「深煎りの珈琲Basic モカマタリ」でコーヒーを淹れたよ

 ボイロトゥーン仲間から「札幌の深煎コーヒー豆専門店から通販しようと思ってるんですが、便乗します?」とお声をかけていただいた。ちょうど浅煎りの豆がなくなる手前だったので、即座に「便乗させてください!グァテマラ200g!」と豆と量を添えて返信してた。タイミングが良すぎてコーヒー豆残量を見張られているのではないかと思うほどだった。同時に、知り合いで実は豆から挽いて飲んでるという人が新たに見つかった瞬間でもあった。コーヒーは結構な人が嗜んでらっしゃるのね。

 後日直接お会いして手渡しでいただいたときに「浅煎りを飲んでいるようだったので深煎りの濃いやつを飲んでほしかった」という胸の内を伝えられた。まったく予期していなかったコメントに「フェッ!?」と変なリアクションを取っていたと思う。いやなんというか、しばらく浅煎り(中浅煎り)の豆を挽いて飲んでいたのは、HARUSORA Coffee さんに依頼したときに、たまたま浅煎り向けの動画を見ていたとか浅煎りのブームについて知ったという影響を受けただけであって、浅煎りの豆しか選んでいないわけではなかったんですよ。むしろいろいろ試したいなと思っており、HARUSORA Coffee さんから購入した豆がちょうどなくなるので、次は深煎り試すかと考えたりもしてました。だからこそ深煎り専門店への注文をご提案いただいたことは、自分にとって渡りに船だったので、ご提案に対して食い気味に返信してました。

 手渡しで頂いた袋には3つの豆の袋が入っていた。2つは自分が注文したグァテマラ100gの袋が2つで計200g。ではもうひとつは?先方に伺ってみると

「おすすめのモカマタリ100gを入れときました」

神かな。ありがたく頂戴し、後日まずはモカマタリの方からいただいてみた。

 封を開け、ブワッと広がる香りはコーヒーの香りというよりも、焙煎による炭に使い香り。豆は自身の油をまとっており黒光りしている。深煎りってこんなにも黒く、コーヒーオイルがこんなにもにじみ出るものなのかと初めて知った。豆同士が油でくっついたりしてる。キャニスターにうつし、計量スプーンですくって量を測る段階で感じた。あっ、これ密度低いやつだ。「YANAKA coffee ブラジル産 モンテショコラード」のときの経験が活きた。というかモンテショコラードよりも密度低いんでないかこれ?17gぐらいにしたけど、それでもハンドミルのホッパーは2回とも満パンになるような量だった。ホッパーに豆を入れた後にハンドルを回すわけだが、非常に手応えがない。豆を入れていない状態で回しているのとほぼ変わらない抵抗感。これ本当に挽けてるのか?と不安になるほどだった。粉になったコーヒー豆の量はやはり多い。これは過抽出になるかもなと不安になりながら、まずはモンテショコラードと同じレシピを試してみる。そして出来上がった初の深煎りの豆で淹れたハンドドリップコーヒーは、まるで炭を食べているかのような、口の中にスモーキーな風味が一杯に広がった。やはり豆の量が多かったかようだ。缶コーヒーのブラックよりもさらにブラックさを追い求めたような風味。ただ、エスプレッソをそのまま飲むような濃い苦味ではなく、焙煎によって生まれるスモーキーな風味が全面に押しだされた風味であった。ミルクや砂糖を混ぜても生き残り続けるこの風味は、深煎りの力強さを象徴するようであった。この豆をどう淹れるのが良いかという試行錯誤の戦いが始まった。

 まず調整するのはやはり豆の量だろう。17gでかなり多いという印象で、徐々に減らして14~15g程度に。豆の量を減らすだけではまだスモーキーさが際立った状態だったので、今度はお湯の温度を変えてみた。温度が高いと比較的苦味などが抽出されやすいと伺ったので、お湯の温度を85度あたりから80度あたりまで下げることにした。この2点の変更でスモーキーさを残しつつもだいぶ飲みやすいコーヒーとなった。加えて、気になっていた円錐形のドリッパーを試してみました。これまで使用していたKalitaの陶器のドリッパーは、どのようにお湯を注いでもある程度ドリップされる速度が同じという特性を持ちます。これはあまり技術がいらないという意味では良いのですが、抽出速度を変えたいという人にとってはあまり向かない道具になります。抽出する時間が短くなればスッキリとクリアな味わいに、抽出する時間が長くなればコクのある苦味を含んだ味わいになるといった差があると考えていて、今回の深煎りの豆の場合は、できれば抽出時間を短くし、スッキリした味わいにしたいと思ったので、円錐形のドリッパーにして、短い時間で抽出するのを試そうと奮起。近くのコーヒー専門店に、円錐形のドリッパーを購入しに走りました。

 100gの豆で試した中で、ブラックで飲んで美味しいと思えるレシピは以下のとおりです。

  • odajun が思う「深煎りの珈琲 Basic モカマタリ」を美味しく淹れるレシピ
    • 豆の量:14 ~ 15g
    • 豆の引き方:細か目
    • お湯の温度:80度程度
    • 抽出器具: 陶器の円錐ドリッパー(2~4人用)、Abaca円錐形コーヒーフィルター白 2~4杯用
    • ドリップするとき
      • 蒸らし
        • お湯を入れ始めるときから秒数を数え始めて40秒程度、お湯の量は50g
        • さっとお湯を入れる
      • 2回目以降
        • できるだけゆっくりと中心から小さい円を描くようにお湯を入れる
        • 以下の1, 2 の手順を300g淹れきるまで繰り返す
          1. フィルターとコーヒーの粉の境目辺りにお湯が見えてきたら注ぐのを止めて少し待つ
          2. 全体的に水位が下がり始めたらまた注ぎ始める
        • 徐々にお湯を入れるペースを早めていく
    • ドリッパーのお湯が落ちきる前にドリッパーを外す

