が可能であるため、くり返し滑ることがしやすいコースでもある。

 イエローコースのスタート地点には、中央リフトからいけるのですが、同じ中央リフトを降りて右手に進んだ先には別の初心者コースがあり、これもイエローコースとして用意されている。こちらも道幅が広く、緩やかな下り坂となっているため、練習したりするにはもってこいのコースと思う。しかし終盤の傾斜はもしかしたら怖いと思う人は出るかも。ゴンドラの列に入りやすいコースでもある。

 肩慣らしというか足慣らしというか、ウォーミングアップができたので、ゴンドラにのって頂上に向かうことにしたのだが、乗る人たちの列が長い。どうも昼食を終えたグループの流れとバッティングしてしまったらしく、ゴンドラに乗るまでに20分くらいかかった。もともと時間がないなかで滑っていることもあり、この時間は精神的にもつらかった。頂上につくまでに結果として30分ほどかかってしまい、滑る時間が更に短くなってしまった。

 ゴンドラで頂上についてみると、開けた風景が広がっており、標高2000mの立て看板の先には日光白根山が荘厳な雰囲気をまとって鎮座している。「天空の足湯」と呼ばれるスペースもあるが雪で今は埋もれていた。

 頂上からも初心者向けのコースがあるためか、滑り始めの場所には人の姿がちらほら見える。山の側面を大きく回り込むような、初心者コースのからくらコースを人の間を縫うように滑りぬけ、そのまま初級・中級者コースが混じったローズコースを滑っていく。ローズコースの終盤は少し傾斜が急になるような場所もあるが、コース幅が広いこともあり、大きく左右に滑ることでスピードの制御がしやすいコースだった。コバルトコースを経由して、オレンジコースやグリーンコースまで続けて滑ることができるため、頂上から下まで約4キロの距離を一度の滑りで満喫することもできる。ただし、時間経過とともに徐々に頂上に人が増え始めるので、昼過ぎぐらいから頂上付近では人との接触が怖くなるかもしれない。

 頂上から下までおりきらず、ローズコース迂回ルートを通り、コバルトコースまででて、第8リフトにのって少し登る。再度コバルトコースを上から滑り、第3リフトまで降りる。このコースも初心者コースで、幅の広い緩やかな斜面が続いているだけなので、いろいろ練習する場所に向いている。リフトに近い場所にはパークがあり、上級者が色々なトリックを見せてくれたりしているので、それを見るだけでも楽しめる。

 第3リフトから少し上に登り、ローズコースの上部からまた同じところまで滑り降りた。このあたりから人の多さが目立ち始め、接触しないようにキョロキョロしながら滑っている。コースの長さもそこそこあるので、ここを周回する人が多いものと思われる。他の初心者コースで慣れてくると、このコースが楽しく滑れる場所になると思うが、途中の道幅があまりないところで座り込んでしまうと接触の危険がある。

 人が増えてきたことが気になったので、グリーンコースを抜けてイエローコースを経由しゴンドラ乗り場のところまで滑り降りた。グリーンコースも広々としており、コースの横側には少し迫り上がった雪の斜面が用意され、その斜面を登って降りるといった楽しみ方も出来る。イエローコースとの合流地点は少し平坦な部分があるが、勢いが残っていれば問題なく滑れるだろう。しかし第5リフトに乗ろうとする人が道を横切るので、注意しないといけない。

 バスの時間も迫ってきていたので、最後にどこを滑るかなと考え選んだのは、第5リフトを降りたところから滑ることができる、中級者コースのバイオレットコース。名前からなかなかデンジャラスなコースなのかなと勝手なイメージをしていたが、滑ってみるとこれまでの初心者コースと変わらず、幅広のコースで適度に圧雪された非常に滑りやすいコース。傾斜も頂上付近の初心者コースとさほど変わらないように思う。どのへんが中級者向けなのだろう。バイオレットコースを抜けてそのままイエローコースに合流して下まで滑りきり、急いで更衣室に流れ込んだ。

