2022年の目標

今年のやりたいことやがんばりたいことをリストアップ

  • 仕事について
    • AWS周りの環境に慣れる
      • 特にアカウントと各プラットフォームのつながりについて理解を深める
    • 昇給できるような成果をだす
    • 他のチームとの連携を増やす

仕事に関しては、今のチームに所属してまだ日が浅いということなので、まずはメンバーに信頼されるように結果を出していきたいですねといったところ。すでにチームの人とトラブルが起こっており出遅れているので巻き返していきたい。所属チームに馴染んできたところで、他チームの人達に知ってもらって、連携してお仕事がしやすい状態に持っていけるといいなと思ってる。結果として昇給するような状態が望ましい。

  • 旅行
    • スノーボードに行って無事に帰ってくる
    • 種子島に観光しに行く
    • 沖縄にスキューバダイビングしに行く
  • 動画投稿
    • 月1以上のペースで投稿する
    • ボイロトゥーン、旅行動画に加えてコーヒーの動画を作成する
  • テ勢麻雀
    • 嶺上開花で和了る
    • 年間成績をプラスにする
    • あらさんに総合成績で追いつく
  • その他
    • ドラムで2曲叩けるぐらいに上達する
    • 筋トレの継続
    • 統計検定準1級の資格取得

仕事以外の目標が多いけどしかたない。スノーボードしに行く予定がすでに3つあり、以前骨折した場所も含まれているのでリベンジも含めて挑戦してくる。疲弊した状態で滑ったことが怪我につながったと思われるので、無理しないようにしたい。

動画投稿は気長に細々と続けていければと思っているが、作ってみたいなと思えるものが多くなるばかりで制作速度が追いついてない感じはある。より短時間で作成できるように環境の改善といったことも同時にやることが必要そうだ。コーヒーは今までインスタントのものばかり飲んでいたが、豆から挽いていれるように今年はしようと思っている。小樽旅行で手に入れた小春六花のマグカップもあるので、これを使って小春六花のボイスを使用した動画を作りたいと妄想してたので、今年中に実現したい。

テ勢麻雀は2021年に嶺上開花で和了る事ができなかったことが心残りになっているので、今年は実現できるように頑張りたい。2020年までに嶺上開花が出過ぎたという面もあるかもしれないが。また、2021年の記録が良すぎたので、今年は大きく崩れないようにしようというのが目標になってくる。結果として総合成績の順位が変わればいいなという気持ち。

電子ドラムを買ったので、まともに1曲できるようになって、年間で2曲ぐらいまともに叩けるようになりたい。筋トレは体調管理のベースになっているので、できるだけこれも継続して、運動を楽しめる体を維持したい。統計検定準1級は、目標の中では一番難易度が高いかもしれない。昨年チャレンジはしたものの、問題傾向の激変に対応しきれず玉砕。これまで年1回しか受験機会がなかったが、受験形式が変わったことで機会も増えたので、改めて勉強してリベンジを果たしたいところ。

今目に見える範囲での目標なので、おそらく途中であれもやりたいこれもやりたいと目標が増えてくることだろう。スケジュールとかをひいていないので、そもそも時間的に無理なんじゃないか?という疑問も出るかもしれないが今は考えないでおく。年末にこの目標を見返して、今年は何点だったかといった自己採点も面白そうだ。今年1年も張り切っていこう!

第2回たつコスト杯の動画作ったよ

 大会からすでに約1ヶ月ほどたってしまった。小樽旅行の動画作ったりして、手をつけ始めたのがそもそもクリスマスあたりからだった。正月休み中だったので時間をある程度確保することができたが、休みがなかったらもっと日数がかかってしまっていただろう。

 たつコスト杯で主将でありながら全くといっていいほど活躍できなかったものの、たつこさんが作曲した楽曲の名前として、自分が投稿した「SquidFantasista」(投稿時はカタカナ表記)を選んでいただき、使用権をいただくことができた。せっかくなので、大会のダイジェストと大会PVのようなものを作ってみるかと思い立ったわけです。しかしながらいざAviutlを開いてみると、なかなかアイディアが浮かんでこない。アイディアが浮かんできたとしても、それを形にする手段がわからない。しばらくはああでもないこうでもないと、SquidFantasistaを聞きながら考えを巡らせていました。楽曲の使用権をいただいたので、楽曲ができるだけメインになるように、音声波形関連の表示やリズムを刻むような編集をできるだけ組み込みたいなという大雑把なイメージだけはもっていた。

 Aviutl のみで作られている動画で、aupファイルを公開しているものを参考に、牛歩ではあるものの徐々に作成を進めていく。序盤の四角の図形をスライドさせて文字を浮き上がらせるというのを組み込んではいますが、浮き上がった状態の映像は1秒にみたない間隔なので、初見では気づけないんじゃないかな。赤く「COST」と表示されてます。見えやすいようにうまく工夫できればよかったんですが今の自分には無理でした。

 他のところでも、動体視力を試すような一瞬しか表示していないものがいくらかあって、そのひとつがそれぞれのチーム名。文字をただ表示させるだけでは面白くないなと思い、せっかくならロゴっぽくしてみるかと始めてみると結構時間をとってしまった。一番悩んだチーム名は「しぼりかす」チーム。そもそも絵のイメージが沸かないのでどのように表現するかかなり悩んだ。文字の外枠のみが描かれるような、ミニ四駆の肉抜きをほどこしたようなフォントに、斜めブラインドをかけてさらに文字を形成するパーツを減らすイメージ。もっといい表現方法があると思うのでもし思いつくものがあったら教えてほしい。チームのロゴをもっと早く作ってればみんなに使ってもらうとかできたかもしれないね。まぁ思いついたのが数日前なのでしかたない。

チーム「@3」
チーム「どすこい☆パラダイス」
チーム「麺ヘラ型アル中爆撃機 M-3.14159265359」
チーム「ろらキャン」
チーム「進捗どうです会」
チーム「ほにゃっとうドン ~あずきソースを添えて~」
チーム「熱々ビンビングルグルびちゃびちゃ」
チーム「らいちょうの里+α 女装ピンク髪ロリ人妻のお腹」
チーム「しぼりかす」
チーム「有傷の愛~He’s violent~」
チーム「CoC壱 ~カレーの呼び声~」
チーム「ブキランダム(1種類)でも大会に出たい」