蒸らしのあとにお湯を注ぐ工程なのですが、これまでのように時間と量を決めて注ぐと2分ほどで抽出が終わってしまいました。風味は狙い通りスッキリしたものになったんですが、物足りないという印象を抱きました。抽出が足りないのだろうと考え、ドリップの仕方をいろいろ検討したところ、時間や量を決めて注ぐのではなく、お湯を注いだコーヒーの粉の状態をみながら、少しずつお湯を入れていくようにしました。ドリップの時間が長くなるかと思ったのですが、2分半ほどでだいたい注ぎきり、3分以内には全体の抽出が終わります。HARIOの円錐形のドリッパーは、思いの外抽出が早くなる傾向があるように思います。このようにして淹れたコーヒーは、コクのある苦味とスモーキーさは残しつつも、ブラックのままでスッキリと飲みやすい味わいになりました。

 個人的な好みではありますが、このレシピの豆の量を1gほど増やして濃くして、牛乳を入れてカフェオレにするのがお気に入りです。コーヒーの風味をしっかりと残しながら、マイルドになった苦味と牛乳のほんのりとした甘みの調和によって、ゴクゴクと一気に飲み干してしまいそうになるほど飲みやすいものになります。

 レシピもあらかた決まって、動画投稿のために録画をしていきます。道具を準備してお湯を沸かして、豆を量ってハンドミルで挽いていく。軽い力でくるくると回るハンドル、そしてそのハンドルから伝わる感覚が、豆の挽き終わりを示す馴染みのある感覚に変化したところで手を止める。そして引き出しを開けて香りを確認しようとしたとき、自分のミスに気付かされた。引き出しの中に入れっぱなしの乾燥剤。豆を挽く前に取り除くのを忘れていた。深煎り独特のスモーキーな香りを放つコーヒーの粉から、取り忘れた乾燥剤を取り除き、引き出しに残った粉をふるいにかけ微粉を取り除く。まぁ風味に影響があるわけではないので、これも動画にするときはネタになるからいいか、とか軽く考えていたのだが、今回のトラブルはこれだけにとどまらなかった。

 

 「ピンポ~ン」

 蒸らしが終わりお湯を回し入れている最中にまさかの来訪者。しかもこの対応にけっこう時間がかかってしまった。コーヒーポットのお湯だけでなく、すでに途中までお湯を注いだコーヒーも冷めてしまい、そして来訪者の対応をしている間に GoPro の電池が切れてしまい録画が停止。さすがにこうなってしまっては動画で使えないなと録画を断念。同時に、モカマタリの豆を使い切ってしまったことで、改めて録画することもできない。動画投稿でトラブルはつきものですが、ある程度準備ができた中でのトラブルというのは、なかなか心に来ますね。モカマタリ、リベンジのためにもまた今度飲んでみようと思います。

ハンドドリップ関連動画

使用している道具

『小春六花とコーヒーブレイク【やなかコーヒー・ブラジル・モンテショコラード(ロースト8)】』を投稿したよ

 前回のコーヒーの動画から、一ヶ月ぐらい経ってしまった。まぁ雪山の動画とかあげてはいたのですが、それでも投稿頻度はちょっと落ちていますね。いろいろと予定を入れていたというのもありますが、できれば週1ぐらいの頻度でコーヒーの動画を上げていきたいですね。コーヒーを飲む頻度を考えると、これぐらいの頻度で上げていかないと、録画ファイルだけがどんどん増えていくんですよね。すでに3種類分の録画データを抱えているので、動画をどんどん作っていきたいですね。

 今回の動画は再度、キッチンで六花ちゃんがハンドドリップをするという、いつもの動画のテンプレートにそったものになりました。友人から豆をもらった話や、前々回を含めた広告者様紹介やコメント返しといった、これは含めておきたいなと優先して思っていたものは大丈夫、入ってる。ついでにあれもこれもと含めていくと、六花ちゃんが喋っていない時間帯がほぼ無いといった感じになりましたね。そして豆についての話を含めていなかったことに、これを書いているときに気づきました。やなかコーヒーのお店についての説明をしたあとに、そのまま豆の話をすればよかったですね。豆の密度の低さが結構印象的で、これを話したことで満足してしまったのでしょう。仕方ない。

 コメント返しをしているときに感じたことですが「関係性」に関する返しにかかった時間が、他のコメント返しにかかっている時間に比べると長くなったなと。まぁなんというか、六花ちゃんが話すということになると、ぼやけた返答にしなければならず、文字数が多くなるのは避けられませんでした。特に悪いということはないのですが、他にも返すべきコメントがあるのでは?とか考えてしまいますね。というか、そもそも話したいことが多すぎるのかもしれません。

 このコーヒー豆を使用して淹れたときの記録はこちら。動画の編集は追いついていないですが、なんとかブログの形で記録することはできているので、動画編集時に自分のブログを読みながら思い出しつつ編集していたりします。自分のブログのセッションが一番多いのは自分自身だと思います。ブログ作成者あるあるだとは思いますが。

 GW中にもう1本、雪山の動画をまずはあげたいと思っています。その後できるだけ間を置かずに、コーヒーの動画を上げたいですね。今度は HARUSORA Coffee の中浅煎りのものを取り上げたいと思っています。編集時間をもっと短くできるように、集中してサクサク進めたいものですね。

 

ハンドドリップ関連動画

 

 