 着替えて荷物の配送手配までしたところで、バスの出発時間の5分前。自販機で飲み物を買うぐらいの余裕しかなく、食べ物を探すことは出来なかった。実は行きのバスに乗る直前に3つのおにぎりを食べたっきり、何も食べていなかったのでめちゃくちゃお腹が空いていた。バスの乗り継ぎ場所である道の駅「尾瀬かたしな」でなにかないかと思っていたがつまめるようなものはなかった。代わりに変わったコーヒー豆を見つけたのでそれをお土産がてら購入した。どんな味のコーヒーができるか今後楽しみである。高速道路のサービスエリアでも、自由にできる時間は15分程度。屋台の肉巻きおにぎりや、菓子パンで一時的に空腹をしのぎ、バスを降りて電車に乗って家についたときには21時を回っていた。あまり中級者コースを滑っていないこともあってか、肉体的疲労はそこまでなく、むしろ滑り足りないという物足りなさがこみ上げていた。バスの移動自体は、ずっと電子書籍を読んでいるだけだったので楽だと感じた。今後も移動手段として検討しても良いとは思うけれど、7時台に出発する場合はおそらく毎回渋滞に巻き込まれるだろうから注意が必要だろう。

 丸沼高原スキー場は、全体的にコース幅が広いものが多く、とても滑りやすかった。頂上に行くためにはゴンドラしかなく、そのゴンドラ乗り場に列ができてしまうのがちょっと難点。時間的に余裕があれば、2,3回頂上から滑ったり、他のコースを回ったり出来たのだが、こればっかりは仕方がない。いずれリベンジしようと思う。滑り足りなくて仕方ないのでまたバスツアーの予約しちゃおうかなぁ。

宝台樹スキー場にいったよ

 友人と一緒に宝台樹スキー場に行ってきました。まず最初に、寝坊して新幹線の待ち合わせに間に合わなかったことを謝りたい。本当に申し訳ない。4時半ぐらいに起きる予定が、1時間ほどおそく起きてしまった。6時台の新幹線の指定席を予約していたが、7時台の新幹線の自由席でまずは上毛高原駅に向かった。合流したときに友人からの「もともと早すぎるぐらいの予定時間だったのでむしろ丁度いい」というフォローにとにかくスライディング土下座したい気分になってた。笑って迎えてくれたのが本当に助かった。

 友人の車に揺られること数十分、途中、閉鎖された宿泊施設やスキー場といったブームの去った観光地の過酷な状況が目に止まり、このあたりに住むのは雪以外にもつらそうだという話もしてたりした。友人はちょうど引っ越しの最中だったり、最近引っ越したばかりというタイミングだったので、「こことか住んでみたら?」と冗談のターゲットになるのは自分しかいなかった。実際の雪の量とか見ちゃうと、北国の自然に囲まれた暮らしというのが如何に幻想めいたものであるかを痛感してしまい、とても自分には住めないわと思ってしまう。

 10時ぐらいだったかな、宝台樹スキー場に到着。駐車場に止めた車の中や周辺でウェアに着替えてブーツを履き、GoProをヘルメットにセット。ボードを担いでリフト券売り場に向かう。天気は薄い雲がかかっているものの寒くはなく、視界は良好。コースの全容は見えないが、目の前に見える斜面は幅が広く、人もさほど混み合ってなさそうで滑りやすそうに見える。

 リフト券をウェアの左腕のポケットのところに入れて、ボードに片足を乗せ固定する。いざリフト乗り場へ。まず最初に肩慣らしとして滑ったのは初心者コースのたんぽぽコース。幅の広いなだらかな下り坂が続くコースで、初心者でもかなり滑りやすい。コースだと思う。人が多くなってくるとけっこう座り込んでる人も見かけたからしんどくなってくるかも。

 1度滑ってみて、雪の感触も悪くなさそう。時間が経つと人が滑ったことによって圧雪が進み、固くなるかもといった軽い心配はあったが、上に行けば大丈夫だろうということで、頂上への経路を進む。同じリフトにのって、再度たんぽぽコースを滑るのだが、途中にある第9クワッドリフトの乗り場にてリフトに乗り、頂上まで登ってゆく。宝台樹スキー場の特徴の1つとして、リフトが比較的速く動くようで、何度も周回したいという人にとってはおすすめかも知れない。そして頂上について景色を堪能すると同時に、斜面の角度に表情が固まる。さすがに急斜面過ぎません?第10コースという名前で、最大傾斜21度と書いてあるが、もっと傾斜があるように見えるんですけど。