 大会の自分視点の動画を使っているわけですが、撮れ高がなさすぎて楽曲のかっこよさとのミスマッチがひどい。アサリやヤグラはカウントが動いたときを中心に映像を切り出していますが、何もしてないわ自分ってのが強調されて編集中に精神的ダメージ受けてた。たくさん活躍できてたらかっこいいキル集みたいな感じになったのかなと思うと自分のウデマエがより悲しくなってくる。もっとスプラトゥーン上手くなりたい。

 動画を編集するに当たり、ごはんさん、みつをさんにみてもらいながら「こういうことをしたいんだけどどうするか知ってる?」みたいな相談をさせてもらったりもした。みんなの知識を共有して作るというのが初めてだったので、このときに初めて知ったこととかありとてもためになった。Aviutlはできることが多い反面、同じことを実現するためにたくさんの手段があったりして、人によってやり方が異なるということがよくある。環境設定の違いで表示されるものが違ったりとか、細かい粒度で実際に見聞きしながらやり取りできたのはとても勉強になった。今後動画作成するときも、他の人にみてもらいながら、意見を聞きながらやるというのを取り入れても良さそうだ。

 動画作ってたら正月休み終わってたわ。PVみたいな動画作成も短い時間でできればなと思う。

2021年の振り返り

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

 年を越してから振り返ってもいいよね。ブログを改めて書き始めるようになったのが今年の後半になると思うので、それまではカレンダーの予定とかを参考に頑張って思い出してます。

 まず1年を通して思い出されるのは、今年はSplatoon2を通して知り合った人たちを中心に、リグマやプラベにとどまらず、他のゲームをして遊ぶというのが多かったということ。VOICEROID関連でできたチームとは時々大会に参加したり、ボールド勢でできたチームとは月イチリグマをやったり、カレンダーを見返すと書かれている予定のほとんどがSplatoon2の予定だった。Splatoon2に限らず、一緒に遊んでくれた人には感謝しかない。本当にありがとう。オフ会もやって実際にお会いできた人たちもいて、より深い親交ができたのもうれしかった。1年前だとテイルズ勢、VOICEROID関連、ボールド勢とそれぞれ独立したグループとなっていたが、Splatoon2で自分をパイプとして複数のグループの人が交わるといったこともあり、人と人をつなげることができるようになってきたのも自分としては嬉しかったことだったりする。「odajunさんがいるからまぁだいじょうぶやろ」みたいな信頼を持ってもらえてるんかなと実感できてよい。マーダーミステリーとかでも、自分がパイプになったわけではないけれど、テイルズ勢とVOICEROID関連の人が話したり、また違った一面を見れたりしたのも面白かった。人のコミュニティの広がりにもうまく協力できるといいなと思う。

 昨年に引き続き、コロナの影響もあって外出頻度が極端に減り、スノーボードやフットサルといった複数人とでかけて体を動かす機会がなくなり、筋力体力ともにさがり、食事量も減った状態だったが、定期的にテニススクールに行くことに加えて、家での筋トレもするようになった。このかいあってか、今年の健康診断は昨年の結果と比較して、体重は変わらないが体脂肪率を落とすことができていた。見た目にも少し変わったような気がする。

 テイルズ勢で今では毎月定期的にやっている麻雀は、今年から今の頻度になった。今年は年間トータルで1位にもなれた。毎月バカ笑いできるイベントがあるのはとてもありがたい。そして楽しい。これに伴って独自サイト内にあるテイルズwikiの更新も頻度が上がり、着々と内容量を増やしている。いずれ書籍化される日が来るかもしれない。書籍化されても手に入れたいと思うのはテイルズ勢雀士しかいないとは思うが。

 9月にはテイルズオブシリーズの待望の新作、テイルズオブアライズが出たね。仕事を調整して発売日とその翌日の平日は有給をとってひたすらプレイしてた。ストーリーがとても引き込まれる内容で、やめどきがわからにぐらい熱中できたのがよかった。ゲームをしたいが疲れてしまうといったことも最近ではあるので、疲れを忘れてしまうような「おもしろい!次が気になる」と思えたことに感動していた。次の作品のハードルがあがり、新作はまた数年先になるかもしれないが、引き続きテイルズオブシリーズは応援していきたい。

 9月頃からブログを改めて書き始め、9, 10月にかけて仕事について過去のことも含めて特に書いていた。1年を通しての仕事については、ある程度裁量をもってやらせてもらっており、自分で掲げた目標に対して期限内に問題なく実施できているので、アウトプットとしては可もなく不可もなしといったところ。ただし、人間関係がこの1年はとにかくめんどくさかった。9月まで所属していたチームでは、何も行動しない自称スクラムマスターに手をやいた。この人が何も行動しないため、こちらでやらなければならないことが増え、想定していたよりも自分が手を動かす量が増えたのがたまらなく不快だった。想定外の仕事もしたけど昇給しなかったのもつらかった。理由として「リリース時にトラブルがあったため」といわれたが、リリース承認会議で「検証環境で確認できない範囲でのトラブルはその場で対応する」という形でリスク需要してもらってたはずなんですがね。大人ってずるい。10月から所属したチームでは、気づかぬうちに相手の地雷を踏んでしまっていたようで、ミーティング中に通話を切られるというトラブルに見舞われた。周囲の協力もあり今はわだかまりなく変わらず協業できている状態のように見えるが、相手の心情を正確に読むすべを持たないため、もしかしたらまだ何か気にしているのかもしれないという不安はつきまとう。数年経ってから「そんなこともあったね」と笑いながら話せるようになればいいなと思うばかり。

 アニメをこれまでけっこう見ていたが、dアニメで見たいものがあまりなくなったことを契機に契約を切り、prime video を契約して映画を見るようになった。しばらく映画からもなんとなく遠ざかっていたのだが、prime video にあるものを漁って、気になっていたけど見てないなという作品をウォッチリストに加えていった。テニスをしたあと疲れて何もしたくなくなるので映画を見ると行った流れができ始めている。これから少しずつ少し前の映画を徐々にみていくことになるだろう。