「HARUSORA Coffee ピンクブルボン」でコーヒーを淹れたよ

 HARUSORA Coffee で購入した最後の1つ、ピンクブルボンを試してみました。こちらも前回と同様に、中浅煎り(ミディアムロースト)になります。そのため比較的酸味があり、この酸味を美味しいと感じられるように何ができるのかというのが、試行錯誤のポイントになります。すでにデンカラムナチュラルとスウィートベリーで、ある程度は浅煎り向けのレシピができているので、レシピの内容は前回のスウィートベリーとほぼ変わりません。お湯の量を少し増やした程度です。先にレシピを載せておきます。

  • odajun が思う「HARUSORA Coffee ピンクブルボン」を美味しく淹れるレシピ
    • 豆の量:20g
    • 豆の引き方:細か目
    • お湯の温度:92度程度
    • 抽出器具: 金属製のドリッパー
    • ドリップするとき
      • 蒸らし
        • お湯を入れ始めるときから秒数を数え始めて50秒程度、お湯の量は50g
        • さっとお湯を入れる
      • 2回目
        • お湯の量は70g(計120g)で30秒(計1分20秒)ほどで入れる
        • さっとお湯を入れる
        • お湯を入れ終わったら軽くドリッパーを揺すって、ドリッパー内のコーヒーの粉とお湯を混ぜる
      • 3回目
        • お湯の量は170g(計290g)で50秒(計2分10秒)ほどで入れる
        • さっとお湯を入れる
        • お湯を入れ終わったら軽くドリッパーを揺すって、ドリッパー内のコーヒーの粉とお湯を混ぜる
      • 50秒(計3分)ほど抽出を待つ
        • ドリッパーのお湯を落とし切る

 ピンクブルボンの味わいは、紅茶や果実を思わせるような舌触りの良い甘みを含んだ酸味。微粉を落として短時間で淹れていることもあってか、スッキリとした飲み心地で、ゴクゴクと一気に飲み干してしまいそうなほど。雑味といった嫌な要素も感じることはありません。自分は比較的時間をかけてコーヒーを飲むのですが、ピンクブルボンのときは減りが早かったですね。香りも非常に豊かで、こちらも果実を思わせるような印象です。

 HARUSORA Coffee の3種の豆を中浅煎りで試してきましたが、酸味に対してどのように調整するかというのは非常に勉強になりました。挽目は細かめに、短時間でさっといれることで、酸味に豆の持つ風味をたくさん含ませるような方向性での調整がよさそうと気づけたことが一番の収穫と言えそうです。また、酸味とともに甘みのある味わいを知ったことで、自分の知るコーヒーの風味に幅ができたように感じます。逆に、こういった酸味、甘みの比較的強いコーヒーには、どういったものと一緒に食べるのがよいのだろうかといった新たな疑問も湧いてきました。このあたりについては、今後別の豆で検討することとしましょう。

 しばらく浅煎りの豆が続いたので、今度は深煎りの豆を試してみたくなりますね。

HARUSORA Coffee オンラインショップ

ハンドドリップ関連動画

使用している道具

「HARUSORA Coffee スウィートベリー」でコーヒーを淹れたよ

 最近は100gだとすぐになくなるなと感じています。前回と同じく、HARUSORA で購入したコーヒー豆を使用しました。その名も「スイートベリー」、名前からしてもすでに甘い香りがしてきそう。この豆も中浅煎り(ミディアムロースト)でお願いしました。

 まず初めて淹れてみた感想ですが、前回のデンカラムナチュラル同様、中浅煎りということもあり酸味の強さがやはり強い印象を残しますね。そして時間経過とともにその酸味は強くなり、なかなか飲みづらいものになります。酸味の強いコーヒー豆というのは、やはりいつも通りに淹れようとすると、なかなかおいしくできないものだなと考えさせられます。

 また、コーヒー豆の硬さなんですが、浅煎りのほうが硬いとデンカラムナチュラルを入れる際に知っていたわけですが、このスウィートベリーの豆は思っていたよりも固くはなかったですね。ゴリゴリと軽快にハンドミルのハンドルが回ってました。

 Youtube などに上がっているドリップに関する動画を見ながら、いろいろと試行錯誤して、自分の中で良さそうだと思ったレシピは以下の通り。

  • odajun が思う「HARUSORA Coffee スウィートベリー」を美味しく淹れるレシピ
    • 豆の量:20g
    • 豆の引き方:細か目
    • お湯の温度:92度程度
    • 抽出器具: 金属製のドリッパー
    • ドリップするとき
      • 蒸らし
        • お湯を入れ始めるときから秒数を数え始めて50秒程度、お湯の量は50g
        • さっとお湯を入れる
      • 2回目
        • お湯の量は70g(計120g)で30秒(計1分20秒)ほどで入れる
        • さっとお湯を入れる
        • お湯を入れ終わったら軽くドリッパーを揺すって、ドリッパー内のコーヒーの粉とお湯を混ぜる
      • 3回目
        • お湯の量は160g(計280g)で50秒(計2分10秒)ほどで入れる
        • さっとお湯を入れる
        • お湯を入れ終わったら軽くドリッパーを揺すって、ドリッパー内のコーヒーの粉とお湯を混ぜる
      • 50秒(計3分)ほど抽出を待つ
        • ドリッパーのお湯を落とし切る

 時間をかけてじっくり抽出したりすると酸味が強くなる感覚があったので、酸味以外の部分をできるだけ引き出すようなレシピになっていると思います。100gで試せる範囲なので、まだまだ改良の余地はありそう。