 友人がさらっと滑り始めたので、すくむ足を何とか動かして斜面に板を放り出す。序盤の急斜面、ほぼ木の葉で横幅を目一杯使って滑り降りてた。時間をかけて少し滑り降りると、両斜面が崖のような急斜面から、ハーフパイプのような上り坂がコースを囲むようになっており、横に滑っているだけで途中から減速するような形で曲がりやすい。斜面はそこそこ急であり最初はスピードにビビってしまうが、2, 3回目にはスピードにも慣れてきて、最初の急斜面以外は止まらずに滑れそうではあった。まぁすこし困ったのは、微妙な速度で前を大きく左右に滑るボーダーとそれを後ろからカメラを構えてゆっくり滑るボーダーがいて、追い越しにくい状態がしばらく続いたのはしんどかった。ブレーキをずっと掛けないといけなかったので、下半身への負担がやばかった。中級者コースの第10コースを滑るとそのまま初心者コースのファミリーゲレンデにつながるので、全体で2kmぐらいの距離になる。体力が一気に持ってかれる感じがするので、この日はこのコースを3回まわったところで、もうこのコースは回れないと感じた。

 第10コースでの疲労もあり、あんまり回数を滑っていない印象でしたが、yukiyamaのアプリの記録を見ると10回超えてた。後半は初心者コースを回っていたので、これが回数を稼いだっぽい。

 下半身と相談して限界を知らされたので15時ぐらいで撤退。着替えて荷物の輸送を手配して、友人の車に乗り込み温泉へ。向かったのは「まんてん星の湯」。この施設では温泉だけではなく食事処もやっていたので、温泉で疲れを癒やした後、そのまま食事ができてとても良い。移動がないため時間も有意義に使えて、近況話をしたりしていた。夕飯に食べたのは味噌カツ定食。ちなみにお昼は上州豚の生姜焼き丼みたいなのを食べたのだが写真を取り忘れた。

 初めて訪れたゲレンデでしたが、自分の技量とちょうど良さそうなコースが有りとても楽しかった。もう少しスピードに慣れることができれば、ブレーキによる体力の消耗も防ぐことが出来て、第10コースをもっと回れそうな気がする。同時に体力の衰えを実感して少し寂しくなってしまった。筋トレだけじゃなくて体力作りも頑張らないと。とにかく今回も楽しく滑れて、怪我なく帰れたので最高でした。

2022.02.23 領将王争(テ勢麻雀)記録

 完全な内輪ネタです。

 今日は天皇誕生日。天皇様のおかげで水曜日という週のど真ん中に領将王争が開催できる。前日から領将たちは天皇陛下にバンザイを捧げていた。そしてこのとき夢見ロイドの項目も wiki に誕生した。領将のLINEグループや wiki をみるときは、周りに人がいないことを確認してからみることを心がけよう。

 集合場所にはいつもどおり5分前頃から全員が揃ったのだが、駅からみんなくるのかと思いきや、駅とは反対方向からみんなやってきた。電車ではなく前日から歩いて向かってたのかとも思ったが「日向ぼっこしてた」「コンビニいってた」などおのおの自由に動いて集合時間まで暇を持て余していたらしい。楽しみすぎて落ち着きがないのかわからないが、時間に遅れる人は今日もいない。集合時間よりも前に揃って毎回行動し始めているこの継続は個人的に感心していたりもする。

 会場についてまずは温度の測定だが、他に同じタイミングで来ていたお客さんの対応で店員さんが手一杯で「体温測定は各自でやってください」と銃のような形の温度計を指差して伝えられた。こういうものを渡された男子はまず自分のこめかみにむけたりするよね。しっぽらさんがしてたわ。ザビーダのマネをしてたんだっけかな?とにかくみんなの体温を測ると、自分が35度台なのに対して、他のみんなは34度台だった。皆さんもしかしてゾンビとかですかね?いつもなら自分だけが体温が低くてからかわれるんですが、今回は逆になってた。まぁ35度台もひくいんですけど。温度計そろそろ新しくしたほうがいいと思うんやけどなぁ。

