『小春六花の雪山冒険記 Part4【野沢温泉スキー場】』を投稿したよ

 前回の雪山動画からひと月ほどあいてしまいましたね。この間でだいぶ雪は溶けてしまいましたがまだゲレンデがやっているようなので冬と言っても問題ないでしょうということでオープニングの下りは大きく変更してないです。実際今回取り上げた野沢温泉スキー場は5/8までやってるからね。5/8にいったいどれだけのコースが滑れるのか、それはそれで気になるけれども。GWあたりの時間で次の動画作れば「ゲレンデがやっているから冬」で逃げ切れそうと思っていますが実際どうやろうなぁ。

 2月に滑ったものを今更取り上げた理由としては、とれた動画が天候によってあまりにも白い、ということにつきますかね。今シーズン、動画を撮り始めてけっこう序盤に野沢温泉スキー場は訪問したのですが、最初のほうに動画化するにはちょっと扱いづらいな感じたんですよね。ネタよりというかなんというか。シリーズとして数本出した後に使うかと思っていたら次回で今シーズンは最後になってた。動画をけっこう取ったつもりでいましたが、まともに動画化できそうなものとなると、結果的に5本になっちゃいましたね。スノーボードの動画というのはなかなか難しいものです。

 野沢温泉スキー場にいったときは、NHKで記録的積雪として表示されるぐらいの雪で、数日にわたって分厚い雲に覆われ、大粒の雪が風に乗って大量に降り注いでましたね。2日目の朝、ゲレンデの情報を見てみるとゴンドラが始業時間には動かず、しばらくゴンドラ手前のリフトしか動いていないといった状態になったり、ゲレンデで滑って帰るぞってときには、友人の車の上にもう1台車が乗ってるのかと思うような雪の塊が乗っかっており、みんなで必死に雪かきをしたのも今となってはいい思い出です。

 今回の動画では、しりんだーふれいるさんの立ち絵に縁取りがつくようになっています。これまで、編集で縁取りを試したりしていたんですがどうも正常に処理されず悩んでおりました。動画編集のコミュニティでたまたま同じ悩みを持っている方がヘルプの発言をしており、これに返信する形で別の方が解決方法を答えてくれていたので、これをみていた自分も試してみたら問題解決!となったわけです。ちゃんと「誰か助けて!」と投げかけることは同じ問題に頭を悩ませる同士を助けることになるのだと実感しました。

 思いつくままにセリフを放り込んだ結果、ほぼほぼ間がなくなってしまった。もしかしたら聞いている側としては突然話題が変わったりして聞きにくい状態だったりするかもしれませんね。そして表情を帰るという作業も、15分程度の時間に対して結構時間をとってしまったように感じます。それにしてもしりんだーふれいるさんの立ち絵は両手を含んださまざまな表情、ポーズができるので、セリフのたびにどのような表情がいいかと悩むんですよね。贅沢な悩みです。コメント返しとかをしようとすると、時間がすぐになくなってしまう。コメント返しは別動画で用意しようかちょっとなやんでいます。中途半端に動画中で返してしまっていたりするので、別の動画にするとしてもどんな構成にするか思いつかない。

 さて、次回で今シーズンの雪山動画は最後になります。最後にご紹介するのは上越国際スキー場です。最後だからといって特別手の込んだ事はしないつもりではいますが、見やすい動画になればいいなと思うばかりです。録画したものがけっこうあるので、このうちどの動画を採用するか悩みどころですね。とりあえず5/8までに出したいと思ってはいます。

 

「HARUSORA Coffee スウィートベリー」でコーヒーを淹れたよ

 最近は100gだとすぐになくなるなと感じています。前回と同じく、HARUSORA で購入したコーヒー豆を使用しました。その名も「スイートベリー」、名前からしてもすでに甘い香りがしてきそう。この豆も中浅煎り(ミディアムロースト)でお願いしました。

 まず初めて淹れてみた感想ですが、前回のデンカラムナチュラル同様、中浅煎りということもあり酸味の強さがやはり強い印象を残しますね。そして時間経過とともにその酸味は強くなり、なかなか飲みづらいものになります。酸味の強いコーヒー豆というのは、やはりいつも通りに淹れようとすると、なかなかおいしくできないものだなと考えさせられます。

 また、コーヒー豆の硬さなんですが、浅煎りのほうが硬いとデンカラムナチュラルを入れる際に知っていたわけですが、このスウィートベリーの豆は思っていたよりも固くはなかったですね。ゴリゴリと軽快にハンドミルのハンドルが回ってました。

 Youtube などに上がっているドリップに関する動画を見ながら、いろいろと試行錯誤して、自分の中で良さそうだと思ったレシピは以下の通り。

  • odajun が思う「HARUSORA Coffee スウィートベリー」を美味しく淹れるレシピ
    • 豆の量:20g
    • 豆の引き方:細か目
    • お湯の温度:92度程度
    • 抽出器具: 金属製のドリッパー
    • ドリップするとき
      • 蒸らし
        • お湯を入れ始めるときから秒数を数え始めて50秒程度、お湯の量は50g
        • さっとお湯を入れる
      • 2回目
        • お湯の量は70g(計120g)で30秒(計1分20秒)ほどで入れる
        • さっとお湯を入れる
        • お湯を入れ終わったら軽くドリッパーを揺すって、ドリッパー内のコーヒーの粉とお湯を混ぜる
      • 3回目
        • お湯の量は160g(計280g)で50秒(計2分10秒)ほどで入れる
        • さっとお湯を入れる
        • お湯を入れ終わったら軽くドリッパーを揺すって、ドリッパー内のコーヒーの粉とお湯を混ぜる
      • 50秒(計3分)ほど抽出を待つ
        • ドリッパーのお湯を落とし切る

 時間をかけてじっくり抽出したりすると酸味が強くなる感覚があったので、酸味以外の部分をできるだけ引き出すようなレシピになっていると思います。100gで試せる範囲なので、まだまだ改良の余地はありそう。

 まずドリッパーなんですが、紙のフィルターを使用したときと比べると、どうしても酸味以外の成分が引き出しきれず、酸味によって隠れてしまうような印象を持ちました。そのため、金属製のドリッパーを使用して、少しでも豆本来の甘みといった成分を抽出しようとしています。同時に、金属製のドリッパーのほうが早くお湯が落ちるため、早めに落としきりたい場合は紙よりも向いていると考えました。全体的にさっとお湯を入れ、3分以内に抽出が終わるようなレシピにすることで、酸味を含んだコクを引き出すよりも、よりクリアな味わいになるようにし、酸味が気持ちの良い程度に収まるようにしています。さっとお湯を入れると同時に、何度かドリッパーを揺すって撹拌ドリップをさせているのは、少しでもコーヒーの成分がお湯に溶け出るように促すためです。後半に抽出されるものはさほど雑味があるようには感じなかったので、最後までドリップしてお湯を落とし切るようにしています。

 こうして淹れたコーヒーは、酸味とともにほんのりと甘みを感じられ、紅茶のようなスッキリとした味わいになりました。コーヒーではあるのですが、ぐいっと一気に飲み干してしまいそうな、そんな飲みやすさがあります。チョコのような甘みとは違い、茶葉を彷彿とさせるような、上品な甘みを感じられると思います。お昼時にリラックスしたい時に飲むコーヒーとして向いていそうです。

