『小春六花とコーヒーブレイク【木炭焙煎珈琲マンデリン】』を投稿したよ

 ニコニコ動画のデイリー広告チケットで、8000ポイントがあたったので、使用期限に間に合うように作りました。これがなかったら多分週末に投稿していたと思います。以前ブログで書いたマンデリンを使用したときに撮影していたものを、編集して投稿したのが今回のものになります。10分くらいになるかなと思ったんですが15分くらいになりました。もうちょいカットいれてもいいかもしれん。

 早いもので3本目が出てしまいました。いやまぁ長期にのんびりやるつもりではいたのですが、もう少し投稿頻度は低いものを予想していました。テンプレートができているので作りやすいというのもありますが、あまり凝った編集を挟むタイミングがないんですよね。また、ミルで豆を挽いたり、ドリップしているところは、コメントでなにか指摘とかもらえないかなと思うとカットがしづらい。その結果、録画していたものをほぼ無修正で流しながら、セリフを打ち込んでいくのみという形に収まります。たぶん5本もみると、見る側としてはマンネリ化して来るんじゃないかと少し気になり始めています。コーヒーのうんちくでも語れればいいんでしょうけれど、まだそこまで知識がないんですよね。むしろ知識が不十分だからこそ発生しているミスとかを、見てくれている方からのコメントで気づくといった状態。勉強とまではいかなくとも、コーヒーについての知識は少しずつつけていきたいですね。

 次回の投稿は少し間が飽きそうです。というのも、違う豆をご紹介しようとすると、今使用している豆をまずは使い切らないといけないんですよね。木炭焙煎珈琲のブラジル豆のときは、リベンジという目的もあったので、同じ豆を使用できましたが、流石に今度は同じ豆を使用したところで、話す内容がなさすぎるんですよね。もしやるとしたら、ドリッパーを紙のものにしてみるとかでしょうか。金属のドリッパーは、豆の個性を強く引き出す性質があるらしいので、もともと風味の強いマンデリンに対してさらに強い風味を引き出している可能性があるんですよね。紙と金属の違いを知るという意味でも、同じ豆で試すというのは意味があります。毎回後片付けでもちょっと苦労してたりするので、早めに紙のフィルターを使用したドリッパーを用いることを検討したほうがいいかもしれません。コメントでおすすめされるというのもありますし。

 徐々に沼にハマっている自覚がありつつも、けっこう楽しい趣味だなと満足もしていて、どこまでハマるか楽しみのような怖いような。それではまた次回もよろしくおねがいします。

ハンドドリップ関連動画

「木炭焙煎珈琲マンデリン」でコーヒーを淹れたよ

 「木炭焙煎 珈琲豆 飲み比べ セット」のうち、ブラジル豆を使い切ったので、2つ目の豆をようやく取り出した。インスタントだと淹れやすさもあってか、1日の消費量が多いのだが、ハンドドリップにしてみるとコーヒーを飲む量が極端に減った。1杯をゆっくりゆっくり、味を確かめるように飲んでいるからだと思う。まだハンドドリップで入れることに慣れていないこともあってか、1杯のコーヒーに対する思い入れが強く、一気に飲み干すようなことが出来ずにいる。慣れてくれば消費量も徐々に増えてくるだろう。

 ハンドドリップに必要な道具を揃え、お湯を沸かして、GoProで録画準備して、一連の作業も少しは慣れてきた気がする。片付けも含めて、最初はコーヒーを淹れるという作業が1時間以上かかっていたが、今では30分もあればやり終えることができるだろう。録画を開始して、マグカップにお湯を入れてまずは温める。ここで未開封の「木炭焙煎珈琲マンデリン」を取り出す。封をあけて広がる香りをまずは確認してみると、ブラジル豆と比べて独特の香りを放っているように感じた。油分を強く感じさせるような匂いというか、スッキリとは対象的な密度の濃い香りを感じた。これがマンデリンの個性というものなのかもしれない。

 スプーンで取り出した豆は、すこしテカテカしているように見えた。これが噂に聞くコーヒーオイルというものかな?ブラジル豆を使用したときに比べて、テカリ具合が少し強いように感じたので、もしかして保存状態が良くなかったのかなと不安になる。未開封の状態でも、念のため冷蔵庫には入れているものの、ネットで保存方法について調べてみるとできれば冷凍保存が良いとの記載もあり、保存用の容器は今後必須になってきそうだ。

 ハンドミルにまずはスプーン1杯分の豆を入れて、豆を挽こうとしたところで乾燥剤を取り出していないことに気づいて慌てて取り出し、ゴリゴリゴリゴリと小気味良い音と振動とともに豆を挽いていく。スプーン2杯目の豆を入れるところで少しこぼしてしまうガバもやらかしつつ、粉にしたコーヒー豆をドリッパーに移す。この段階で粉が散乱するのはもはや恒例となっている。2杯目は多かったかなとも感じるので、今度からはちゃんと20g測って入れようと思う。

こぼれるコーヒー豆

 カメラの位置を調整したりしたのち、温めていたマグカップのお湯を捨て水気を取り、ドリッパーを乗せる。今回はお湯の量をこの段階で測りコーヒーポットに移しています。動画のコメントで「移すだけで温度下がるよ」と教えていただいていたので、先にコーヒーポットに移して冷ますという工程を省いた。実際、お湯を沸かしてからいろいろ作業しているので、電気ケトルの表示される温度も沸かした直後の100度から90度近くに下がっていた。

 コーヒーポットに300ml程度のお湯を入れ、ドリッパーにまずは粉が浸るぐらいのお湯を注ぐ。この瞬間が一番緊張する。お湯を入れたあと40秒時間を測るのだが、ストップウォッチの準備をし忘れていたので、あわててスマートフォンをとってきて、時計の機能で時間を測り始めた。測り始めるまでに数秒経っていただろうとおもい、スマートフォンに表示されている秒数が37秒のときにストップ。改めてお湯を注いでいく。ブクブクと細かい泡を吐きつつ、ドリッパーにお湯が満たされていく。「コーヒーの粉が持ってくれるお湯の量」というのがあるらしいのだが、このあたりはまだいい塩梅をつかめていない。今後改めて目安となる量を調べていこうと思う。

 前回は1度目のお湯の量が少ないとおもったので、1回目、2回目のお湯の注入を気持ち多めにしたら、今度は3回目のお湯の量が極端に少なくなった。調整難しい。というか均等にするべきなのかどうかもまだちょっとよくわかっていない。それでも前回に比べると、コーヒーの泡の広がりが大きいように見える。見栄えは以前より良さそう。

