2024.03.22-23 領将王争(テ勢麻雀)合宿記録

 月1にやってる領将王争。今回は場所を大きく移して合宿という形で2日にわたり実施される。2023年8月以来の合宿で宿泊先が新しく試すところ。今回は何が起こるかと期待に胸膨らませ、平日の通勤列車に揺られながらまずは集合場所に向かう。いつもの麻雀でもそうなのだが、集合場所近くで朝食を取りながら時間を待つようにしている。電車の遅延など想定外の出来事を避けるという目的なのだが、つっしーの車が渋滞によって遅れることもあり他の面子も同じように、自分がいた喫茶店(DOUTOR)でコーヒーをしばきながら待つことに。平日の午前の都内は車が多いね。

 まず向かったのはお食事処の「あいあい」。ここでお魚メインの定食をいただいた。写真には載っていないが、ここにサバの味噌煮、アジのフライ、ご飯と汁物もついてくる。焼き魚から身を取り出すことに集中していて黙々と食べてた。このあたりの刺し身はどれも身と味がしっかりしていて、かみごたえがあると同時に広がる旨味が芳醇。こういった魚の身をどれぐらい食べるかとか、刺し身のしそやつまといったものをどれぐらい食べるかとか、個人差が出ておもしろいよね。自分はわりと食べてしまう方だと思う。お店に貼ってあった、定期的にこういう魚料理が食いたい。

 あいあいでエネルギーを補充したあとは軽く買い物をして目的の地へ。買い物のときは自分やつっしーがチョイスしたものが却下されるといった一悶着も。麻雀してるとあんまり感触とか飲みものついだりといったことはしづらいから、少なめにしとくのが無難ではある。観光客であふれる歩道に挟まれた箱根の山道を進み、途中道を間違える実績を解除しつつ宿泊先へ。今回の開催地はおなじみのグリーン荘ではなく大平台温泉の箱根嶺南荘。部屋の広さと窓からの開けた景色がとても好印象な宿。ベッドは2つだが夕食時に畳のところに布団が敷かれる。寝る場所の選択権は1日の麻雀の成績上位から優先的にということになり、成績の重要度合いが増した。部屋の散策もそこそこに、荷物をおいて、前日までに入念にチェックした録画機器をセッティングしいざ領将王争開始。自動卓や牌自体もグレードの高そうなもののようで、テ勢雀士たちはことあるごとにはしゃいでいた。新しいおもちゃを与えられた子供の様相。

 数局やったらもう夕飯の時間。渋滞などでチェックインが少し遅れたのが少しもったいなかった。さすが箱根。夕食も豪華だったのだけれど、メインが豚ロースの鉄板焼でお肉だったのが意外ではあった。小鉢が段々になった膳(でいいのか?)にのっていて、アフタヌーンティーのケーキスタンドを想起させる。小鉢には桜餅もあり、こんな小さな桜餅があるのかと驚いたりもした。白魚の磯辺揚げの塩加減も絶妙で美味しかったのを覚えている。お昼におかわりもしたことでお腹の心配をしていたものだが、料理を見た途端にその心配は綺麗サッパリなくなり、ここでもご飯2杯を平らげていた。

 夕飯を済ませて麻雀を再開。あらさんが1位を維持するかと思いきやここから急ブレーキがかかり、逆にしっぽらさんが猛追。ベット争奪戦も混戦を極めてきたところでお風呂休憩。ここのお風呂は広く、露天風呂もあり、さらに人がちょうどはけたタイミングだったことでのびのびと入ることができたのは幸運だった。お風呂前の半ちゃんが長引いたことで開いている時間に入れるかと心配にもなったりしたが、これが結果的に混み合う時間を避けることになったのかもしれない。

 お風呂からあがり全員浴衣になって眠たくなるまで麻雀を続ける。結局3時ぐらいまでやってたかな。録画を見返すとこのあたりのテ勢雀士たちは眠気と戦うことにエネルギーを割いてて、他の時間と比べて覇気がないのがまたおもしろい。自分は起きている事自体はつらくないのだけれども、運転をしていて起きるのも早いつっしーにとってはこの時間帯まで引っ張るのはけっこうつらかったりするのかな?この時点での点数としては、しっぽらさんが一人勝ちし、自分とあらさんがマイナスで下に並ぶといった順位。ベット争奪戦も2位のつっしーが布団を選んだことで結局自分とあらさんにもベットを選択できるような感じになり、あらさんが譲ってくれて自分がベットで寝ることに。鳴っても起きないとわかっている目覚ましをかけるつっしーにみんなが総ツッコミをいれつつその日は就寝。

 

 翌日、7時には全員が目を覚ましていたように思う。あらさんとしっぽらさんは朝風呂にいったのかな。自分は2度寝してた。体を起こし、身なりを整えて朝食へ向かう。朝食は小鉢を含むたくさんの一口サイズの一品が並んでいた。写真にのっているものに加え、焼き魚と汁物もある。このときもご飯をおかわりしていた。直近の3食で普段の2日分以上食べているような気がする

 チェックアウトまで時間があまりなかったので、朝食後にできたのは1半荘のみ。しっぽらさんとつっしーが前日の順位を維持し、自分とあらさんが3位と4位に。あらさんいしてはめずらしく不調な合宿だった。最下位は回避したものの、自分は未だに合宿適性がないままのようだ。最後にテンパった四暗刻があがっていれば逆転できたのだけれども、その奇跡はこのときは起きなかった。役満ダービーの順位付けも変わらず。

 箱根嶺南荘をあとにしたあと、もともと美術館に行く予定だったのだけれど、悪天候のため行き先を変更。しっぽらさんと自分がコーヒーを趣味にしているということもあり、小田原にある自家焙煎珈琲店「クラウディア」を訪れることに。このお店では、美味しいコーヒーと、写真映えするパフェやシフォンケーキのセットが提供されている。これらに加えて、焙煎度合いの違いによる飲み比べなど、コーヒーのいろいろな風味を感じやすい飲み方を提供しているとともに、フィリピンのロブスタ種の豆などわりと珍しい豆を揃えていた。自分が頼んだコーヒーは、季節限定のパフェとの食べ合わせがよさそうなコクのある苦みをもつマスターピースブレンド。みんなが頼んだほかのコーヒーと飲み比べながら楽しむことができ、普段喫茶店に1人で訪れることが多い自分にとって、複数人で行く楽しさを改めて実感した。飲み比べのメニューを提供しているお店って限られるので、そういう意味でも良い発見だった。

 海老名のサービスエリアによりつつ、帰路につく。「海老名のサービスエリアはよく行くからなぁ」と、箱根嶺南荘を出る前に候補から外したりしたものの、コーヒーを飲んだことでトイレが近くなり、都合良く行けるのが海老名のサービスエリアだった。パフェを食べたあとだったこともあり、ソフトクリームを食べる気にはならなかった。つっしーの車の中ではしっぽらさんのもってきた話題のネタカードをひきつつ、これまでにwikiに書いた内容について話したり、今回の合宿で発生したつっしーの筋引っ掛けについてだったり、いろいろと話すうちに東京に帰還。昼過ぎにはついたかな、かなり早めの解散になった。疲れ果てていたつっしーが帰り道で事故らないかと内心心配だったりした。駅でみんなと別れてから、本を読みつつ1人で電車に揺られていると、最寄り駅を1つ乗り過ごすといったこともあり、疲れているのだなと実感。

 早めに解散したこともあり、その日のうちに録画データをPCに移し切り抜き作業を始めたが、動画ファイルの数を見て少し手が止まる。まぁ席を立っているときも録画しっぱなしだったこともあり、長めに録画されていたというのもあるので、実際に目を通す部分は普段の麻雀の録画データと変わらないだろう。

 この記事を書いているときにはすでにすべての切り出しが終わっている。最後の1半荘が撮れていないのが悔やまれたが、それでも90本もの切り抜き動画ができたのは驚いた。内容の濃さの幅はあれど、なかなか見過ごせない場面が多い合宿だったなと感慨深く思っている。今後何度も見返すことになるだろう。録画を見たみんなの反応が楽しみだ。

 とにかく今は肩こりがひどい。この記事もこのあたりで区切ろう。次回の領将王争も楽しみだ。

2022.08.28-29 領将王争(テ勢麻雀)合宿記録

 前回の合宿から約4ヶ月、誰がこれほどの短い間隔での合宿2回目を予期できたであろうか。合宿の話を初めてした当初は「年に1回ぐらいできたらいいな」ぐらいの温度感だったと思う。

ひょんなことから数日予定をあけられそうだ

前回と同じグリーン荘の予約が取れそうだ

じゃぁやるか!!