 11月に小樽にいき、帰った翌日に高尾山を登るという割と無茶なスケジュールの旅行もした。飛行機を使った遠出自体が久々だったので、念入りに計画を立てて臨んだけれど、実際小樽に行ってみるとはしゃぎすぎてしまって、予定よりたくさんのスポットに体にムチを打ちながらめぐるハードな旅となった。アドレナリンが常に出ているような感覚で、疲れて足も痛いけど楽しいといった半ばドMのような精神状態になっていたけれど、小樽の魅力を全身全霊で堪能できたことがいい経験となっている。高尾山は初めて登ったけれど、初心者向けの登山道ということもあり、ゆっくりと自然に囲まれた雰囲気と富士山を望むきれいな景色を楽しむことができた。テイルズ勢に登山が好きな人がいるので、ときおりご一緒させてもらいながら色々巡ってみるのも良さそうだ。

 動画投稿は2021年中に12本。平均だと月1になるが、3月から8月の間は投稿しておらず、かなり不定期になっていた。ウデマエXに上げてからなかなかXパワーを上げられていないというのが理由にはなる。撮れ高のある映像が取れないのですよ。ボールドはむずい。12月には自分にとって初となる旅行動画を投稿した。楽しかったこと、話したいことをできるだけ詰め込んだつもりではあるが、いい写真がなかったり、記憶から抜け落ちたりと、初のシリーズということでなかなか悩まされた。合成音声もこれまでの琴葉姉妹とは違い、Cevio の小春六花を使用したことで編集環境も一変した。旅動画についてはまだまだ試行錯誤を重ねないといけないことが多いが、遠出したときのひとつの楽しみが増えたことが自分にとって嬉しいことであった。

 たぶん他にもあるとは思うが、印象深いのはこのあたりだろう。2021年は公私ともに変化のあった年であるように今は感じているが、5年後も同じように思えるだろうか。薄れる記憶のなかで、小樽旅行のようなとても大きなイベントのみが美化され記憶されているかもしれない。だからこそ、自分の記憶力に自信がないからこそ、できるだけブログという形で残していければと思っている。2021年は自分にとって、仕事の面では変化が多く人間関係であまり良いことはなかったが、プライベートの面で友人に大きく支えられ、そして多くを楽しむことができた1年だったと、将来これを読む自分に再起させるためここに記す。

2021.12.30 領将王争(テ勢麻雀)記録

 2021年最後の領将王争が開催された。年の瀬の『王』を誰が務めるのか、重要かもしれない節目の領将王争は、開始が12時からといつもより遅めの開催。テ勢雀士の面々は11時頃に集合し腹ごしらえをすることにしていた。

 待ち合わせ場所の新橋駅に最初に来ていたのはつっしー。少しでも通算のマイナスを返したいと気合が入っているのかもしれない。次に着いたのは自分で、つっしーに声をかけようとしたが携帯に夢中のようだったので、背後にまわってどれくらい気づかれないか試してみた。5分くらいでバレた。続いて登場したのはしっぽらさん。しっぽらさんに「どこでお昼食べようか?」と聞いてみると「言い出しっぺのあらさんが考えてるんじゃないか?まぁ考えてなかったら近くの大戸屋とかでいいでしょ」とのこと。そんな話をしてる間にあらさんが現れて「お昼の場所とか目処ある?」「ないです!」。一同は大戸屋に向かった。

 大戸屋に着いて店内に入ってみるがなんか暗い。電灯がついていないようで、本当にやっているのかと心配になって時間を確認してみると、開店時間が11時に対して現在時刻は10時58分。テ勢雀士たちは気合が入りすぎて5分前どころか10分前行動ができており、11時集合というと10時50分には集合場所から移動を開始しており、目的地についても11時を超えていない。今回はこれが逆にお店に迷惑をかけることになった。4人いて、お店に入るまで誰も時間を確認していないあたりはテ勢雀士らしい。

 自分は裏ドラ爆乗りの願掛けのつもりで「ばくだん丼」を注文。納豆、オクラ、山芋など、粘っこいものが多くのっていたので、爆乗りというよりは粘り強く飛ばないことのほうが意味合いが近そう。粘らないといけない状態にはなりたくないなと思いながら食べていた。12時まで時間があったので、今日の領将王争はどうなるかといった話をすると、しっぽらさんは「今日は寝たからだめだ」とある意味いつもどおりのご様子。つっしーは前日のお仕事がお昼にあったことで充分に休めたらしい。あらさんは変わらず万全(だと思う)。自分は前日に飲み会をしていたこともあり少し寝足りないかもしれない。

しっぽらさん「栃木に塩麹ないからな」
つっしー「栃木をなんだと思ってるんですか⁉︎」

ガラス越しに見えた新幹線が駅でもないのに止まっていたのをみて
自分「早すぎて止まって見えるのかもしれない」
しっぽらさん「んなわけあるか!」

しっぽらさん「あらさん『穿つ』って言葉好きだよね。あらさんから聞く気がする」
あらさん「好きかもしれんw」
自分「言う機会ないやろ普通w」

しっぽらさん「前はpaypayなんて使うかいと思ってたけど今はpaypay様様です」
一同「手の平にくるっくるやな」

 今思い返すと、雀荘の予約時間までの1時間で、けっこういろんな話をした気がする。ほとんどとりとめもない話ではあるが、1番乗りした自分たち以外にお客さんがけっこう入ってきていることに気づかないぐらいには盛り上がってたと思う。

 12時頃に雀荘に入って、まずは体温チェック。自分の体温は34度を下回ったが店員さんは「外は寒かったからしかたないですね」と気にしてなかった。いやいや他の人はそれでも35度超えてましたが?

 予約した雀卓につき、いざ今年最後の領将王争開始!

