「銀河Coffee ブルームーン」でコーヒーを淹れたよ

 ネットで次のコーヒー豆は何がいいかなと探してみると、よくでてくるのはすでに店舗でブレンドコーヒーとして出されているのが多く、特定の品種のみの豆として売りに出している店舗が少ないことに気付かされます。また、見つけたとしても有名所の品種が多く、わざわざネットで買わなくてもよさそう、と思うものが多い印象です。そんなことを思いながらネットサーフィンしていると、「ブルームーン」という自分にとってあまり聞き馴染みのない名前のコーヒー豆を発見。350グラムと比較的容量があることも自分としては嬉しい点だったので、すぐにクリックしていました。

 タイのコーヒー豆というと、さほどメジャーではないと思っていたのですが、改めて調べてみると、コーヒー豆の栽培規模は、海外からの助力もあり急成長。多くはタイ国内で消費されるのですが、最近になって品質が世界から認められ始め、輸出も盛んになっています。今回購入したブルームーンは、神聖な泉の水をコーヒーの精選に使用しており、スペシャリティコーヒーとしてだけでなく縁起のいいコーヒーとしても評判です。

 豆が届いて早速淹れてみると、スッキリとした酸味が広がる風味となりました。焙煎度合いは中煎りで、ペーパードリップの標準的な淹れ方をしてこの風味なので、比較的酸味の強い豆のようです。苦味と甘みの度合いでいうと、苦味はさほど強くはなく、甘みのコクがあるように思います。香りはナッツのような香りが近いでしょうか。非常に口当たりがよく、飲みやすいなという第一印象でした。このあといろいろとドリップのしかたを変えて試してみたところ、挽目やお湯の温度、ドリップ時の時間など、こう変えたらこんな風味なるだろうなという予想通りに風味が変わってくるのが印象的でした。狙い通りといえばそうなのですが、はっきりと淹れ方によって風味が変わるというのが、これまでの豆と比較して非常に興味深かったです。ハンドドリップコーヒーを最近始めたという方に、ドリップのしかたによる味の変化をこの豆で知ってほしいなと考えてたりしました。はっきりとした変化が出るのが楽しくて、350グラムあった豆も、すぐに使い切ってしまいましたね。

 いろいろと淹れ方を試した中で、自分なりに考えたレシピは以下になります。数字は目安です。

  • odajun が思う「銀河 Coffee ブルームーン」を美味しく淹れるレシピ
    • 豆の量:20g
    • 豆の引き方:細か目
    • お湯の温度:80度程度
    • 抽出器具: kalitaの陶器の台形ドリッパー 101
    • ドリップするとき
      • 蒸らし
        • お湯を入れ始めるときから秒数を数え始めて40秒、お湯の量は40g
        • さっとお湯を入れる
      • 2回目
        • ゆっくりと中心から小さい円を描くように1分半(計2分10秒)ほどかけて160g(計200g)のお湯を入れる
          • このとき、ドリップによって落ちるお湯の量と注ぐ量をできるだけ一定にするイメージでお湯を注ぐ
      • 3回目
        • 70g(計270g)のお湯を、20秒(計2分30秒)の時間で注ぐ
        • 20秒(計2分50秒)まって、ドリッパーにお湯が残っている間にドリッパーを外す

 酸味が少し抑えられますが、コク、苦味、甘みがバランスよく感じられる風味となったかなと個人的に満足しております。朝昼晩、どのシチュエーションであれ楽しめ、場合によってはドリップのしかたで調整して、自身の気分に合わせた楽しみ方ができるという非常に素晴らしいコーヒー豆です。

ハンドドリップ関連動画

使用している道具

『【#毎月6日はTOKYO6の日】小春六花とコーヒーブレイク【深煎りの珈琲 Basic グァテマラ】』を投稿したよ

 次はボイロトゥーン動画を予定していたんですけどね。毎月6日はTOKYO6の日というのを失念してまして、急遽ハンドドリップの動画を作りました。わりと急ピッチで作成したので、細かいミスがあるかもしれないですが、まぁ投稿時期を優先した結果だから仕方ないということで許して。

 深煎りのグァテマラを使用したハンドドリップの動画を作成しましたが、今回のものは販売元のお店や豆についての説明がほぼなかったですね。豆の購入の経緯というのが印象的だったので、そのセリフを打ち込んだことで満足してしまったらしい。といっても、自分の分かる範囲では深煎りのグァテマラというだけで、農園の情報や発酵手段、焙煎の詳細などの情報は手に入れられなかったんですよね。こういったところの情報が負いにくいのは通販のつらいところですね。まぁ有名な品種ではあるので、コーヒーが好きな方であれば知っている、あるいは聞いたことがあるでしょうから、特別説明などは不要かなと今となって思い始めています。