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ハンドドリップ関連動画

使用している道具

『【2022春M3 I-10b】ピアノコンピ『黒白遊戯Ⅵ』(デモ)』の動画をつくったよ

 よく雪山に一緒に行く友人と、雪山に行く道中の新幹線で近況について話したりしていた。その中で友人から、音楽方面の活動を聞くことがあり、いろいろな人の協力をかりて、曲を作る、曲を出すといったことが、徐々にではあるが形になっていると話してくれた。友人とは10年近くのつき合いで、当初から音楽方面の活動について聞いているが、聞くたびに活動範囲が大きく、内容も個人の活動にとどまらず多くの人を巻き込んだものになっており、成長を感じ取れるのがすごいなと感じている。同じ趣味を継続して数十年かけて徐々に熟成させるということは純粋に憧れを抱いてしまう。

 友人が音楽方面の話をするのに対して、自分は動画編集をほそぼそと個人で楽しんでいるというのを話した。このときに「もし何か協力できることがあればいうてくれれば」といったような発言を自分からしたような気がする。この発言の経緯というか、考えていたこととしては、ずっと応援していると言ってはいるものの、特に行動をしたことがないなという後ろめたさがあったからだと思う。この発言は友人の興味をひいたようで、販売するコンピ(コンピレーション)のデモ動画を依頼してもいいか、と尋ねられた。どういった動画をイメージしているのか聞いてみると、過去に公開している動画を教えてくれて、内容としてはパッケージの1枚絵を背景に、販売するコンピに収録されている曲のデモを流すという、動画としては比較的シンプルなものだった。これであればさほど編集技術の高くない自分でも協力できそうだと思い、動画作成を承諾した。

 後日、デモ用の曲のデータや曲順が書かれたスプレッドシートなど、動画作成に必要なものを受け取り、編集を開始。とはいっても、背景画像をおいて曲を並べるだけで動画の大枠はできあがるので、いつもの動画編集であるような、どの動画をどのへんにおいて、全体の流れはどうするか、といった構成を考える必要がないのは楽だった。少し手間取ったことといえば、デモ用の曲の一部が、直接 Aviutl で読み込むことができないといったトラブルに見舞われたこと。メディアプレーヤーで再生することはできたので、OBSでメディアプレーヤーで再生したものを録音し、別の音声ファイルを生成することで対応した。なぜ Aviutl で読み込めないのかはわかっていない。曲を作成した環境が他と違ってたりするのかもしれないね。

 動画の大枠ができたら、今度は曲名や作曲者といった曲の情報のテキスト打ち込み。まず1曲めのテキストを用意して、どのように表示させるかというのを考えた。フェードイン・フェードアウトのみでは味気ないなと思いつつ、メインは曲なのであまり派手すぎない範囲でなにかできないかなといろいろ表示方法を調査。枠と一緒に表示されるようなテキストとそのアニメーションをみて、そういえばこういった表現をこれまでしたことはなかったなと気づき、自分にとっての実験も含めて取り入れることにした。具体的には「領域枠」とよばれるスクリプトを用いたもの。先人の知恵というか、すでにいろんなスクリプトがあるのだから助かる。テキストのアニメーションと色合いについて決まれば、曲の数だけ量産して配置。デモ動画としてはこれだけでも良さそう。ただ、曲がメインという動画であれば、音声波形を用いても良さそうだと思い、こちらも派手すぎない範囲でできることがないかと試行錯誤。画像が全体的に青系統のみだったので、色相環を用いる形で、ワンポイントのような音声波形のアニメーションを追加した。3種の音声波形を組み合わせて作られたものを右隅にそえて、全体を見ながら微調整、テキストの内容に間違いがないかを確認したところで動画ファイルを出力。いつもつくっているような合成音声の動画作成時間に比べると、だいぶ短い時間で作れたと思う。調査したりといった時間もあったが、これはこれで楽しかった。

 依頼主の友人に見てもらい、特にダメ出しもなくそのまま公開。いつもとは違った人たちが自分の作った動画を再生しているということに不思議な感覚がする。公開場所が自分のYoutubeチャンネルなので「変な人が作ってんな」と思われていないか心配だ。

 普段とは異なる動画を作ることで、新しく調べたり、新しく知った情報がいくつかある。これらはきっと今後の動画作成に活かすことができるだろう。このような機会をくれた友人には本当に感謝しか無い。ありがとう。これからもなにか自分にできそうなことがあれば、迷惑をかけない範囲で協力していきたいと思う。また、自分の趣味が他の人の役に立つことがあるのだと、改めて実感できたのもよかった。これまでなにかと、趣味を断念する機会は多くあり、一度休止期間もあったりしたが、再開して細々と続けていたことで、新しくできたつながりなどもある。優先順位はどうしても低くなりがちではあるものの、それでも続けていることでこういった機会が巡ってくるのかもしれない。これからも趣味については、できるだけ続けていきたいなと思うばかり。

2022.04.16 テニスの記録

 ブログに残されている記録だと前回は3/20となっているけれど、おそらく今日までにあと1回ぐらいはテニスしていた気がする。上越国際スキー場の内容を書くのに手一杯でおそらくかけなかったのだろう。改めてその日のことを思い出せるか試してみたがあんまり思い出せない。老化に伴う記憶の喪失に少しでも抗うために、できるだけこうして残していければなという思いを込め、4/17のテニスの記録をその翌日に書いている。次回はできればその日のうちに書きたいものだ。

 スクールに行ってまずいつもすることは、名札を受け取って体温の測定。いつも無心でこなす一連のアクションなのだが、この日の名札にいつも見ないものが貼られていた。何かを知らせる紙がはられており、内容は上のクラスへの昇格が決まったので日程確認お願いしますというものだ。運動不足解消ぐらいのモチベーションで通っていたので、クラス分けやクラスの移動についての仕組みに興味がなく、自分で言わない限りクラスの移動はないのかなと思っていた。そのため、この知らせはかなり驚いた。同じ時間帯に隣のコートでは、昇格した先のクラスの人達がボールを打ち合っており、あの人たちとラリーをするにはまだ自分はミスが多いし、今のクラスが適切だろうと自己評価していたのだ。特に昇格試験があるわけでもないので、なぜあのクラスに自分があがるのだと疑問に思うばかり。あの人たちの打球を受けて心を打ち砕かれてこいとでもいうのだろうか。でもまぁ、よく担当してくださるコーチからは「このクラスの中ではすでにいい打球を返せる状態である」といった言葉をいただいていたりもしたので、上のクラスでもやっていけると判断してくれたコーチが何人かいるということなのだろう。逆に、今のクラスにおいてラリーをする相手によっては「打ち込むと返ってきそうにないからゆるく返さないとな」と遠慮することもあったが、上のクラスでは遠慮などいるまい。そう思うと多少は気分が楽かもしれない。上のクラスでやるのは5月以降なので、それまでの数回ですこしでも技術力をあげておきたいところである。