テ勢雀士たちの、企画から実行までのステップをいっきに駆け上がる判断力の速さには毎回舌を巻く。鱗滝さんもにっこりだろう。そして 8/28、領将王争合宿編第2回が決行された。ちなみに、同日ゲーム界隈ではスプラトゥーン3発売前の「前夜祭」というのが開催されており、テ勢雀士たちのなかにはこのイベントに参加できず嘆くものもいたとか。大事なイベントはどうしてこう同じ日に開催されてしまうものなのか、誰かこの謎を解明すべくジャングルの奥地に踏み込んで欲しい。

 集合時間は朝の8時半、しかしその時間にはすでにテ勢を載せた車は軽快に目的地へと向かっていた。早めに来ようと話していたわけではないけれど、合宿への意識のたかさの現れなのだろうか、なぜか集合時間の前に揃ってしまうテ勢雀士たち。

 行きの車の中での話題の多くは、RTAJapanに関するもので、特にテイルズオブシリーズでこれまでRTAに出てきたものについて話すことが多かった。まだ自分はデスティニーしかアーカイブで確認できていないので、他のものも今後時間を見つけてみていきたいところ。もし自分が挑むならどのシリーズがいいかという話題も出たが、やはり新しいものほどシナリオもそれなりに長く、戦闘の最適化も困難であるという懸念から、エターニアなどの初期のシリーズが候補としてあげられていた。あぁいうのって、最後までルートを決めるのにどれぐらいの時間を必要とするんでしょうかね?グレイセスエフをやりきった人とか本当にすごいなと思います。

 まず向かったのは、海沿いに建てられた大きな総合スーパーのエスポット。前回は昼食どころに先に行ったが、スムーズに進みすぎて開店前についてしまい駐車場で待つという状態だったので、今回は買い出しを先にしている。今回も渋滞を想定して早めに動いていたが、車の数は思っていたよりも少なく、滞りなく走ることができ、やはり予定よりも早い時間になっている。エスポットの開店を待つお客さんの列に並んでテ勢雀士たちも待っていた。買い出しでは前回多くの品物を余らせてしまったことから学習して程々の量にとどめ、続いてお昼のために「松井魚店」に向かった。湯河原駅近くお店があることは目視で確認できたものの、駐車場が見つからない。少し近くをまわって駅前のコインパーキングに止めて、松井魚店に入っていくと「パーキングあります」の文字。1人が降りてお店に先に聞きに行けばよかったなとか話してた。ちなみにこちらも開店前に来てしまい、お店の人がもう入れるからいいよと言ってくれたからいいものの、はやる気持ちをもう少し抑えたほうがいいかもしれない。駐車場を探していなければもっと早くに来て流石に迷惑になっていたことだろう。

 いろいろあるメニューから悩んで決めたのはとろアジの干物定食。とろアジというのは、アジの中でもアブラの乗った真アジのことなのだそうだが、干物にするとあまり大きいという印象はない。しかしその身を食べてみると、溢れ出る脂身が印象的で、ホッケを食べているのかと思うほど。干物にしたことでより旨味が凝縮されているのかもしれない。食べれるところはとことん食べるといった気持ちにさせられたのか、お魚のお皿には身と思える部分はほぼ残っていなかったと思う。小さい骨も噛み砕いて食べてた。カニのお吸い物も味が濃く、お刺身も肉厚で歯ごたえがあり、とても満足感の高い昼餉だった。

 

 お昼を済ませて決戦の地、グリーン荘に到着。前回よりも1時間早いチェックインを予定して、12時には宿の説明を聞いていたと思う。前回と同じ部屋ですでにお布団まで敷かれており、麻雀をやりつくして寝るしかねぇという気持ちにさせられる。さぁやるぞというときに、自分が自動卓の操作を誤ってしまいいきなり女将さんをヘルプに呼ぶ羽目に。その後しばらくは卓の操作を他の人にやってもらってましたね。出鼻をくじくような自体になってしまって本当に申し訳ない。まぁそんなこんなで領将王争、第2回合宿編の本戦開始。

 やぁぁぁっと嶺上開花でけた。とりあえずこの合宿で出せたというのは達成感は大きい。デイリーミッションと言いながら達成できない日々を繰り返したという背景もあり、当たり牌を引いてきたときはめっさ気持ちが良かった。しかもカンチャンの待ちに入ったというのだから感動もひとしお。どうも全体的に対子場になりやすかったようで、合宿の最中はカンの発生頻度は高かったように思う。しかしこの嶺上開花以降は全体的にパッとしない成績となった。なんというか配牌とツモが全体的に噛み合わず、周りの和了の速度に追いつけない状態が2日間続いた印象。前回の合宿でも大きく負け越したので、グリーン荘との相性が悪いということなのかもしれない。 

  とりとめのないやり取りをたくさん交わした中で印象に残っているのは、やはり「河をみなさいカイル!」ですかね。自分がリーチをした状態でつっしーにまわり、つっしーがきりたい牌がどうも危険牌らしく、切るかどうかでうなりながら悩んでいた

「鳴かなきゃよかった、こんな思いをするぐらいなら」

どうやらチーした牌があることで危険牌を切らなければいけなくなった模様。ちなみにこのセリフはテイルズオブアライズのシオンのセリフ「出会わなければよかった、こんな思いをするくらいなら」からの引用だ。wiki には別の派生が記載ずみとなる。ピンチでもしっかりとテイルズのセリフをこすっていくあたり、テ勢雀士の鑑といえよう。そして意を決して危険牌をきった途端、周りから和了とは別の声が発せられた。

「最初につっしーがオダジュンから鳴いた牌やん」

つっしーが切ったのはイーピンで、この局のドラであり確かに危険牌に見えるが、早い順目で自分が捨てたイーピンからチーしており、危険牌どころか安牌なのである。この後もう1回チーをしており、つっしーが後悔していたのは2回目のチーの方。このつっしーの勘違いに対して誰かが言った。

「河をみなさい!カイル・デュナミス!」

デスティニー2のヒロイン、リアラが主人公のカイルを叱咤激励する名シーンからの引用だ。ここにまた新たな名シーンのこすり要素が誕生してしまった。また切った牌がイーピンということもあって、ピンズの絵柄がレンズに見えるだとか、ピンズからリアラが出てくるだとか、テ勢雀士たちの想像力が加速しどんどんネタ要素が増えていく。ラグナ遺跡にある巨大レンズは、もうイーピンにしか見えなくなってしまったことだろう。長時間の戦いで見落としというのも発生する。そんなときには今後も「河を見なさい!」とリアラ風の口調で叱責され、更に集中力が切れることでしょう。正確なやり取りの流れは、録音しているデータからまた引っ張ってきて迷言の項目に加えておくとしよう。他にもいろいろあったとは思うものの「河を見なさい」で全部吹き飛んでしまった感じがある。それほどに今回のこれは強烈だったのだ。また細かいものについては、こちらもアーカイブを聞いて拾い上げる。いつになることやら。

 初日の領将王争は2時頃に区切りをつけられ、自分はすぐに就寝準備をして、布団をかぶったまま誰かと会話をするといったこともなく眠りの淵に沈み込んでいった。翌朝しっぽらさんから聞いたことだが、「凍れる時の秘宝」にかかったんじゃないかと思うくらい、寝ている姿から生気を感じられなかったとのこと。普段から寝息は静かな方と聞いてはいたが、まさか死んでいるようにみえるほどだったとは自分でも驚いた。今回の合宿による疲れが想像以上だったのかもしれない。まぁ10局もうてば疲れて当然よな。

 合宿の楽しみのひとつは食事で、1日目のお昼は松井魚店、1日目の夜と2日目の朝はグリーン荘で、そして2日目のお昼は「うに清」というところで海鮮中心の食事を堪能した。ちなみにこのお店にも開店前に到着している。道を間違えたにも関わらずだ。グリーン荘の食事は品目が多く、ご飯も自由におかわりができるので、味も量も満足度が高い。他の麻雀卓(自動卓)のある宿と比べて非常に安く、合宿を通していい宿を見つけるという副次的な目標もあったのだが、1回目から達成してしまった。他のところも試すつもりではあるが、グリーン荘というのがやはり基準になってくるだろう。そしてこれを超えるコスパのところはおそらくないと思われる。うに清は、1回目の合宿で訪れた「原中」の近くで、海岸が一望できるお店。天皇皇后両陛下が訪れたことがあるようで、その時の写真が飾ってあった。朝食からあまり時間が経過していなかったこともあり、あまり食べられないかなと思ったが、出てきた料理を見た途端無性に食欲が湧いてきた。サザエ、エビ、そして魚と、この2日で味わった海鮮とはまた一味違ったものを堪能した。サザエのつぼ焼きは久々に食べたが、クセのある味と歯ごたえが非常に美味しかった。多くの食事で刺し身を食べたが、どの魚も本当に美味しくて、海辺のお店っていいなとつくづく感じた。

1日目夕食 グリーン荘
2日目朝食 グリーン荘
2日目昼食 うに清

 海は若干荒れてました。うに清でお昼を食べた後すこし海のほうまで出てみた。風があるようで飛沫がたまに飛んでくる。2日間の成績が悪かったからといって身投げするわけではない。ただ海を近くで見たかった。アウトドア用の靴というわけでもないので、すべって水浸しにならないかと心配しながら、岩場の波で隠れていない部分を伝って海に近づいて写真を撮った。海を見るとスキューバダイビングしたいなという気持ちが掻き立てられるが、今年は行けるだろうか。日帰りで行けるところを探してみようかな。

 帰りの車中、自分は途中から意識を失っており、気づいたらすでに高速を降りたところまで進んでいた。意識が飛ぶ前になにか話していたとは思うものの、眠気でぼんやりしていたのかはっきりとおぼえていない。お昼に向かう道中で道を間違ってもどってくるのに山道走ってしっぽらさんが若干グロッキーになってような気がする。運転していたつっしーには助手席に座ってながら寝てしまってすまぬという気持ちで溢れている。