 今日の自分は全体的に東場に落ち込んで、追い込まれたティオハリム状態から南場で盛り返すということが多かった。点棒が残り1万を切り4位の状態で迎えたオーラス、自分がラス親という状態で、2巡目リーチからの一発ツモ七対子ドラ2の6000オールなどで盛り返すというのもあり、自分であがっていながら自分じゃない何かの力が働いてるのかと思いたくなるような感覚もあった。これが「俺の中の何かのなにか」なのかもしれない。他にも自分がオーラスで4位という場面はあり、ツモ和了りでなんとか粘って西場までもつれ込み、自分が親のときに2000点ぐらいの点数で何度か和了り続けてた。周りから「もう次の局いこうよ」という声を聞きながら「まだ遊ぼうよ!」とか無邪気に言いながら連チャンしてたのは楽しかった。まぁ終わっても次の局をやる時間は十分にあったので、どうせ粘るなら大きく勝って逆転して終わらせればいいのだが、自分もなかなか大きな手であがれず必至でもがいた結果なのである。この日の粘りは、お昼に食べた「ばくだん丼」の効果が働いたのではないかという噂もあるが定かではない。

 あらさんが端ポンをしたときに、端ポンをしようとして待機していたが自分で引いてしまい、人知れず配を整理(理牌)していたこともあるんやろなと気づいてしまった。舞台裏の努力というものが伺える。

 終盤の局ではハラハラさせられる場面が多かったように思う。つっしー以外の3人がリーチをする中で、つっしーは大三元の役満をテンパっていたり、その直後の局でまたつっしー以外の3人がリーチをする状況が生まれたり、しっぽらさんがリーチ、槓をした状態で自分がさらに槓を2回してドラ表示配が4枚になったりもした。このときはあらさんが漁夫の利を持っていき、しっぽらさんが12000ぐらい払う結果になってた。自分が槓をしたときは拍手して喜んでくれたが、あらさんに振り込んだあとは「おだじゅーん!!」っていいながら鬼の形相になっていた。槓は結果によって人を狂わせてしまう魔性の術なので、強い信仰の念をもって日々精神鍛錬に勤しもう。

 この日は 4,5半荘ぐらいしただろうか。1位も4位もとるといった順位の乱高下はあったものの、自分のこの日の成績はトータルでプラスに終えることができた。しかしこの日の成績のトップはつっしーとなり、『王』の称号はつっしーに引き継がれた。これによってなにかできることがあるかと言われるとないのだが、気持ちだけでも背中に紋章を掲げてもらえればと思う。

 槓自体は何度かする機会はあったものの、嶺上開花まで至ることができなかったのは非常に残念だった。今年1度もできていないので最後のチャンスにかけたのだがしかたない。来年にまた頑張るということで咲でも読んでおこう。麻雀で何があったかというのは大まかに覚えていたりするものの、何を話したのかとなるとかなり記憶がおぼろげになっている。麻雀中のテ勢雀士の脳はとろけているからかもしれない。

 麻雀を終えた一同は忘年会として有楽町のお寿司食べ放題のお店に乗り込んだ。しっぽらさんが予約してくれたのはたぶん雛鮨というところだったと思う。120分待ちの列を横目に予約した自分たちは悠々とお店の中に案内された。予約大事。オーダーのしかたは、握りのメニューが書かれた紙に、最大20巻まで食べたい物に数を記入して渡すといったやり方。注文してから時間がある程度かかるようだったので、注文した握りが来るたびに事前に書いておいた紙を渡すといった形で何度か注文した。麻雀と会話でかなりエネルギーを持っていかれてたからか、運ばれてきた20巻はまたたく間になくなり、注文が来るまでにひたすら話してた。注文したものがすぐにはこないということが逆に話をする間が十分にあり良かったかもしれない。

 今年もお疲れ!の乾杯から始まり、この日と今年の麻雀について振り返ったりしていた。自分の打ち方、待ち方がおかしいと散々言われながらも、結果として年間のトータルが+500を超えているという結果を残すことができた。これが他のテ勢雀士の間ではどうも腑に落ちないというか、真似をしていいのかわからないというか、「何でそれで勝てるんだ?」というのがうまく言語化できない様子。見逃しなどで妙な打ち方をすることもあるが、自分ではある程度考えて打っているつもりではいる。会社の同期からは「しぶい打ち方だね」といったコメントを貰っていたりするがこれの本意も充分に理解できておらずちゃんと説明できなかったりする。嶺上開花したいとしきりに言ってはいるが、賑やかしのためだけの槓は当初に比べてマシになっていると思うんですよ。話の中でしっぽらさんが言っていたと思うのだが、おそらく自分は牌効率を優先した打ち方によっているような気もする。間チャン辺チャンを比較的残す傾向があるのは、両面待ちのために2枚の必要な配を新しく手元に持ってくるよりも、間チャン辺チャンの残り1枚を待つのが良いのではないかと考えているのだろう。まぁ状況によるので実際に打っているところを見てもらうのがいいのだが、それもなかなか難しい。できるかどうかまだわからないが、GoProとかで自分の手牌だけでも撮影すればいいだろうか。

 打ち方の話の中で、あらさんに解説してもらったらどうかという話から、「国士無双 一向聴 九種九牌流し事件」についても思い返して笑っていた。ネット麻雀していたとき、あらさんがたまたま解説しようとした対象の局中に本件が含まれており発覚した。見返すことは大事。あらさんのリアクションをしっぽらさんが完コピできるという謎の読み込み度合いを披露したり、残したことでこうして何度も思い返して笑えることは本当によかったと思う。まぁ天鳳のUIに「流す」ってボタンが出たら、配を見ずに、押すよね。

 テ勢麻雀Wikiをみんなで見返しながら、迷言や戦法・戦略に書かれた内容を見返したりしていた。これをみているテ勢麻雀たちは当時の情景を思い返して皆ニッコニコである。「声に出して言いたいテイルズ用語」や「完コピしたいシーンリスト」は、これからもまだまだ追記されていくことが期待できる。皆でシリーズを見返していい用語、いいシーンを洗い出し、テ勢麻雀でどんどん擦っていこう。ただ気をつけなければならないのは、純粋なテイルズファンの逆鱗に触れてサイトを攻撃されるなどのトラブルだ。何らかの方法で一度紙媒体の冊子に落とし込み、全て消えてなくなるといった事態にはいずれ備えておいたほうがいいだろう。冊子が年ごとに増えてくるとそれはそれで楽しそうである。