 手際が良くなったことで撮影した動画の時間が短くなり、結果として編集した動画の時間も短くなり、そして1本の動画内で話そうとしていたものが入り切らなくなるということが発生し始めています。以前の誕生日話のようなことをやろうとすると確実に録画データの時間を超えますね。なので、話が長くなってしまう場合は、糖分魔王さんのイラストを配置するとか、使えそうな録画データを撮りためておくとか考え始めています。とはいっても、全体の時間が15分を超えないようにしたいなと思っているので、上手くバランスを取っていかねばなりません。セリフの量を減らしつつ、伝える内容を絞って加減していかないと。動画づくりの難しいところですね。

 次の動画はスプラの動画になると思うので、コーヒーの動画は少し間があくと思います。それでも今月中にコーヒーの動画は2本ほど上げたいなと思うので、気長に待っていただけると嬉しいです。

ハンドドリップ関連動画

 

2022.05.29 テニスの記録

この日はダメダメだったんだけれども、次に繋がる気づきがあったので、とりあえずそれだけでもメモしておこうと思う。

 まずはサーブ。ファーストサーブが全然入りませんでした。トスもブレる、合わせようとして体勢も変になり、普段から注意しなければならない下半身のためや打点をしっかりと見るといった余裕が持てず、狙い通りの球が打てない。なんとかしようとして慌てて、だめなサイクルに陥るといった感じでしたね。改めて以下の3点はしっかりと注意して次回はやりたいところ。

  • トスがぶれたと思ったらちゃんとやり直す
  • 膝を曲げて下半身の溜めを作る
  • 打点をしっかり最後まで見る

 次にストローク。このクラスに上がってから、変に緊張してしまっているのか、力が入りすぎてしまっているきらいがある。打点をしっかり見て合わせようとするも、全体的に窮屈な打ち方になっている。そしてしばらくして気づいたのは、ラッケットを持っていない側の方の開きが小さくなっているという点。これを意識的に開くように、体を大きく回転させるようなイメージをもって打ってみると、窮屈さが和らいだ。肩の開きと、下半身を落として重心がブレないようにすることができれば、それなりにスピードの出た打球を返すことができる。加えて、コーチから指摘を受けたのは、スライスのボールなどのバウンドしたときに起動が変化するボールへの対処について。早いタイミングで重心が前にいっているため、バウンド後の変化に対応しづらい状態になっているとのこと。すこし打ちづらそうと感じた場合は、少し重心を後ろの方に残しておくと対応しやすいだろうというアドバイスを受けた。これについてはなかなか実感を得られるタイミングがなかったので、今後の練習で余裕がある時に試してみよう。

 ボレーについては、基本中の基本で、きちんとラケットで面を作り、適切なタイミングで力を入れて、相手のボールの勢いを利用して返しましょうって感じ。反射的にボールに飛びつくのはまぁいいとして、ラケットの向きが変な方向を向いていれば思わぬところに飛ぶし、打球にラケットが力負けしてしまうとネットを超えない。ボレーはずっと課題なのだが、なかなかはっきりとした対応策がとれてない。けれどクラスが上がったことで、周りのラリーの打球速度が上がり、きちんとラケットに当てることさえすれば、コートの深いところまで飛ぶ特徴がある。自分の守備範囲で後ろにそらしてしまわないようにというのをまずは頑張ってみてもいいかも。

『小春六花とコーヒーブレイク【HARUSORA coffee・ピンクブルボン(ミディアムロースト)】』を投稿したよ

 思いのほか難産でした。コーヒー豆やその関連する情報をちりばめるということは特に問題ないのですが、ドリップの仕方とかについては前回のスウィートベリーとほぼ同様だったので、話すことがないんですよね。まぁ悩んだポイントとしては、六花ちゃんとあの人の話しあたりの部分。最初、迷惑をかけていると思った六花ちゃんがすごい落ち込む、みたいな妙な展開のセリフを書いてしまったがために、終盤の着地点を見失いました。あぁでもないこうでもないとしばらく悩んで、セリフを書き換えるといったことをしました。その結果、部分的にではありますが、作り変えるといった作業をしたために時間がかかってしまったのです。劇場とか書いてる人の凄さを思い知らされましたね。話がまとまらん。

 そうして悩んだ間に録画したデータが増える一方でして、加えて、スプラの動画をまず出そうと思っているためにさらにドリップする録画データが増えそうです。やりたいことが多すぎて、編集に時間を割けられていないというのが原因ではありますが、もっと無駄な時間を減らしたり、こういった記事を書くにしてももっとスピーディーに自身の思うことをアウトプット出来ればとか思ったりしています。