 上のクラスに行く前の大事なこの日の練習では、人数が比較的多いこともあり、体力的には特に問題はなかったものの、なんとも課題が沢山みえたレッスンだった。ボレーはまだ苦手意識があるものなのでまぁ置いておくとして、サーブがあまりよろしくなかった。まぁ強い風が吹いていてトスが安定しないというのが主な理由ではあるが。この強い風がストロークでも影響して、向かい風のときはまぁ伸びてきた球をできるだけ強く打てばいい塩梅になるのだが、追い風のときに相手の玉が急に失速するので目測を誤るといったことがよくあった。予想外な玉の動きに合わせられず、バックハンドのフォームが崩れて思ったような打球がうてずにいた。これはまぁフォアハンドのようにある程度柔軟に対応できるほど練度が高くないというのが理由として有りそうなので、レッスンを通して体に覚えさせていきたいと思います。

 レッスンの内容よりも、今回のテニスではいっしょにテニスをした人の印象がつよかったですね。足を痛めているようで、ラリーのときに動くことが辛そうだった。ラリーの相手をしたとき、ちょっと移動が必要になった位置に球がとんでも早々に諦めるという感じ。人に声をかけられても無視かそれに近いような反応で、このとき担当していたコーチもやりにくそうな感じだった。そんなにつらいならやらなければいいのにと個人的におもいつつ、これがお金を払って通うスクールの義務感が生んだ闇かもしれないとか考えていた。

 週1回程度のテニスではなかなか上達を実感するのは難しい。むしろ現状維持だけでも難しいかもしれない。そんな中でもこれまで「なんとなく」でしかやっていなかったことを、教えられながら少しずつきちんとした言葉で理解して、時間がたってもどんな調子でも再現できるようにしたいと願いながら、今後のレッスンも臨んでいきたい。

「HARUSORA Coffee デンカラム ナチュラル」でコーヒーを淹れたよ

 コーヒーに関する動画投稿を始めてしばらくして、Twitter から思いもよらないご連絡を頂いた。

コーヒー豆を注文ごとに焙煎、販売しているものです。
興味がありましたらご連絡ください。

 フィッシング詐欺などを疑ったのだが、メッセージの送り主のアカウントとツイート内容をみる限り、特に怪しいアカウントには見えなかった。コーヒー豆の購入については、近くに専門店もなく、ネットからが購入が主となっている。それでも amazon のような総合的に取り扱っている販売元経由でしか手に入れていなかったため、他の経路による豆の購入、とくに個人で行っているような店舗からの購入ということに興味もあった。見知らぬアカウントという点で抵抗も多少はあったが、勇気を出して返信してみた。

 何度かやり取りをさせていただき、取り扱っている豆の一覧を見させていただいて、時期的なおすすめなども聞かせてもらい以下の3種をいずれもミディアムロースト(中浅煎り)で購入。

  • スウィートべりー
  • ピンクブルボン
  • デンカラムナチュラル

 他の豆の購入などと重なった影響もあり、購入から少し日はあいてしまったが、冷蔵庫で保管していたこれらの豆からまずはデンカラムナチュラルを取り出し淹れてみる。ミディアムローストということもあってか、豆の色は薄い茶色となっている。豆を挽くときに少し驚いたのは、ハンドミルのハンドルが重く感じたこと。他の豆と比べて硬いのか、ハンドミルがときおりなにかに引っかかって止まるような感触から、突然ガチンと金属同士がぶつかるような音を立ててハンドルの重みがなくなる、といったことを繰り返していた。ハンドミルの消耗が心配になった。後で知ったことだが、浅煎りの豆は深煎の豆に比べ、焙煎時に蒸発する水分が残っている影響で硬いということを知った。水分が抜けるときにできる隙間によって、深煎のほうが比較的脆いのだとか。「生焼け」というケースもあるらしいのですが、それは今回はないでしょう。さすがにこれを疑うのはコーヒー豆を売っていただいた販売店に失礼でしょうし。

 粉にしたときのフレーバーは、なんとなくバナナのような風味というのをイメージしました。ナッツのような風味に近いとも思うのですが、何故か自分の中ではバナナがしっくりきたんですよね。他のコーヒー豆ではあまり感じたことのない香りだったので、面白い香りだと感じました。そして初めて飲んだデンカラムナチュラルは、とても酸味が強く、コーヒーと思って受け取った自身の舌は少し驚いたような感触になっていました。梅干しをイメージしたかのような唾液の分泌が起こり、コーヒーでこんなに唾液が出るものなのかと驚きと面白さが半々といった感情が湧いていました。コーヒーをよく飲む人に提供して、この酸味で驚くリアクションを見てみたいなと考えたりしたものです。

 そのあとこの酸味をいい塩梅にしつつ美味しく淹れるにはどうしたものかなと考えつつ、できる範囲でいろいろ淹れ方を変えて数回ハンドドリップを繰り返します。金属のドリッパーで試すと、さらに酸味が強くなり、コーヒーというより梅昆布茶に近いのではないかと思いましたね。比較的短時間でドリップされることも影響しているのでしょう。また、ハンドミルで粉にしたときの粒度なんですが、いつもと設定を変えていない状態ではあるものの、いつもに比べて荒く挽かれているように見えました。もしかしたらコーヒー豆が硬いことで、細かくしづらい状況が生まれているのかもしれません。そのため、普段のハンドミルの設定をさらに細かい粉となるように調整。いろいろ試す中で、自分にとって良さそうだと感じたときのレシピが以下になります。

  • odajun が思う「HARUSORA Coffee デンカラムナチュラル」を美味しく淹れるレシピ
    • 豆の量:20g
    • 豆の引き方:気持ち極めて細か目
    • お湯の温度:90度程度
    • 抽出器具: Kalita の陶器製のもので、1~2人用のもの、おいしい珈琲屋のコーヒーフィルター
    • ドリップするとき
      • 蒸らし
        • お湯を入れ始めるときから秒数を数え始めて1分程度、お湯の量は60g
        • ゆっくりとお湯を入れる
      • 2回目
        • お湯の量は60g(計120g)で30秒(計1分30秒)ほどで入れる
        • ゆっくりとお湯を入れる
      • 3回目
        • お湯の量は160g(計180g)で1分(計2分30秒)ほどで入れる
        • 2回めよりも早くお湯を入れる
        • お湯を入れ終わったら軽くドリッパーを揺すって、ドリッパー内のコーヒーの粉とお湯を混ぜる
      • 40秒(計3分10秒)ほど抽出を待つ
        • ドリッパーにお湯が残った状態でドリッパーを外す

 ドリップのしかたについて他の方の動画などを参考に、最初はゆっくりと淹れるようにしてみました。もともと酸味は強いので、それ以外の成分も引き出せたらなという考えからこのような淹れ方になっています。時間をかけずにさっとお湯を入れるような場合、コーヒーの成分の抽出度合いが低めになるようで、スッキリとした味わいになる反面、コーヒー豆の特徴が少し薄まる可能性があるらしいのです。最初にゆっくりと淹れることに伴い、全体の抽出時間も3分を超えるような形になっています。個人的にいい塩梅の調整ができ、王道のコーヒーとは違った、変わり種としての楽しみができる豆だなと感じています。とても良い風味、そして美味しいコーヒー豆です。

 酸味に対してどのように調整するかといった考え方は初めてだったので、いろいろと勉強になったなと感じたコーヒー豆でした。他の2種もミディアムローストなので、どのような風味、酸味が味わえるのか楽しみです。Twitter でお声掛けくださったお店の方には、感謝しかないですね。いずれ動画でも紹介したいと思います。ちょっといろいろ立て込んで、動画編集に時間をあてられていないですが、まずはブログとして情報を残しておき、ここに残した情報を元に動画化していく予定です。