 とにもかくにも第2回領将王争合宿グリーン荘辺も大きなトラブルなく終幕となり、テ勢雀士たちはまた世間という荒波の中に戻っていく。総合成績でついにつっしーがマイナス4桁という大台に乗ってしまい、テイルズオブジアビスをプレイする権利を得た。拒否権はないらしい。しっぽらさんは通算でプラス成績となり、逆に自分はマイナスとなった。あらさんはプラス4桁に迫ったがまだ超えることはできていない。4桁到達を周りが抑えられるたというのも今後注目のポイントとなる。いろいろとまた記憶からポロポロ抜けているところがあるだろうが、一旦ここで筆を置くとしよう。合宿で連続マイナス200オーバーはなかなかきますね。傷心旅行でも計画しようかなぁ。

 

2022.06.25 領将王争(テ勢麻雀)記録

 髪を切ったしっぽらさんが別人のように見えて、声をかけられたときにだれかすぐに気付けなかった猛暑の6月末。30度を超えるような気温になるとかで、久々の強い日差しにめげずに領将王争の会場に向かいます。まぁ会場は屋内なので日差しなんて関係ないんですけどね。

 会場入りしていつもと違う雰囲気に目を瞠る。人が多い。営業時間延長しますといった張り紙もあり、コロナに対する制約がほぼほぼなくなった状態となったことで、この場所も従来の姿を取り戻しつつあるように思う。1人のアイスコーヒーのコールに他の3人が便乗し、卓について領将王争開始。

ここからさきはとろけた頭で覚えていることをポツポツと書いていく。

 序盤はしっぽらさんがあたっており、3半荘続けて1位を取り、更に他のメンツも3回続けて同じ順位というスタートを切った。3連続で4位となってしまったのはつっしーで、夢(?)の4桁マイナスが序盤で見えてきた。つっしーのリーチに対して、しっぽらさんの追っかけリーチからの和了により、つっしーからリーチ棒ごと点棒をかっさらうこと数回。さらにはつっしーからの捨て牌をしっぽらさんが3回鳴いて手を育て、和了牌もしっかりと提供するといったブリーダーの鏡のようなプレイングも見られ、ハコらされてしまい比較的短い時間で半荘が終わるということも序盤はあった。自分はひたすら耐えていたが、オーラスまで続かないことでなかなかチャンスがまわってこず、2位と僅差のまま途中で終わらされてしまい3位で終わり、ウマの分だけマイナスを重ねるという結果になりつらいスタートとなった。

 自分がよくカンチャン、ペンチャンで待つ傾向に対してこの日は目立った待ちをすることがあまりなかった。しかしながら普段の傾向を気にして周りが「カンチャン、ペンチャンで待ってるかもしれない」と警戒し、自分の待ちがカンチャン、ペンチャンでないときは「違うんかい!」と言われてしまう始末。カンチャン、ペンチャンで待ってあがっても「それで待つか!?」と言われてしまう状態に陥っている。自分にどうしろと!?そしてこのカンチャン、ペンチャンで待つリーチをあらさんが「ひとつ分の陽だまリーチ」と称してた。そうね、あがり牌2つ入らないね。カンチャンペンチャンやもんな。リャンカン待ちから、しかたないから片方を捨ててもう片方のカンチャンを拾うこともあるからね。言い得て妙。たぶん今後も自分が陽だまリーチを繰り返すのだろう。

 中盤に入ってもなかなか自分はあがることができずにいた。他の人の流れはどうやら変わったらしく、つっしーが怒涛の3半荘1位。序盤の不調が嘘のように素早くあがっていく。流れの良さもあってか「あぁ切っちゃう~」と危険牌と知りながら抑えられない衝動に任せて切った牌で放銃されることもない。そしてつっしーが和了ったときによくあるのが、自摸で和了っておきながら役数を数えるときに自摸を含めずに少ない役数を申告しあらさんに指摘されるという一幕。

つっしー「リーチドラですね」 あらさん「自摸は?」

もうつっしーが申告した役数でいいんじゃないかな。ちなみに自分もよくやる。

 自分がようやくリーチできたというときに、テイルズの話を振れば注意力が散漫になりだれかが放銃するとおもって「最近テイルズの新しい情報ないね」と話題を振ってみたりもした。ある程度話題は広がり、それなりに集中力を乱すことができたと思うのだが、このときは和了ることができなかった。テイルズの話をしているときに流局になるなんて、この日は何かがおかしかったのかもしれない。まぁ暑かったからね。屋内やけど。

 終盤の半荘で点数が平らになり西入する場面もあった。西入したときは1位だったものの、西3局あたりで大きく点数を取られてしまい、西場のなかで1位から4位まで転落してしまうということもあった。リーチ棒を出すだけでも順位がかわり、あがり方によっては終わってしまうというなかなかひりついたゲーム。惜しくも北入とまではいかなかったが、順位にかかわらずギリギリの試合を全員が楽しんでいたように見える。いつもなら点数がある程度開いて、下位の人達がなぜか上位の人達に強気な態度を見せたりするのをよく見かけるが、西場は違うようだ。西入はある意味テ勢雀士たちを唯一気持ちを一つにできる手段なのかもしれない。執拗に西入を狙いたがるのはこれが要因なのか、それともただただピザを冷やしたいだけなのか。

 最後の半荘、ようやく1位をダッシュして終えることができたものの、これまでのマイナスを返すことはできず、この日の自分の成績はマイナス87で最下位。あらさん、つっしーもマイナスとなり、しっぽらさんがプラス150近い点数。これによりしっぽらさんの通算成績はほぼ0となった。つっしーはマイナスではあったが、通算成績マイナス4桁には届かず、アビスをプレイするというのはしばらくお預け。体験版があったら触っといてください。全体を通して自分はぱっとしない感じではあったが、ある程度我慢ができた1日だったのかなと思う。無理にせめてよりマイナスを重ねるといったことが合宿のときにあったので「いつか流れを正すから今は我慢して死ね」と自分に言い聞かせていたと思う。いや死ねとは思ってないけど。攻守のバランス大事。

 次回は少し日が空いて8月末から9月頭頃になりそう。今回も嶺上開花をおがむことができなかったので、次回までに咲を熟読しておこうかね。

2022.05.01 領将王争(テ勢麻雀)記録

 合宿での激戦を終えひと月とたたないうちにテ勢雀士たちは再度集まる予定を立てていた。自分は前日に登山をして山の神社に勝利祈願をしてきたので、身体的疲労はありつつも準備は万端。そして当日、ゴールデンウィークの序盤、まず約束の地に姿を現したのはしっぽらさん。9時前に現地にいる旨の連絡、いや早すぎません?集合時間10時ですが。どうやら集合時間を間違えたらしい。始まる前からひとネタ差し込んでくるあたり、さすがテ勢雀士といったところか。

 10時前に全員集合し、いつもの決戦の地へ赴く。体温測定では全員が35度台で一番低かったのは自分。このあたりもいつも通りといった感じ。飲み物を注文して早速始まった領将王争。通算成績の差がさらに狭まるのか、はたまた広がるのか、前回の合宿がなにか影響を与えたかどうかも注目の1つとなっていた。

 この日とても印象に残っているのは、なんといってもつっしーの筋引掛けに対する振り込みだろう。序盤に誰かのリーチに対して筋をよんで回避を試みるも、筋引掛けにかかってしまい放銃。そしてその日はずっと筋引掛けが怖くて筋を頼りに回避することが気持ちの面でできなくなるといった楔がうたれる。もはや恒例行事と言ってもいいほど見慣れた光景となっている。合宿のときと合わせると10回近く筋引掛けに振り込んでいるのではないかと思えるほど、つっしーと筋引掛けの相性が悪い(ある意味いいのかもしれない)。かくいう自分も、中筋に対する筋引掛けが偶然出来上がり、リーチしたその順目につっしーが当たり牌を吐き出した。そして悲痛な叫びがこだまする。

「なんでいつも俺なんですか!?」

自分も知りたい。なんで筋引掛けができたときにかかるのがいつも君なんだ。筋引掛けの楔を解くにはまだまだ麻雀に対するレベル上げが必要ということなんですかね。いつの間にアンチフォンスロットがかけられたのやら。

 この日の領将王争は誰かひとりがずっと調子がいいというよりも、調子がいい時間帯がそれぞれにあったような感じであった。調子がいい時にいかに稼ぐか、または他の人がノッているときにいかに耐えるかというのが試された。たまたま全体を通して攻守が噛み合った自分がこの日のトータルで1位となり、次の領将王争までの『王』となることができた。これを書いているときに思ったが、トータル1位が『王』という領将王争の目的を当日は完全に忘れてた。たくさんアガったというよりは、守り抜いたなという印象が強い1日。1半荘で自分以外のテ勢雀士たちが、自身の親のときに連チャンを重ねるといった状態もあったのだが、とにかく守って振り込みだけはしないようにし、自摸和了によって削られたものの生き残ることができたという場面もあった。この日の自分からの放銃は特に少なかったのではないか。たまたま相手の当たり牌を掴まなかったというのも当然あるだろうが、降り切る場面の見極めが冴えていたのかもしれない。