 やりたいことがたくさんあって時間がないと言いながら、新しくこういうのやってみたいなというのを考えたりしてしまうんですよね。ウィンタースポーツのシーズンが終わったので、最近友人に誘われて始めた登山とコーヒーを絡めて、山頂でコーヒーを淹れるということに興味を持っていたりします。加えて、遠出するのが好きなので、ふらっと遠くのカフェとか行ってみたいなとか。さらにその光景を動画で撮って編集して投稿するというのができないかなとか考えています。もしも今後形に出来れば、そちらも合わせて見て楽しんでいただけると嬉しいです。

 

 

「深煎りの珈琲Basic グァテマラ」でコーヒーを淹れたよ

 前回のモカマタリと合わせて注文させていただいたグァテマラを淹れてみました。

 深煎り特有のコーヒーオイルの滲みやすさ、密度が小さいといった特徴はモカマタリと同様で、非常にスモーキーな風味とブラックコーヒーらしいコクのあるしっかりとした苦味が印象的でしたね。レシピについてもモカマタリのときと同様のものでよさそうです。

  • odajun が思う「深煎りの珈琲 Basic グァテマラ」を美味しく淹れるレシピ
    • 豆の量:14 ~ 15g
    • 豆の引き方:細か目
    • お湯の温度:80度程度
    • 抽出器具: 陶器の円錐ドリッパー(2~4人用)、Abaca円錐形コーヒーフィルター白 2~4杯用
    • ドリップするとき
      • 蒸らし
        • お湯を入れ始めるときから秒数を数え始めて40秒程度、お湯の量は50g
        • さっとお湯を入れる
      • 2回目以降できるだけゆっくりと中心から小さい円を描くようにお湯を入れる
        • 以下の1, 2 の手順を300g淹れきるまで繰り返すフィルターとコーヒーの粉の境目辺りにお湯が見えてきたら注ぐのを止めて少し待つ
        • 全体的に水位が下がり始めたらまた注ぎ始める
        • 徐々にお湯を入れるペースを早めていく
      • ドリッパーのお湯が落ちきる前にドリッパーを外す

 モカマタリのときにいろいろ試したことがそのまままるっと活かせるというのと、新しく追加した道具や、密度のような新しく気づくものも特になったので、改めてここで書くことがないんだよなぁ。豆自体もとてもメジャーなもので、深煎りのおすすめの豆としてよく紹介されているようにも思います。

 そこで、少し苦味をガツンと強めにした淹れ方も試してみました。

  • odajun が思う「深煎りの珈琲 Basic グァテマラ」の苦味、コクを引き出すレシピ
    • 豆の量:14 ~ 15g
    • 豆の引き方:細か目
    • お湯の温度:90度程度
    • 抽出器具: Kalita の陶器のドリッパー、ペーパーフィルター
    • ドリップするとき
      • 蒸らし
        • お湯を入れ始めるときから秒数を数え始めて50秒程度、お湯の量は40g
        • さっとお湯を入れる
      • 2回目以降できるだけゆっくりと中心から小さい円を描くようにお湯を入れる
        • 以下の1, 2 の手順を280g淹れきるまで繰り返すフィルターとコーヒーの粉の境目辺りにお湯が見えてきたら注ぐのを止めて少し待つ
        • 全体的に水位が下がり始めたらまた注ぎ始める
        • 徐々にお湯を入れるペースを早めていく
      • ドリッパーのお湯が落ちきる前にドリッパーを外す

円錐のものでは早めにお湯がコーヒーの層を通りきってしまうので、Kalita の陶器の台形型のドリッパーで、ペーパーフィルターを使用します。また、お湯の温度を上げ、蒸らし時間を伸ばし、ゆっくりとドリップさせます。こうして出来上がったコーヒーのひと口目、ガツンと舌にのしかかるような苦味にはただただ驚きしかなかったですね。ここまでになるのかと、自分で試しておきながら感心したものです。これならいくらミルクや砂糖を入れたところで、絶対に風味は消えない。むしろカフェオレでありながら、コーヒーのブラックのような存在感のあるコーヒーの風味を残すことすらできると思います。実際にミルクをマグカップの半量ほど淹れたのですが、苦味は多少マイルドになるものの、風味の存在感は不思議と残り続けていました。

 深煎りの豆をしばらく試してみて一番興味をいだいたのは、アイスコーヒーやカフェオレなど、ハンドドリップしたコーヒーにさらに一手間加えたようなものを作ってみたいなということです。深煎りの豆を使用したハンドドリップ単体では、スモーキーさや苦味というものに対して、薄めるといった手段を模索しましたが、この強烈な風味を生かした飲み方というのを、もう少し試すべきだったなと今となっては感じています。