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使用している道具

「YANAKA Coffee ブラジル産 モンテショコラード」でコーヒーを淹れたよ

 

 友人からプレゼントとしていただきました。店舗でその日に焙煎したものとのことで、数日置くだけで飲み頃となるもの。200gと量も十分あり、いろいろなドリップのしかたが試せそうです。本当にありがとう。

 頂いた数日後、さっそく開封してコーヒーを淹れてみた。いつも通り20gを量ってみると、重さはたしかに20gなんだけど見た目がとても多く見える。ハンドミルのホッパーに豆を入れてみると、いつもよりホッパーが満パンで、2回に分けていつも挽いているのだが、2回で挽ききれないのではないかと感じるほどだった。さらに、ハンドミルで粉にしていくときの手応えが軽い印象がある。密度の低さというのが影響しているものと思われる。ハンドミルで粉にしてからの香りは、ビターチョコといった風味が一番表現としては近いかもしれない。甘みのあるような香りが少しあり、そしてしっかりとしたコーヒーの香り。ブラジル産ということもあり、オーソドックスな風味を期待し初めて要らた1杯は、非常に濃かった。

 マンデリンを彷彿とさせるようなするどい苦味。後味も苦味で支配されている。これはたぶんこの豆の風味ではなく、水の量に対するコーヒー豆の量が多かったのだとすぐ理解した。おそらくだが、コーヒー豆自体の密度が小さく、重さに対してかさが増したコーヒー豆を挽いたことで、水とコーヒー豆の接する面積が多くなり、過抽出を招いたものと思われる。初めて飲んだ味の濃さも驚いたが、単純に20gというのを基準にするだけではダメなのだと気付かされたという印象が強い。マグカップに入る量がある程度一定なので、水の量は大きく変更しづらい。減らすことはできるが「マグカップ1杯でおいしい珈琲を飲む」というのがひとつのハンドドリップへのモチベーションなので、水の量は変えたくない。そうなると1度に挽く豆の量を減らす必要がある。次のドリップからはコーヒー豆の分量の調整をしながら淹れることにし、15グラムから徐々に増やして、17~18gが適量だろうという結論になった。送られたコーヒーが100gだったらたぶん試行錯誤が足らず、納得のいくレシピはできなかったと思われる。個人的なレシピは以下の通り。

  • odajun が思う「YANAKA coffee ブラジル産 モンテショコラード」を美味しく淹れるレシピ
    • 豆の量:17~18g
    • 豆の引き方:細か目
    • お湯の温度:85 ~ 90度程度
    • 抽出器具: Kalita の陶器製のもので、1~2人用のもの、おいしい珈琲屋のコーヒーフィルター
    • ドリップするとき
      • 蒸らし
        • お湯を入れ始めるときから秒数を数え始めて50秒程度、お湯の量は60g
        • 気持ち勢いよくお湯を入れる
      • 2回目
        • お湯の量は60g(計120g)で30秒(計1分20秒)ほどで入れる
        • 気持ち勢いよくお湯を入れる
      • 3回目
        • お湯の量は170g(計290g)で1分(計2分20秒)ほどで入れる
        • ゆっくりとお湯を入れる
        • お湯を入れ終わったら軽くドリッパーを揺すって、ドリッパー内のコーヒーの粉とお湯を混ぜる
      • 30秒(計2分50秒)ほど抽出を待つ
        • ドリッパーにお湯が残った状態でドリッパーを外す

 上記のレシピで淹れたコーヒーは、香りもよく非常に爽やかで、ドリップにしかたが比較的短時間問こともあってか、非常にスッキリとした口当たりとなりました。コーヒー豆自体の旨みとでもいいましょうか、苦味の中に美味しさというものを感じられるような気がします。酸味はなく、コクのある苦味が非常に好印象なコーヒー豆です。特別な特徴を持つというよりは、王道の味といった感じ。カフェイン飲料としてコーヒーを飲むような人に一度試してもらえば、コーヒーがより好きになる1つのきっかけになるかもしれません。

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2022.04.08-09 領将王争(テ勢麻雀)合宿記録

「こんなことを考えている」

 定期的に実施している領将王争で、しっぽらさんが話してくれたその企画は、話した本人が思っていた以上にテ勢雀士たちの興味を引いた。そして実現までに2ヶ月程度と、団体の旅行計画にしては実に短期間で物事がトントン拍子に進み、そして当日を迎えた。

 集合時間は9時だったが、つっしーは車での移動だったので、交通状況によっては早く着くかもしれないなと思い、電車移動の自分は気持ち早めに出立。1日目は平日ということもあり、出勤ラッシュとぶつかる形になった。普段在宅勤務の自分にとって久々となる満員電車。想像以上のストレスで、これを続けていた昔の自分に対して尊敬の念を抱いてしまう。小説を読んでいればそんな気にならんやろと思っていたのだが、そんなことはなかった。もっと電車に乗る時間が長かったら途中下車して休憩を挟まないといけなかったかもしれない。自分がもろくなっているだけなのか、ストレス社会が悪化しているのかわからないが、在宅勤務以外の仕事は今後できなさそうだと実感した。そして集合時間の20分ぐらい前に目的地に到着したとき、すでにつっしーとその車に乗るしっぽらさんの姿があった。つっしーはともかくしっぽらさんも早すぎません?さらに5分と待たないうちにあらさんも到着。集合時間の9時になる頃にはすでに高速に乗っていた。もはや様式美とすら思えてくるこの待ち合わせに対する意識の高さ。実にすばらしい。

 まずはお昼のために湯河原の原忠に向かう。車中では今回の合宿について多くの期待を含んだ会話が続き、またなにか楽しい出来事が起こるだろうとみな疑いなく思っている。出だしからみんな早すぎなんだがという話題で盛り上がったのが良かったのだろう。まぁその結果として原忠についたときは開店時間の30分近く前で、駐車場で時間を待ったりもしたが、これすらも楽しさの一つの要因として働いていた。開店を待っている間、しっぽらさんの用意してくれた話題カードをもちいてテイルズに関する話をしたりもした。自分が出した話題は少なかったですごめんなさい。このとき話したのは何の話題だったかな。たしか「記憶を消してもう一度楽しむとしたらどんなコンテンツがあるか」といった話を原忠でお昼を食べるまでにしてた気がする。これの回答はシュタインズ・ゲートが強すぎたね。

 開店時間になって駐車場にいる猫に声をかけつつ入店。お店は2階に席があり、海が見える方向の壁が一面窓といった内装で、大きく海を望む風景を楽しみながら食事ができる場所だった。お昼として自分が頼んだのは刺身定食。ひとつひとつの切り身が分厚く味が濃厚で、ともについてきたモズクや漬物といった一品一品も美味しかった。ご飯が溶けるようになくなり、おかわりできますかと聞いたら本来は有料だけどサービスしてくれた。ありがとうございます。海辺の方に来たときはやっぱ海鮮を堪能しないとね。