 そして待ちに待った領将王争が始まった。ここからは断片的に覚えている出来事をつらつらと書いていく。脳みそをとろけさせながらやっているので、だいぶあやふやな部分が多いが許してほしい。

 序盤でつっしーが前回と同様に、あらさんからスジ引掛けによる中級者ホイホイにつかまってしまい、またもやスジが信用できなくなる呪いをかけられていた。くさびを打ち込むことに成功した!と言っていたがつっしーの順位1位じゃないですよ。うつべき人が他にいるでしょうに。。。

 あらさんが今回、嶺上開花を決めた。完全にお株を奪われてしまい、嶺上開花が出たことによる盛り上がりと羨ましさの気持ちで溢れてた。しばらく嶺上開花はおろか、槓の回数自体も減ってきている感覚があったので、今一度自分が嶺上開花を和了るイメージを構築しなければならない。できると思えばできる!

 リーチしたあとに牌を見間違えていたことに気づき、思わず「なんでリーチしたの」と悲痛なぼやきを漏らしてしまった。これを聞いた3人は「これはブラフなのか?」と少し疑うとともに「ここでこんな自然にブラフしかけてたら性格悪いでしょ」とけっこうはっきりいってたのは笑ったw このときは他の人が上がったことで罰符を払う必要はなかったが、久々にやらかしたなと笑うしかなかった。集中しないとな。「一本集中ーー!

 この日はやけに間チャン待ちが刺さってた。普段は両面で街を作る傾向のあるしっぽらさんやあらさんも「こうすればあがれるって聞いたから」と、テンパイ即リーチをしかけ、点数を積み上げていた。よく自分も間チャン待ちをするので、ようやくみんなもこの待ちが悪ではないと理解してくれたんだと思ったのだが、終盤では自分が間チャン待ちで勝ちをかっさらったときに「その待ちでなんであがれるんだ!」と非難轟々だった。手のひらトリプルアクセルがテ勢雀士の得意とするところではあるので、またしばらくすれば「やっぱ間チャン待ちよ!」と言っているに違いない。いっときの気の迷いってのは誰しもあるからね。

 しっぽらさんがガイアの囁きに対して「ガイアの”ガイ”は害悪の”ガイ”」と定めていた。ガイアの一端をようやく自分たちは理解できてきたのかもしれない。理解できたからと言って麻雀が強くなるわけではないので注意が必要。

 つっしーが河に麻雀牌を置くときに、逆ピラミッドみたいな置き方をしたりしていたな。なぜそんなことをしていたのかまるで覚えていないのだけれど、テ勢雀士たちは河でよく遊ぶので特に意味はないだろう。この日も麻雀卓の中央の段差に牌引っかかるように置かれたとき、岩盤浴とかいって直さなかったりしていた。対面の人が見えづらそうにしていても気にしない。。。。いや見せてくれよ。

 またつっしーなんだけど、なにか前フリのような展開があるとだいたい狙ったかのようにリーチしている相手に見事に振り込んでいく。即落ち2コマをみているような鮮やかさに、伝統芸能でもみているかのような安心感すら覚える。とりあえず12000点払おう。

 最後の局のオーラス、しっぽらさんが大逆転の手となり得る、四暗刻をテンパったものの、最後の1枚をツモることが出来ず、役満は今回もおあずけ。数年見れていないので、今年はどこかで誰かあがってほしいものですね。自分も頑張って四槓子がんばります。

 他にももっとあったような気がするんだけど思い出せない。もっとTwitter とかに記録しとけばよかったね。全体的な結果としては、しっぽらさんが約+130とダントツのトップを取り、自分は+12で、最終局を始める前の合計は0という、咲きちゃんのようなスコアの出し方をしていた。最後に2位をとれたことで、プラスにもっていくことができたのがよかった。あらさんはマイナスではあるがもはや誤差とよべるほど微々たるもので、つっしーがほぼすべての罪をかぶったかのような点数となった。