ハンドドリップ関連動画

使用している道具

2022.05.28 領将王争(テ勢麻雀)記録

 いろいろやってたら書くのが遅れたからどれぐらい思い出せるかわからんが書いていく

 同月初旬に同じ場所で開催してから1ヶ月と経たないうちに開催された領将王争。自分が『王』である期間短かったけどなんも弊害なかったわ。なんならこれ書くまで前回のトータル1位ってこと忘れてた。常に先を見て今を生きてるからね、しかたないね。前回からさほど時間が経っていないというのに、季節が1つずれたかのような気温の上がり具合で暑かった。外気温が高いことで、入室してから恒例の体温測定では全員が平熱あたりの数値を示していた。

 そして始まった領将王争。最近では早めにつっしーが筋引掛けに捕まり、楔を打たれる光景がよくみられたが、今回は筋引掛けに振り込む場面はみられなかった。本人曰く「筋の牌を切らなければいい!」と自身の対策を自信満々に話していたが、それはそれでどうなん?まぁ本人がいいならいいか。他のテ勢雀士たちの優しさのこもった「そ、そうか」の一言を引き出していた。捨てる牌を縛られてるのが相手の思うつぼだと気づいてくれ。

 しっぽらさんがチョンボして罰符を払った場面は驚いたな。というか罰符を払うまでの流れが面白かった。自分がしっぽらさんの高い手に振り込んだ後の会話で「自分であがり牌を出しててその牌しかなかった」といった内容を自ら発言。それってフリテンじゃない?と指摘が入りしっぽらさん自身もこのとき自分のしたことについて気づいた。点棒を渡してすでに次の局が始まっていたため、確認ができたわけではないけれど、しっぽらさんは罰符を素直に支払っていた。自分は損失が思わぬ形で帳消しになったことと、予想外の出来事に気持ちが追いつかず、しばらくずっと笑ってた。

 2人がリーチしているときだっただろうか、突然あらさんが「たけど、ふとよぎる不安、消せやしないよ」と flying の一節を歌いだした。たしかに今の心境を表すのにちょうどいい歌詞だけれども、歌の途中のフレーズをよく切り出したなとめっさ感心してしまった。そして見事 wiki いりを果たした。

だけど、ふとよぎる不安、消せやしないよ

 今回はよく2位以下で争うような構図ができたせいか、「上の人たち、ちょっと黙っててもらえます?」や、「先に地獄で待つとしよう」といった迷言がよく聞かれていたように思う。地獄が賑やかすぎるんよな。

 「流れ」みたいなものが来ているタイミングはあった。その時はたしか4連続で上がることができたと思う。それでもそのとき1位だったあらさんに追いつけなかったというのがなんとももどかしい。5連続で上がれるかというところで、清一色テンパイという勝負手は来たものの、あがり切ることができずその半荘はそのまま2位で終わった。この日は微妙に勝ちきれない事が多く、8半荘中2位が5回という成績で、2回ラスをとったことが大きく響き、1日のトータルはマイナスとなった。結局、1位をとれないと厳しいということなのだ。流れを掴み勝ち切る強さが欲しい。

 

 

 

 

mVD杯に出場したよ

 16人という比較的小規模でドラフト含めて1日で終る、ボイロトゥーン勢の大会に参加してきました。ウデマエ帯の下限、上限がともにあり、極端な実力差があまり出ないようなものだったので、ボールドマーカー7を持っていっても良さそうと感じて傘下を表明。人が集まった後に参加者一覧を見てみると、メイン武器としてシューターを書いている人は自分を含めて4名のみ。他の人の武器をみてみると、パブロ種、ローラー種、傘種が2枚ずつあって、これはやべぇと試合前日から冷や汗たれてました。

そして大会当日、まずはチームをドラフト。さすがに自分が主将になることはなかったので、ただただ自分の名前が出てくるタイミングを待つのみ。いつも最後に残る経験がほとんどだったのだが、今回はHYDRAさんが1巡目のかぶりくじを外したタイミングで選んでくれた。つまり1巡目相当。HYDRAさんとはよく遊んでおりお互いに知った仲ということもあり選んでくれたんだろう。しかしHYDRAさんの持ち武器はリッター4K、自分はと言わずもがなボールドマーカー7。最長射程と最短射程がまざってメドローアでも撃てそうですね。そのあとは相談しつつ、ねぎさん、ばーなむばななさんをメンバーに加え、食べ物の名前や自分のハンドドリップコーヒーという趣味を合わせたチーム「毒入りねぎばななコーヒー(おいしい)」の爆誕です。