 まずドリッパーなんですが、紙のフィルターを使用したときと比べると、どうしても酸味以外の成分が引き出しきれず、酸味によって隠れてしまうような印象を持ちました。そのため、金属製のドリッパーを使用して、少しでも豆本来の甘みといった成分を抽出しようとしています。同時に、金属製のドリッパーのほうが早くお湯が落ちるため、早めに落としきりたい場合は紙よりも向いていると考えました。全体的にさっとお湯を入れ、3分以内に抽出が終わるようなレシピにすることで、酸味を含んだコクを引き出すよりも、よりクリアな味わいになるようにし、酸味が気持ちの良い程度に収まるようにしています。さっとお湯を入れると同時に、何度かドリッパーを揺すって撹拌ドリップをさせているのは、少しでもコーヒーの成分がお湯に溶け出るように促すためです。後半に抽出されるものはさほど雑味があるようには感じなかったので、最後までドリップしてお湯を落とし切るようにしています。

 こうして淹れたコーヒーは、酸味とともにほんのりと甘みを感じられ、紅茶のようなスッキリとした味わいになりました。コーヒーではあるのですが、ぐいっと一気に飲み干してしまいそうな、そんな飲みやすさがあります。チョコのような甘みとは違い、茶葉を彷彿とさせるような、上品な甘みを感じられると思います。お昼時にリラックスしたい時に飲むコーヒーとして向いていそうです。

HARUSORA Coffee オンラインショップ

ハンドドリップ関連動画

使用している道具

「HARUSORA Coffee デンカラム ナチュラル」でコーヒーを淹れたよ

 コーヒーに関する動画投稿を始めてしばらくして、Twitter から思いもよらないご連絡を頂いた。

コーヒー豆を注文ごとに焙煎、販売しているものです。
興味がありましたらご連絡ください。

 フィッシング詐欺などを疑ったのだが、メッセージの送り主のアカウントとツイート内容をみる限り、特に怪しいアカウントには見えなかった。コーヒー豆の購入については、近くに専門店もなく、ネットからが購入が主となっている。それでも amazon のような総合的に取り扱っている販売元経由でしか手に入れていなかったため、他の経路による豆の購入、とくに個人で行っているような店舗からの購入ということに興味もあった。見知らぬアカウントという点で抵抗も多少はあったが、勇気を出して返信してみた。

 何度かやり取りをさせていただき、取り扱っている豆の一覧を見させていただいて、時期的なおすすめなども聞かせてもらい以下の3種をいずれもミディアムロースト(中浅煎り)で購入。

  • スウィートべりー
  • ピンクブルボン
  • デンカラムナチュラル

 他の豆の購入などと重なった影響もあり、購入から少し日はあいてしまったが、冷蔵庫で保管していたこれらの豆からまずはデンカラムナチュラルを取り出し淹れてみる。ミディアムローストということもあってか、豆の色は薄い茶色となっている。豆を挽くときに少し驚いたのは、ハンドミルのハンドルが重く感じたこと。他の豆と比べて硬いのか、ハンドミルがときおりなにかに引っかかって止まるような感触から、突然ガチンと金属同士がぶつかるような音を立ててハンドルの重みがなくなる、といったことを繰り返していた。ハンドミルの消耗が心配になった。後で知ったことだが、浅煎りの豆は深煎の豆に比べ、焙煎時に蒸発する水分が残っている影響で硬いということを知った。水分が抜けるときにできる隙間によって、深煎のほうが比較的脆いのだとか。「生焼け」というケースもあるらしいのですが、それは今回はないでしょう。さすがにこれを疑うのはコーヒー豆を売っていただいた販売店に失礼でしょうし。

 粉にしたときのフレーバーは、なんとなくバナナのような風味というのをイメージしました。ナッツのような風味に近いとも思うのですが、何故か自分の中ではバナナがしっくりきたんですよね。他のコーヒー豆ではあまり感じたことのない香りだったので、面白い香りだと感じました。そして初めて飲んだデンカラムナチュラルは、とても酸味が強く、コーヒーと思って受け取った自身の舌は少し驚いたような感触になっていました。梅干しをイメージしたかのような唾液の分泌が起こり、コーヒーでこんなに唾液が出るものなのかと驚きと面白さが半々といった感情が湧いていました。コーヒーをよく飲む人に提供して、この酸味で驚くリアクションを見てみたいなと考えたりしたものです。

 そのあとこの酸味をいい塩梅にしつつ美味しく淹れるにはどうしたものかなと考えつつ、できる範囲でいろいろ淹れ方を変えて数回ハンドドリップを繰り返します。金属のドリッパーで試すと、さらに酸味が強くなり、コーヒーというより梅昆布茶に近いのではないかと思いましたね。比較的短時間でドリップされることも影響しているのでしょう。また、ハンドミルで粉にしたときの粒度なんですが、いつもと設定を変えていない状態ではあるものの、いつもに比べて荒く挽かれているように見えました。もしかしたらコーヒー豆が硬いことで、細かくしづらい状況が生まれているのかもしれません。そのため、普段のハンドミルの設定をさらに細かい粉となるように調整。いろいろ試す中で、自分にとって良さそうだと感じたときのレシピが以下になります。

  • odajun が思う「HARUSORA Coffee デンカラムナチュラル」を美味しく淹れるレシピ
    • 豆の量:20g
    • 豆の引き方:気持ち極めて細か目
    • お湯の温度:90度程度
    • 抽出器具: Kalita の陶器製のもので、1~2人用のもの、おいしい珈琲屋のコーヒーフィルター
    • ドリップするとき
      • 蒸らし
        • お湯を入れ始めるときから秒数を数え始めて1分程度、お湯の量は60g
        • ゆっくりとお湯を入れる
      • 2回目
        • お湯の量は60g(計120g)で30秒(計1分30秒)ほどで入れる
        • ゆっくりとお湯を入れる
      • 3回目
        • お湯の量は160g(計180g)で1分(計2分30秒)ほどで入れる
        • 2回めよりも早くお湯を入れる
        • お湯を入れ終わったら軽くドリッパーを揺すって、ドリッパー内のコーヒーの粉とお湯を混ぜる
      • 40秒(計3分10秒)ほど抽出を待つ
        • ドリッパーにお湯が残った状態でドリッパーを外す