 3回目でお湯は全て入れきり、お湯が落ちきるまでにドリッパーを外す。このあと試しに、外したドリッパーからでてきたコーヒーの見た目と味を確認してみたのだが、色は薄く、そして下にしつこく残るような苦味がとても強いものだった。たしかにこれは含まないほうがいいなと実感した。

 出来上がったコーヒーの香りは、封を開けたときと同様に、独特の風味、香りが立ち上っており、強く印象づけるものだった。そして味なのだが、苦味が強い。無糖の缶コーヒーで感じるようなスッキリとした苦味というのとは違い、舌に後味をしっかり残すような苦味。ブラジル豆のときに感じたスッキリした味わいとは極端に異なっていた。一瞬、豆が傷んだ結果生まれた味なのか?とも思ったが、マンデリンについて調べてみると、風味・苦味の強い豆として紹介されているものがほとんどだった。仮に傷んでいたとしても雑味がないことが逆に不思議に思うだろう。酸味はほとんど感じず、濃厚なコーヒーの苦味という印象が強い。そういえば淹れた直後にスプーンで混ぜるのを忘れてた。ステンレス製のドリッパーを使用したことで、より豆独自の風味を引き立たせた可能性も考えた。これはちょっと紙のフィルタで淹れるとどうなるかというのを試してみたくなる。道具揃えようかなぁ。

 苦味の強いコーヒーを飲みながら、マンデリンについて少し調べる中で、カフェオレとして用意するというケースをよく見かけたので、飲み途中のものに牛乳を少し混ぜてみた。たしかに苦味はマイルドになったものの、コーヒーの風味が消えるというようなことはない。コーヒーとしての風味をしっかり残しつつ味をより飲みやすい物にできるというのは自分にとって新しい発見だった。冷たい牛乳を注いだが、今度は温めた牛乳を入れるようにしたほうが、より苦味をなめらかなものへとできそうだ。

ハンドドリップ関連動画

使用している道具

 

『【リベンジ】小春六花とコーヒーブレイク【木炭焙煎珈琲ブラジル豆】』を投稿したよ

 『ボールド茜の奮闘記』の動画を作成しながら、小春六花とコーヒーブレイクも並行して編集していた部分はありますが、ほとんどは『ボールド茜の奮闘記 part37』を投稿し終わってから作成しています。自分でも驚くぐらい早くに編集が終わり、2/2 の深夜に Aviutl からの出力を実施していました。時間にして十数分の動画ではありますが、出力に2時間ぐらいかかっています。前回 GoPro の動画をそのまま使用すると分割して出力しないといけないという問題があったので、使用する GoPro の動画をリサイズし、編集ように一度出力させているんですよね。そのため、今回の編集後の出力にトラブルはなかったのですが、それでも2時間かかってしまった理由はちょっとよくわからない。朝起きて出力に失敗していたら投稿日が後ろになってたかもしれません。

 前回の動画で、動画作成のほぼテンプレートとなるようなものが出来上がっていたので、使用する動画を変え、セリフを打ち込んでいくだけでした。特に難しい編集をしているわけではないため、他のシリーズよりも一番お手軽に編集できるシリーズかも知れない。しかも他のシリーズに比べるとそこそこ再生数・コメント数などが多いというのだからなんとももどかしい気持ち。まぁおそらく part1 だからということもあるのでしょう。ハンドミルを回している時間、お湯を入れてドリップしている時間、このあたりに何を話すかというのが準備できていると、かなり編集がサクッとできてしまいそう。次回はこのあたりの時間に、豆の説明を入れ込んでいければと考えています。凝った編集ができるとしたら、この話をしている最中の部分ぐらいかな。あとは録画でなにかトラブルがあったらそれ次第といった感じ。

 いやぁそれにしても、立ち絵で使用させていただいている”しりんだーふれいる”さんの六花ちゃんは見ていて飽きないですね。セリフに合わせて表情を変えるわけですが、ふと魅力的な表情を探してしまいます。他のキャラクターも書いてらっしゃるので、ささらちゃんの動画を作るときにも使わせてもらおうかなぁと考えています。

 次回は別の豆を使用した動画になるかなと思うので、投稿したときにみてもらえると嬉しいです。また2週間後ぐらいかな?やりたいことが多すぎて時間確保が難しい今日このごろです。

 

『ボールド茜の奮闘記【part37】メインで頑張れ!』を投稿したよ

 1月の後半のガチマッチの記録から、メイン武器でどうにかしてるものをとりあげて動画にしてみたのですが、メイン武器で戦えてる場面ってやっぱり少ないもので、ウルトラハンコやスプラッシュボムのありがたみというのを改めて感じたりした part37でした。

 前回に比べると茶番のような手を入れた部分は多くなく、ひたすらセリフを打ち込んでいくような part になっており、選んだ動画としてもなかなか盛り上がりにくいものになってしまった気はしています。ウルトラハンコがなんとも言えない性能というのを一度こういう形で発散したかったというのが本音かもしれない。

 それでもまぁ、メイン武器のボールドでもう少し戦うことができれば、いろいろと余裕ができるだろうなという思いはあり、動画中でも話している「相手の武器を見定めて行動を変える」など、まだまだ動き方について見直す点がある印象。

 2月は少しでもウデマエ挙げられればええなと思いつつ、やりたいことが山ほどあって時間とれるやろうかという心配もありつつ、VD杯は頑張りたいなという思いもあり、今月もあっという間に過ぎそうといまからビビり散らしています。次の動画は大会のハイライト動画になりそうかな。大会で活躍して撮れ高がええのとれたらええなぁ。

ハンドドリップリベンジしたよ

 初めて豆を挽いてコーヒーを淹れた際、出来上がったのはなんとも美味しいとは素直に言えぬ、かなり癖のあるコーヒーになってしまった。実はその翌日に、今度は豆を細かくするようにハンドミルの調整をしたのだが、今度は細かすぎてしまい、注いだお湯が流れてこないという状態に陥った。さすがに動画にするにはお粗末すぎたのでお蔵入り。粗すぎ、細かすぎ、という両極端の経験を得て、中間ぐらいの調整がようやくできた。

 犠牲になってしまったコーヒー豆のためにも、今度こそまともなコーヒーを淹れたいと臨んだ再チャレンジ。初回から変更した、あるいは確認して定めた点は以下の項目

  • お湯の量は280ml~300ml
  • 豆の量はスプーン2杯分
  • ハンドミルの粉の粗さは中間(あるいは少し細かい)ぐらいに調整
  • ミルで豆を挽くときは2回に分けて挽く
  • マグカップにお湯を入れて温めておく
  • 蒸らす時間は35秒
  • できれば2~3回の抽出で出来上がるように調整する