 大会はダブルイリミネーション方式で、2敗してしまうと終了する方式。1試合目はくいんずえあさんが主将を率いるチーム「ひらがな」で、最初のルールはガチホコ。ねぎさんが1人落としてくれたことでいっきに前線が上げられて、まずは先制攻撃とばかりに残り19カウントまで持っていくことができた。このとき HYDRAさんが真ん中まで下がった状態で復帰組の飛び先になってくれたので、素早く前線復帰ができ、相手の陣地で再度行動することができたのが大きいと思う。自分が前線にあがりすぎたきらいはあったが、ホコ運びとホコの周りの警戒を味方がきっちりやってくれたことで、そのままノックアウト。最初のルールで勢いに乗れたと思ったんですけどね、続くガチヤグラで押し込まれる展開となってしまい敗北。そしてカウンターピックなのですが、モンガラのガチエリアを自分たちは指定しました。大会運営の配信をみていた人のコメントをみると「HYDRAさんがキレたか!?」といった書き込みもありましたが、だいたい自分のせいです。最初にHYDRAさんが動きやすいステージがよかろうという話になり、候補としてアジフライとモンガラが上がります。ここで自分が「大会であんまり見ないところのほうが面白そうですね」と悪魔のささやきをしてしまったがために、このルールステージになったのです。はい、私のせいです。そして結果はというと、ねぎたこさんのローラーに自陣エリアで暴れられてしまい敗北。チーム「毒入りねぎばななコーヒー(おいしい)」はルーザーズトーナメントに進みました。

 続いて第2戦。最初の脱落者が決まってしまう試合のお相手は、しるさばさんが主将をつとめるチーム「OMICOSHI」、そして最初のステージルールはハコフグのガチアサリ。大きくリードをとることはできたのですが、パブロのアワユキさんに抜けられてしまい、ガチアサリを3ついっきに放り込まれ残りカウント1まで進められてしまう。これを返しきれずにチームは崖っぷちの状態に。改めて見返すと、自分が前に出るタイミングが毎回悪すぎた。イカランプとかマップとかをもっと確認して、味方にとって負担にならないような攻め方をするべきやった。そしてカウンターピックなのですが、即席のチームで有利に立ち回れるルールステージというのがすぐに思いつかない。というか、HYDRAさんが得意にするルールステージはだいたい自分が苦手意識を持つものになるわけですよ、武器的に。そこで「一度やっているところは修正点が見えてるしやれるのでは?」という悪魔のささやきが。そう私です。再度カウンターピックで選択したのはモンガラのガチエリア。チーム「ひらがな」と戦ったときは、相手陣地には自分とねぎさんが、自陣はHYDRAさんとばーなむばななさんが見るようにして戦ったが、ねぎさんとばーなむばななさんを逆にしてみようという点と、ミサイルが良かろうとスプラシューターベッチューを持っていたばーなむばななさんはより使い慣れているスプラシューター(無印)をもつという変更点で挑んでみた。カウントは先行して途中までリードはできてたものの、途中の打開に失敗し、そのまま大きくカウントを取られてしまい逆転負け。打開できるかできないかといったギリギリのタイミングで自分が倒されたしまったことが完全に負け筋になってしまった、不甲斐ない。自分のモンガラエリアを勧める悪魔の囁きに見舞われ、4チーム中4位として大会を終えることになってしまった。

 自分の囁きのせいで結果は振るわなかったものの、大会は全体を通して楽しめました。チームがきまったときにばーなむばななさんから「コーヒーの動画みてます!」と言ってもらえたのが実はめちゃくちゃ嬉しくて、大会中舞い上がってました。知り合いの中でまたコーヒー好きを発掘。たぶんもっといるんだろうな。大会中の試合では結果こそ出せなかったけれど、ウルトラハンコを使った見せ場がつくれ、サクランさんの配信でも拾っていただき、大会を盛り上げる良い材料に慣れたかなと思うと嬉しい限り。

 大会終わった後には毎回こう思うわけです。

もっと強くなりたい!

スプラトゥーン3までにまだなにか大会とかあるのかな。出れるものがあれば出て楽しみたいなと願いながら、今日もまたスプラトゥーンを起動します。大会で同じチームとして戦ってくれた HYDRAさん、ねぎさん、ばーなむばななさん、めちゃくちゃ楽しかったです。本当にありがとう。そしてモンガラに導いた囁きは本当に申し訳ないです。他の大会参加者や運営のサクランさん、のきそにんさんもお疲れさまでした。楽しい大会を開いて盛り上げてくださり、本当にありがとうございます!