 守りの冴えに対して、攻めの場面ではかなり薄い可能性を追い求めていたように思う。自分の順目がない場面でのリーチとかがその筆頭ですね。あれはなんというかですね、残りの牌をみて当たり牌がまだありそうっていうのと、つっしーがリーチをしていたというのもあって、最高打点を狙うならって考えてしまったわけですよ。1000点支払うけど流局なら聴牌による受け取りでチャラにできる、次に速度優先でアガればリー棒も回収できるかもしれん、トータルでみたらさほど損失なくリターンだけ大きく上げられるんじゃない?って思っちゃったんですよね。リーチするときも確か安牌だったから振り込むリスクもなかったわけで。でもまぁ似たような場面で毎回はやらないと思う。なんとなく、イケるかもと感じたときだけ今後も仕掛けるかもしれない。基本的にはやらないほうがいいと思う。

 今回の領将王争では真面目に領将王争にみんな取り組んでいたのか、テイルズの話で集中力を途切れさせるといったことも少なかった気がする。連チャンすることが多く、半荘が長かったようにも思う。途中でアニメの話とかもした気がするが、その話題も長くは話していない印象。気になっていたけどバブルの評判良くないの?まぁたまにはこういう日もあるでしょう。次の領将王争の予定を決めて、一同は今日の戦いを称えるために夕食へ。朝に天気予報をみなかった自分としっぽらさんは、昼ごろから降り出した雨にうたれながら食事処へ向かう。在宅勤務が多くて天気予報をみるという習慣もなくなっているので致し方なし。

 お疲れ様!という乾杯とともに、まずはこの日の領将王争について軽く振り返った。やはり筋引掛けの話題がメインとなり、あとは打ち筋がどうだとか、細かいポイントについて話したりしていた。放銃しないようにするにはといった話もしていたが、同じ状況に立たされないと何がいいかという話はなかなかしづらいですね。

 この日の夕食会では、わりとテイルズの話をしていたように思う。はじめはどのシーンをこするかといった話題ではあったように思うが、PVやCMの話、販売本数の話とかアライズの思い出話とか、しっぽらさんとやったヴェスペリア実況の話とか、そしてつっしーがマイナス4桁に届いたときはアビスをやるというので、アビスについての話もした。アビスは改めて設定などを振り返ると固有名詞が多いね。自分は全然思い出せなかったわ。最近の集まりの中では一番話したと言ってもいいぐらい真面目(?)にテイルズ談義をしていた気がする。なんだかんだで、テ勢雀士が集まるときが今ではテイルズについて話す一番の機会になっているように個人的には思う。まぁ他の人と会うより圧倒的に頻度が高いというのもあるだろうけれど、思い出す機会に恵まれているというのは喜ばしいことだろう。

 今思い出せるのはこんなところだろうか。夕食会のときにしっぽらさんが音声記録をしていたので、また時間のあるときに受け取って、聞き返してみるとしよう。次回の領将王争でも1位をとれるように、前日に登山してこようかな。

2022.04.08-09 領将王争(テ勢麻雀)合宿記録

「こんなことを考えている」

 定期的に実施している領将王争で、しっぽらさんが話してくれたその企画は、話した本人が思っていた以上にテ勢雀士たちの興味を引いた。そして実現までに2ヶ月程度と、団体の旅行計画にしては実に短期間で物事がトントン拍子に進み、そして当日を迎えた。

 集合時間は9時だったが、つっしーは車での移動だったので、交通状況によっては早く着くかもしれないなと思い、電車移動の自分は気持ち早めに出立。1日目は平日ということもあり、出勤ラッシュとぶつかる形になった。普段在宅勤務の自分にとって久々となる満員電車。想像以上のストレスで、これを続けていた昔の自分に対して尊敬の念を抱いてしまう。小説を読んでいればそんな気にならんやろと思っていたのだが、そんなことはなかった。もっと電車に乗る時間が長かったら途中下車して休憩を挟まないといけなかったかもしれない。自分がもろくなっているだけなのか、ストレス社会が悪化しているのかわからないが、在宅勤務以外の仕事は今後できなさそうだと実感した。そして集合時間の20分ぐらい前に目的地に到着したとき、すでにつっしーとその車に乗るしっぽらさんの姿があった。つっしーはともかくしっぽらさんも早すぎません?さらに5分と待たないうちにあらさんも到着。集合時間の9時になる頃にはすでに高速に乗っていた。もはや様式美とすら思えてくるこの待ち合わせに対する意識の高さ。実にすばらしい。

 まずはお昼のために湯河原の原忠に向かう。車中では今回の合宿について多くの期待を含んだ会話が続き、またなにか楽しい出来事が起こるだろうとみな疑いなく思っている。出だしからみんな早すぎなんだがという話題で盛り上がったのが良かったのだろう。まぁその結果として原忠についたときは開店時間の30分近く前で、駐車場で時間を待ったりもしたが、これすらも楽しさの一つの要因として働いていた。開店を待っている間、しっぽらさんの用意してくれた話題カードをもちいてテイルズに関する話をしたりもした。自分が出した話題は少なかったですごめんなさい。このとき話したのは何の話題だったかな。たしか「記憶を消してもう一度楽しむとしたらどんなコンテンツがあるか」といった話を原忠でお昼を食べるまでにしてた気がする。これの回答はシュタインズ・ゲートが強すぎたね。

 開店時間になって駐車場にいる猫に声をかけつつ入店。お店は2階に席があり、海が見える方向の壁が一面窓といった内装で、大きく海を望む風景を楽しみながら食事ができる場所だった。お昼として自分が頼んだのは刺身定食。ひとつひとつの切り身が分厚く味が濃厚で、ともについてきたモズクや漬物といった一品一品も美味しかった。ご飯が溶けるようになくなり、おかわりできますかと聞いたら本来は有料だけどサービスしてくれた。ありがとうございます。海辺の方に来たときはやっぱ海鮮を堪能しないとね。

 食事を済ませ再び車へ。車中で「テイルズの主人公で好きなキャラは?」といったテーマで話したりしつつ、買い物のためにエスポットに向かう。リッド2票、ルドガー2票だったかな。ジュードくんのスペックの高さもいいんだけど精神面がちょっとね。途中で見かけた学校からは、散り始めた桜の木の下を通る学生が見受けられ、平日にでかけている優越感に浸ったりしていた。エスポットで麻雀中に飲み食いする品を揃え、車中でワンピースのワンシーン(意地張ってごべーん)をこすりつつ、1日お世話になるグリーン荘に到着。13時チェックイン予定であったが12時半到着。平日の高速道路は渋滞もなく思っていた以上に早くついた。気さくに話しかけてくれる女将さんの勢いに飲まれつつもチェックインを済ませ、早速、領将王争(ハコネシア編)のバトルパートがスタートした。ちなみに体温は全員36度を超えており、みな健康体という珍しい(?)できごとがあったりもした。

 最初は大きな点数移動はなく、みな様子見しているような状態であったが、まずはしっぽらさんが好調の兆しを見せる。普段飲まない ZONE を最初に飲んだこともあってか、自分も素晴らしい配牌に恵まれ、小三元をあがったりしたが、このときは順目もまだあったので大三元を狙うべきだったと後悔している。配牌に恵まれるなら依ZONEしてもいいかもしれない。このときに流れを掴みきれなかったのか、夕飯までの間で自分は1位を取ることができなかった。

 これを書きながら、何を話していたかについて思い出そうとしているのだが、いつも以上に記憶がもやもやしており、会話の内容がほとんど出て来ない。自分にとってあまり芳しくない結果だったことで自然と記憶からシャットアウトされたのか、それとも食事など、他に印象深い記憶があるため、それにかき消されてしまっているのかもしれない。しっぽらさんからのちほど音声ファイルを提供してもらえるので、会話の内容については断片的にあとでwikiにのせておこうと思う。あらさんがリーチしたときに、あらさんの投稿した動画を再生してテ勢雀士たちを惑わしてきたのは効果的やったな。あがった後にきっちり動画止めてるのも笑ったわ。テ勢雀士たちはすでにあらさんの実況をほぼ完コピできるので、セリフが始まるとみんなが続きを言い始め、集中力を切らすという効果がある。

 夕飯も魚をメインとしたものがずらり。お刺身だけではなく、揚げ物、煮物、汁物とたくさんの品目が並び、ひとつひとつが絶品で、お昼同様にご飯が進む。3杯食べたかな?麻雀で思いの外エネルギーを消費したのかもしれない。麻雀中は騒がしいテ勢雀士たちも、美味しいものを目の前にしたときは食べることに集中したいのか静かになるのだから面白い。

 夕飯の後にお風呂に入ったのだが、かけ流しの湯が熱いとのことで、体を洗っている最中に水を入れて冷ましていたのだが、冷ましすぎてぬるくなってしまっていた。まぁこんなこともありますよ。夕飯とお風呂を済ませ、旅行であればここから寝るだけといったところだが、今回の領将王争はまだまだ終わらない。ここからさらに数半荘を行った。このあたりからだったか、つっしーが好調となり嶺上開花を決めるなど、誰も止められない状態となった。最初好調だったしっぽらさんも、ドラの放銃でダブロンするといったことがあり、つっしーに猛追される形になった。不調を示すように、しっぽらさんがつっしーに振り込んだとき、叫びながら立ち上がったりして感情を表現してたな。自分とあらさんは不調続きで状況を変えられず、通算トータルの成績に反した形で2極化した。つっしーに嶺上開花をあがられたときは悔しかったなぁ。自分も急いでつくった手で追いつかれた挙げ句に、自分がしたかった嶺上開花を決められたのが精神的にきた。全体的に聴牌が早かったような印象があり、自分はなかなか追いつくことができなかった。この日は1度も1位を取ることができず就寝することになった。