 動画やブログにおいていただいたコメントで、まずは道具を変えずにすぐに試せそうなものを拾い上げています。まだまだ変更すべき点があるというのは、コメントなどで気づかせていただいていますが、一度にたくさん変更すると頭が追いつかないので、Step By Step で徐々に良くしていこうと思っています。

上記のポイントを抑えつついざ試合開始

 電気ケトルで沸騰させたお湯をまずは計量カップに注いで300mlほど測ります。これは事前にマグカップに水を入れ計量カップに移すことで測った量が目安になっています。マグカップとして入れられる水の量は280ml程度なのですが、ドリップの最後の部分は捨てたりすることも考慮して、少し多めの280ml~300mlという基準を自分なりに設けました。計量カップで測ったお湯を、ツバメのコーヒーポットに移します。マグカップにも電気ケトルからお湯を入れておき、マグカップ自身も温めておきます。小春リカコラボのマグカップはとても熱伝導率が高く、すぐにあっつあつになるので、気をつけておかないとマグカップに指が触れたりして心臓が飛び跳ねる思いをします。

 続いてハンドミルで豆を挽いていきます。粗さの調整はすでにできているので、豆を入れてハンドルを回すだけ。ただ豆を入れるときにハンドルがちょうど入口のあたりで止まっており、スプーンから豆を入れにくい状態になってました。ミルが痛むのを嫌って、ハンドルの空回しによる移動を避けたのですが、案の定3粒ほど豆をこぼしました。動画とかで恒例にならないことを祈る。このハンドミルでは2杯分の豆は入りきらないので、2回に分けて挽くようにしています。挽くときの音と振動は、どうしてこんなにも癒やしの効果があるのでしょう。とても落ち着く。

 豆を挽いてできた粉は初回に比べるとだいぶ細かい状態に見えます。というかよく見るコーヒーの粉末といった感じ。やはり初回は粗すぎた。ドリッパーに移して粉が平らになるようにならし、お湯を捨て水気を拭き取ったマグカップの上に乗せて、ドリップしていきます。まずは蒸らすためにお湯を投入。前回は見られなかった、表面からプツプツと細かい泡が出てきているのをみて「そうそうこんな感じ!」とひとりテンションを上げていました。

 今回は蒸らす時間を35秒としてタイマーで測っていますが、次回以降は40秒にたほうがいいかなと個人的に考えています。この5秒で生じる味の変化に気づくことは自分には難しいと思うのですが、コメントで頂いたアドバイスやいろいろな情報を漁ってたりすると、まずは40秒で試すのが基本の味を知るには良さそうと思ったんですよね。まぁタイマー止めたりいろいろやってるうちに5秒経過してそうなので、あまりこだわらなくてもいいのかも知れませんが。

 蒸らしが終わったのでお湯を注いでいきます。このお湯の入れ方がまだ自分の中でも定まっていないところ。中心から円を書くようにというのを心がけているんですが、入れようと思う量に対し、円を描くスピードが早いせいか、早々に外周に届いてしまい、ここからどうしたらいいんだ?とお湯を入れる手が彷徨ってたりしています。今あらためて考えてみると、円を描けばいいと言うだけで、外に広がるように渦を描く必要はないんですよね。あと、動画に上げている方の手付きなどをみていると、最初にけっこう中心にお湯を注いでいるようにも見えるので、まず最初に中心に注ぐというのを意識してもいいのかもしれない。

 また、2~3回で入れきろうとしたのですが、1回目の注入の量が少なかったためか、3回目淹れた時点でまだお湯が残ってたので、4回に分ける結果となった。このお湯の配分について、今は感覚に頼らないといけないのがつらいところ。コーヒースケール(ドリップスケール)とかあればこういう悩みも解消できそうなので、今後購入を検討しておこう。

 最後のお湯投入から、お湯がまだドリッパーにある程度残った状態でドリップを区切る。後半は渋みなど雑味の原因になる要素が強いらしい。初回にくらべるとだいぶスムーズに出来たんじゃないかなと思う。香りや見た目も悪くない。そして一番気になるのは味。飲む前にスプーンで混ぜることを忘れるというポカをしつつも、口に含んだコーヒーの味は、前回のような風味の強弱が極端に分かれるといった口当たりではなく、ブラックコーヒーならではのコーヒーの風味や苦味をしっかりと感じつつも雑味は感じられないものだった。自分にとって初回の味が強烈だったこともあってか、とても美味しく感じられた。砂糖やミルクは入れていないが、嫌になるような苦味、渋みはなく、ぐっと飲み干してしまいそうなほど飲みやすい。薄いというわけではなく、棘がない印象。コーヒーに対する味覚がまだ肥えていないため、このように感じるのかもしれないが美味しいコーヒーを淹れることが出来たと初めて感じるものだった。

 満足のいくコーヒーのはいったマグカップをデスクに置き、動画作成など進めていると時間が経ち、残っていたコーヒーがすっかり冷めてしまった。冷めたコーヒーを飲んで感じたのは、インスタントでは感じなかった味の変化。インスタントではほとんどの粉末がお湯に溶けるため、冷めてもさほど風味などに変化はないが、ドリップコーヒーの場合は微粉が残り続けるようで、この微粉によってさらに時間経過に従い成分が出ているものと思われる。残ったお湯の量に対して、コーヒーの成分が徐々に濃くなっていくので、時間経過による味の変化がより大きくなったのだろう。使用した豆による影響なのかわからないが、渋みという点ではあまり変化はなかったが、苦味が徐々に強くなっているように感じた。このあたりは豆によって変化の度合いが異なりそう。冷めたコーヒーがどうなるのかというのも、今後豆を変えたときに確かめておきたいポイントだ。味の変化はありつつも、終始美味しいと感じられるコーヒーが出来たことはとても嬉しかった。

 後でGoProで撮った動画を見返して思ったんですが、全体的に影になってた。たぶんキッチンと部屋の電気のどちらかをつけそびれてしまってたんだと思います。まぁこのへんも今後要改善ということで。次回改善、確認しようと思うところは以下の通り。

  • 録画するときにできるだけ部屋を明るくする
  • 蒸らし時間を40秒にする
  • 蒸らしたあとお湯を入れるとき、最初に中心に気持ち多めに入れてみる
  • 冷めたあとの味の変化を見る

 リベンジした時の動画を編集してあらためて投稿する予定でもあるので、そこでまたアドバイスを得られたら、そのあたりの内容も反映させつつ次に繋げられればと思う。今使用している豆はあと1回挽けばなくなるので、今度は別の豆を使用したときに撮影して動画にしようかな。