以下は配信アーカイブ

サクランさんの配信アーカイブ

第6回TOKYO6公式生放送をみたよ

サムネの六花ちゃんが可愛い

少し間があきましたが思い深い配信だったので書いておこう。

 5/20にTOKYO6公式の生放送がありました。19時半開始ってけっこう早かったですね。

 配信日前の 5/16は六花ちゃんの誕生日で、さらに少し前には花梨先輩の発売、そして千冬ちゃんのクラウドファンディングの情報も出るとあって、ファンの間では注目度の高い配信でした。リアルタイムで見ていた人は200人ぐらいいたと思う。各キャラクターの声を担当されている青山吉能さん、高木美佑さん、奥野香耶さんが完成度の高いそれぞれキャラクターのコスプレをしていてとても可愛い。奥野さんの三編みはなかなかボリュームがあるが、地毛なんだろうか?とか気になってた。各コーナーの合間には、発売済みの小春六花、夏色花梨の SynthesizerV で作成された楽曲が流れつつ、応援イラストがたくさん流れたりと、お祭りの雰囲気があってとても良い。まだ小春六花のみしかでていなかった初期の頃を知っているだけに、盛り上がってきているなぁという実感も湧いてきて感慨深い。

 放送開始直後は家事をしながら聞き、落ち着いたらコーヒーを淹れて1日の疲れを癒やしながら放送を眺めていた。ソフトのアップデート情報を聞き、今後も exボイスが増えるかもしれないと期待を膨らませコーヒーを啜っていると、コーナーはいつの間にか次に進み、こんな話が聞こえてきた

「ここからは、皆さんからお寄せいただいたお祝いメッセージをさらに読ませていただきたいと思います」

「odajun さん」

コーヒー吹き出すかと思った。

 配信の数日前から TOKYO6のツイートにおいて、テーマごとにメッセージを募集しており、自分もやってみるかと「小春六花誕生日」と選んでメッセージを投稿していたのだ。生放送で読まれるということを考えなかったわけではないけれど、小春六花関連の有名なクリエイターはたくさんいるので、紹介されるとしても「他にもこんなのがありました」といった感じで文字だけ紹介され、よもや六花役の青山さん御本人に読み上げていただけるとはつゆも思っていなかった。

「スノーボードやハンドドリップコーヒーの趣味と合わせて動画作成を楽しんでます」みたいな文章を読み上げていただいているのを、恥ずかしいやら嬉しいやらの複雑な心境で聞いていた。そして読み上げた後のお三方の反応なのだが、ハンドドリップコーヒーについて聞き慣れなかったようで、すごい反応に困っているように見えた。それをみてなんというか、変なこと書いてすみませんと土下座したくなった。まぁでもコメントのところで「バ六花の方だ!」という反応があり、見てくれてる人がいたとひっそりと喜んだりしていた。まだ放送が始まって30分もたっていないタイミングだったが、すでにお腹いっぱいなほど楽しんでいる自分がいた。

 放送は進み、小春六花単独1stライブのダイジェスト、夏色花梨の発売に関するエピソードトークやお祝いメッセージの紹介。開発における裏話とかは聞いてて面白いものが多いですね。学習のためにビブラートの音源が必要なんだけど苦手だから物理的に体揺らしてたとか。夏色花梨はとにかくSynthesizerV でつくられた曲がいいもの多くて、最近は再生リストつくってループさせてたりします。そして待ちに待った花隈千冬のクラウドファンディング情報と、サンプルボイス、サンプルソングの紹介。しおばな祭の合同誌にも時期は大まかに書かれていたりしましたが、6/26の公式生放送の中で正式にクラウドファンディングがスタートする。目標金額は600万とのことですが、3日たたずに1000万を集めた夏色花梨のケースを考えると、目標金額はあっという間に突破しそうですね。そして、1000万を超えてからは300万ごとにデモソングと立ち絵追加とあり、デモソングが最終的にいくつになるのかといった点が早くも注目となっている様子。お金持ってる人しかおらんのかこの界隈は。やべぇな。。。

 花隈千冬のデモソング、めっさ可愛い。小春六花、夏色花梨含めて、すごい曲が作れるという可能性を提示してくれているので、これまでSynthesizerV を触ったことがない人でも、やってみようかなと思わせるには十分と思える。また、クラウドファンディングによって先行してソフトを購入し、一般販売の前日に合わせて一斉投稿といったことも夏色花梨の販売時同様に予定されている。クラウドファンディングで購入して自分もこのお祭りに参加しようかなと考えている。夏色花梨のときは、クラウドファンディングに乗り遅れたことを非常に後悔したものだ。使うかわからないというのが躊躇った理由ではあるのだが、よく考えたら小春六花のときも使うかどうかを考えずに購入して、今となっては週に1本ぐらいのペースで小春六花を使用したどうがをあげていたりする。とりあえず買っとけという精神は大事。今度はクラウドファンディングが始まったと同時に申込みを決めよう。