 翌朝、就寝時間が2時を超えていたと思うのだが、6時半頃には目が覚めた。すでにあらさんは朝風呂に向かい、つっしーも意識がありそう。思いの外寝汗をかいてしまったようなので、あらさんと入れ違いになる形で自分も朝風呂に向かう。昨日よりは熱めの温度で、朝のぼんやりした頭をクリアにするにはちょうどよかった。部屋に戻ってみると、しっぽらさんはまだ布団を被っているが今にも起きてきそうな気配がある。他の2人はスマフォをいじりながら朝ごはんを待っているような状態。けっこう寝るのが遅くなったはずだが、意外と起きれるもんですね。いつもと環境が違うことによる影響かな。目覚ましにテイルズの曲をあらさんが用意していた気がするが、いざ時間になってなってみるとだいぶ音量が控えめで、これは起きれないのでは?とか話してた気がする。朝食は品目が多く、これを毎日食べれたら健康になれそうといった品揃え。干物が美味かった。朝食でもご飯をおかわりして、普段では考えられないような量を食べた気がする。つっしーに「おかわりいれようか?」と最初聞いたときは「もう大丈夫」と言われたが、試しにもう一度聞いてみると「じゃぁいります」と返答が変わった。テイルズ作品のNPCのように話す内容が2回目で変わるのを再現してくれたあたりはさすが。

 朝食後、チェックアウトまでに時間があったので、2半荘うつことができた。一晩挟んでなにか変わるかと思われたが、つっしーとしっぽらさんの勢いはこの日も変わらず。2極化した点差がさらに開くような結果となった。2日のトータルは記録にある通り、しっぽらさんとつっしーが200前後のプラスとなり、自分とあらさんがそれぞれ240、170程度のマイナスとなった。グリーン荘の晶霊はきっとクリスタルと異なるタイプのものなのだろう。プラス、マイナス、ともに総合成績で4桁を超えるかと思われていたが、またも次回以降に持ち越しとなった。今回の点数の変動により、より遠ざかる結果となったのは驚きだった。

 チェックアウトを済ませ、一同は車に乗り込みお昼を予定している場所へ。車中では「テイルズの開発や声優で印象に残るエピソード」とか「シリーズを通して登場する技の中で何が好きか」といった話をしていた気がする。特に技に関する話は盛り上がっていた。この技はどの作品のものが好きかなど、みな思い入れがそれぞれあるようで、いろいろな技が話題で上がっていた。今回もまた開店前に目的地に到着し、すでに他の人も待っているような状態だったので、席があくのを待ちつつ、「しっぽらさんが好きなテイルズのOPのワンシーンはどれか」といった話から、みんなの好きなOPのシーンはどれかといった話をしたりした。ちなみに自分だけしっぽらさんが好きなシーンを間違えてた。みんなよく覚えてるなぁと感心したものだ。お昼に入ったお店は海女食堂という港沿いにあるお店。予定を立てているとき、最初は向かいのお店に行こうかとも話していたが、どうもレビューから評判がよくなさそうということで海女食堂に変更していた。実際に来てみると、向かいだけではなく隣にもお店は並んでいるのだが、海女食堂以外のお店に人がいない。レビューの通り他のお店はあまり良くないのかもしれない。

 席が空き、みな海鮮丼を注文した。昼前に到着したということもあり、朝ごはんからさほど時間も経っておらず、出されたものを全部食べられるだろうかと心配していたが、出された海鮮丼は非常に美味しく、あっという間に完食してしまった。もしかしたらもう1杯食べられるのでは?と思わせるほどに、出された途端に食欲が出てくるのだから不思議である。とにかくこの地域の海鮮はうまい。この海鮮三昧の食事も終わりになるのかと思うと名残惜しい。お店の外のテーブルで食べていたこともあり、突風によって隣にあった看板が倒れたり、お会計で出したお札が飛ぶといったアクシデントもあったが、まぁこれも今となってはいい旅の思い出。

 夕飯を済ませ車に乗り込み、一同は帰路につく。あらさんと自分がときおり眠気と戦うような状態となったりもしたが、車中では今回の旅を振り返るような話をしたりしつついったん海老名のサービスエリアに入る。そこでしっぽらさんのノルマでもあるソフトクリームを食べつつ休憩。つっしーはパフェのようなみんなとは違った少し豪勢なものを食べており、なぜかその絵面が面白かった。再度車に乗り込み終わりの地へ向かう。車中ではあらさんがほぼ未見のエヴァンゲリオンのミサトさんのものまねをしたり、首都高や車線の多い都内の道路につっしーがキレたり、次回の予定の話をしたりと、最後まで本当に飽きない旅だった。神話になりなさいなんてミサトさんは言わない。

 電車内で異様な眠気に襲われつつもなんとか乗り過ごすことなく帰宅。そして全員の無事帰宅を確認し、ハコネシアの旅は最後まで大きなトラブルなく終えることができた。思いの外早くに帰宅したことで、帰宅後時間は会あったものの、妙な脱力感に見舞われてしまい、なにも手につかなかった。この2日間が楽しすぎたせいだろう。ここにきてどっと疲労感がでてきた気もする。これを書き始めたのは帰宅後すぐではあったものの、いろいろ思い出そうと記憶を辿ったりするうちに、いつの間にか数日過ぎていた。いつものテ勢麻雀であれば、その日の勢いに任せてタイピングするということができるが、こういった数日に渡るイベントを改めて書き起こそうとする場合、どうも自分は必要以上に時間をかけてしまう傾向があるらしい。上越国際スキー場のときとかがまさにそうだった。時間をかけたところで、特に麻雀中の会話についてはほとんど思い出せていない。ちょっと自分の記憶力に自信がなくなってくるなこれは。まぁこのあたりはしっぽらさんからのちほど提供される音声データに頼るとしよう。 これまでの音声データを徐々に聞きつつ、wiki の内容も充実させていかねば。ひとまず今回の領将王争もお疲れさまでした。新たな『王』はしっぽらさんなので、何をするでもないとは思うが頑張ってくれ。

2022.03.26 領将王争(テ勢麻雀)記録

 年度末の朝、いつもの待ち合わせ場所ではなにやら大量の本がテントの下に並べられており見通しが悪い。この日にたまたま古本市場のイベントが模様されていたらしく、並ぶ本にそって品定めをする人たちがちらほら。その中にテ勢雀士もまざっており、待ち合わせ場所にくる他の面々を探すよりも掘り出し物はないかと棚に並んだ背表紙をながめている。自分も本が好きなのでついつい棚の方に目をやってしまうが、時間を忘れて本日の目的を見失いそうなので早めに声をかけていった。今日も予定時間より早くに集まるテ勢雀士たちの意識は高い。誰ひとりとして、今日自分がマイナスになることを考えてはいないのだろう。そういうポジティブさもテ勢雀士のいいところではある。

 会場の恒例の体温測定は、全員が36度を下回った。この方法で37度を超えたケースがあったのか聞きたくもなったがまたの機会にしておこう。各々が飲み物を注文し、いざ領将王争開戦。毎度のことだが、領将王争中は脳がとろけているため、断片的な記憶しかなく、時系列や事実と異なる内容が含まれることがあるのでご容赦を。

 今回非常に印象に残ったのは、なんといってもあらさんの国士無双による役満でのあがりであろう。記録にある限りでは、2年以上もひさしく役満がでていなかっただけに、待望のあがりと言える。みんなが祝福しつつも、しっぽらさんが親っかぶりをうけてしまったことがつらそうだった。この半荘は、あらさんがそのまま逃げ勝つような順位となったが、意外と差を詰められていまい、あまり大きな点数を稼ぐことが出来ていなかった。ロンあがりだったら誰かが飛んでただろうから、役満をあがるならロンあがりしたほうが最終的な点数は高いかもしれんな。にぎやかしのあらさんが静かになったら要注意。

 あらさんが役満を上がった直後の局で、なんと四暗刻を聴牌しており、つっしーも同じく四暗刻を一向聴あたりまで進めていたというのだから驚きである。他の局では自分も字一色ができそうな場面があったりと、1日を通して、役満の気配は漂っていた気がする。この流れをあらさんがうまく掴み取ったということになるのかもしれない。これまでの記録では、あらさんとしっぽらさんが役満をだしているので、自分とつっしーも早く役満をあがり、ブロンズトロフィーの実績解除したいものですね。役満でブロンズなのか。

 つっしーの言い間違いは今日も軽快に飛び出した。白が槓されたあとに

つっしー「まだ白3枚残ってるな」

一同「!?!?」

発を言い間違えたようだが、その後一同から総ツッコミを受けたことは想像に難くない。

 テ勢雀士語録は徐々に新しいものが増えていくが、まさか派生が生まれるとは思わなかった。「目覚まし3個くらいあればどれか鳴るでしょう」から「3回カンすればどれかのるでしょ」とつっしーが言い出したのである。「そもそも槓3回できないから!」までがセットなのであろう。既出のテ勢雀士語録をそのまま再利用することはあれど、派生を生み出すとは恐れ入ります。テイルズネタを麻雀になぞらえてこするだけではなく、今後はテ勢雀士語録も見直してこすっていく流れが生まれるかもしれない。見直すたびに堪えられない笑いと奮闘することになるのが難点。