 

ハンドドリップ関連動画

使用している道具

2022.01.30 領将王争(テ勢麻雀)記録

 完全な内輪ネタです。

 2022年最初の領将王争が1/30に開催された。領将(テ勢雀士)の面々は年が明けてから顔を合わせるのはおそらく初となるが、「あけましておめでとう」という挨拶は特にかわさなかったと思う。集合前にセブンイレブンでたまたま会ったあらさんとは、「そういえばあけましておめでとうなんじゃない?」と軽く話したが、1月後半ということもありこの挨拶を用いるにはおそすぎる時期だった。

 いつもの雀荘に入ってもはや恒例となっている体温測定。店員のおばさまにおでこに機械を当ててもらい計測するのだが「計測不能ですね」と言われて測り直すということもしなくなっていた。これまで35度を下回ったり計測不能になることを覚えられてしまったのか、「いつものこと」といった感じの対応となっていた。まぁ高い温度が出なければいいんですが、そろそろ機械の故障も疑ってもいいと思う。

 それはそれとして、今年初の領将王争が幕を開けた。ここからは断片的に覚えている出来事をつらつらと書いていく。脳みそをとろけさせながらやっているので、だいぶあやふやな部分が多いが許してほしい。

 最初の半荘であらさんが1位を奪取(したと思う)。序盤のあらさんのリーチに対し、つっしーが河からスジを読み、当たり牌を回避しようと試みるも、回避した先にバッチリ待ち構えられており、スジ引掛けの餌食に。中級者ホイホイに引っかかるということはつっしーはもう中級者以上ということなのだから誇ってもいいと思うのだが、このスジ引掛けがトラウマとなったようで、このあとしばらくはスジに対して疑心暗鬼になってしまいまるで呪いでもかけられたかのように怯えていた。一族にかけられた呪いならしゃぁない。

 ガイアは今回もテ勢麻雀たち(特につっしー)を存分に惑わしたようで、巧妙な囁きで振り込みを発生させていた。ガイアに従っちゃダメだとか論じている最中ふと考える

「そもそもガイアってなんだ?」

テ勢麻雀の間ではかなり初期から登場している概念ではあるものの、もはや元ネタや発端が何だったのかを覚えているものはその場にいなかった。もしかするとガイアによってテ勢雀士たちの意識に気づかぬうちに刷り込まれていたとしたらどうだろう。そう考えるとガイアの言葉に少しは耳を傾けてもいいかもしれない。まぁWikiにバッチリ元ネタ書いてんだけどね。ファッション誌メンズナックルが元ネタって言われてすぐに思い出せずに調べたわ。そういえばこんなのもあったな。ちゃんと記録しとかないと本当に忘れる。調べた結果、結局何なんだってなるけれども。。。

 とある半荘で自分が和了ることが続き、さらに親で跳満2連続を和了り、極端な得点差が生まれる状況があった。このあと自分がリーチをかけると、他の3人があまりにも戦意を消失してしまい、リーチというコールに対して誰一人リアクションがとれず、シーンと静まり返ってしまうタイミングが生まれた。「いや何かあるだろw」と呼びかけるとみな同様に「リアクションを取る元気すらなかった」とのことだった。3人が協力してそういう状況を生んだわけではなく、3人ともたまたまそのとき「死んでいた」ために、世にも静かなリーチ宣言が生まれてしまった。その時は意気消沈により3人は静かだったが、この偶発的な静けさは普段騒がしいことと対照的で逆に目立ち、振り返ってみるとおかしなできごととなった。また、別の半荘によって息を吹き返したしっぽらさんが「なんていうか……死んでたからね、俺は」とレイヴンのセリフを実演できたことにとても満足していた。また同じセリフを言える機会を与えられればと思う。

 自分が調子が良いとき、リーチをするたびに「暴君」呼ばわりされるタイミングがあった。他の人が調子がいいときそんな呼び方しなかったのになんで自分だけ暴君なんだよw どうもこれまでにしてきた自分の打ち方が、いつのまにか悪評を受けてしまったらしく、オカルトチックな色眼鏡でみられてしまっているようだ。ただ私は嶺上開花によってあがることを至上命題としているだけなのだが。。。

 しっぽらさんが領将王争の前に寝れない話はもう恒例となってはいるが、どうして寝れないのかをしっぽらさんの行動から考えるため、横になるまでの流れを聞いたりしてた。

しっぽらさん「布団の中で小説読んでて」

一同「それじゃん」

秒で原因が特定された。小説読んだら続きが気になって寝れなくなるんだからおとなしく寝てて。

 正月につっしーはお父さんに麻雀でボコボコにやられたらしい。仲いいなと思いつつ、息子を麻雀で容赦なく手玉にとってしまうお父様は面白いなと思った。指し方とかレクチャーしてくれそうな人がそばにいるので勉強できそうですね。

 

 思い出せるのはこれぐらいだろうか。今回の戦績はあらさんの一人勝ちで+200オーバー。自分はというと-20という結果となった。嶺上開花もあがれずじまい。これはまたあらさんが抜け出し、他の3人が追っかけるという構図が今年も続いてしまうかもしれない。しかし今回のあらさんは止められる気がしなかったな。リーチも早けりゃすぐツモる。追っかけリーチをしても先にリーチをしたとしても、あらさんに先にあがられる未来しか見えなかったわ。次回でなんとかプラスにもっていきたい。

 雀荘を出る前にしっぽらさんから「温泉いって麻雀したい」といった野望の提案があった。早々にチェックインして麻雀やって、温泉入って美味しいもの食べてまた麻雀やって。絶対楽しいやん。場所としては群馬の草津とかが良さそうかな。帰ったら調べてみよう。

 雀荘を出てみんなで夕食へ。このタイミングで関東に来ていたボルボックスくんと合流。Twitter ではよく見るけれども、実際に会うのは数年ぶりになる。

おだじゅん「背が伸びたのでは?」

ボルボックスくん「伸びてないです」

しっぽらさん「そうやってまたてきとうなことを聞くw」

てきとうなことしか言わないテ勢雀士たちの被害に早速あったボルボックスくんの未来やいかに。

 夕食の会場は赤鶏馬というお店。よくある居酒屋のチェーン店といった感じ。入り口すぐの端の席に案内されたが、後で思うとこれがかなり助かったのではないかと思う。もしも隣の部屋にほかのお客さんがいるとめちゃくちゃうるさかったんじゃないかなってぐらい盛り上がった。