 つっしーの不思議シリーズ(?)も思い返さずにはいられない。お箸の持ち方から始まりしっぽらさんの悲鳴を引き出し、靴紐の回では皆からイリュージョンでも見せられているかのようなリアクションをされ、書き順の回では「必」という漢字でテ勢雀士たちをそれぞれのTAOに導いた。ひとつひとつがもはや伝説と言ってもいいほどのインパクトを残しており、実はまだなにかあるのではないかと皆の期待が高まっている。つっしーの一挙一投足はこれからも観察されることだろう。

 Wiki を見返して思うこととして、それぞれの記事の熱量の高さがある。ブログの殆どは自分が管理しているものの、Wikiのひとつひとつの記事は4人のテ勢雀士たちが徐々に積み上げてきたもので、一度書ききって終わりというわけではなく、より良い内容にこだわり何度か更新をされているものもある。中でも「オペレーション・サクッとね」はしっぽらさんがシュタインズゲートの元ネタのセリフから熟考を重ね生み出されたもので、これを読んで笑いを堪えられるテ勢雀士はいないだろう。文字だけでなく画像の追加や動画の追加、はたまた出典の記録など、各自が思い思いに元の骨格から肉付けを繰り返した記事は質が高いものばかり。この記事たちは、将来落ち込んだテ勢雀士たちを励ます一助となるに違いない。

 小樽に行った話もしたが、見て回った場所や自分がオモシロイと思ったことがどうも研究者っぽい印象となってしまい、皆から共感を得るということはできなかった。自分でも小樽の旅は他の人を連れてできたものではなかったなという自覚はあるので、特殊な楽しみ方をしてたのだろうとは思うが、小樽は本当に楽しい場所だということだけでも知ってほしかった。伝え方というのは難しい。ついでにゴールデンカムイも面白いよ。

 お寿司を食べながら他にも多くのことを話した気がするが、断片的な記憶をつなげて思い返すことができるのはこれぐらいになる。というかこのあとに少し自分にとって想定外のことがあって印象が少し上書きされた。

 お店を出て「良いお年を!」といって有楽町駅に向かうみんなと別れ、自分は日比谷駅まで少し歩くという帰り道になったのだが、スマホの地図アプリのコンパスが狂っており、地図を見ながらしばらく正反対の方向に進んでいた。途中でなにかおかしいと思い引き返し、改めて地図を確認すると、皆と同じ方向に途中まで行くのが正しいルートだったことがわかった。正しいルートに進みながら「これでみんなに追いついたりしたら何言われるやろ」などとひとりでおもしろいやら不安やらが混じった感情をいだきながら進んだが追いつくことはできずそのまま日比谷駅に着いてしまった。10分以上は時間が経過してたからまぁ追いつけないよね、と思いながら少し残念とも思っていたり。

 1時間ほどかけて家につき、ポストを見てみると大きな封筒が入っており、それには「健康診断結果」と書かれていた。来るのが早いなと思うと同時に、気分がいいときに来てくれるなよ、という思いも湧き上がった。家に入っていろいろ済ませたあと、内容を確認して、特に健康状態について問題ないことがわかりひと安心したが、テ勢麻雀で浮ついた気持ちのままこの記事を書いていたかったというのが正直な気持ちだったりする。健康診断で現実に引き戻された感覚。

 覚えているその日のうちに書き出すのが良いだろうと書き始め、ここまで書いたところで時間をみると深夜3時をまわっていた。これでもだいぶ記憶から抜け落ちているものはあるだろう。勢いというのは眠気を簡単に追いやってしまうのだからすごいものだ。それだけテ勢麻雀というのが自分にとっても熱量をもって取り組んでいるのだと改めて実感する。今年に入りほぼ月1の頻度でやっているが、すべて楽しい気持ちのまま終えられている。来月の予定もすでに立てた。来年も嶺上開花をまず和了れるように頑張ろう。そして今年の好調を維持して年間1位を目指し、結果として通算成績1位までいけると望ましい。

さすがに寝るか。

2021.12.25 テニスの記録

クリスマスですがテニススクール行ってました。土曜日の14時からの時間帯は人数が少なく、1人あたりの打てる時間が長くなり、たくさん打てるので気に入っている。たくさん走る分体力が持っていかれて、テニスが終わったあと何もする気がなくなってしまうのが悲しい。まぁ映画をみるための時間としてはテニスのあとは最適かもしれん。

今日のテニスでは、ストロークがいい感じであった。手首の形がきちんと固まった状態でフォロースルーまでできており、ボールがラケットにあたった瞬間ブレる感覚がないのがよい。この時間帯のコーチは、おそらく今のクラスとしてはある程度強めに、そして早く返球してくれるので、となりでやってるひとつ上のクラスと遜色ないようなラリーをしてたりする。隣のクラスは今日10人ぐらい人がひしめき合っており、あれで充分打てるんだろうかと思ってたりする。

ストロークがいい感じで安定してきたときに次の課題が見えてきて、早めのラリーが続いたとき、足運びが疎かになり、フォームが徐々に崩れてきてミスをしてしまうということ。体力的なところもあるが、足運び自体にまだまだ無駄な動きや、打ちづらくしてしまうような動きがあり、上半身が安定しない状態を生み、ミスに繋がってしまう。フットワークはすぐに同行できるものではないので、こればっかりは時間をかけてなおしていくしかない。

また、人が少なくたくさんラリーをしたことで体力を使ってしまい、後半の練習のときにサーブが安定しない状態になってた。トスがブレる、足元がふらつく、ラケットが重く感じる、といった感覚があり、セカンドサーブもはいらないというのが何度かあった。たとえ体力が減った状態でも、サーブのひとつひとつの動作を安定させておきたいが、これも回数をこなすことで良くなってくるんやろか。体力がないってのはわかりきっているので、そこは引き続き体動かすことを定期的にやって補って言うしかないかな。