 親を含めた2人がすでにリーチしている中で、自分がカンチャン待ちでさらに追っかけリーチをしかけ、自分がツモやロンでかっさらっていくというのが今回もありましたね。周りからは「まただよ」といった感想とともに「お前間違ってるよ!」の寸劇が開始される。

「何とでも、言うがいい。僕は自分のしたことに一片の後悔もない。」

そりゃ後悔しないよあがってんだから。感動の名シーンもテ勢雀士にかかれば笑いのネタになり、しかも内容がより濃くなっていくのだから面白い。カンチャン待ちでマリアンのためになるのかは自分も知らないが、リーチをしていたテ勢雀士たちの心を打ち砕く効果は高い。

 ふとした会話の中でしっぽらさんから「ソーディアンならだれがいいか」といった問いかけが投げられたのだが、「アライズの領将が麻雀をしていたら」などの話題を過去にもしていたこともあってか、あらさんの口から「麻雀してたらってこと?」と聞き返され「そんなわけあるか!」と答えたのは笑った。考えがもう汚染されすぎて、素朴な質問ですら妙な設定が加えられて想像してしまうようになっている。結局質問に対しての答えは、クレメンテに2票、アトワイト、シャルティエに1票ずつだったかな?ちょっと良く覚えていない。まぁシナリオだけだと、イクティノスとかは出番が少なかったりするので、印象が薄くなりやすいかもしれないね。

 クレメンテの話をしたときに、おじさんボイスいいよねって話にもなり、アライズの領将の声優は(いい意味で)ずるい、勝てる気しないといった話題になった。誰が演じているのかわかりやすいというのもあるが、あの絶対的な強者を醸し出す音声というのは、やはりキャラクターを際立たせ、そして作品の完成度を高めるのに効果絶大なのだろう。

 この日はつっしーがよく点棒を床に落としていた気がする。落ち着け。

 槓が多い印象があった。みんな知らず識らずのうちに、槓の魅力に気づいたのかもしれない。

猗窩座「お前も槓しないか?」

元ネタに倣ってなのかもしれませんが、まぁだいたい断られるんですよね。このセリフだけのために「鬼滅の刃」も履修項目として含めておこう。

 途中自分の集中力が大きく失われ、自分がリーチを掛けたときに河においた牌と同じものをつっしーが出したときに、ロンと宣言しかけてた。点棒がなくてリーチ宣言が出来ないことに気づけなかったりと、知らないうちに体力の消耗があったのかもしれない。領将王争は不意な笑いがよく起こるので、気づかぬうちに体力・精神力を持っていかれ、後半は気もそぞろとなっていることがあるので注意が必要だ。麻雀について考えることで体力を使っているわけではない。ここ重要。

 あらさんが盛大に手配を崩してしまい、手前の山を巻き込んで散らかしてしまったのは驚いた。けっこう派手に崩してしまったことで、もとの手配がはっきりわからなくなるほどだった。こういったことをあらさんがしてしまうことは珍しいので、どうしたどうしたと周りが心配していたが、その直後につっしーが多牌をやらかした。ひとつの粗相でお腹いっぱいなのにどうしてこのタイミングで粗相が重なるの!? いつ多牌となったのかはっきりしないので、いったん次の順目で牌を引かずに捨てるということで進めたが、言った直後につっしーが配を引こうとしてたのだからつっこまずにはいられなかっった(この出来事が同じ半荘での出来事だったのかはっきり記憶してない)。「さっき牌引かないって言わなかったっけ?」驚きすぎて自分でも不思議に感じるトーンで言ってた気がする。まぁみんな疲れてるんだろうね。領将王争の消耗は思っていたよりも激しい。

 やりとりで思い出せるのはこのぐらい。翌日から遠出することもあり、当日中にこれを記録することが出来なかったので、抜け落ちていることも多いことだろう。まぁそれはそれとして、残っているものから芋づる式にでも誰かが思い出せたら幸い。

 この日の結果としては、あらさんと自分が30程度のプラスとなり、つっしーがプラス1、しっぽらさんがマイナス70という結果となった。今回の『王』はあらさん、おめでとう(?)。大味な点数の移動が目立ったように思ったが、全体で見ると三桁に届くような変動はなかった。通算成績におけるプラスとマイナスの4桁目というのも発生せず、次回以降に持ち越しとなる。次回は待ちに待った合宿ということもあり、どのような点数になるか期待せずにはいられない。誰かが大爆発するのか、それとも変動を小さく抑えられるのか。まぁ点数よりも、何が起こるか、といったことのほうが気になるであろう。記録よりも記憶に残すのがテ勢雀士の持ち味だったりするのだから。

 領将王争を終え、互いの戦いを称え合いつつ合宿の計画を詰めるためにみんなで夕飯に。計画を詰めると言っても、ほぼしっぽらさんが詳細を調べてくれていたので、他の3人はそれにほぼ乗っかるだけといった感じになった。しっぽらさんには感謝しかない。より内容が具体的になるにつれ、楽しみも膨らむといったもので、2週間先が待ち遠しいといった気持ちを全員が抑えきれずにいる。前日みんな寝れないかもしれないがそれも致し方無し。つっしーは運転もあるので頑張って寝てくれ。

 計画がある程度固まってからは、この日の領将王争の振り返りや、これまでの領将王争や語録を wiki を見ながら思い出して話したりしていた。特に「実績トロフィー」の項目は、あらためて見てみると変なものが多い。麻雀に関することに限っておらず、語録の内容から記載されているものもあるので、二度と再現することは不可能に近いが実績解除されているといったものもある。「両面縛り」や「不幸中の幸い」ぐらいの項目が、できないとも言い切れないが困難という良いラインの実績と思っているが、他がおかしすぎる。「書道名人」は小学生の時にしかとれないので、テ勢雀士たちが再チャレンジすることがすでに不可能となっている。全トロフィーを獲得したい場合は来世に期待しよう。

 しっぽらさんが夕飯のときのやり取りを録音してくれているので、どこかのタイミングでこの音声を振り返り、語録などに反映していければと思っている。おそらく録画を聞いているときは、その時の情景を思い出してニヤニヤしていることだろう。決してテレビ会議とかをしている最中に聞いてはならない。もし聞くならマスク必須。聞きながら仕事ができるかは試してみないとわからないが、集中はできないだろう。それぐらいテ勢雀士たちには効果てきめんの代物だ。

 けっこう思い出せたような気もするが、2日ほど経過した後のことなので、実際は8割ぐらい抜け落ちていることだろう。今後、領将王争をするときは記録する時間も含めて、翌日の予定をできるだけ開けておくとしよう。

 次回は待ちに待った合宿。いい成績を残せるように、また嶺上開花のイメトレしとくか。

2021.12.30 領将王争(テ勢麻雀)記録

 2021年最後の領将王争が開催された。年の瀬の『王』を誰が務めるのか、重要かもしれない節目の領将王争は、開始が12時からといつもより遅めの開催。テ勢雀士の面々は11時頃に集合し腹ごしらえをすることにしていた。

 待ち合わせ場所の新橋駅に最初に来ていたのはつっしー。少しでも通算のマイナスを返したいと気合が入っているのかもしれない。次に着いたのは自分で、つっしーに声をかけようとしたが携帯に夢中のようだったので、背後にまわってどれくらい気づかれないか試してみた。5分くらいでバレた。続いて登場したのはしっぽらさん。しっぽらさんに「どこでお昼食べようか?」と聞いてみると「言い出しっぺのあらさんが考えてるんじゃないか?まぁ考えてなかったら近くの大戸屋とかでいいでしょ」とのこと。そんな話をしてる間にあらさんが現れて「お昼の場所とか目処ある?」「ないです!」。一同は大戸屋に向かった。

 大戸屋に着いて店内に入ってみるがなんか暗い。電灯がついていないようで、本当にやっているのかと心配になって時間を確認してみると、開店時間が11時に対して現在時刻は10時58分。テ勢雀士たちは気合が入りすぎて5分前どころか10分前行動ができており、11時集合というと10時50分には集合場所から移動を開始しており、目的地についても11時を超えていない。今回はこれが逆にお店に迷惑をかけることになった。4人いて、お店に入るまで誰も時間を確認していないあたりはテ勢雀士らしい。

 自分は裏ドラ爆乗りの願掛けのつもりで「ばくだん丼」を注文。納豆、オクラ、山芋など、粘っこいものが多くのっていたので、爆乗りというよりは粘り強く飛ばないことのほうが意味合いが近そう。粘らないといけない状態にはなりたくないなと思いながら食べていた。12時まで時間があったので、今日の領将王争はどうなるかといった話をすると、しっぽらさんは「今日は寝たからだめだ」とある意味いつもどおりのご様子。つっしーは前日のお仕事がお昼にあったことで充分に休めたらしい。あらさんは変わらず万全(だと思う)。自分は前日に飲み会をしていたこともあり少し寝足りないかもしれない。

しっぽらさん「栃木に塩麹ないからな」
つっしー「栃木をなんだと思ってるんですか⁉︎」

ガラス越しに見えた新幹線が駅でもないのに止まっていたのをみて
自分「早すぎて止まって見えるのかもしれない」
しっぽらさん「んなわけあるか!」

しっぽらさん「あらさん『穿つ』って言葉好きだよね。あらさんから聞く気がする」
あらさん「好きかもしれんw」
自分「言う機会ないやろ普通w」

しっぽらさん「前はpaypayなんて使うかいと思ってたけど今はpaypay様様です」
一同「手の平にくるっくるやな」

 今思い返すと、雀荘の予約時間までの1時間で、けっこういろんな話をした気がする。ほとんどとりとめもない話ではあるが、1番乗りした自分たち以外にお客さんがけっこう入ってきていることに気づかないぐらいには盛り上がってたと思う。

 12時頃に雀荘に入って、まずは体温チェック。自分の体温は34度を下回ったが店員さんは「外は寒かったからしかたないですね」と気にしてなかった。いやいや他の人はそれでも35度超えてましたが?