 ボルボックスくんがいたこともあり、最初はいつぶりだっけ?という話題から話しはじめて時の流れの残酷さを痛感しつつ、テイルズの話題もそこそこに、話題はアニメの話、特に key 作品の話に熱が入った。年代が少しばらついていることもあり多くの key作品が話題に上がり、それぞれの作品に対する評価は各自高いものが多かったが、2020年にやっていた「神様になった日」についてはみなあまり高い評価をつけていなかった。個人的にもkey作品というものに対する期待値が高くなりすぎたかなという点は否めない。各々が key作品のどれを履修済みでどれを履修していないかをシェアし、履修していない人は履修済みの人から履修を強く勧められるというサイクルがいくらか回る。しっぽらさんはまずつっしーからかりた「Angel Beats!」をやりきろう。

 ゲームの話に徐々にシフトし、話題がシュタインズゲートに移った。テ勢麻雀のなかでもよくシュタインズゲートはネタとしても用いられるほど履修必須項目となっている。そのためテ勢雀士たちはよく自分たちの都合のよいように世界線を行き来している。

おだじゅん「リモートで働けそうな職場にしろとあれほど言ったじゃないか!」

つっしー「言われた記憶ないんですが!?」

おだじゅん「別の世界線の話やったわ」

きっと誰かの命を救うために世界線を変えてしまい、つっしーはリモートで働くことが出来なくなったのだろう。すまんな。

 ボルボックスくんがいたこともあり、過去のテ勢麻雀での出来事を話したりもしたな。特にしっぽらさんのアライズだけバグがあるって話は、最初ボルボックスくんは疑うことなく聞いてたと思うんやけれども、しっぽらさんがただただ見つけられないといった状態に陥っただけだったことがわかり、存分に笑ってくれてた。テ勢雀士たちはテ勢麻雀での出来事をこのサイト内におさめている Wikiとかで振り返るだけですぐ幸せな気持ちになれるので、ある意味沸点が低い状態になってたりする。ただ気をつけなければならないのは、電車内など他の人の目があるところで読んでしまうと、ニヤケ顔を抑えることにとても苦労する。

 近況についての話題になったとき、しっぽらさんの勉強について聞いたりもした。なかなか難易度の高い試験のようで、1発で合格となる割合は非常に低いらしい。8月に試験があるとのことだが、スプラ3の発売タイミング次第では非常にメンタル的につらいことになるかもしれない。発売時期が遅ければ遅いほどしっぽらさんにとってはいいのだが果たしてどうなるやら。また、自分が資格試験を受けたことがひとつのきっかけになっていたというのも初めて聞いた。自分は昨年ダメだったけれども、今年再チャレンジして合格したいという気持ちはあり、時間を見つけて少しずつ進めている。しっぽらさんのきっかけについての話を聞き、よりいっそう自分も頑張ろうと身が引き締まる思いとなった。

 話に夢中になりすぎてあまり注文しなかったため、人数に対して料理や飲み物の量はさほど多くはなかったと思う。お会計も1人あたり3000円程度と飲み会にしてはだいぶ低め。おそらく他のみんなも解散したあとにお腹すいた状態になったんじゃないかな。自分は帰ってからお茶漬けを食べたりした。ボルボックスくんはこのテ勢雀士たちに囲まれてどうなるかと思ったが、けっこう楽しんでくれていたと思う。ボルボックスくんの方から話を振ってくれていたこともあり、場を盛り上げるのに一役買ってくれていたようにも感じる。遠出してスケジュールも厳しい中来てくれたことに感謝しかない。

 今回も例にもれずめちゃくちゃ楽しい1日となった。テイルズオブアライズでの領将王争もこれぐらい楽しいイベントならみんな幸せになれるやろうに。まぁそうなると戦う意味が無くなりそう。

 次回の予定もすでに決まっている。次回こそは嶺上開花であがれるように、咲をみてイメトレしておこう。

『小春六花とコーヒーブレイク【木炭焙煎珈琲ブラジル豆】』を投稿したよ

 おもむろに新シリーズを始めてしまった。どれぐらい続くか見ものですね。

 コーヒーを淹れることについては以前の日記で書いたので今回はこの動画を作ったときのことを書いていこう。

 作中で使用している動画は、キッチンにGoProを置いて撮影したもので、GoProで撮った動画を用いての編集というのは今回初でした。コーヒーを淹れることも初で編集環境も初めてのものばかり。まぁシリーズの最初ってそんなもんですよ。使用するキャラクターは、マグカップとの兼ね合いもあり小春六花でいこうと決めていたんですが、立ち絵は小樽冒険記のときに使用した blueberryさんの立ち絵をまた使用するのではなく、しりんだーふれいるさんの立ち絵を今回は起用しました。いろいろな方の立ち絵を使用してみたいという気持ちがあるのと、メガネを掛けた六花ちゃんもいいなと思ったんですよね。ただ、メガネを固定にすると、眼鏡と同じレイヤー(あるいはスライダー)のパーツが使用できないのがちょっと残念ですね。冷や汗をたくさんかいている表情とかを眼鏡とあわせて表示できない。PSDファイル自体をいじって、眼鏡と他のパーツの海藻を分ければいいとは思うけれど、まぁ今回はそこまでしなくてもけっこう表情のバリエーションはあるのでいいかなと。困ったときに手を付けよう。

 小春六花の合成音声には、豊富すぎる exVoice が収録されており、目的の exVoice を見つけるのが一苦労するという贅沢な悩みがあります。1000個ぐらいあるなかから見つけるの毎回大変なんよな。最近の更新でファイル名に内容が書かれるようになったのでまだましになったが、最初はナンバリングのみだったので、PDFの一覧をみながら対象の番号のファイルを見つけてということを、小樽冒険記の動画を作る時はやっていた。ファイル名に内容を書いてくれる更新だけでもめちゃくちゃうれしかった。

 1/28に動画を投稿したが、編集自体は1/26の時点で終わっており、あとは出力するだけというところでトラブルが起きた。GoProの出力ファイルが大きすぎることで、aviutl による出力のときにエラーとなり正常に出力できないという問題だ。aviutl はどうも、カット編集などを行ったとき、動画のオブジェクトの数だけ同じ動画であろうと読み込んでしまうらしく、2つの動画オブジェクトを含んだ範囲の出力の時点でエラーとなってしまう。全体で10分ほどの動画であったが、動画のオブジェクトの数だけ分割して出力しなければならず、5分割して出力し、1つの動画にマージするという作業をしてました。1分ぐらいの分割した動画なのに出力に30分くらいかかるとか、GoProの動画ファイルはめちゃくちゃでけぇわ。今度から一度ファイルサイズを小さくする処理を手前に挟んでから編集をし始めるのが良さそう。目安として4Gぐらいの動画ファイルは危ないと覚えておこう。