1つ良くなるポイントを見つけられても、体力的に他がダメになるってのが最近は目立つようになってる気がする。寝てるだけで体力をあげられる方法とかないものか。。。

「硫黄島からの手紙」をみたよ

 内容について深く触れるつもりはないですが、ネタバレしたくないという方はご注意ください。

 先週みた「父親たちの星条旗」の硫黄島での戦いを、日本側から描いた作品。父親たちの星条旗では、英雄と祭り上げられた兵士たちの本国での巡回演説が描かれ、硫黄島での戦闘における場面は全体の半分もないくらいだったのに対して、硫黄島からの手紙では、ほとんどのシーンが硫黄島でのやり取りとなっていた。1ヶ月以上戦闘状態となった経緯というか、摺鉢山に星条旗を立てられてからなぜ戦闘が長期化したのかがよくわかる。摺鉢山で星条旗が立てられたのは、あくまで硫黄島における一つの拠点を落としたにすぎず、まだ島の半分ほどは侵攻できておらず、日本兵は地下にほった坑道を駆使してゲリラ的に戦闘を行っていたため、アメリカが完全に硫黄島を掌握するまでに時間を要していた。

 この映画を見たあとにスタッフロールで、これをクリント・イーストウッド監督が撮っている、つまりは日本人ではない人が監督をやっているということを改めて認識したとき、邦画のようにみれたことに驚いてた。主演が全て日本人というのもあるだろうが、全体的に違和感のある描写も特になく「海外の考える日本人」というのはそこに一切なかったように思う。ただ、本作品をみたあと他の人の評価などをみてみると、軍事に詳しい人からすると、細かい設定において「ありえないこと」がいくらか散見されたらしい。気づけないことを幸いとみるべきか、不勉強とみるべきかは個人の判断に委ねられるところであるが、自分は特に気にしていない。

 二宮和也演じる一般兵視点と、渡辺謙演じる硫黄島での最高指揮官の視点、それぞれの視点から現状をみているような描かれ方をしていて、それぞれの立場における苦悩や心情といったものが交互に描かれ、たまに同じシーンで2人がやりとりをし、そしてまたそれぞれの視点にもどる。すでにマリアナ沖海戦による大敗と、本国からの戦力補強が望めないことを知っている指揮官は、1日でも長く交戦できるようにと自身の信念を貫き仲間を率いようとするが、勝てないなら勝てないで華々しく散る道を取るべきだと謳う一部の幹部陣からは「腰抜け」と揶揄されてしまう。上層部のねじれた指揮系統は一般兵に混乱をもたらし、摺鉢山が落とされた後、自決しようとする者と他部隊への合流しようとする者が出たりもする。すべての兵に拳銃が持たされているわけでもないので、自決手段が手投げ弾となり綺麗には死ねない。その場を生きたとしても、味方との合流は銃弾飛び交う戦場を走り抜けなければならず、捕虜となっても生かされるかどうかは不明。合流できても食料や水がなく、愛国精神の強い上官からは「摺鉢山で最後まで戦い抜き死ぬべきだ」とまで言われる始末。地獄が描かれているようであった。

 日本側から見る、海に並んだアメリカの軍艦というのは、絶望を想起させるに有り余る光景だったであろう。日本側はいくら飛行場が硫黄島にあるにしても、先の戦闘により本国の戦力は不足し航空兵力もなく、制空権、制海権をほぼ失った状態から戦いが始まる。兵力差は人数だけでみても10倍以上。劇中で「敵兵を10人倒すまでは死ぬことを許さん」と発破をかけているシーンもあったが、本当にそれぐらいしなければどうしようもない状況だったのだ。この作品において最高指揮官の描かれ方が、英雄とまではいかないが、合理的な考えのできる人物として描かれている。勝てないことをほぼ承知で1日でも長く持ちこたえるために策をこうじているが、映画序盤に一般兵が漏らした「アメ公にくれてやればいい」というのがある意味真理のような、本当の合理的な判断だったのかもしれない。もはやたらればの世界になるのだが、勝てない戦と知った上でこのセリフが一般兵から最高指揮官に伝わったらどうなるだろうか、などと考えたりもする。まぁ即刻ぶん殴られるのが一番ありそうではある。

 観終わってからいろいろとこの作品を見た人の評価などを呼んだりすると、軍事に詳しい人からあまり良い評価は受けていない様子。ただ私個人としては、歴史の読み物の1つとして、2作品合わせて見ごたえのある作品だったと思う。これらをみて戦争について特に考えることはないが、1枚の写真が兵士たちの運命を狂わせるとか、10倍以上の戦力差でも1ヶ月持ちこたえる戦い方があるとか、部分的に興味を抱くものはあるのではないかと思う。また、硫黄島自体への興味関心を抱くきっかけになるかもしれない。

 現在硫黄島は観光目的で上陸することはできず、外観をクルーズ船で見ることしかできないらしい。当時の戦車などがモニュメントとして残されていたりするとのことなので、何か機会があれば上陸してみたいと思う。

 

小樽冒険記Part4を投稿したよ

 小樽に行ってから1ヶ月以上たち、ようやく動画の方も完結しました。小樽旅行を計画してから、たくさん写真を撮ってブログに残して動画も作ろうと考えていたことがようやくできて、満足感に浸っております。そういえばクリスマスイブですね。この動画がプレゼントということでここはひとつ。

 3日目は小樽に滞在できた時間が短いこともあり、動画の内容としてはわりとあっさりしたものになったかなという印象です。特に、総合博物館運河館の写真がなさすぎる。おそらく、赤岩オタモイ線歩道について説明を聞くことに時間を費やしてしまい、ゆっくりと写真をとる時間が確保できなかったことが原因かなと。縄文時代の資料があると話していながら、動画でその写真が映されていないというのがなんともちぐはぐな感じになってしまっています。

 小樽ビール小樽倉庫No.1 の部分では、もっと賑わっている雰囲気の写真を取りたかったですが、臨時休業の影響で3日目の開店直後にしか訪問できず、夕食をここで食べるということが叶わなかったんですよね。アップルソーダひとつしか口にできていないことが悔やまれる。