 ドリップのしかたについて他の方の動画などを参考に、最初はゆっくりと淹れるようにしてみました。もともと酸味は強いので、それ以外の成分も引き出せたらなという考えからこのような淹れ方になっています。時間をかけずにさっとお湯を入れるような場合、コーヒーの成分の抽出度合いが低めになるようで、スッキリとした味わいになる反面、コーヒー豆の特徴が少し薄まる可能性があるらしいのです。最初にゆっくりと淹れることに伴い、全体の抽出時間も3分を超えるような形になっています。個人的にいい塩梅の調整ができ、王道のコーヒーとは違った、変わり種としての楽しみができる豆だなと感じています。とても良い風味、そして美味しいコーヒー豆です。

 酸味に対してどのように調整するかといった考え方は初めてだったので、いろいろと勉強になったなと感じたコーヒー豆でした。他の2種もミディアムローストなので、どのような風味、酸味が味わえるのか楽しみです。Twitter でお声掛けくださったお店の方には、感謝しかないですね。いずれ動画でも紹介したいと思います。ちょっといろいろ立て込んで、動画編集に時間をあてられていないですが、まずはブログとして情報を残しておき、ここに残した情報を元に動画化していく予定です。

HARUSORA Coffee オンラインショップ

ハンドドリップ関連動画

使用している道具

「YANAKA Coffee ブラジル産 モンテショコラード」でコーヒーを淹れたよ

 

 友人からプレゼントとしていただきました。店舗でその日に焙煎したものとのことで、数日置くだけで飲み頃となるもの。200gと量も十分あり、いろいろなドリップのしかたが試せそうです。本当にありがとう。

 頂いた数日後、さっそく開封してコーヒーを淹れてみた。いつも通り20gを量ってみると、重さはたしかに20gなんだけど見た目がとても多く見える。ハンドミルのホッパーに豆を入れてみると、いつもよりホッパーが満パンで、2回に分けていつも挽いているのだが、2回で挽ききれないのではないかと感じるほどだった。さらに、ハンドミルで粉にしていくときの手応えが軽い印象がある。密度の低さというのが影響しているものと思われる。ハンドミルで粉にしてからの香りは、ビターチョコといった風味が一番表現としては近いかもしれない。甘みのあるような香りが少しあり、そしてしっかりとしたコーヒーの香り。ブラジル産ということもあり、オーソドックスな風味を期待し初めて要らた1杯は、非常に濃かった。

 マンデリンを彷彿とさせるようなするどい苦味。後味も苦味で支配されている。これはたぶんこの豆の風味ではなく、水の量に対するコーヒー豆の量が多かったのだとすぐ理解した。おそらくだが、コーヒー豆自体の密度が小さく、重さに対してかさが増したコーヒー豆を挽いたことで、水とコーヒー豆の接する面積が多くなり、過抽出を招いたものと思われる。初めて飲んだ味の濃さも驚いたが、単純に20gというのを基準にするだけではダメなのだと気付かされたという印象が強い。マグカップに入る量がある程度一定なので、水の量は大きく変更しづらい。減らすことはできるが「マグカップ1杯でおいしい珈琲を飲む」というのがひとつのハンドドリップへのモチベーションなので、水の量は変えたくない。そうなると1度に挽く豆の量を減らす必要がある。次のドリップからはコーヒー豆の分量の調整をしながら淹れることにし、15グラムから徐々に増やして、17~18gが適量だろうという結論になった。送られたコーヒーが100gだったらたぶん試行錯誤が足らず、納得のいくレシピはできなかったと思われる。個人的なレシピは以下の通り。

  • odajun が思う「YANAKA coffee ブラジル産 モンテショコラード」を美味しく淹れるレシピ
    • 豆の量:17~18g
    • 豆の引き方:細か目
    • お湯の温度:85 ~ 90度程度
    • 抽出器具: Kalita の陶器製のもので、1~2人用のもの、おいしい珈琲屋のコーヒーフィルター
    • ドリップするとき
      • 蒸らし
        • お湯を入れ始めるときから秒数を数え始めて50秒程度、お湯の量は60g
        • 気持ち勢いよくお湯を入れる
      • 2回目
        • お湯の量は60g(計120g)で30秒(計1分20秒)ほどで入れる
        • 気持ち勢いよくお湯を入れる
      • 3回目
        • お湯の量は170g(計290g)で1分(計2分20秒)ほどで入れる
        • ゆっくりとお湯を入れる
        • お湯を入れ終わったら軽くドリッパーを揺すって、ドリッパー内のコーヒーの粉とお湯を混ぜる
      • 30秒(計2分50秒)ほど抽出を待つ
        • ドリッパーにお湯が残った状態でドリッパーを外す

 上記のレシピで淹れたコーヒーは、香りもよく非常に爽やかで、ドリップにしかたが比較的短時間問こともあってか、非常にスッキリとした口当たりとなりました。コーヒー豆自体の旨みとでもいいましょうか、苦味の中に美味しさというものを感じられるような気がします。酸味はなく、コクのある苦味が非常に好印象なコーヒー豆です。特別な特徴を持つというよりは、王道の味といった感じ。カフェイン飲料としてコーヒーを飲むような人に一度試してもらえば、コーヒーがより好きになる1つのきっかけになるかもしれません。