 今回はうまくコーヒーを淹れることができませんでしたが、今度からはお湯の量や豆の量をもっと細かく調整して試してみたいですね。次に動画を上げるときにはもうちょっとスマートにいろいろ出来てるお姿を見せられればと思います。

「HELLOW WORLD」をみたよ

 内容について深く書くつもりはないですが、ネタバレをみたくないという方はご注意ください。

 この作品を知ったのは、漫画アプリで見たのがきっかけ。映画作品があることはそのアプリ内で知ったと思う。絵が綺麗で映像としていずれ観てみたいなと思いウォッチリストに入れてあった。

 学生の男女が別世界から来た人と関わり世界(この作品では京都)の異変に巻き込まれるといったSFのテンプレート的な内容ではあるけれど、好きな人を救いたいというシンプルな行動原理を軸に、複雑な世界観をできるだけシンプルに理解できるように描いているような気がする。小難しい原理とかは観ている人に意識させず、こういうものなんだなといい塩梅で各説明をとどめているように感じる。この辺のバランスがいい作品なのかなと思う。

 また、この作品が自分にとっていいなと感じるポイントとして、ヒロインが可愛い。自分の好みに近いキャラクターというのがある。文学少女いいよね。学生のときは部活動ばっかりでそこまで本を読んでいたわけではないが、趣味の本を通じて知り合って関係を築いていくという過程に憧れを抱いていたりします。

 映像で使用されているエフェクトや世界観について考えていると、ふと「サマーウォーズ」の映画を思い出した。作品のイメージとしては近しいのかなと個人的に感じている。「サマーウォーズ」が好きだという人はこの作品も面白いと感じるのではないかと思う。

 「この物語(セカイ)は、ラスト1秒でひっくり返る」この宣伝文句が何を示すのか、確かめてみたいと思いませんか?深い映画とまでは自分は言いませんが、そこまで負荷なくさらっと観られる映画だと思います。

ガーラ湯沢スキー場で滑ったよ

 新調したブーツとGoProの追加パーツの試運転を兼ねて、単身でガーラ湯沢スキー場に乗り込んできました。突発的な計画だったので、新幹線の空きがある時間帯が限られており、8時前に東京を出る便にのって目的地に向かった。行きの新幹線の中では、とりめしの駅弁に舌鼓をうち、ビブリア古書堂の事件手帖4巻を読みながら到着を待った。

 ガーラ湯沢駅に到着し、同じ目的の乗客の列に流されつつ改札へ。改札を出てすぐにリフト券売り場があるんだからすごいよね。このとき自分は、Webket からリフト券購入を済ませており、自動発券機からリフト券をもらうだけの状態にしていたのだが、誘導の人に従って進んだら窓口でのリフト券購入の列に入れられてしまい、誤った列に並んでいることに気づかずそのまま窓口まで並ばされてしまった。窓口で「これなら自動発券機が利用できるので並ばなくてもよかったんですよ」と言われたのが悲しい。何も考えずに誘導に従うことには今度から気をつけよう。

ガーラ湯沢駅改札

 ロッカーで着替えをするわけだが、ロッカー代が1000円とお高い。タッチパネル式で鍵を持ち歩かないシステムを使用しているためかもしれない。指定されたロッカー番号のところに行き、狭いスペースでスノーボードのフル装備を準備する。自身のボードもあると場所をとってしまうのが難点。ボードを入れるカバンにウェアやブーツも入れているため、ボードだけ他の場所に避けておくといったこともできない。スノーボードは楽しむまでの準備段階がやっぱ大変。GoProもヘルメットに取り付けたりしてたので結構時間がかかってしまい、ゲレンデに向かうゴンドラに乗る列のかなり後方に並ぶことになった。ゴンドラに乗るまで室内なので、汗がじんわり出るほど暑い状態で耐えねばならなかった。

 ゴンドラ乗り場に近づくほど外気が入り込み涼しくなってくる。単身でゴンドラに乗せてもらえるはずもなく、全体で5,6人になるように近場にいる人を係の人が指定してゴンドラに乗せていく。ボードの人はボードを抱えて、スキーの人はゴンドラの外についているホルダーにスキー板を差し込みゴンドラに乗り込んでいく。ゲレンデまでは約5分程度、急な斜面に沿って山を登りながら高い位置から臨む雪に覆われた町並みを眺め堪能。他のグループの人達も視線は窓の外に向けられているようで、この場に他人がいることを忘れているように絶景を楽しんでいた。

 ゴンドラを降りて乗り場の建物を抜けると、一面雪に覆われたゲレンデが姿を現す。目の前に見えるのは、大きくGALAの文字が書かれたリフト乗り場の屋根とコースマップ。ここに来て気づいたが、事前にコースについて調べてなかった。とりあえず初心者コースを滑って体をならそうと、ボードに左足を乗っけて接続し、リフトの列に並ぶ。ゴンドラ、リフトと、最初の滑り始めまでがなかなか遠い。天気は曇り空ではあったが、そこまで風もなく、冷え込むといったこともない。日差しもないことで日焼けや雪解けの心配もなく、スノボーをするには丁度いいコンディションだと感じていた。

 最初のリフトを降りてすぐ目を引いたのは、頂上に続くリフトと、そのリフトの隣にみえる頂上から降るコース。遠目にも傾斜がそれなりにあるように見え、いきなり頂上に行くのはやめようと思わせるには十分だった。リフトから滑りはじめの位置までけっこう平坦な道のりが続き、片足で地面を蹴り進む動作を繰り返した。滑り始める前からすでにしんどい。

奥に頂上に続くリフトと頂上から降りるコースが見える

 最初にエーデルワイスという初心者コースを滑ったのだが、このコースは道幅がとても狭く、その中を初心者の人たちが蛇行しておりめちゃくちゃ滑りにくい。しかも平坦な場所が多く、人を避けたりするためにブレーキをかけようものなら、平坦な場所はボードから片足を外して、片足で地面を蹴りながら進まなければならない。初心者コースとされてはいるが、とても何かを練習できるような場所ではない。このコースはこの1回限りでいいなと滑り終わったときに考えていた。カービングターンができないかと練習してたりしたのだが、スピードが出ないせいで遠心力が働かず、転倒を繰り返すばかりだった。最初の滑走でかなり体力を持ってかれたような気がする。