 ステンドグラス美術館は、建物の外観だけみるとさほど大きな施設に見えなかったので、30分ほどあればみて回れるかなと思って入ったんですが、中はめちゃくちゃ広く、展示がでかく、そして飾られているステンドグラスの数も多い。それぞれの展示に親切に解説があるもんですから、読みながら進んでるとあっという間に時間がなくなるわけです。せめて後で見返せるようにと写真を撮っていたことで、ステンドグラスの写真が3日目の写真の多くの割合を占める結果となりました。ステンドグラス美術館の説明のところでページめくりの編集が多いのは写真が多いためになります。

 飛行機の出発時刻が遅れたことで、新千歳空港に長居することになり、色々と見て回ろうかと思ったんですが、荷物を持って歩き回る元気がもうなかったので、お寿司屋さんやカフェでゆっくりする時間が増え、結果として食べ物ばかりの写真になってました。一気に購入したゴールデンカムイをよみながら休んでたんですが、小樽を観光したあとのゴールデンカムイがめっちゃおもしろいのなんの。「これ実際に見聞きしたなぁ」ってのがたくさん載ってて、世界観の理解がしやすく没入しやすいんですよね。新しく楽しめる漫画が増えたのも予想外な出来事の1つです。

 小樽のスタンプラリーをきっかけに、小樽観光だけにとどまらず、ブログや動画の投稿といった複数の楽しみを1ヶ月ぐらい堪能できたことがとても嬉しかったです。また、ホテルで頂いた小春六花のイラストが描かれたマグカップを使用して、コーヒーを淹れる動画を撮りたいなといった妄想もしていたりします。今回の旅行は、さまざまな楽しみのきっかけを作る、自分にとってとても意義のある旅でした。おそらく今後いろいろと出かけると思いますが、このおたるの記憶は特別な思いを抱いて思い返すことになるでしょう。計画時のワクワクと不安から、現地で期待以上の楽しみを味わい、返ったあとも様々な形に昇華させて更に楽しむ。このサイクルの最初がこの小樽の旅です。最初だからこそ、こうしておけばよかった、ああしておけばよかったと悔やむこともありましたが、これは逆に再度小樽に足を運ぶ良いきっかけとなりそうです。これもまた旅の面白いところ。

 さてさて、これにて小樽冒険記は本当に終幕になります。次の六花ちゃんの旅動画は、スノーボードに行く内容を検討していますが、雪山での撮影器具を試すのが初なので、写真や動画がちゃんと撮れるかどうかが動画化の鍵を握ります。できれば1月末までには動画として投稿したいと思っていたりしますが、はたまたどうなることやら。

 小樽スタンプラリーの関係者の皆様、ブログや動画をみてくださった皆様、みなさんのおかげでとても楽しい時間を得られました。改めてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

くもり止めクロスが便利

 マスクをして外出するときのいつもの悩みとして、眼鏡が曇るというのを抱えていた。特にテニスをするときも、マスクをしながらプレーするのが普通になってきてしまったので、メガネが曇ってボールが見にくくなることがよくある。マスクの縁を内側におることで軽減できると聞いたので試してみたが気休め程度の効果しかなく、正直お手上げ状態だった。

 そんなときに知ったのが曇り止めのメガネクロス(メガネ拭きクロス)、「 FOG STOP CAN

 これで拭いたあとのレンズに息とか吹きかけても、すぐに曇りが晴れて透過性を維持できる。最近のテニスで事前にこれを使用した状態のメガネをかけて1時間半ほど運動したけど特に曇ることはなかった。1日中外出するようなことが最近ないため、効果時間のほどはまだはっきりしないが、直径5センチ程度の入れ物なので持ち運んでメガネが曇ると思ったら再度拭けばいいと思う。メガネが曇って困っている人がいるならこれを試してみてほしい。

 コンタクトにすればいいじゃんと言われると返す言葉もないが、以前自分はコンタクトをためした時期があったが続かなかった。というのも、乱視がひどいために、つけるコンタクトに上下が指定され、コンタクトの上下を示す印が下側にある状態で付けてくださいと言われた。ここでちょっと考えてほしい、指の腹ほどの大きさのコンタクトに印がついているわけだが、コンタクトを付けるとき当然メガネを外しているのだから、視界はぼやけている。コンタクトに描かれた細かい印の判別がそれはもう困難なのだ。コンタクトを付けたあと、もしかしたら鏡で印の場所を確認できたのかもしれないが、自分には確認できなかったので、正しくつけられているかもわからない。正しく使うために大変な思いをするぐらいなら、眼鏡でいいなとなってしまった。今のコンタクトはそういった苦労をしなくてもよいのかもしれないが、自分はできるだけメガネでいいやと考えている。スノボーで使用するゴーグルも、眼鏡をしたまま使用できるものを購入し、スキューバダイビングで使用するゴーグルは度が入ったものを選んで購入した。

 話がそれたので戻すと、自分と同様に、できるだけメガネを使いたいという人で、最近のマスク着用によるレンズの曇りに悩まされているのであれば、曇り止めのメガネクロスは検討してみてほしいと思う。

 

「父親たちの星条旗」をみたよ

 あまり内容について深く書くつもりはないですが、ネタバレしたくないという方はご注意ください。

 第2次世界対戦中に硫黄島にて撮られた1枚の写真に映った兵士たちが、英雄と讃えられながら国中に「戦争で勝利するために国債を買ってほしい」と訴えかけつつ、回想で硫黄島での激戦がどれほど過酷なものだったかを描写するという内容の映画。モデルとなっている写真は実際に存在するもので、劇中でも描かれている「星条旗を掲げた6人はだれなのか」というのが、2019年に更新されるなど調査が長期に渡り続いていたりもする。

 自分がこの映画に興味を持っていたのは、ひとつの出来事をアメリカ側の視点、日本からの視点、それぞれで別の映画作品として完成させているということが気になったからだ。戦時中の出来事について、戦闘機などもともと興味を持っていたということもあるが、映画といえば単品で完結するものというイメージを持っていた中で、はっきりと2方向の視点からそれぞれの作品として出すよと宣伝されていたのが当時の自分にとってはとても印象に残っていた。印象に残ってはいたものの、映画をみることをずっとしていなかったので、当時の映画への興味は思っていたよりもなかったのかもしれないが。