ハンドドリップ関連動画

使用している道具

『【しおばな祭映像作品発表会】小春六花とコーヒーブレイク【南蛮屋 ブラジル アナエロビック・ナチュラル】』を投稿したよ

 なんとか4月6日中の投稿に間に合いホッとしています。南蛮屋で購入した「ブラジル アナエロビック・ナチュラル」を使ってコーヒーを淹れたときの録画をもとに、動画を作りました。今回は「しおばな祭」「しおばな祭映像作品発表会」に合わせて、文化祭要素を取り入れた動画になっています。これまでの動画は、六花ちゃんがキッチンでコーヒーを淹れながら、コーヒーの話題を中心にいろいろ話すというスタイルでしたが、文化祭という要素を取り入れる都合上、外で喋る相手を用意する必要がありました。この「相手」というのを明確にキャラクター設定みたいなものを用意しているわけではなく、見ている人にとって都合のいいキャラクターを描いてもらえればと思っています。

 これまでの六花ちゃんによる独り語りでしたが、対話の形にすることで、投げられかけた話題に答えるというのを繰り返すという流れができています。時間に対してセリフ量が多いのが今回の動画の1つの特徴で、ほぼ隙間なく六花ちゃんが喋ってはいますが、相手の問いかけの復唱など、ひとり語りのときのような一方的な情報提供という性質を和らげることができているのかなと感じております。セリフを書き出す際、あまり手が止まらなかったなという印象もあり、自分にとってはやりやすい形式だったのかなと、動画投稿のあと改めて思うところであります。

 対話形式にしたことで思いつくセリフが多く、時間いっぱいいっぱいに詰め込むこととなり、結果として広告者様紹介やコメント返しができていないということに、動画作成の終盤で気づきました。完全に抜け落ちていましたね。これについては次回の動画でまとめてご紹介したいと思います。

 いつもと異なる形式となったことで、動画の終わらせ方について悩んだりしました。これまでの動画では「できたコーヒーを六花ちゃんが呼びかけながらキッチンを立ち去る」という決まった終わりの形を用意していたのですが、いつもと場所が異なるのでこれが使えないわけです。動画投稿を済ませた今でも、もっといい終わらせ方があったのではないかと思い返すことがあります。動画作成のコミュニティでちょっと相談してみましょうかね。

 投稿直後いくつかコメントを書いてくださっている方がいて、本当にありがたい限りです。その中にいくつか、六花ちゃんと話し相手との関係性が気になるといった内容が見受けられ、こういったコメントは予想外だったなと驚きやら感心するやらといった感情が湧いております。台詞を書いている私本人でも、正直読み取れない関係性というのが回答になりますかね。動画を作るにあたって、明確な関係性というのを設定していない、むしろ「設定しないことを設定した」というのが正しいかもしれません。いつの間にかこういう関係性が出来上がっており、その要素の1つとしてコーヒーがあり、動画という形でたまたま表に出ているというイメージです。六花ちゃんとお相手がお互いにお互いをどのようにみていて、そして今後どうなるか、暖かく見守りつつ、いろいろと想像してもらえればと思います。

 そういえば、しおばな祭のロゴデータを使用させていただいておりますが、動画投稿前日まで、ロゴデータについては情報がない状態でした。しおばな祭の連動した企画に合わせたものだったので、ロゴを何処かで入れられないかなと思い、実は運営の方に私から問い合わせをしてみたところ、即座にご快諾いただき、1日後にはロゴデータがニコニコ静画で公開されておりました。突発的な問い合わせに対して、迅速な対応をしてくださった運営の方には、頭が下がる思いです。本当にありがとうございます。

 コーヒーを飲むペースに対して、動画投稿のペースがだいぶおそいので、実は録画だけ済んでいるというものがあったりします。録画した状況を忘れないうちに動画にしたいと思いつつも、ゲレンデ動画とか他の事を詰め込んでしまって、自分で自分の首を絞めています。まぁ投稿者は自分の首を絞めがちですよね。コーヒーの力をかりながら、動画編集に邁進していければと思います。

「南蛮屋 季節限定ブランド 春らんまん」でコーヒーを淹れたよ

 東京、神奈川、愛知に直売店を構える『南蛮屋』というコーヒーショップでコーヒー豆を買ってみました。これまで、ネットでしか買っていなかったのですが、南蛮屋がある地域に用事ができたので、ついでに寄ってみました。ちなみに、コーヒーショップに入ったのは初めてで、ハンドドリップ関連の道具やコーヒー豆をもの珍しく眺めるだけでも面白かったです。また、南蛮屋ではお茶菓子もいろいろと用意されており、めちゃくちゃ気になると同時にお腹が減ってしまい、財布の紐が緩みそうになるのを必死でこらえていました。

 コーヒー豆が色々と並べられている前でどれを買って帰ろうかと悩んでいると、店員さんに声をかけられたので「この時期特有の豆とかってありますか?」という漠然とした質問をしてみた。というのも「ソフトウェアトーク×料理動画」というのがあり、この動画のレギュレーションに「春の食材を使ったレシピであること」というのがある。ざっくりとコーヒー豆に関する旬というのを調べてみたが、まぁ栽培時期とかによっては旬と言える地域のコーヒー豆はあるものの、店員さんからはっきりとし「これだ!」というのを出していただくことは出来なかった。自分が調べた限りでは、マンデリンなんかが栽培時期として旬とも言えなくもないと思ってはいるが、どうなんでしょうかね。そんなやり取りの中で、季節限定ブランドの「春らんまん」というのを紹介してもらった。