 今回の領将王争はしっぽらさんが『王』となり、『王』の導きに従い居酒屋へ。時間もおそかったこともあり人はほぼおらず、大きなフロアの端っこの席で飲み食いしていたが、自分たちの声だけがフロア内に響いていた。飲み物食べ物を一通り頼んだ後、話題はさっそく麻雀合宿の話に。当初はしっぽらさんの「こんなことできたらいいな」という絵コンテだけだったものに、みんなが前向きに検討した結果、4月頃に指定の場所で決行しようと具体的な日付の確認や宿の予約手前まで進めていた。もっとスケジュール調整に時間がかかったりするものと思うんですよ普通は。でもテ勢雀士は2つ返事でOKと返していた。やる気と行動力だけは人一倍高いのが我々の特徴でもある。こういう等でする予定というのは、計画段階から楽しいもので、すでにワクワクしてきている。

 麻雀合宿の話に一区切りつけたあとは、アニメの話題が中心となっていた。しっぽらさんが「ミステリー系」で面白いのはないかと訪ねたところ、odd taxi やサクラダリセットなど、さまざまなアニメタイトルがあげられていた。アニメについても見識が広いテ勢雀士たち。いつの間にか履修必須科目が増えていたりもする。「しおんの王」とかも個人的にはすきなんですが、dアニメではみられないらしい。残念。

 お店の閉まる時間も迫ってきたのでおとなしく解散。次回の領将王争に加えて、合宿の予定も具体的になり、それぞれの予定が待ち遠しい。ひとまず今回もお疲れさまでした。めっさ楽しかったです。

「木炭焙煎珈琲コロンビア豆」でコーヒーを淹れたよ

 「木炭焙煎 珈琲豆 飲み比べ セット」の最後の1つ、コロンビア豆でコーヒーを淹れました。今回は新しく使用する道具を増やし、少し手順を変更して試しています。

 新しく使用するのは、デジタル料理はかり、RareCi のガラス瓶竹蓋付きキャニスター気密収納容器、Kalita のコーヒーミルブラシの3つ。デジタル料理はかりは、コーヒー豆をきちんと20g量るために使用します。Kalita のコーヒーミルブラシは、挽いた豆を容器からドリッパーに移すときや、ミルの清掃に使用します。RareCi のガラス瓶竹蓋付きキャニスター気密収納容器はコーヒー豆の保存のために使用します。また、RareCi のガラス瓶竹蓋付きキャニスター気密収納容器なのですが、実は友人からの贈り物で、ハンドドリップでコーヒーを淹れているということを知って贈ってくれました。贈ってくれた友人には本当に感謝しかないです。本当にありがとう。

 まずお湯を沸かすのですが、以前までお湯が湧いたあとにいろいろと作業を始めており、実際にお湯を使用する段階で数分経ってしまっていたため、お湯の温度が下がっているという問題が実はありました。そのため今回からは、お湯を沸かすことと同時並行で、豆を挽いたり準備を進めています。お湯を沸かす音が背景にはいることを気にしていましたが、動画にするときは録画動画の音声をある程度絞っているので、たぶん気にならないはず。湧いたときの音は気になるかも。

 まずはコーヒー豆の準備です。袋を開けて香りを確認。前回のマンデリンの香りがインパクトの強いものだったこともあってか、コロンビア豆の香りはそこまで印象的なものではなく、嗅ぎ慣れたコーヒーのいい香りといった感じ。豆が容器に当たって広がる音を楽しみながら頂いた容器にざっと流し入れます。おしゃれな容器にコーヒー豆がはいった状態というのは、それ1つでおしゃれなオブジェのように見えてとてもよい。

 容器に移したコーヒー豆から、デジタル料理はかりを使用して20gのコーヒー豆を紙コップにとって量ります。次にこのコーヒー豆に対して、濡らしたスプーンでかき混ぜるようにして湿り気を与えていきます。前回投稿した動画の挽いた豆が引き出しの容器からなかなか落ちてこないということを伝えている場面で