 個人的に洋画をみるときによくあることなのだが、登場人物の顔と名前が一致しないというのが今回もいくらかあった。というのも、最初の語り手は硫黄島で星条旗を掲げたとされる兵士の息子で、劇中何度も戦時中の父親の視点から英雄として国中をまわるシーンが描かれ、更に硫黄島で戦闘中の出来事を思い出すといった描写が繰り返される。特に硫黄島での戦闘中は、ヘルメットや装備などもあり見た目で誰なのかを判別するのが非常に困難だった。「エベレスト」でも似たような感覚を味わったが、こういったところは洋画をいくつかみて慣れていくしかなさそうだ。

 硫黄島での戦闘のシーンは迫力があった。記録にもあるように、日本兵約2万人が硫黄島で防衛しているのに対して、アメリカはその10倍以上の25万人という勢力で落としに来ている。数によって制するというのを、引きの場面で映された艦隊の数、上陸する船、車の数というのが表されており壮観だった。加えて空からは逆ガルウィングが特徴の戦闘機F4U「コルセア」が襲撃し、日本側が勝てる見込みは一縷もないと思える。しかし実際は日本側が1ヶ月以上粘ったというのだから驚きだ。長期に渡る戦闘についてあまり描かれてはいなかったが、メインとなる登場人物が上陸兵なので、戦闘初期の歩兵戦の激しさが多く描かれている。星条旗を掲げたのは戦闘が完全に終結したあとというわけではなく、むしろ星条旗を掲げてからのほうが戦闘期間としては長い(約30日)。

 そして星条旗を掲げた6人のうち3人が英雄として祭り上げられ、政治家からは戦争のためのお金を集めるための広告塔として様々な場所を訪問しスピーチする。まわりからは英雄と言われるが、戦って亡くなった戦友に対しては申し訳なさにも似た自己嫌悪のような感情が募る。現地で戦争を経験した人とそうでない人との感情の差というのは、一度始めた戦争によって戻れないなにかを象徴しているようだった。

 史実を元にした映画は、観終わったあとに気になったことについて調べると情報が出てくるというのが、知的好奇心をさらに満たすことができ楽しい。今回も「こんなことが実際にあったのか」という感想でだいたい満たされるのだが、硫黄島攻略になんでそんなに苦労したのだろうかとか、実際の写真の画像はどんなものかといった興味が時間をおいてから湧き出てくる。そして調べれば調べるほどさらに知りたいことが増えていくという循環が生まれる。メインで登場していた語り手の父親「ドク」が星条旗を掲げ生き残った1人として描かれているものの、2016年の調査報告により実は写真に写っていなかったのだと知ったときは驚いた。あれこれ調べるにつれ最終的に「硫黄島に行ってみたい」といった思いを抱くようになるのだ。小笠原諸島にはもともとダイビングに行きたいとも思っていたので、可能なら合わせて硫黄島にも行ければなとまずは卓上旅行に花を咲かせたりする。

 監督、俳優、表現方法など、映画を論じる上で取り上げられるであろう内容は、自分の映画に対しまだまだ勉強不足なので、他のサイトを参照されるのがいいだろう。史実を映像で紐解くひとつの資料としてなら、この作品はとてもいいものだと自分は感じている。今度は日本側からの視点で描かれた「硫黄島からの手紙」を、時間を見つけて見ようと思う。

 

 

小樽冒険記Part3「小樽歴史観光」を投稿したよ

 小樽冒険記Part3は、高島岬で日和灯台と鰊御殿をみて、小樽総合博物館をみて、旧手宮線を歩いて、夕飯の後にBarVという流れを動画化したものになります。社会見学っぽい感じの内容になったので、歴史とかに興味がないともしかしたら退屈な内容だったかもしれない。

 まぁそんなことよりだ、投稿したこの日にゴールデンカムイの最新刊が出てまして、その中で今回紹介した、蒸気機関車の「しづか号」と客室が、自分が写真を撮ったそのままの姿で登場したのがかなりびっくりした。スタンプラリーの設置場所ではなかったけれど、時間のない中見に行っといて本当によかった。「あのとき見たやつや!」っていう感動って、今後も長く記憶として残るやろうし、偶然の出来事となるとより小樽とかゴールデンカムイにたいして妙な縁を勝手に感じてしまう。

 おたる水族館で写真を取りすぎてしまったことで、スマフォの電池残量が半分を切っており、Part3の範囲で撮った写真の数が、おたる水族館のときと比べてだいぶ減ってた。特に鰊御殿のあたりと、手宮高架桟橋あたりはもっと写真を撮っておくべきやった。細かい解説の資料ばかりを後で読めるように写真に残していたために、残っていた画像の多くは文字中心のもの。動画で使用するにはちょっと向かないものばかりだった。モバイルバッテリーを持っていっていたとは思うが、スマフォを出す頻度を落とせばいいかと思ってしまったのがとても悔やまれる。まぁ、博物館とか資料館とか、どうしても文字の資料が多くなる場所ではあったんやけど、それでももっといい写真が撮れてたと思う。次遠出するときは、これでもかというほど写真を残しておかねば。

 おたる水族館で生き物をみて、日和灯台や鰊御殿で建物に関する歴史を知って、鰊という魚と小樽の関係を知って、小樽総合博物館で鉄道による小樽の発展を知る。1日ではとても持ち帰れないような膨大な情報量があるから、今後も機会があれば何度か足を運びたい。今度はもう少し時間に余裕を持ってひとつひとつをまわりたいな。

 たぶん、次で小樽冒険記は最後になると思う。3日目に小樽を出たのが1時頃だったと思うので、動画化するとしてもそこまで長くなるとは思わんのやけど、どうなることやら。そいういえば、小春六花の大型バージョンアップで、くぐもった感じの声がだいぶ解消させてたんよな。次の動画の小春六花の音声には、これまでと差があって少し変になるかもしれんがまぁしゃぁない。次回も見てくれると嬉しです。それではまた。