 自分がコーヒーを好きになった理由の1つに、フレーバーコーヒーと呼ばれるような、香り高い印象のあるコーヒーと出会ったこと、というのがあります。なので、自分のお気に入りのコーヒーというのは、おそらく香りが印象的なものになるだろうなと思いながら、ハンドドリップコーヒーを日々しつつコーヒー豆を試しています。南蛮屋のホームページで紹介されていますが、焙煎度合いは中煎り、苦味よりも酸味が強く、そしてフルーティーな香りを主とした配合となっている。使用されているブランドは以下の4種。自分は名前を聞くだけではまだどういった豆かはわからないが、今後こういう配合をみて「なるほどな!」と言えるぐらい知識を持てたらなと思う。

・エチオピアン モカ
・雲上のグァテマラ
・コロンビア ウィラ ブリサス
・ニカラグア ロス・ピノス

 さて、実際にコーヒーを淹れていくわけだが、豆をハンドミルで挽いて引き出しから粉になったコーヒー豆を取り出したとき、ふわっと華やかな香りが広がった。マンデリンのような重厚感のある香りとは異なり、フルーツのような花の香のような、そんな芳醇さを感じさせるような香り。思っていた以上の香りに驚愕しながら、ドリップをしていきます。いくらか試した中で自分がいいなと思ったレシピは以下のとおりです。

  • odajun が思う「南蛮屋 季節限定ブランド 春らんまん」を美味しく淹れるレシピ
    • 豆の量:20g(できれば20.5g~21g)
    • 豆の引き方:細か目
    • お湯の温度:80度程度
    • 抽出器具: Kalita の陶器製のもので、1~2人用のもの、おいしい珈琲屋のコーヒーフィルター
    • ドリップするとき
      • 蒸らし
        • お湯を入れ始めるときから秒数を数え始めて50秒程度、お湯の量は60g
        • 気持ち勢いよくお湯を入れる
      • 2回目
        • お湯の量は60g(計120g)で30秒(計1分20秒)ほどで入れる
        • 気持ち勢いよくお湯を入れる
      • 3回目
        • お湯の量は170g(計290g)で1分(計2分20秒)ほどで入れる
        • ゆっくりとお湯を入れる
        • お湯を入れ終わったら軽くドリッパーを揺すって、ドリッパー内のコーヒーの粉とお湯を混ぜる
      • 50秒(計3分20秒)ほど抽出を待つ
        • ドリッパーに残らない状態まで落とし切る

 

 淹れ方で気にしたところとしましては、お湯の温度と、最後のドリッパーを揺するあたり。もともと苦味よりも酸味が特徴的な豆なので、90度前後のお湯では良い酸味が薄れ、苦味が強くなるように感じました。そこで、酸味を消さないようにお湯の温度を80度あたりにしています。また、ドリッパーにお湯が残っている段階で、ドリッパーを取り外して、ドリップの後半で雑味が落ちないようにするといった手順をこれまでとっていました。「春らんまん」でも最初は同様にやってみたんですが、ドリップ後半に抽出されたものを飲んでみたところ、雑味を感じませんでした。なので、抽出し切るような形にしています。加えて、最後までドリップするということなので「世界一美味しいいコーヒーの淹れ方」の中で紹介されていた、最後にドリッパーを揺する形で、コーヒーの粉とお湯を十分に接触させ抽出させるというのを試しました。結果として、とても風味豊か、そして香り豊かなコーヒーを淹れる事ができたように思います。柑橘系と甘味が混ざったのような、甘くスッキリとした香りは、名前の通り、春を想起させる雰囲気を作り出すことができるコーヒーだと思います。期間限定というのが悔やまれますね。

 酸味のおいしいコーヒーというのは、インスタントやドリップコーヒーでは、なかなか味わうことが出来ない印象があるので、ハンドドリップを楽しむひとつの魅力と思います。他にも香りが特徴的なコーヒー豆を見つけていきたいものです。

ハンドドリップ関連動画

使用している道具

『小春六花とコーヒーブレイク【ヤマフクコーヒー・ブラジル・サントス(中深煎り)】』を投稿したよ

 雪山動画とか作っていたこともあり、前回のハンドドリップの動画投稿から少し間があいてしまいましたが、6本目のハンドドリップ動画を投稿しました。今回は前回とショップは同じで、ブラジル・サントスの中深煎りの豆を使用しています。コーヒーを淹れた時の様子やレシピについては、以前のブログを参考にしていただくとして、ここでは、動画作をしていたときの話とかをしていこうと思います。

 まずは糖分魔王様のイラストですね。動画中でも説明している通り、別のシリーズの動画で繋がりがありまして、素敵なイラストを描いてくださったのがとても嬉しく、その感謝の意味も込めて、Skeb依頼をさせていただきました。そして納品されたのがこちらです。

 めっちゃかわいい!糖分魔王様のイラストは、どれも透明感があり、本当に素敵なイラストばかりなんですよね。素晴らしいイラストなので、今後も動画のシーンチェンジなどの場面で使用させていただきたいと思います。糖分魔王様、本当にありがとうございます。今後も何度か依頼させていただきたいと思いますので、そのときはまた、よろしくお願いいたします。

 今回の動画作成ではまず、立ち絵として使用させていただいている、しりんだーふれいるさんの画像ファイルのアップデート作業から入りました。雪山の動画ですでに使用しているものではあるんですが、既存のテンプレートの修正が必要だったので、ちょっと時間がかかっちゃったんですよね。細かいアニメーション設定とか、移行出来ていないものはたぶんないはず。これまでの立ち絵では、六花ちゃんの両腕が決まったポーズのものから選ぶといったものでしたが、片腕ずつ独立して変更可能になったことで、多様なポージングができるようになっています。雪山の動画で多用しましたね。今後もいろいろなポージングや表情が追加されるといいなぁ。