「それたぶん静電気やで 豆をミルに入れる前に水をつけたスプーンでグルグルするとあら不思議、ってね」

というコメントをいただいたんですよね。静電気とな!?ということでちょっと調べてみました。ハンドミルでも電動ミルでも、静電気によって粉が容器などに張り付いてとれないといった問題はつきもののようで、豆や容器に湿り気を与えることでこれを軽減できるとのこと。これによって味に影響が出ることはない。目からウロコでした。コーヒー豆には濡らしたスプーンで湿り気を、ハンドミルの容器の部分は軽く湿らした布巾で拭くようにして湿り気を与えます。

 湿り気を与えたスプーンを使用しハンドミルにコーヒー豆を入れ、ゴリゴリと粉にしていきます。ハンドミルによる音とお湯を沸かす音で台所が一時的にかなりにぎやかなります。そして引き出しからドリッパーに粉を移してびっくり。マンデリンのときと比べて粉がドリッパーに落ちてくれている。容器をトントンと指で弾くまでもなくこれだけ落ちてくれたので、台所に粉が飛び散ることも抑えられています。まぁそれでも少しは散らばってしまうのですが。粉を落とす作業で結構時間が取られてしまっていたので、これはかなり助かりました。コメントで教えてくださった方、本当にありがとう。2回に分けて豆を粉にして、容器に残った粉は用意したKalita のコーヒーミルブラシでドリッパーに移していく。すべて移しきったらドリップのステップに進みます。

 沸きたてのお湯をまずマグカップに入れて温めて、続いて計量カップに300mlほどを分け入れてコーヒーポットに移します。このタイミングで今度は温度を測ってみようかな。たしか料理用の温度計があったと思うんですよね。マグカップの水気を拭き取り、粉の入ったドリッパーを上において、まずは粉が浸るぐらいお湯を入れて蒸らしていきます。今回は事前にちゃんとストップウォッチを用意したのでちゃんと40秒はかりました。蒸らしが終わったらお湯を入れていきます。1度に入れる分量とか、回数とかはまだ感覚でやっているので毎回ちがいますが、このあたりも同じにできるようにしたいですね。

 お湯をすべてドリッパーに注ぎ、最後まで落ちきる前にドリッパーを外し、コロンビア豆によるハンドドリップコーヒーの出来上がりです。ハンドミルによる際立つ香りですが、とげのないすっきりとした香り広がります。親しみ慣れた香りと言ったらいいのか、馴染み深いものでありながら、それでも主張がないわけではない。長時間香りを楽しむことができそうです。そして味ですが、風味の中に苦味よりも酸味を強く感じました。最初は苦味と混在してわかりにくかったのですが、他の豆の味と比べると明らかに酸味に差があるように感じました。これまで、インスタントやドリップコーヒーで、苦味と酸味を分けて感じることが出来ておらず、コーヒーの酸味ってなんだろう?と漠然とした疑問をいだいていたのですが、今回のコロンビア豆によるハンドドリップコーヒーで、おそらくこれが酸味なんだろうなと知覚することが出来たように思います。

 そして今回はコーヒーと一緒に食べるチョコも用意しました。動画用ということもあるのですが、コーヒーブレイクに軽食はつきものですよね。チョコの甘味がコーヒーの苦味、酸味を引き立たせ、今度はチョコの甘味をコーヒーが引き立たせる。甘味とコーヒー、最高の組み合わせです。これだけで24時間働けそう、働かないけど。

 今回も美味しいコーヒーを入れることができ、そしてチョコともあわせて楽しむことが出来たので、とても満足。動画にするのも楽しみです。新しい道具も特に問題なく使用でき、そして手順についても回数を重ねるごとに良くなっているように思います。自分なりの美味しい淹れ方というのが徐々に出来上がっていくこの過程も楽しみの1つで、動画化していることで将来改めて見直して「こんなふうにやっていたな」とアルバムを眺めるような懐かしさを感じられる楽しみもできていたりします。将来の楽しみを想像しながら、今できる楽しみを今後も積み上げていきたいです。

ハンドドリップ関連動画

使用している道具