 食事を済ませ再び車へ。車中で「テイルズの主人公で好きなキャラは?」といったテーマで話したりしつつ、買い物のためにエスポットに向かう。リッド2票、ルドガー2票だったかな。ジュードくんのスペックの高さもいいんだけど精神面がちょっとね。途中で見かけた学校からは、散り始めた桜の木の下を通る学生が見受けられ、平日にでかけている優越感に浸ったりしていた。エスポットで麻雀中に飲み食いする品を揃え、車中でワンピースのワンシーン(意地張ってごべーん)をこすりつつ、1日お世話になるグリーン荘に到着。13時チェックイン予定であったが12時半到着。平日の高速道路は渋滞もなく思っていた以上に早くついた。気さくに話しかけてくれる女将さんの勢いに飲まれつつもチェックインを済ませ、早速、領将王争(ハコネシア編)のバトルパートがスタートした。ちなみに体温は全員36度を超えており、みな健康体という珍しい(?)できごとがあったりもした。

 最初は大きな点数移動はなく、みな様子見しているような状態であったが、まずはしっぽらさんが好調の兆しを見せる。普段飲まない ZONE を最初に飲んだこともあってか、自分も素晴らしい配牌に恵まれ、小三元をあがったりしたが、このときは順目もまだあったので大三元を狙うべきだったと後悔している。配牌に恵まれるなら依ZONEしてもいいかもしれない。このときに流れを掴みきれなかったのか、夕飯までの間で自分は1位を取ることができなかった。

 これを書きながら、何を話していたかについて思い出そうとしているのだが、いつも以上に記憶がもやもやしており、会話の内容がほとんど出て来ない。自分にとってあまり芳しくない結果だったことで自然と記憶からシャットアウトされたのか、それとも食事など、他に印象深い記憶があるため、それにかき消されてしまっているのかもしれない。しっぽらさんからのちほど音声ファイルを提供してもらえるので、会話の内容については断片的にあとでwikiにのせておこうと思う。あらさんがリーチしたときに、あらさんの投稿した動画を再生してテ勢雀士たちを惑わしてきたのは効果的やったな。あがった後にきっちり動画止めてるのも笑ったわ。テ勢雀士たちはすでにあらさんの実況をほぼ完コピできるので、セリフが始まるとみんなが続きを言い始め、集中力を切らすという効果がある。

 夕飯も魚をメインとしたものがずらり。お刺身だけではなく、揚げ物、煮物、汁物とたくさんの品目が並び、ひとつひとつが絶品で、お昼同様にご飯が進む。3杯食べたかな?麻雀で思いの外エネルギーを消費したのかもしれない。麻雀中は騒がしいテ勢雀士たちも、美味しいものを目の前にしたときは食べることに集中したいのか静かになるのだから面白い。

 夕飯の後にお風呂に入ったのだが、かけ流しの湯が熱いとのことで、体を洗っている最中に水を入れて冷ましていたのだが、冷ましすぎてぬるくなってしまっていた。まぁこんなこともありますよ。夕飯とお風呂を済ませ、旅行であればここから寝るだけといったところだが、今回の領将王争はまだまだ終わらない。ここからさらに数半荘を行った。このあたりからだったか、つっしーが好調となり嶺上開花を決めるなど、誰も止められない状態となった。最初好調だったしっぽらさんも、ドラの放銃でダブロンするといったことがあり、つっしーに猛追される形になった。不調を示すように、しっぽらさんがつっしーに振り込んだとき、叫びながら立ち上がったりして感情を表現してたな。自分とあらさんは不調続きで状況を変えられず、通算トータルの成績に反した形で2極化した。つっしーに嶺上開花をあがられたときは悔しかったなぁ。自分も急いでつくった手で追いつかれた挙げ句に、自分がしたかった嶺上開花を決められたのが精神的にきた。全体的に聴牌が早かったような印象があり、自分はなかなか追いつくことができなかった。この日は1度も1位を取ることができず就寝することになった。

 翌朝、就寝時間が2時を超えていたと思うのだが、6時半頃には目が覚めた。すでにあらさんは朝風呂に向かい、つっしーも意識がありそう。思いの外寝汗をかいてしまったようなので、あらさんと入れ違いになる形で自分も朝風呂に向かう。昨日よりは熱めの温度で、朝のぼんやりした頭をクリアにするにはちょうどよかった。部屋に戻ってみると、しっぽらさんはまだ布団を被っているが今にも起きてきそうな気配がある。他の2人はスマフォをいじりながら朝ごはんを待っているような状態。けっこう寝るのが遅くなったはずだが、意外と起きれるもんですね。いつもと環境が違うことによる影響かな。目覚ましにテイルズの曲をあらさんが用意していた気がするが、いざ時間になってなってみるとだいぶ音量が控えめで、これは起きれないのでは?とか話してた気がする。朝食は品目が多く、これを毎日食べれたら健康になれそうといった品揃え。干物が美味かった。朝食でもご飯をおかわりして、普段では考えられないような量を食べた気がする。つっしーに「おかわりいれようか?」と最初聞いたときは「もう大丈夫」と言われたが、試しにもう一度聞いてみると「じゃぁいります」と返答が変わった。テイルズ作品のNPCのように話す内容が2回目で変わるのを再現してくれたあたりはさすが。

 朝食後、チェックアウトまでに時間があったので、2半荘うつことができた。一晩挟んでなにか変わるかと思われたが、つっしーとしっぽらさんの勢いはこの日も変わらず。2極化した点差がさらに開くような結果となった。2日のトータルは記録にある通り、しっぽらさんとつっしーが200前後のプラスとなり、自分とあらさんがそれぞれ240、170程度のマイナスとなった。グリーン荘の晶霊はきっとクリスタルと異なるタイプのものなのだろう。プラス、マイナス、ともに総合成績で4桁を超えるかと思われていたが、またも次回以降に持ち越しとなった。今回の点数の変動により、より遠ざかる結果となったのは驚きだった。

 チェックアウトを済ませ、一同は車に乗り込みお昼を予定している場所へ。車中では「テイルズの開発や声優で印象に残るエピソード」とか「シリーズを通して登場する技の中で何が好きか」といった話をしていた気がする。特に技に関する話は盛り上がっていた。この技はどの作品のものが好きかなど、みな思い入れがそれぞれあるようで、いろいろな技が話題で上がっていた。今回もまた開店前に目的地に到着し、すでに他の人も待っているような状態だったので、席があくのを待ちつつ、「しっぽらさんが好きなテイルズのOPのワンシーンはどれか」といった話から、みんなの好きなOPのシーンはどれかといった話をしたりした。ちなみに自分だけしっぽらさんが好きなシーンを間違えてた。みんなよく覚えてるなぁと感心したものだ。お昼に入ったお店は海女食堂という港沿いにあるお店。予定を立てているとき、最初は向かいのお店に行こうかとも話していたが、どうもレビューから評判がよくなさそうということで海女食堂に変更していた。実際に来てみると、向かいだけではなく隣にもお店は並んでいるのだが、海女食堂以外のお店に人がいない。レビューの通り他のお店はあまり良くないのかもしれない。

 席が空き、みな海鮮丼を注文した。昼前に到着したということもあり、朝ごはんからさほど時間も経っておらず、出されたものを全部食べられるだろうかと心配していたが、出された海鮮丼は非常に美味しく、あっという間に完食してしまった。もしかしたらもう1杯食べられるのでは?と思わせるほどに、出された途端に食欲が出てくるのだから不思議である。とにかくこの地域の海鮮はうまい。この海鮮三昧の食事も終わりになるのかと思うと名残惜しい。お店の外のテーブルで食べていたこともあり、突風によって隣にあった看板が倒れたり、お会計で出したお札が飛ぶといったアクシデントもあったが、まぁこれも今となってはいい旅の思い出。