 2時間半という、配信としては長めのイベントだったものの、あっという間に終わった感じ。ライブのダイジェストや花隈千冬のサンプルといった期待していたものが確認できたことの加えて、メッセージの読み上げや、アップデート予定の情報といった予想外の楽しみも自分にとってはあって、非常に楽しい時間でした。このまま小樽潮風高校Project全体が盛り上がり、こういったイベントも長期にわたって参加する楽しみのみならず、成長を見守る楽しさも合わせて味わっていきたい。

CTRという指標は何者か

たまにはお仕事に近い話も書いておきますか。

 今所属しているチームのお仕事の1つに「ウェブサービスの成果についてきちんと指標をとって、適切に評価したり問題を検知できるようにしようね」というものがある。必要そうな指標を洗い出して、ひとつひとつ計算式や実装方法を具体化するということをしています。超地道な作業。その中で出てきた指標の1つに CTR というものがあり、これの具体的な計算式、あるいはこの指標の意味するものはなにか、という確認作業をしていました。この確認作業において、指標1つにも歴史があるなと感じた実体験について書いていこうと思います。方法論とかは別の How to本を読んで下さい。

 まずは CTR という指標は何かということなのですが、Click Through Rate の略称のことで、ざっくりと言うと「ユーザーが見た回数に対する、ユーザーがクリックした割合」になります。たとえば Google 検索で「コーヒー」と検索をかけて表示された検索結果の画面上で、検索結果のどこかのリンクをクリックすれば、リンクの表示回数は1回、リンクのクリック回数1回、リンクのCTR は 1クリック/1回表示 * 100 = 100% みたいな計算になります。クリック率、といった呼ばれ方もしますね。同時にいくつもリンクが検索結果に表示されますが、各リンクごとに CTR が求められる場合もあれば、ページ全体の CTR といった考え方もあります。GoogleAnalytics といったメトリクスツールをすでに使っている場合は、ツールがすでに「CTR」という名前で数値を示しているかもしれません。ウェブサービスを提供する側としては、利用者に自身のサービス(あるいはサイト)内でクリックをたくさんしてもらうほうが、結果的に収益につながるというのは、なんとなくイメージが湧くかと思います。広告のリンクをクリックしてもらえれば、紹介料のお金が入るし、「購入」ボタンを押してもらえれば利用者からお金が直接入るなどなど。CTRという指標はサービスの成果をみる上で重要な指標となることが多いです。

 では、このCTRという指標についてもう少し深く話をしていきましょう。「ユーザーが見た回数に対する、ユーザーがクリックした割合」を具体的な計算式に落とし込まなければなりません。計算式に落とし込むにあたり、曖昧な表現があれば、関係者とその言葉の示す意味について認識を合わせるといったことをします。そしてCTRにおいてその曖昧な表現とは「ユーザーが見た」という部分です。「これのどこが曖昧なんだ?」と思われるかもしれませんが、システム側からするとなかなか厄介なのです。「見た」という表現にもいろいろあって、英語でも look, watch, see, view など、状況によって意味が異なってきます。今回の場合「自分たちのウェブサービスがユーザーの視界に入る」という意味になるわけですが、「本当に視界に入っていたのか?」という正確な判断は、常に相手の顔を認識していない限りほぼ不可能です。そのため、現実的な線引として「画面上に表示された」というのを「ユーザーの視界に入った」とみなすことがほとんどです。

 これで指標の計算が進められるかと思いきやそうもいきません。次に考慮しなければならないのは「画面上に表示された」というのを、機械的にログとして落とせるか、という点です。少し昔話になるのですが、スマホがまだない時代であれば、パソコンの画面への表示が1つの区切りとなっていたので、1ページ目、2ページ目と、ページ単位でコンテンツが要求され、要求(request)回数がそのまま表示(impression)回数としてみなすことができました。そのため、クリック回数/要求回数 = CTR という求め方ができ、比較的容易に CTR を算出できます。しかしその後スマホが誕生し、同時に「スクロール」という操作の概念が生まれます。これが指標界隈をざわつかせました。スクロールという操作を想定してコンテンツを作る場合、スマホの画面に表示されるコンテンツ以外にも、スクロールの操作で表示できるように、画面外でコンテンツを用意しておかなければならないという状況が生まれます。画面外のコンテンツは、要求されてはいるが画面外なので「ユーザーの視界に入っていない」と判断すべきであり、要求回数が表示回数とみなすことができなくなりました。そのため、今度はスクロールしたときにコンテンツが画面に映ったということを判別できるログを落とすようにします。このログがいくつ発生したかを数えることで、画面表示(viewable)回数というのを算出し、これを表示回数とみなすことで、クリック回数/画面表示回数 = CTR というのを新たに CTRの定義として用いるといった変遷が、以前所属していたチームではありました。