 予約した雀卓につき、いざ今年最後の領将王争開始!

 今日の自分は全体的に東場に落ち込んで、追い込まれたティオハリム状態から南場で盛り返すということが多かった。点棒が残り1万を切り4位の状態で迎えたオーラス、自分がラス親という状態で、2巡目リーチからの一発ツモ七対子ドラ2の6000オールなどで盛り返すというのもあり、自分であがっていながら自分じゃない何かの力が働いてるのかと思いたくなるような感覚もあった。これが「俺の中の何かのなにか」なのかもしれない。他にも自分がオーラスで4位という場面はあり、ツモ和了りでなんとか粘って西場までもつれ込み、自分が親のときに2000点ぐらいの点数で何度か和了り続けてた。周りから「もう次の局いこうよ」という声を聞きながら「まだ遊ぼうよ!」とか無邪気に言いながら連チャンしてたのは楽しかった。まぁ終わっても次の局をやる時間は十分にあったので、どうせ粘るなら大きく勝って逆転して終わらせればいいのだが、自分もなかなか大きな手であがれず必至でもがいた結果なのである。この日の粘りは、お昼に食べた「ばくだん丼」の効果が働いたのではないかという噂もあるが定かではない。

 あらさんが端ポンをしたときに、端ポンをしようとして待機していたが自分で引いてしまい、人知れず配を整理(理牌)していたこともあるんやろなと気づいてしまった。舞台裏の努力というものが伺える。

 終盤の局ではハラハラさせられる場面が多かったように思う。つっしー以外の3人がリーチをする中で、つっしーは大三元の役満をテンパっていたり、その直後の局でまたつっしー以外の3人がリーチをする状況が生まれたり、しっぽらさんがリーチ、槓をした状態で自分がさらに槓を2回してドラ表示配が4枚になったりもした。このときはあらさんが漁夫の利を持っていき、しっぽらさんが12000ぐらい払う結果になってた。自分が槓をしたときは拍手して喜んでくれたが、あらさんに振り込んだあとは「おだじゅーん!!」っていいながら鬼の形相になっていた。槓は結果によって人を狂わせてしまう魔性の術なので、強い信仰の念をもって日々精神鍛錬に勤しもう。

 この日は 4,5半荘ぐらいしただろうか。1位も4位もとるといった順位の乱高下はあったものの、自分のこの日の成績はトータルでプラスに終えることができた。しかしこの日の成績のトップはつっしーとなり、『王』の称号はつっしーに引き継がれた。これによってなにかできることがあるかと言われるとないのだが、気持ちだけでも背中に紋章を掲げてもらえればと思う。

 槓自体は何度かする機会はあったものの、嶺上開花まで至ることができなかったのは非常に残念だった。今年1度もできていないので最後のチャンスにかけたのだがしかたない。来年にまた頑張るということで咲でも読んでおこう。麻雀で何があったかというのは大まかに覚えていたりするものの、何を話したのかとなるとかなり記憶がおぼろげになっている。麻雀中のテ勢雀士の脳はとろけているからかもしれない。

 麻雀を終えた一同は忘年会として有楽町のお寿司食べ放題のお店に乗り込んだ。しっぽらさんが予約してくれたのはたぶん雛鮨というところだったと思う。120分待ちの列を横目に予約した自分たちは悠々とお店の中に案内された。予約大事。オーダーのしかたは、握りのメニューが書かれた紙に、最大20巻まで食べたい物に数を記入して渡すといったやり方。注文してから時間がある程度かかるようだったので、注文した握りが来るたびに事前に書いておいた紙を渡すといった形で何度か注文した。麻雀と会話でかなりエネルギーを持っていかれてたからか、運ばれてきた20巻はまたたく間になくなり、注文が来るまでにひたすら話してた。注文したものがすぐにはこないということが逆に話をする間が十分にあり良かったかもしれない。

 今年もお疲れ!の乾杯から始まり、この日と今年の麻雀について振り返ったりしていた。自分の打ち方、待ち方がおかしいと散々言われながらも、結果として年間のトータルが+500を超えているという結果を残すことができた。これが他のテ勢雀士の間ではどうも腑に落ちないというか、真似をしていいのかわからないというか、「何でそれで勝てるんだ?」というのがうまく言語化できない様子。見逃しなどで妙な打ち方をすることもあるが、自分ではある程度考えて打っているつもりではいる。会社の同期からは「しぶい打ち方だね」といったコメントを貰っていたりするがこれの本意も充分に理解できておらずちゃんと説明できなかったりする。嶺上開花したいとしきりに言ってはいるが、賑やかしのためだけの槓は当初に比べてマシになっていると思うんですよ。話の中でしっぽらさんが言っていたと思うのだが、おそらく自分は牌効率を優先した打ち方によっているような気もする。間チャン辺チャンを比較的残す傾向があるのは、両面待ちのために2枚の必要な配を新しく手元に持ってくるよりも、間チャン辺チャンの残り1枚を待つのが良いのではないかと考えているのだろう。まぁ状況によるので実際に打っているところを見てもらうのがいいのだが、それもなかなか難しい。できるかどうかまだわからないが、GoProとかで自分の手牌だけでも撮影すればいいだろうか。

 打ち方の話の中で、あらさんに解説してもらったらどうかという話から、「国士無双 一向聴 九種九牌流し事件」についても思い返して笑っていた。ネット麻雀していたとき、あらさんがたまたま解説しようとした対象の局中に本件が含まれており発覚した。見返すことは大事。あらさんのリアクションをしっぽらさんが完コピできるという謎の読み込み度合いを披露したり、残したことでこうして何度も思い返して笑えることは本当によかったと思う。まぁ天鳳のUIに「流す」ってボタンが出たら、配を見ずに、押すよね。

 テ勢麻雀Wikiをみんなで見返しながら、迷言や戦法・戦略に書かれた内容を見返したりしていた。これをみているテ勢麻雀たちは当時の情景を思い返して皆ニッコニコである。「声に出して言いたいテイルズ用語」や「完コピしたいシーンリスト」は、これからもまだまだ追記されていくことが期待できる。皆でシリーズを見返していい用語、いいシーンを洗い出し、テ勢麻雀でどんどん擦っていこう。ただ気をつけなければならないのは、純粋なテイルズファンの逆鱗に触れてサイトを攻撃されるなどのトラブルだ。何らかの方法で一度紙媒体の冊子に落とし込み、全て消えてなくなるといった事態にはいずれ備えておいたほうがいいだろう。冊子が年ごとに増えてくるとそれはそれで楽しそうである。

 つっしーの不思議シリーズ(?)も思い返さずにはいられない。お箸の持ち方から始まりしっぽらさんの悲鳴を引き出し、靴紐の回では皆からイリュージョンでも見せられているかのようなリアクションをされ、書き順の回では「必」という漢字でテ勢雀士たちをそれぞれのTAOに導いた。ひとつひとつがもはや伝説と言ってもいいほどのインパクトを残しており、実はまだなにかあるのではないかと皆の期待が高まっている。つっしーの一挙一投足はこれからも観察されることだろう。

 Wiki を見返して思うこととして、それぞれの記事の熱量の高さがある。ブログの殆どは自分が管理しているものの、Wikiのひとつひとつの記事は4人のテ勢雀士たちが徐々に積み上げてきたもので、一度書ききって終わりというわけではなく、より良い内容にこだわり何度か更新をされているものもある。中でも「オペレーション・サクッとね」はしっぽらさんがシュタインズゲートの元ネタのセリフから熟考を重ね生み出されたもので、これを読んで笑いを堪えられるテ勢雀士はいないだろう。文字だけでなく画像の追加や動画の追加、はたまた出典の記録など、各自が思い思いに元の骨格から肉付けを繰り返した記事は質が高いものばかり。この記事たちは、将来落ち込んだテ勢雀士たちを励ます一助となるに違いない。

 小樽に行った話もしたが、見て回った場所や自分がオモシロイと思ったことがどうも研究者っぽい印象となってしまい、皆から共感を得るということはできなかった。自分でも小樽の旅は他の人を連れてできたものではなかったなという自覚はあるので、特殊な楽しみ方をしてたのだろうとは思うが、小樽は本当に楽しい場所だということだけでも知ってほしかった。伝え方というのは難しい。ついでにゴールデンカムイも面白いよ。

 お寿司を食べながら他にも多くのことを話した気がするが、断片的な記憶をつなげて思い返すことができるのはこれぐらいになる。というかこのあとに少し自分にとって想定外のことがあって印象が少し上書きされた。