 夕飯を済ませ車に乗り込み、一同は帰路につく。あらさんと自分がときおり眠気と戦うような状態となったりもしたが、車中では今回の旅を振り返るような話をしたりしつついったん海老名のサービスエリアに入る。そこでしっぽらさんのノルマでもあるソフトクリームを食べつつ休憩。つっしーはパフェのようなみんなとは違った少し豪勢なものを食べており、なぜかその絵面が面白かった。再度車に乗り込み終わりの地へ向かう。車中ではあらさんがほぼ未見のエヴァンゲリオンのミサトさんのものまねをしたり、首都高や車線の多い都内の道路につっしーがキレたり、次回の予定の話をしたりと、最後まで本当に飽きない旅だった。神話になりなさいなんてミサトさんは言わない。

 電車内で異様な眠気に襲われつつもなんとか乗り過ごすことなく帰宅。そして全員の無事帰宅を確認し、ハコネシアの旅は最後まで大きなトラブルなく終えることができた。思いの外早くに帰宅したことで、帰宅後時間は会あったものの、妙な脱力感に見舞われてしまい、なにも手につかなかった。この2日間が楽しすぎたせいだろう。ここにきてどっと疲労感がでてきた気もする。これを書き始めたのは帰宅後すぐではあったものの、いろいろ思い出そうと記憶を辿ったりするうちに、いつの間にか数日過ぎていた。いつものテ勢麻雀であれば、その日の勢いに任せてタイピングするということができるが、こういった数日に渡るイベントを改めて書き起こそうとする場合、どうも自分は必要以上に時間をかけてしまう傾向があるらしい。上越国際スキー場のときとかがまさにそうだった。時間をかけたところで、特に麻雀中の会話についてはほとんど思い出せていない。ちょっと自分の記憶力に自信がなくなってくるなこれは。まぁこのあたりはしっぽらさんからのちほど提供される音声データに頼るとしよう。 これまでの音声データを徐々に聞きつつ、wiki の内容も充実させていかねば。ひとまず今回の領将王争もお疲れさまでした。新たな『王』はしっぽらさんなので、何をするでもないとは思うが頑張ってくれ。

上越国際スキー場に行ったよ part4

 前回のブログの続きになります。まさかこんなに長くなるとは思わなんだわ。

 10時間滑走の翌日、朝身体を起こせないかもしれないという不安をいだいていたが、普通に身体を起こすことができ、多少筋肉痛を感じつつも歩きにくくなるような不便な感じはない。今シーズンたくさんすべったことで筋力が少しはついたのかもしれない。まぁ今後下がる一方な気がするので、老化に雀の涙程度の抵抗にしかならないだろう。

 朝食のバイキングでも昨日同様、3人分ぐらいは食べた。昨日食べた量は一晩で綺麗さっぱり消化されたようで、さらにエネルギーを求めている。消化器官が元気で何より。ウェアに着替えつつ、チェックアウトのために荷物をまとめる。ボードの入っていないボード用のカバンを肩に抱えると、半身をだらりと背中に垂らす形になる。空いた両手で靴と小さいカバンとヘルメットや手袋といった小物を抱える。どこかで落としてしまいそうで、何度も後ろを振り返りながらフロントまで降りていった。ロッカーにこれらの荷物を放り込み、500円の小銭を注いで鍵を締める。ロッカーの小銭代ってけっこうお財布にジャブのように効いてきますよね。

 リフトが動き出す8時ごろ、ウェアやヘルメットや手袋といった身支度を済ませ、ボードを担いで昨日散々滑ったゲレンデと改めてご対面。昨日のように雨が降っているわけではないが、全体的に曇り空。見通しは悪くないので、滑りつつ景色を楽しむことは十分にできそう。まっすぐにフォレストゾーンの頂上に向けての順路をたどり、リフト6回、滑って進むコース2つを経由する。今日の雪のコンディションですが、昨日の雨と午後からの好天によって解けた雪が、夜の寒空によって固まり、スノーボードで滑るとガリガリと硬いものが擦れ合う音を上げながら、ころんだときに痛そうだなという恐怖を誘う。人がいないので、さっそうと滑っていい動画を撮りたいなという思いとは裏腹に、滑走のたびにどこかで転倒していました。思いのほか疲労が抜けきってはいないらしい。

 パノラマ第2ゲレンデ、当間第4ゲレンデを生きて滑り降り、リフトを乗り継いで頂上へ。リフトが動き出してから他には目もくれずここに向かったことで、周りに人は殆どいない。ホテルグリーンプラザ上越は、比較的団体客が多いことで、足並みをそろえたりするために朝一番にゲレンデに出てくるという人もおそらく少ないのだろう。人もおらず、接触の心配なく滑れるというのは非常に気持ちがいい。悠々と滑っていると自然とスピードも出てしまい、制御できず転ぶなんてこともまぁ仕方のないこと。フォレストゾーンの一番高い場所からの当間第4ゲレンデのコースを数回滑り、少し疲れたなと感じたときにわりと派手に転倒してしまった。当間第4ゲレンデのコースは、リフト乗り場の手前で最も斜度が出るコース。この部分で毎回転倒していたのだが、このときの転倒はおしりからではなく前転するような転倒のしかたをして、あわや大怪我という転倒のしかたであった。そして体力も根こそぎ持っていかれた。雪質も固めということもあったので、打ち付けるような痛みも少しあり、目立った怪我はないものの下山を決意させるには十分なダメージだった。

 転倒の疲労感を抱えてパノラマゾーンにつながるリフトに乗り、これからフォレストゾーンに向かう団体客の視線をみないものとしながら、フォレストゾーンを脱出した。パノラマゾーンの雪質は、フォレストゾーンよりも寒さがマシだったのか、硬すぎるということもなく比較的滑りやすい状態だった。ここまで転倒ばかりであまりいい動画が撮れていないという事実から、下山の前に少しパノラマゾーンを回ってみようと考え直した。決意が簡単に揺らぐのは旅ではよくあること。まずはパノラマ第2ゲレンデの尾根コースを滑り無事に転倒。気持ちの切り替えをリフトの上でがんばっていると、スキー板が下方に落ちているのを見つけた。盛大な落とし物をしているなという驚きと、これを取りに来るスタッフの人の苦労を慮る気持ちが、気持ちの切り替えを妨げたのか、この後の滑走も転倒したのであまりいい動画は撮れなかった。やっぱり下山しよう。決意が簡単に揺らぐのは、旅ではよくあること。

 今日はもうダメだと、精神が下方に向かうと表に出てくるのが疲労感。それでも、パノラマゾーンからマザーズゾーンに続いて、そのまま宿泊先の手前まで滑り降りることができるロングコースは、多少なりともワクワクさせてくれるものだった。団体客がすでにゲレンデに出ているのがチラホラ見受けられるが、それでも昨日よりは少ない。おそらくこれが本日、そして今シーズンのラストランになるだろうと、気持ちや体力を絞り出し滑走を開始した。ロングランと言っても、コースとコースを繋ぐ部分は平坦で長い。そして狭い。そのため、ボードを外さずに下まで滑り降りるといったことはできなかったが、それでも最後としてはましな滑りができたのではないかと思う。前にいる人達がどう動くかを予想して、安全なコース取りをイメージする。拡張現実のような、脳内で雪の斜面に大きな矢印を進行ルートとして描き、できるだけこのルートをなぞって滑る。昨日無心で滑る中で、ターンのコツのようなものを少しはつかんだかもしれないという思いがあり、これを最後の滑走である程度形にでき、多少は覚えることができる感覚として残せたのではなかろうか。10時間滑走が残したものは意外と大きいのかもしれない。