 2回めの滑走では、初中級コースのエンターテイメントコースを滑った。こちらも人は多いものの、コース全体を通して横幅が広く、カービングターンの練習をするにはやりやすいコースだ。最初の斜面がやや急にみえるものの、ある程度のスピードに慣れてしまえばさほど問題にはならない。新調したブーツの締まり具合が少しきつく、足に違和感がある状態だったことや、カービングターンの練習をしながらだったので、このときもかなり転んだ。このあとも同じコースを練習がてら何度かまわった。

 ブーツの調整も兼ねて、お昼休憩を早めにとった。できるだけすぐに出られるようにお昼はラーメン(写真撮り忘れた)にして、ズルズルと手早くかき込む。GoProの電池交換やブーツの履き直しを行って、30分も立たないうちに再度ゲレンデへ。今度は頂上から滑ることを試してみる。ぼんやりと頂上に向かうリフトにのっていると、途中からコースの外に生えている木々の様子に変化があることに気がついた。まばらに雪を積もらせた木々が並んでいた風景から、いつの間にか一面に樹氷が並ぶ景色に変わっていた。枝の多くを白い雪混じりの氷が多い、白い葉をつけたような木々は、枯れ木と違い生命力さえ感じさせる。そして頂上からの景色は先程の樹氷を下に遠く広がる視界の先は、まばらに雪化粧した山々が見える。舞子とかがあの辺りだったかな?高いところまで行くとこういった珍しい自然現象や幻想的な風景とも出会える可能性があるので、ゲレンデへ行くときはできるだけ頂上まで登るようにしたい。

頂上からの景色

 頂上から降りるコースは、急な斜面が何度かあるが、道幅が広いので速度を抑えつつ蛇行することができ、降りるだけなら難なくできる。先程のエンターテイメントコースよりも人が少なく滑りやすいが、油断するとスピードがすぐに出てしまう。予想外にスピードが出ると萎縮してしまい、木の葉で滑るしかできなくなるので、スピードに対する恐怖心に勝てるメンタルを鍛えていかなければならない。最後の坂を下りきったあと、リフト乗り場まで長い平坦な道が続くので、最後の坂でできるだけスピードを出しておかないと途中で止まり、片足で雪道を蹴って進む必要が出てくるのがつらいところ。ガーラ湯沢スキー場のコースは、平坦になる部分が多いのに対し、アクセスが良いことで人が多いのでスピードが出しづらく、片足を外しての移動がどうしても多くなってしまうのが難点だ。

 頂上からのグルノーブルコースを2回ほど滑り、初中級者コースのエンターテイメントコースを2回ほど滑ったところで、足の疲労を実感してきたので、一度休憩を取るかと考えて滑っていると、目の前で滑っていた人が転倒し、その人を下敷きにするように自分のボードが乗り上げて転倒した。スピードもさほど出ていなかったこともあり、幸い自分も相手もケガはなかったが、ひやりとさせられた。改めて周りを見てみると、ゲレンデに着いたときも人が多いと感じたが、お昼を超えてからさらに人が増えコースに溢れかえっていた。同じような接触がまた起こりそうだなと感じたので、予定よりも早くにゲレンデから降りることにした。繰り返し滑るにしても、午後からは頂上から滑るグルノーブルコースぐらいしか余裕を持って滑れる場所はなさそうだった。

 早めに降りてきたことでロッカーはガラガラ、ボードや荷物を広げて着替えや荷物の整理ができた。ボードとウェアをまとめたら、まず宅配の手配をしてリュックだけの状態に。そしてガーラ湯沢スキー場では浴場も併設されているので、汗を流しにいった。着替えからほとんど移動無しでお風呂に入れるというのはやはり楽でいい。人も少ないタイミングで帰りの新幹線までの時間も十分にあったので、悠々と湯船につかることができた。体力が落ちたこともあってか、1日滑り倒すというのが徐々に難しくなってきているように感じる。特に人が多いゲレンデでは、よりブレーキを掛けなければならないことで、下半身への負担も大きい。ガーラ湯沢スキー場で滑るときは、朝のできるだけ早い時間帯にきて、人が少ない午前中のうちに滑って帰るというのも今後は検討してもいいかもしれない。午前中だけであればリフト券も安くなるし、帰りの新幹線も早い時間帯に東京へ向かう便では自由席でも余裕を持って座ることができるだろう。そんな事を考えながら、湯当たりしない程度の時間ゆっくりと温まった。

 自分が予約した新幹線の出発までまだ1時間以上時間があったので、腹ごしらえをすることに。おにぎりを提供しているお店があったので、そこでおにぎり2つとタコの唐揚げを注文。1つは塩おにぎりで、もうひとつは味噌漬けの具。唐揚げが美味しいのは当然として、さすが新潟、米がうまい。おにぎり1つが茶碗1杯分はあろうかという大きさで少し驚いたのだが、美味しすぎてすぐに平らげてしまった。時間があるのでゆっくり食べるつもりだったのだが、本能を抑えることはできなかった。しょっぱいものを食べたあとは甘いものが欲しくなるもので、ソフトクリームも注文して食べていた。今日はたくさん動いたから何でも許される気がしている。

 お腹を満たして、ビブリア古書堂の事件手帖4巻の続きを読んでいると新幹線の時間がきた。もう少し滑ってもよかったかなぁという気持ちと、人が多いし仕方ないという気持ちを抱えて帰路についた。荷物の配送により、きしむ身体での帰り道もさほど辛くはない。ちなみに配送によって送られた荷物は翌日の午前中に受け取ることができた。とても早い。新幹線の中でも小説を読みすすめるつもりでいたが、しばらくは眠気との戦いになってしまい、気づいたら10分ほど意識を失っていた。気づいた時に隣に人が座っていたのでめちゃくちゃ驚いた。念のため貴重品など確認したがなくなったりはしていない。ひとまず安心。寝ていた間に高崎駅に止まっており乗客の乗り降りがあったらしい。起きたあとは再度小説を読み進め、終わりまで読み切ることができた。過去にビブリア古書堂の事件手帖シリーズは読んでいたのだが、読んだ当時は4巻までしか出ておらず、5巻以降はまだ読んでいないということを4巻を読んでいる間に思い出したりしていた。この小説アニメになったりしないかな。

 帰ってきて疲労感とともに感じるのは「滑り足りない」という感覚。新しいブーツは締まりすぎて途中で足が痛くなってくるのを確認したが、今後使い倒すことで柔らかくなり、軽減されるだろうと思う。適宜休憩を取りながら脱ぎ履きを繰り返すことでいい塩梅が見えてきそう。ターンの練習はまだまだこれからって感じ。スピードに慣れないと遠心力が足りなくて倒れるってことがまだ増えそう。2月中にすでに予定しているものはあるが、空いている日程で更に滑りに行くことも考えようと思う。1年で限られた回数しかできないので、行けるときにいろいろ行っておこう。ただ、ケガだけはしないように気をつけたい。