 お店を出て「良いお年を!」といって有楽町駅に向かうみんなと別れ、自分は日比谷駅まで少し歩くという帰り道になったのだが、スマホの地図アプリのコンパスが狂っており、地図を見ながらしばらく正反対の方向に進んでいた。途中でなにかおかしいと思い引き返し、改めて地図を確認すると、皆と同じ方向に途中まで行くのが正しいルートだったことがわかった。正しいルートに進みながら「これでみんなに追いついたりしたら何言われるやろ」などとひとりでおもしろいやら不安やらが混じった感情をいだきながら進んだが追いつくことはできずそのまま日比谷駅に着いてしまった。10分以上は時間が経過してたからまぁ追いつけないよね、と思いながら少し残念とも思っていたり。

 1時間ほどかけて家につき、ポストを見てみると大きな封筒が入っており、それには「健康診断結果」と書かれていた。来るのが早いなと思うと同時に、気分がいいときに来てくれるなよ、という思いも湧き上がった。家に入っていろいろ済ませたあと、内容を確認して、特に健康状態について問題ないことがわかりひと安心したが、テ勢麻雀で浮ついた気持ちのままこの記事を書いていたかったというのが正直な気持ちだったりする。健康診断で現実に引き戻された感覚。

 覚えているその日のうちに書き出すのが良いだろうと書き始め、ここまで書いたところで時間をみると深夜3時をまわっていた。これでもだいぶ記憶から抜け落ちているものはあるだろう。勢いというのは眠気を簡単に追いやってしまうのだからすごいものだ。それだけテ勢麻雀というのが自分にとっても熱量をもって取り組んでいるのだと改めて実感する。今年に入りほぼ月1の頻度でやっているが、すべて楽しい気持ちのまま終えられている。来月の予定もすでに立てた。来年も嶺上開花をまず和了れるように頑張ろう。そして今年の好調を維持して年間1位を目指し、結果として通算成績1位までいけると望ましい。

さすがに寝るか。

2021.10.30 領将王争(テ勢麻雀)記録

 前日のやり取りの中で、テ勢麻雀のことを領将王争と称するようになった(Wiki参照)。テ勢雀士界隈でよくあるなんとなく気に入ったから採用というかなり曖昧なものなので、今後もっと響きのいいものがあれば呼称が変わる可能性もある。

 この記録は odajun の曖昧な記憶をもとに記載されているものなので、時系列や内容が事実と異なる点があるかもしれませんのご了承ください。また、テイルズオブアライズ、テイルズ関連の話題がだいぶ含まれています。内輪ネタ多め。

参加者は以下の4名

  • しっぽら
  • あら
  • つしよ
  • odajun

 結果だけ先に書いてしまうと、自分は全体を通して+40ぐらい。この日はあらさんが160を超える大勝ちをしたことに加えて、しっぽらさんが200を超えるマイナスをたたきだしてしまった。最近の領将王争で1日のうち3桁を超える変動が少なかっただけに今日の成績には驚きを隠せない。しっぽらさんも後にTwitterで書いているが、この日は全員がテイルズオブアライズをやり終えたばかりの会であり、アライズについての話で終始盛り上がっていた。テイルズの話をしているときのテ勢雀士は麻雀のことなどうわのそらであるためまともな考えができず、実力を発揮しきれない。しっぽらさんは今回それが如実に出た結果となったようだ。テ勢雀士を相手に麻雀をするときはテイルズの話をふると点棒を吐き出してくれるぞ。

 約束の地に向かうまで、電車で「はねバド!」を読みふけってた。他にも読み進めている本はあったものの、あまり頭を使うようなことをしたくないなと思い漫画を読むことにした。こういうときによく読んでるのが「はねバド!」。すでに10回以上読んでると思う。集合場所で、電車に乗ってる間は「はねバド!」読んでたわっていうと「麻雀のたびにはねバド読んでないか?」としっぽらさんから言われた。自分もそんな気はする。「はねバド!」のここが自分は好きとかスポーツ漫画で他になにかいいのあったっけ、やっぱSLAM DUNKやな、とかいいながら戦いの地にみんなで向かった。

 雀荘に入って体温測定。2回に1回ぐらい自分の体温が34度台になるが今回は常識的な平温だった。全員がテイルズオブアライズをクリアしていることを改めて確認し、今日はアライズの話が中心にできるやろうなというみんなの気持ちの高まりみたいなのを感じた気がする。クリアまでのプレイ時間をしっぽらさんから聞かれ、みんな60~70時間程度だったということに親近感をいだいたり、ボリュームは今までのシリーズに比べるとすくなかったかもねとか、シオンが新衣装でポニーテールがなくなったことにつっしーがすこし寂しさを感じて髪型を戻したとか、各々のアライズの感想を聞きつつ麻雀開始。改めて思い返すとやっぱスタートから麻雀のこと考えられない空気感になってた。

 しっぽらさんがまだフクロウ探しをしているという話になり、あと1匹が見つからず苦労していて、しまいには「おれのアライズだけフクロウが見つからないバグを疑いたくなる」と言う始末。しっぽらさんが教えてもらっても大丈夫といってくれたので、他の3人が最後のほうで見つけられるフクロウがどこにいたか指折り思い出すと「無人島」のワードが出たときに、しっぽらさんから「なにそれ!?」というリアクションがあった。どうもガナスハロスのトゥーア海岸で発生するイベントを見逃していたことで、無人島にまだいけておらず、そこにいるフクロウを見つけられていないのだろう。他の3人は難なく遭遇したイベントだっただけに、無人島にいけていないというのは予想外だった。長時間探し回ったことでゲーム中のフクロウの声が幻聴として聞こえたしっぽらさん。この日の麻雀でもフクロウの声がしたとかしなかったとか。たぶんこれは誰かがフクロウの声真似をしただけだと思うけど事実はわからん。

 話の中でしっぽらさんがアルフェンの名前を思い出せなかったり、しっぽらさんだけが知らないパラメータの話だったり、結果的に「おれのアライズだけバグがあるのではないか」と考察していた。そんなこたぁない(Wiki参照)

 「ガナスハロスのダナ人は洗脳されて自分で考えることができなくなっている」という状態が、「テイルズの話をしている、あるいは疲労しているテ勢雀士」によく当てはまり、何度か祈りながら虚水になってた気がする(Wiki参照)。

 この日は役満ではないが珍しい出来事が2つあった。四風子連打と流し満貫。四風子連打が起きたときには親は流れるが本場数はどうするという点が疑問に上がったので、いったん本場数も0にするとして決定。ルールにも追記しておいた。流し満貫はリーチをしていた自分以外が防ぐ手立てはあったものの、まったく警戒していなかったことであらさんに完走されてしまった。思考能力が低下したテ勢雀士相手なら今後も見られるかもしれない。

 しっぽらさんが国士無双をテンパるなど、役満の気配を感じさせる局はあったものの、この日は役満は見れなかった。自分も四暗刻の一向聴まで進めたりしたものの作り上げることはできなかった。

 前半は自分としっぽらさんが3位、4位をとり続け、大きく負け越す形となる。後半戦、なんというかこの日はとにかく対子場となることが多く、何を切るか、対子を落とすかで何度も悩まされた。七対子に向かう機会が多かったように思う。この対子場に対応することがなかなかできず、その後もしばらく1位をとれずにいた。流れを変えようと、暗槓を初手でやってみたりもしたが、結果的に自分が親被りで手痛い目にあってしまった。自分が槓をして被害にあったことがなかっただけに衝撃だった。

 しかしここから徐々に流れは変わり、終盤2半荘では連続で1位を奪取。21時からのうぽつ杯(ボイスロイド実況者たちの大会)の応援をしたいので、次でラスト、時間的に東風戦だけかなと言って始めた最終局では、思いの外早く進んで「南場までやるか」といって続けたことが自分にとってはいい形に働いた。オーラスで自分とつっしーが槓を3回したことでドラ・裏ドラが増え、結果的に跳満まで点数が伸び、この日の通算成績をプラスに持っていくことができた。嶺上開花まではできなかったものの、最後の流れは出来すぎてて驚いた。やっぱ槓は自分を救ってくれると改めて感じた。

 この日の成績でトップは160オーバーの点数を叩き出したあらさん。領将王争を制したことで王となったので、きっと彼の後ろには王の紋章が出てるはず。出たからと言って巫女がいないので儀式は失敗するんですけどね。逆にしっぽらさんは200を超えるマイナスとなりだいぶショックを受けていた。テイルズの話が盛り上がったときの代償を身を持って知ったといったところか。このままドラゴン化しないことを祈るばかり。

 南場までやるかといったそばから連荘になったりと時間が迫って焦ったものの、電車も予定通りの時間に乗れた。帰りは途中で「はねバド!」を読み終えたので「魔法遣いに大切なこと~夏のソラ~」を読んでいた。この漫画は2巻しかないが切ないストーリーに引かれて何度も読んでしまう。この漫画の紹介はまた別の機会にしよう。笑い疲れた状態で切ないものを見てしまうと感情の振れ幅が大きい反動なのか、より感情移入してしまって泣きそうになって驚いた。

 次の領将王争の予定も決まっているので、それまで王の座はあらさんに譲るとして、次回は嶺上開花できるように咲を読みながら待つとしよう。