 お昼前ぐらいに早々に切り上げ、着替えをしようとするとシャツだけが見つからない。部屋にでも置き忘れたか?とにかくインナーに上着を直接着るような形でいったん着替えを済ませ、フロントに落とし物がないか聞いてみる。部屋はまだ掃除していないからとのことで鍵を受け取り部屋にガサ入れしに行く。数時間前に出た状態と同じ部屋。床に落としていたりしないか、クローゼットに置き忘れていないか、掛け布団の下に紛れていないか、何度も同じところを確認するが、シャツは見つからない。まぁそこまで大事なものというわけでもないので、フロントにもしも見つかったら連絡するようにお願いしておいて、スノーボードの荷物を宅配に依頼し、できるだけ身軽な格好になり上越国際スキー場、ホテルグリーンプラザ上越をあとにします。今シーズン最後というのを決めていたので、いつもよりも帰りの電車は名残惜しかった。来シーズンどうするか、ボードを買うか、動画にできるかなとか、いろいろ考えてしまったこともあってか、帰りの道中で寝ることはなかった。

 今シーズンから yukiyama というアプリを使用するようになったことで、滑走記録事態は、このようにブログに残す必要もなく、数字としてきちんと残されるのが助かります。今シーズンは10回ゲレンデに出向いていました。そんなもんだったか、というのが正直な感想です。仮に12月から毎週行ったとしても、20回ぐらいですかね、その半分ほどを滑ったと考えれば、そこそこではないでしょうか。そういえばなくなったシャツですが、スノーボードのかばんが届いて、洗濯物など荷ほどきしながら広げていると出てきました。自分がなくしたと思っていただけで、カバンにずっと入ってました。あの日は全体的にダメダメで知ったね。まぁ滑っている最中というのは気持ちが良いので、2日間しっかり滑れたのはとても良かったです。来シーズンも行きたい、そう思いながら終われるというは、次に繋がる最高の終わり方なのかもしれません。

 なが~くなりましたが、もしここまで読んでくれた方がいるなら、感謝感激雨あられといった気持ちでいっぱいです。まだ動画作成があるので、雪山の気分は抜けないですが、来シーズンを楽しみに、ゲレンデの記録は一旦ここで筆を置こうと思います。お疲れさまでした。

 

『【しおばな祭映像作品発表会】小春六花とコーヒーブレイク【南蛮屋 ブラジル アナエロビック・ナチュラル】』を投稿したよ

 なんとか4月6日中の投稿に間に合いホッとしています。南蛮屋で購入した「ブラジル アナエロビック・ナチュラル」を使ってコーヒーを淹れたときの録画をもとに、動画を作りました。今回は「しおばな祭」「しおばな祭映像作品発表会」に合わせて、文化祭要素を取り入れた動画になっています。これまでの動画は、六花ちゃんがキッチンでコーヒーを淹れながら、コーヒーの話題を中心にいろいろ話すというスタイルでしたが、文化祭という要素を取り入れる都合上、外で喋る相手を用意する必要がありました。この「相手」というのを明確にキャラクター設定みたいなものを用意しているわけではなく、見ている人にとって都合のいいキャラクターを描いてもらえればと思っています。

 これまでの六花ちゃんによる独り語りでしたが、対話の形にすることで、投げられかけた話題に答えるというのを繰り返すという流れができています。時間に対してセリフ量が多いのが今回の動画の1つの特徴で、ほぼ隙間なく六花ちゃんが喋ってはいますが、相手の問いかけの復唱など、ひとり語りのときのような一方的な情報提供という性質を和らげることができているのかなと感じております。セリフを書き出す際、あまり手が止まらなかったなという印象もあり、自分にとってはやりやすい形式だったのかなと、動画投稿のあと改めて思うところであります。

 対話形式にしたことで思いつくセリフが多く、時間いっぱいいっぱいに詰め込むこととなり、結果として広告者様紹介やコメント返しができていないということに、動画作成の終盤で気づきました。完全に抜け落ちていましたね。これについては次回の動画でまとめてご紹介したいと思います。

 いつもと異なる形式となったことで、動画の終わらせ方について悩んだりしました。これまでの動画では「できたコーヒーを六花ちゃんが呼びかけながらキッチンを立ち去る」という決まった終わりの形を用意していたのですが、いつもと場所が異なるのでこれが使えないわけです。動画投稿を済ませた今でも、もっといい終わらせ方があったのではないかと思い返すことがあります。動画作成のコミュニティでちょっと相談してみましょうかね。

 投稿直後いくつかコメントを書いてくださっている方がいて、本当にありがたい限りです。その中にいくつか、六花ちゃんと話し相手との関係性が気になるといった内容が見受けられ、こういったコメントは予想外だったなと驚きやら感心するやらといった感情が湧いております。台詞を書いている私本人でも、正直読み取れない関係性というのが回答になりますかね。動画を作るにあたって、明確な関係性というのを設定していない、むしろ「設定しないことを設定した」というのが正しいかもしれません。いつの間にかこういう関係性が出来上がっており、その要素の1つとしてコーヒーがあり、動画という形でたまたま表に出ているというイメージです。六花ちゃんとお相手がお互いにお互いをどのようにみていて、そして今後どうなるか、暖かく見守りつつ、いろいろと想像してもらえればと思います。

 そういえば、しおばな祭のロゴデータを使用させていただいておりますが、動画投稿前日まで、ロゴデータについては情報がない状態でした。しおばな祭の連動した企画に合わせたものだったので、ロゴを何処かで入れられないかなと思い、実は運営の方に私から問い合わせをしてみたところ、即座にご快諾いただき、1日後にはロゴデータがニコニコ静画で公開されておりました。突発的な問い合わせに対して、迅速な対応をしてくださった運営の方には、頭が下がる思いです。本当にありがとうございます。

 コーヒーを飲むペースに対して、動画投稿のペースがだいぶおそいので、実は録画だけ済んでいるというものがあったりします。録画した状況を忘れないうちに動画にしたいと思いつつも、ゲレンデ動画とか他の事を詰め込んでしまって、自分で自分の首を絞めています。まぁ投稿者は自分の首を絞めがちですよね。コーヒーの力をかりながら、動画編集に邁進していければと思います。

上越国際スキー場に行ったよ part3

 前回のブログの続きになります。

 あたりが暗くなりナイター営業が始まるのが先か、疲労や転倒によって継続不可となるのが先か、そんなチキンレースを19時頃まで続けました。ようやくあたりが暗くなり、空の明るさよりもライトによる光を頼りにしなければならない環境となったのです。そして自分はあと数回は滑れるだろうと、かろうじて体力を残すことに成功しました。しかしながら、変な滑り方をすればすぐに立てなくなる、股関節に違和感を抱きながらも震える下半身をなんとかボードに乗せているといった状態でした。