豆を自分で挽いてコーヒーを淹れてみた

 1日にタンブラーサイズで3, 4杯飲むことがあるほど、普段からよくコーヒーを飲んでいた。コーヒーの香りが好きで好んで飲んでいたのだが、家で飲むコーヒーは常にインスタントコーヒーで、銘柄などを変えようとしても粉末のインスタントコーヒーとなると選択肢が限られており、ドリップ式のものでは自分の飲む量に対して少ないなという印象を持っていた。もっといろんなコーヒーの味や香りを、自分の飲みたい量で楽しみたいという思いをずっと抱いていた。そんなとき、友人からカリタのコーヒーミルと計量スプーンの贈り物を頂いた。

 今までなかなかきっかけを掴めずにいたが、この贈り物のおかげで行動に移る踏ん切りがついた。友人には感謝しかない、本当にありがとう。その他に揃えたものとしては、紙より金属のほうがいいかもと勧められたステンレス製のドリッパー、細い口でお湯を注ぐためのツバメコーヒーポット。コンロに乗せてお湯を沸かせるようなポットも考えたが、電気ケトルの便利さが捨てられなかったので注ぐためだけのものを選んだ。

 そして、自分にとって人生初の挽かれ役となるコーヒー豆は「木炭焙煎 珈琲豆 飲み比べ セット」を購入し、この中からブラジルの豆を選んだ。この豆を選んだ理由は明確にはなく、なんとなく良さそうと感じたから。もうちょっとベーシックなものを最初に選ぶべきだったかもしれないと今更ながら思う。

 合成音声(Cevio)を使った動画を作ることも見越して、GoProでどう撮るかといったことに悩みつつ、家の台所でまずは録画しながら実践してみることに。電気ケトルでお湯を沸かして、沸騰したお湯を先にコーヒーポットに入れて豆を挽く時間で少し温度を下げておく。

 そして豆の入った袋を開封。封をした状態でもお店の香りが染み付いているのかほのかにコーヒーの香りはしていたのだが、開けたあとの香りの広がりはなんとも言えぬ幸福感に包まれる感覚がある。この香りが好きなんよな。豆をミルに入れていくのだが、ちょっと入れにくい。2杯目を入れようとしたら少し豆がこぼれた。

ボロボロと溢れる豆

 ミルとしては1,2人分用のものなので、すぐに豆が入るスペースが無くなるのは仕方ない。そして楽しみの1つでもある豆を挽く工程。ゴリゴリという音と振動が初めての感覚で、おっかなびっくりになってしまいだいぶ時間がかかってしまった。力の加減がまだよくわからん。あんまり早く回さないほうがいいのだろうとは思うけれども。上に入れた豆がなくなったことを確認し、下の引き出しを取り出してみると粉々に挽かれた豆が姿を現す。ちょっと粗いかな?インスタントの粉末を見慣れているせいかもしれないが、初めて挽いて出てきたものはインスタントの粉末よりは大きな固形の豆だったものを含んだものだった。ミルの調整で粗挽きか細挽きか変えられはするのだが、初めてだったので最初の状態のままでまずは試していた。あとで確認したが粗挽きよりの調整だった様子。

 そしてコーヒーを淹れるカップですが、昨年小樽に旅行した際に宿泊したホテル・トリフィート小樽運河の宿泊プランで手に入れた、小春六花のマグカップ。コーヒーを淹れる動画を作るきっかけのひとつは、このマグカップを手に入れたこと。小樽に行く計画をたてる段階で、後々このマグカップにコーヒーを淹れて、その工程を動画にすることをイメージしていました。今日はその準備も兼ねています。動画にできるような良い映像が取れていることを祈るばかり。

 初めての作業でいろいろ時間もかかってしまい、お湯もさすがに90度をしたまわってきそうなのでいそいそとお湯を注ぐ。コーヒーを淹れる動画などで淹れ方を事前に確認してはいたものの、正確に同じような淹れ方ができたとは思えない。お湯を注いだときにコーヒーから生まれる気泡やドーム状に膨れる泡が綺麗にできなかったのだ。たぶん正しくはないんだろうけどどこまで間違ってるんだろう、というどうにもならない迷いをいだきつつお湯を何回かに分けて注いでいく。マグカップが大きいので、お湯をたくさん入れないとという思いもありつつ、豆に対するお湯の量が多くなるとどうなるのかというのがよくわかっていないので、いったんマグカップの中腹あたりの量で区切ってみた。

 自分で初めて挽いたコーヒーを飲んでみる。うま・・・いのか?いやまぁ、缶コーヒーとかと比べると、圧倒的に缶コーヒーのほうが美味しい。断言できる。ただ、香りは自分で入れたほうが強いと思う。コーヒーの香りに包まれすぎて麻痺してきている可能性がある中で、袋を開けたとき、豆を挽いたとき、そして今、それぞれでほのかに香りに差があるように感じる。言葉での表現は難しいのだが、熱と一緒に香るというか、香りに暖かさを感じるようになるというか、変化していくのを知れたは嬉しい。ただ、味についてはさほど良くはないと思う。最初、お湯が多くて薄まったのかと思ったが、コーヒーの味は随所にある。薄い層と濃い層を交互に味わっているような感じ。飲む直前にスプーンで全体を混ぜているので、分離したような味は感じにくいと思うのだが、2種類の味があるように感じてしまう。知らずに独自の味を生み出してしまったのかもしれない。しかし驚いたのはそのしばらくあとで、コーヒーの風味、苦味というのが、舌に長い間とどまっていたように感じたこと。これまでコーヒーを飲んできて、このような舌に感覚が残るということはなかったので、新鮮な感覚ではあった。

 1杯のコーヒーのためにけっこう手間をかけてはみたが、掴みどころのない結果になったといった感じ。豆を挽くときにどの程度にするべきか、最終的に用意したいコーヒーの量に対して豆の量はどれぐらいにすべきなのか、ドリップするときのお湯の注ぎ方とか、今後調べていかなければならないポイントが少し明確になったのはよかったかな。道具の使い方といったものも確認できたので、最初の収穫として、味以外の部分では上々だろう。香りについても、工程途中の変化度合いにもっと注目してみようとも思う。飲むだけだったコーヒーの楽しみ方が、豆や淹れ方といった部分まで興味が広がり、楽しみ方が増えたということがまずは嬉しい。今後は遠出したときに珍しいコーヒー豆がないかといった旅の楽しみにつなげていければと思う。もちろん、美味しいコーヒーの淹れ方も徐々に学んでいきたい。