 さて、今所属するチームで CTR として用いるのは、画面表示回数を用いた CTR だろうなと予想していたのですが「要求回数を用いた CTR, 画面表示回数をもちいた CTR の両方を用意しよう」という話になりました。例えば、要求回数を用いた CTRと画面表示回数をもちいた CTRにひらきがあった場合、要求回数と画面表示回数にひらきがあるわけで(クリック数は同じため)、その場合はそもそもコンテンツの構成が悪いか、システムのバグによって表示できていないと判断できそうだ、という文脈からでした。このケースは稀だとは思いますが、偉い人が確信を持って欲しいといった指標なのだから用意せざるをえません。正直面倒だなと思いつつも、CTRの定義についてしっかりと意味を考えた上で選んでいることは非常に好印象でした。

 こういった指標の細かい事についてしっかりと認識を合わせておくことが、後々大きなトラブルを発生させなくて済むのです。「この数字はどのようにとっていますか?」と聞かれたときに、チームの誰に聞いても同じ定義を返答でき、その経緯についても説明できることが理想ですが、これが非常に難しい。数年頼りにしていた指標が、実は数字の取りかたや計算の仕方が誤っており、これまでこの数字を見て判断していたことはすべて間違っていた、といったこともざらにあります。この数字によって数百万、あるいは数千万といったお金が動くこともあると考えると、ひとつも手を抜くことができません。

 つらつらと書いてみましたが、何を言いたいのか、あまりまとまりのない文章になり、指標関連に精通していない人が読むにはつらいものではないかなと思います。実際にCTRについてチーム内では2時間くらい確認作業をしており、ここに書いたものは概要でしかありません。とりあえず時間がかかりましたが 、CTR について定めることができたので、ようやく次の指標の確認に進めます。あと残っている指標は・・・100近くありますね。そんなにいりますか?いるんですか、そうですか。

『Silver Star Shining in Spring 春に輝く銀星』を読んだよ

 しおばな祭で唯一購入した同人誌、「Silver Star in Shining Spring 春に輝く銀星」を読み終えました。しおばな祭では合同誌の購入が目的だったので、他のブースでの物販購入は当初予定しておりませんでした。それでも出店されているみなさんの作品はどれも魅力的で、自分が石油王なら一通り買いたいなと思うものばかりでした。そんな中で、劇団ZEKE座さんのブースの「Silver Star in Shining Spring 春に輝く銀星」は一際惹きつけられました。おそらく、中世ヨーロッパを舞台とした書物というのが物珍しく、イラストも目を引く素晴らしいものだったからだと思います。合同誌を読み終えた後、ゆっくりとしたペースではありますが、こちらも読み進め、最近になってようやく読み終わりました。

 ネタバレ防止のためにも、内容について多くは触れませんが、中世ヨーロッパ特有の霧のような、あるいは工場による埃っぽさのような、ミステリーではないけれども謎めいた雰囲気が文章から感じられ、舞台背景に伴うこまかな描写がさらに時代感をよりリアルに感じさせてくれます。それでいて、いい意味で勢いを感じる、著者の筆の乗りの良さを感じる作品でした。小春六花と紲星あかりという組み合わせが新鮮だったので、自分にとっては引き込まれる要素がふんだんに含まれ、これを読むために時間がほしい、続きを読むために夜更かししたいと感じるほどでした。終盤の30ページほどは深夜1時から読み始めてましたね。

 百合展開のような描写はほぼないです(だからこそ自分も買ったわけですが)。まぁ人によって何が百合展開なのか線引がわからないので、ぜひ手にとって読んでみてくれとしか自分からは言えないですね。あどけなさを残しながら成人しているような、小春六花と紲星あかりそれぞれのキャラクターの魅力と、お互いの距離感の心地よさというのは、憧れるような気持ちもありつつ、なぜか儚さをも感じられ、目が離せなくなりますね。

 とてもいい作品の出会いのきっかけを作ってくれたしおばな祭に改めて感謝し、この作品を生み出した劇団ZEKE座さんに最大限の敬意とこのお言葉を贈りたい。

「めちゃくちゃ面白かったです!!!」