 セリフをまず打ち込んだあとに思ったことなんですが、事前にこんなことを話そうかなぁと考えていたことの、半分も話せていない。というのも、1つの話が意外と長くなってしまい、気づいたらコーヒーで来てたわ、って感じです。またコーヒー豆の産地のこととか話してないのよね。まぁブラジルなら今後も話す機会はありそうやけども。他にも、しおばな祭に向けてハンドドリップの動画を作る予定であるとか、雪山動画も見てくれてありがとう的な話とか。他にもあった気がするけどちょっと忘れた。動画を作るとき、何を喋らせればいいかわからん!ということもあるが、ハンドドリップの動画ではまだそういった状態には陥ってないかな。いい傾向ではあると思う。ボイロトゥーンの動画とかだと、場面が目まぐるしく変わる中で話を挟んでいく必要があって、話題選びがけっこう難しい印象がある。それに対してハンドドリップの動画では、わりとのんびり、細かく話すことができるので、話題の制限がない感じがする。雪山動画はまだどうなるかわからない。

 次回使おうと思っている豆について、ある程度レシピが固まってきたので、来週中までには出せそう。3連休に突発的な予定がはいらなければ。雪山行きたい気持ちもちょっとあるがどうしようかな。しおばな祭用の動画の内容も考えないとなので、来週移行の動画投稿はいろいろタイミング考えないと。ボイロトゥーン動画も作りたいのよね。時間が足らぬ。。。。

 

「ヤマフクコーヒー ブラジル サントス(中深煎り)」でコーヒーを淹れたよ

 前回と同様に「ヤマフク」の豆を使いました。まとめて2種買っていたので、そのうちの1つになります。コーヒーのことをいろいろと知ってくると、コーヒー豆の産地となる国名だけではなく、その国のどの地域の豆かということまで書いてくれるお店は親切なんだなと知り、買ったあとではありますが、このお店はいいお店なのかもしれないとなんとなく感じています。今後も他の豆を買ってみたりしようかな。

 ブラジルの豆ということで、オーソドックスなコーヒーの風味というのを期待して、封を開けて香りをかいで、期待通りだなと安心してた。オーソドックスなコーヒーだからこそ、道具の変更を試す良い機会となった。これまでのコメントなどで、ペーパードリップにしたらというアドバイスを受けており、自分も気になったので今回試してみた。

 ドリッパーとして購入したのは Kalita の陶器製のもので、1~2人用のものを購入。ペーパーは「おいしい珈琲屋のコーヒーフィルター」を購入。このへんは近くのコーヒーショップにあるものから選んだのだが、どうせならペーパーもKalita のものにそろえればよかったかな。

 今回動画として録画しているのは、すでにこの豆で何回か淹れたあとのものになる。これまで封を開けた時に淹れたものを動画にしているが、どうせなら「自分なりに考えたこの豆を美味しいく飲むレシピ」というのを話せないかなと思ったのだ。また、この豆で色々試したことが話のネタになったりもするので、動画も作りやすそうだとも考えていた。まぁ動画を作るのはこれからなので実際どうなのかはやってからのお楽しみという感じではある。

 使用する豆はブラジルのものということもあり、バランスの取れた味わいなのかなと思い最初淹れてみると、思っていたよりも苦味が強い。中深煎りということもあると思うが、自分の淹れ方が、お湯の温度が高めだったりと、苦味をより引き出すような淹れ方をしているなと気づいた。これまで使用していた金属のドリッパーも試したが、こちらも必要以上に風味を抽出してしまっているような印象を持ったんですよね。ドリップするときの時間、お湯の量も変えつつ自分なりに出したこの豆を美味しく頂くレシピは以下の通り。

  • odajun が思うヤマフクコーヒー ブラジル サントス(中深煎り)を美味しく淹れるレシピ
    • 豆の量:20g(できれば20.5g~21g)
    • 豆の引き方:細か目
    • お湯の温度:85~90度
    • 抽出器具: Kalita の陶器製のもので、1~2人用のもの、おいしい珈琲屋のコーヒーフィルター
    • ドリップするとき
      • 蒸らし
        • お湯を入れ始めるときから秒数を数え始めて50秒程度、お湯の量は60g
        • 気持ち勢いよくお湯を入れる
      • 2回目
        • お湯の量は60g(計120g)で30秒(計1分20秒)ほどで入れる
        • 気持ち勢いよくお湯を入れる
      • 3回目
        • お湯の量は170g(計290g)で1分(計2分20秒)ほどで入れる
        • ゆっくりとお湯を入れる
      • 30秒(計2分50秒)ほど抽出を待つ

上記に書いた内容を完璧にこなしたわけではないが、意識して淹れたコーヒーは冷めても美味しいと感じられるものだった。独自の風味があるとか、個性を感じるようなものではないが、必要以上に苦味が強いわけでもなく、クリアという表現が良いかもしれない。癖があるようなものでもないので、多くの人が飲みやすいものなのかなと思う。

5種類目の豆であるが、ここに来てようやく、試行錯誤する方法といったものが少しわかってきたような気がする。ドリッパーの器具もそうだが、試すための手段が揃ってきたので、環境が改めて整ったと感じる。これまでの豆もいいものではあると思うのだが、いまいち良さをきちんと知ることが出来ないまま他の豆に映ったと感じているので、もう少ししたら改めて試してみたいと思う。

ハンドドリップ関連動画

使用している道具