 

 夜のスキー場というのは、電灯から発せられる光と雪からの照り返しで、それこそ夜間のショーのような明るさになるかと思っていたのですが、思っていたほど明るさはなく、昼頃にはっきりと見えていた雪化粧をしていた遠くの山は、全体を黒い膜で覆われたようにシルエットを示すだけ。想像していたよりも闇の占める割合が多く、人によっては恐怖すら感じるかもしれません。そして滑った感覚ですが、ナイターを目当てで来ている人が他にも多くいたようで、時間のわりにはコース上に人がたくさんいたなという感覚です。雪質についてはこの時間になるまでさんざん滑っていたこともあり、あまり印象には残っていませんが、それなりに滑りやすい状態だったと思います。いきなりナイターの状態から滑ると、コースがわかりにくいといったこともあるのかもしれないのですが、無心で何度も滑っていたことで、滑りにくさというのは全く感じていません。むしろ、ようやく終りが見えたという妙な安堵した気持ちが支配していたように思います。

 ナイターで滑れるコースは長峰ゲレンデのなかの2つのコースで、最初に滑った方はさほど傾斜も急ではないのですが、もうひとつの方は最初に少し急な傾斜があり、そこで一気にスピードに乗って、平坦な部分を抜けた先、リフト前の傾斜を滑り切るといったコースです。スピードに慣れるため何度か滑っていたのですが、転倒せずに中盤まで滑りきったときはなかなか爽快な気持ちになれます。身体の疲れも吹っ飛ぶような気持ちになり、そのまま終盤で転倒していたたまれない気持ちになるところまでがワンセット。この日のラストランは転倒しないようにしたいという気持ちでいっぱいでした。

 この日の本懐を遂げて満身創痍で宿泊先に戻り、鍵を受け取ってあてがわれた部屋へ。疲れ切った身体で、ボードを専用の配置場所に移動させて鍵をかけ、ボード用のカバンに入れた大きい荷物と、ヘルメットや手袋などの小物や靴、カバンを抱えて部屋まで移動する道のりがかなり大変だった。両手が完全にふさがった状態でエレベーターや鍵の操作など、疲労を実感するタイミングが多かった。そして部屋も扉を開けて靴を脱ぐスペースがかなり狭く、荷物をスムーズに入れることが出来ない。ブーツを脱いでウェアを脱いで、夕飯の時間が迫っていたので簡易的な着替えを済まして会場に向かう。予定を立てたときはまずお風呂に行ってから夕飯のつもりではいたものの、日の入りが思いの外おそかったことで、夕飯の前にお風呂に入るタイミングを逃してしまった。

 夕飯はバイキングだったので3人分ぐらいたらふく食べた。1日中動いたこともで身体がエネルギーを無限に求めてた。お腹がいっぱいになったというよりは脂っこいものでしんどくなった感じ。ご飯と漬物のコーナーだけでも無限に食べられるような気がしたので突発的な食欲のヤバさを実感した。他のテーブルが家族連れなど団体が多いのに対して、自分は4人がけのテーブルに1人だけで少し寂しかった。ホテルグリーンプラザ上越は、宿泊場所とゲレンデの距離が近いこともあってか、家族連れや団体の宿泊客が多く、ゲレンデでもまとまって移動するような姿をよく見た。部屋も基本的には複数人用のものしかなく、独り身には親切ではない。しかし部屋の広さをみるとほぼシングルでは?と思うほどの広さしかないように感じる。部屋数が非常に多いが、そのぶん大浴場などの施設までの距離が長い。タオルを忘れて取りに帰るときの脱力感といったらもう。

 ホテルグリーンプラザ上越の宿泊プランで2日分のリフト券をもらい、すでにウェアの袖にあるポケットに入れている。このリフト券は上越国際スキー場だけを対象としたものではなく、岩原スキー場でも使用することができる。そのため、2日目は岩原スキー場へ行こうと考えていた。夕飯を終えて部屋に戻るまでの道すがら、フロントに赴いて岩原スキー場までの道のりについて確認する。家で調べたときはシャトルバスが出ていると見かけたので、明日の運行時間さえわかれば行けるはず。そしてホテルマンから返ってきた一言は

「岩原スキー場の運行は先週終了しました」

「えっ!?」( Д ) ゚ ゚

まぁまぁ、3月下旬のシーズンオフ間近ですからね。シャトルバスがないのも致し方なしといった感じかな。とりあえず岩原スキー場まで他に移動手段がないかをきいたところ、少々お待ちくださいと裏手に引っ込んでしばらくしてからホテルマンが再度登場。その手には時刻表を握っている。その時刻表をもとに説明をし始めようというホテルマンを、時刻表に違和感を抱いた自分の発言が制止する。

「この時刻表って土日、祝日用のものではないですか?」

翌日は月曜で平日なのだ。指摘されて始めて気づいたようで、ホテルマンが再度奥に引っ込む。平日用の時刻表を持ってくるだけだと思っていたがなにやら時間がかかっている様子。しばらく待って出てきたホテルマンの手には何も握られていない。まさか暗記してきたのか?とかかんがえていると思いがけない言葉が返ってきた。

「岩原スキー場は今シーズンの営業を本日をもって終了いたしました」

「・・・はっ!?」

言ってることを理解するのに時間を要した。同じ系列のゲレンデで、チケットも双方で使えるようなプランなので、片方だけが営業を終了するという事態を全く想定していなかった。念のためリフト券の払い戻しとかも相談してみたが、宿泊プランとしての変更が効かないとかで対応できないとのこと。近くのゲレンデは何があるかと伺ってはみたが、GALAぐらいしか名前は出て来ない。ホテルマンの口からは、把握しておらず申し訳ないという言葉を繰り返されるばかり。明日も上越国際スキー場を滑るというのもなくはないが、この日だけでそもそも10時間滑ってるのよね。この上さらに滑ってもなぁという気持ち。まぁそれでも、早朝から人の少ないタイミングで滑れる機会もないだろうと自分を言い聞かせ、明日も上越国際スキー場でお世話になりますとホテルマンに返して部屋に戻った。3月末頃のゲレンデは、営業しているかどうかを事前にちゃんと確認しよう。

 大量に腹に食べ物を放り込み、お風呂にも入り、部屋のベッドに座り込むとどっと疲れが眠気として襲いかかってきて、22時ぐらいには何もできない状態になっていた。渡されたフリーwifiのパスワードは何度やっても認証失敗となり、スマホをいじるのも億劫になる。とりあえず Kindle で「珈琲店タレーランの事件簿」を開いて、寝落ちするのを覚悟して読み始める。起きてから気づいたことではあるが、1ページも進まず寝落ちしてた。

 この日の滑走記録は、滞在時間10時間超えの、滑走距離32km、リフトには31回乗っていた。移動だけのリフト移動が多かったので、滑走距離に比べてリフトの回数は多いものとなっている。丸沼高原では2.6時間で約10km、万座温泉スキー場では5時間で約18kmという記録と比較すると、いつもの2日分ぐらいを1日で滑っていることになる。今度からナイターを滑るときは開始時間は遅めにしようと心に誓った。

 2日目も長くなりそうなのでまた区切る。こんなに内容が長くなる予定はなかったが、10時間滑ったりすればまぁそれなりに書くことは増えますね。